4月の時候の挨拶73選!季語や上旬・中旬・下旬別の書き出し・結びとは?

学年のはじめとなる4月。手紙や案内等で使用される時候の挨拶を紹介します。季語を活用し、上旬(3月21日~4月4日)・中旬(4月5~19日)・下旬(4月20日~30日)とわけて使用する季語を変えます。どのような書き出しで結びをどうすればいいのか文例を紹介します。

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4月の時候の挨拶に使用する季語は?

4月の季語一覧

チューリップ

2語の季語一覧

入学 弥生 晩春 春暁 春光 長閑 春昼
遅日 春燈 若草 巣立 山桜 桜草 日永

3語の季語

新社員 春の宵 春の鳥 落し角 桃の花

その他4月の季語

チューリップ スイトピ― 入学式から早くも1週間

主に2文字の季語は○○の候のような形とし、書き出しとして主にビジネスや目上の人への挨拶のように少し改まった場面で使われます。逆にお友達への手紙など少しフランクな場面ではお互いの環境も意識し、新学期を迎えましたね。のような文章で書き出す場合が多くみられます。お友達に○○の候、は少し硬いです。

4月は新年度です。赴任先が決まる、変わるなど新しくお世話になる方への挨拶も増える月です。スピーチの場合も手紙やメールの場合も、送る時期が4月上旬・中旬・下旬それぞれいつなのかを意識し、正しい季語を使用して第一印象でリードしましょう。

時候の挨拶での季語の使い方

季節

手紙や挨拶文には見出しに季節を表す言葉を使います。日常でも「暑いですね」「寒くなってきましたね」と話すのと同じです。また結びでは相手の健康を気遣う言葉も入れます。古典で学習する季語と同じようにこの季節にはこの季語ということが決まっています。以下スピーチの例文も紹介しています。合わせてご覧下さい。

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4月上旬の時候の挨拶

4月上旬とは3月末から4月4日頃まで

春

4月上旬とは春分の日(3月21日)から4月4日くらいまでのことを言います。春分の日は昼と夜の長さがまったく同じ時間になる日で、そこから徐々に昼の時間が長くなります。四季では春が始まるということになります。よってこの時期は春が始まったばかりの時期の時候の挨拶という事になります。

4月上旬の書き出しと結びの季語の使い方10選


手紙

実際はまだ寒い日もありますが、書き出しにも結びにも春か花・桜などを入れてあたたかな華やかな印象となる文章を作りましょう。また新学期になります。環境の変化で緊張感があったり、体調を崩している場合もあります。とくにそのような状況下にある方には気遣う言葉を結びにすると好印象となります。

    4月上旬の時候の挨拶(書き出し)

  • 春分(しゅんぶん)の候
  • 春暖(しゅんだん)の候
  • 早春(そうしゅん)の候
  • 春眠(しゅんみん)の候
  • 桜花(おうか)の候

    4月上旬の時候の挨拶(結び)

  • 花の季節となりましたが、まだまだ寒い日が続きます。どうかご自愛ください。
  • 卒業・入学と忙しい季節ですがおからだにご留意ください。
  • 昼夜の寒暖差が激しくなっております。ご家族のみなさまもお風邪などひかれませんように。
  • 新学期は大人も気が引き締まります。益々のご活躍をお祈りしています。
  • 歓迎会や花見などお付き合いも多い季節です。あまり無理をなさいませんように。

4月に限らず手紙の挨拶には書き出しと結びの書き方をきちんと理解して書かなくてはいけません。特に書き出しは迷うものです。時節の候の意味から参考にしてください。

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4月上旬の時候の挨拶文例6選

ビジネスにおける4月上旬の時候の挨拶文例3選

ビジネス

ビジネス文書では、(季語)の候、で始まり、会社か個人の発展・活躍をお慶びする文面で始まると問題はないでしょう。候はみぎりでもかまいません。季語は2語のものを選択し、春が入っているものにすると文章に華やかさが増してきます。

    ビジネスの挨拶文例

  • 例文1:春分の候、貴社におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。(本文)花の季節となりましたがまだまだ寒い日が続きます。どうかご自愛ください。
  • 例文2:早春の候、貴殿におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。(本文)昼夜の寒暖差が激しくなっております。貴社のみなさまもお風邪などひかれませんように。
  • 例文3:仲春のみぎり、貴殿におかれましてはご壮健にてご活躍のほど、お慶び申し上げます。(本文)花冷えの時節柄、なにとぞ健康にはご留意くださいますよう、お祈り申し上げます。

