知っておきたい【4月】を表す言葉12選!旧暦は卯月!季語・季節の挨拶例も

4月を表す言葉には色々な表現があるのをご存じですか?日本語特有の和風月名には、美しい表現がたくさんありますよ!季節の挨拶にも使える言葉もあるので、手紙を書く際などにも役に立ちます。今回はビジネスにも使える4月を表す言葉について、まとめました!

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【旧暦・和風月名編】4月を表す言葉3選

①卯月(うづき)

卯の花

1つ目は卯月(うづき)です。卯月とは4月の和風月名であり、旧暦の4月にあたる季節に卯の花が咲いたことに由来します。旧暦では現在と季節の数え方が若干異なるため、4月は夏に分類されていました。

卯の花とは初夏に咲く白い花のことで、旧暦ではこの花が咲きはじめる季節を卯月、4月と定めていました。覚え方の例としては、十二支の卯年が4番目なので卯月という覚え方があります。卯月以外の旧暦の和風月名は、一覧でも紹介します。

旧暦の和風月名一覧

1月 睦月(むつき) 仲睦まじく家族でお正月を過ごすことから。
2月 如月(きさらぎ) 衣を更に着るという意味の着更着が由来。沢山着込むほど寒い季節だから。
3月 弥生(やよい) 弥はいよいよの意味。いよいよ草木が生える季節の意味。
4月 卯月(うづき) 初夏の花である卯の花が咲く季節。
5月 皐月(さつき) 稲の苗である早苗を植える月。早苗月が由来。
6月 水無月(みなづき) 雨がたくさん降る、水の月が由来。
7月 文月(ふみづき) 七夕がある月で文(詩歌)を詠んだことから。
8月 葉月(はづき) 夏の盛りを過ぎ葉が落ち始める季節に由来。
9月 長月(ながつき) 夜が長くなる月が由来。
10月 神無月(かんなづき) 神々が天界に集まる季節なので地上から髪がいなくなる話に由来。
11月 霜月(しもつき) 寒くなり霜が降り始める季節だから。
12月 師走(しわす) 師が走り回るほど忙しい時期という意味。

②木の葉採り月(このはとりづき)

桑の木

2つ目は木の葉採り月(このはとりづき)です。旧暦における4月の異称で、蚕の食糧である桑の葉を採る月という意味から、このような名前となりました。和風月名は、季節の風物詩にちなんだ名前も多くあります。

蚕とは古くから日本で絹の採取用として育てられてきた虫で、桑の葉を食べて育ちます。ちょうど旧暦の4月がこの桑の葉を採取するシーズンだったので、木の葉採り月と呼ばれていました。木の葉を採る月という覚え方をしましょう。

③花残月(はなのこりづき・はなのこしづき)

葉桜

3つ目は花残月(はなのこりづき・はなのこしづき)です。旧暦の4月はすでに季節が夏になっているため、和風月名では桜も散りお花見シーズンも過ぎたころになっています。

しかし、北日本にはまだ桜の花が残っていることから、残った桜の花が楽しめる月という意味で、このような名前となりました。日本語の美しさが感じられる和風月名ですね。花が残る月という覚え方をしましょう。

【異称・別名編】4月を表す言葉3選

①首夏(しゅか)

寝そべる女性

1つ目は首夏(しゅか)です。陰暦4月の異称で、意味は夏の初め、つまり初夏という意味になります。旧暦では現在と季節にずれがあったので、4月の時点ではすでに初夏でした。

同じ意味を持つ初夏も、同じく4月の別名として使われる場合があります。現在の日本語では5月から6月にかけての季節を初夏と呼びますが、昔は4月を初夏と呼んでいたのです。

②清和(せいわ)

青空

2つ目は清和(せいわ)です。意味は空が清々しく晴れ渡り、空気が澄んでおり、和やかな様子ということです。また、そのような雰囲気が感じられる季節を表す日本語でもあります。

陰暦4月1日の異称でもあり、4月全体を指す言葉でもあります。現在の4月も旧暦の4月も、春から初夏にかけての清々しい季節ですよね。そのような気持ちのいい季節を表す言葉です。


③麦秋(ばくしゅう・むぎあき)

麦

3つ目は麦秋(ばくしゅう・むぎあき)です。4月といえば春ですが、秋という言葉が入った別名も存在します。この時期は麦が実り、ちょうど収穫期を迎えるシーズンになります。