手紙における4月上旬の時候の挨拶文例3選

花見

親しい人へ送る手紙はビジネス文書と異なり、(季語)の候、のような固い書き出しではなく、文章の中に季語を入れた書き出しにします。また相手の様子をお伺いするような言葉も入れると受け手は気持ちよく本文を読む気持ちになれます。

    手紙の文例

  • 例文1:春風がここちよい季節となってまいりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。(本文)卒業・入学と忙しい時期ですがお体にご留意くださいませ。
  • 例文2:ぽかぽか春爛漫、明るい季節となりましたがお元気でしょうか。(本文)新学期は大人も気が引き締まります。益々のご活躍をお祈りしております。
  • 例文3:春風に誘われて、外出する機会も増えています。新学期、みなさまはお忙しく過ごされていますか?(本文)新天地でのご活躍をお祈りいたします。ご無理だけはなさらないように。

4月中旬の時候の挨拶


4月中旬は4月5日~19日ごろまで

あたたかくなった

入学式や入社式が終わり、桜がピークを迎え、新しい生活が始まった時期です。新しい相手に挨拶の手紙を書くことも増えます。最初の印象は大切です。適切な書き出し・結びで好印象を与えましょう。特に結びは個人的な手紙だけでなくビジネスにおいても、相手を気遣う言葉を入れると印象がいいです。

4月中旬の書き出しと結びの季語の使い方8選

あいさつ

まさに暖かい春の季節です。服装も軽くなり過ごしやすい季節ですが、季節の変わり目で体調を崩している人や花粉症に苦しんでいる人もいる季節でもあります。また歓迎会などのお付き合いに疲れている人もいるでしょう。手紙の書き出しや結びは相手の体調などに気配りする内容を入れるといいです。

    4月中旬の時候の挨拶(書き出し)

  • 春粧(しゅんそう)の候
  • 春爛漫(はるらんまん)の候
  • 麗春(れいしゅん)の候
  • 清明(せめい)の候
  • 春和(しゅんわ)の候

    4月中旬の時候の挨拶(結び)

  • 急に寒さが戻ることもございます。お体にお気を付けください。
  • 春暖のみぎり、お元気にますますのご活躍をお祈りしております
  • 麗春の候、皆様のご多幸をお祈りしております。

4月中旬の時候の挨拶文例6選

ビジネスにおける4月中旬の時候の挨拶文例3選

新入社員

4月中旬のビジネス文書では気温差が激しい時期ということを意識し、体調を気遣うような文書で結ぶといいでしょう。書き出しは春真っ盛りという意味の季語が適しています。花や麗しさをイメージできる季語がいいでしょう。

    ビジネスの挨拶文例

  • 例文1:麗春の候、貴社におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。(中略)春暖のみぎり、お元気にますますのご活躍をお祈り申し上げます。
  • 例文2:春和の候、貴殿におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。(中略)急に寒さが戻ることがございます。お体にお気を付けください。
  • 例文3:清和の折、あなたさまにはいよいよご壮健にてご活躍の由、心からお喜び申し上げます。(中略)春光うららかな好季節、○課の皆様のますますのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

手紙における4月中旬の時候の挨拶文例3選

ともだち

手紙の書き出しや結びの注意点として、相手のプライバシーにかかわる内容から始まらない(終わらない)ということです。例文3のように入学式に関わる挨拶は季節と合っていますが、相手のお子さんが元気に登校しているかと問う書き出しでは相手の状況によっては傷をつけたり戸惑いを与えてしまいます。注意が必要です。


    手紙の文例

  • 例文1:桜の花も盛りを過ぎ、風も暖かく感じられる季節となりました。お元気でしょうか。(中略)朝晩気温の変化が激しい日が続いております。体調には十分おきをつけください。
  • 例文2:花冷えのする日が続いておりますが、○○さんにはお元気でご活躍のことと思います。(中略)時節柄、くれぐれもご自愛いただきますように。
  • 例文3:入学式から1週間。娘も毎日元気に登校しております。(中略)お花見に歓迎会とお付き合いの機会も多い時期です。お身体は大切にしてください。