多くの作物は秋が収穫期なので、「麦にとっての秋」という意味になります。覚え方もこのような意味で覚えてくださいね。春を表しますが秋という言葉が入る、日本語の奥深さを感じる別名です。

【季語編】4月を表す言葉3選

①桜(さくら)

桜と電車

1つ目は桜(さくら)です。春の風物詩といえば欠かせないのが桜ですよね。桜は4月の季語として使えるので、ビジネスなど手紙での挨拶にもおすすめできます。4月でも、上旬、中旬、下旬で使い分けるといいでしょう。

例えば桜の花が満開の上旬は「満開の桜」、「桜の見頃」などの挨拶が使えます。中旬になると「桜の花も盛りを過ぎ」などの挨拶になります。下旬はほとんどシーズンを終えているので、「葉桜の季節」などの挨拶に使うのがおすすめです。

②春風(しゅんぷう・はるかぜ)

桜と富士山

2つ目は春風(しゅんぷう・はるかぜ)です。意味はそのまま、春に吹く風という意味で春らしく暖かさがある風が吹く季節、つまり4月を表す日本語です。やはり春の風物詩として、4月の季語として使えますよ!

例としてビジネスなどかしこまった手紙では「春風の候」、親しい間柄の手紙では「春風に心華やぐ季節となりました」などの挨拶に使えます。4月の風物詩として、4月全体に使える季語ですよ!

③花見(はなみ)

桜と鳥

3つ目は花見(はなみ)です。桜のシーズンである4月の風物詩といえば、お花見ですよね。花見は4月の季語として使えるので、手紙に書く際の挨拶としても使える日本語です。

季語を使った挨拶の例としては、「お花見のシーズンがやってきました」や「お花見に格好の季節となりました」などが、カジュアルな手紙の挨拶として使えます。手紙を書く場合、相手が住んでいる地域のお花見シーズンと照らし合わせて挨拶を選んでくださいね。

【時候の挨拶編】4月を表す言葉3選

①春暖の候(しゅんだんのこう)

花と女性

1つ目は春暖の候(しゅんだんのこう)です。4月全般を指す時候の挨拶で、「春の暖かさを感じる季節」という意味になります。4月になればいよいよ春本番で、冷え込む日も少なくなりますよね。

そんな春の暖かさの喜びを伝えられる時候の挨拶です。ビジネス文書にも使えるかしこまった言葉なので、目上の人に送る手紙などの挨拶に使ってみましょう。カジュアルな例文としては、「春暖の候、若葉がまぶしい季節となりましたがいかがお過ごしですか?」が挙げられます。

②春爛漫の候(はるらんまんのこう)

チューリップ畑

2つ目は春爛漫の候(はるらんまんのこう)です。こちらも4月全般に使える言葉で、「春爛漫」とは「春の花が咲き、光に満ちた様子」という、まばゆい4月にぴったりの言葉です。

桜をはじめ春に咲く様々な花が咲き乱れ、天候もよく太陽のまぶしい光が伝わるような言葉です。使い方は、手紙を送る相手が住んでいる地域で花が咲いているかも重要になります。例文として「春爛漫の候、ますますのご健勝のこととお喜び申し上げます」が挙げられます。

③桜花の候(おうかのこう)

桜の花

3つ目は桜花の候(おうかのこう)です。意味は「桜の花が咲く季節」で、4月全般に使うこともありますが、多くの場合桜が咲き始める季節から桜が散るまでの季節に使う言葉です。

桜花という言葉の通り、桜のシーズンに合わせて使うという覚え方をしましょう。春の風物詩を絡めた季語の入った挨拶は、タイミングを外さないように使うのがポイントです。例文は「桜花の候、暖かな春の日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか」です。

なお、4月に使える時候の挨拶は別の記事でも詳しく紹介しています。今回紹介したもの以外にも知りたい方は、こちらの記事も読んでみてくださいね!

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4月を表す言葉を覚えて素敵な手紙を書こう!

4月を表す言葉には、卯月などの和風月名や季節の風物詩など、様々なものがあります。覚え方が難しいものもありますが、知っておくと手紙の内容がよりグレードアップしますよ!日本語ならではの表現で、素敵な手紙を書いてみてくださいね。


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