4月下旬の時候の挨拶

4月下旬は4月20日ごろから30日まで

さくらの終わり

4月下旬は一部ゴールデンウイークに入ってくる時期です。服装も半そでになる日も出るくらい暖かい日が出て、春というより夏が近づいてきたと感じるような時期になります。一方で、五月病という言葉があるようにちょっと落ち込んでいるような人もいるかもしれません。そのことを意識した時候の挨拶が必要になります。

4月下旬の書き出しと結びの季語の使い方8選

名刺

この時期の手紙の書き出しは上旬・中旬のような春・花・ピンクのようなイメージから若葉・緑をイメージするようなものに、結びはゴールデンウイークに向けて楽しみになるようなものにするといいでしょう。特に結びはビジネスの文書であっても楽しみが増えるような連休を意識した内容にしてもいいでしょう。

    4月下旬の時候の挨拶(書き出し)

  • 穀雨(こくう)の候
  • 惜春(せきしゅん)の候
  • 晩春(ばんしゅん)の候
  • 若葉(わかば)の候
  • 新緑(しんりょく)の候

    4月下旬の時候の挨拶(結び)

  • 過ぎ行く春を惜しみつつ
  • ゴールデンウィークまであと少しです
  • 桜も散って新緑の季節に

4月下旬時候の挨拶の文例6選

ビジネスにおける4月下旬の時候の挨拶文例3選

握手

下旬の時候の挨拶では春が過ぎ、新緑の季節になったことを意識してください。色で例えるとピンクから緑への変化です。新入社員も少し新しい環境に慣れてきたことをイメージしながら作成すると自然と今後の活躍を期待するような言葉や体調を気遣う言葉が結びに入るようになります。

    ビジネスの挨拶文例

  • 例文1:穀雨の候、貴社におかれましては益々ご発展のこととお慶び申し上げます。(中略)まだ寒い日もございます。社員のみなさまにはお体にお気を付けください。
  • 例文2:新緑の候、貴殿におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。(中略)昼と夜の寒暖差がまだまだ激しい日が続いております。ご自愛くださいませ。
  • 例文3:晩春のみぎり、○○様にはますますご活躍の段、心からお喜び申し上げます。(中略)花々が咲き誇る季節です。一層のご活躍をお祈りいたしております。

手紙における4月下旬の時候の挨拶文例3選

封筒

4月下旬の手紙では時候の挨拶としてゴールデンウィークに触れてもいいと思います。ただし、例えば受験生がいるご家庭や連休とは無縁のお仕事をされている場合などは逆に無神経と取られます。相手の状況がわからない場合は、温暖差など季節に関わるような言葉にとどめておく方がいいでしょう。

    手紙の文例

  • 例文1:桜もいつしか盛りを過ぎましたが、お健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。(中略)ゴールデンウイークまであと少しです。楽しい計画を立ててくださいね。
  • 例文2:若葉燃え立つ今日この頃、お元気でお過ごしでしょうか。(中略)暖かくなったとはいえ、朝晩は冷え込みます。どうかご自愛ください。
  • 例文3:この季節とは思えぬほど汗ばむ気候ですが、皆様お元気でしょうか。(中略)行く春を惜しみつつ、ますますのご活躍を祈っています。

書き出しに困ったら18選

4月時候の挨拶(書き出し)一覧

あくしゅ

場面ごとで使用する時候の挨拶は変わります。主にビジネスや恩師への手紙など目上の人に対して使用するもの、最も一般的な挨拶として使用するもの、古くからのお友達や日ごろよくお付き合いをしている方など親しい人へのお手紙として使用するものに分けて整理します。

    改まった場面での挨拶

  • 桜花の候、折、みぎり(上旬)
  • 陽春の候、折、みぎり(上旬)
  • 春和の候、折、みぎり(中旬)
  • 清和の候、折、みぎり(中旬)
  • 春眠の候、折、みぎり(下旬)
  • 若葉の候、折、みぎり(下旬)

    一般的な挨拶

  • 輝かしい春ですが、(上旬)
  • 春の気配が整いましたが、(上旬)
  • 花吹雪が舞う季節となりましたが、(中旬)
  • うららかな春日和、(中旬)
  • 過ぎ行く春を惜しむ季節ですが、(下旬)
  • 若葉の新緑がまぶしい季節です(下旬)

    親しい人への挨拶

  • 花の宴もたけなわですが、(上旬)
  • 入学シーズンとなりましたが、(上旬)
  • 花の盛りもすぎ、(中旬)
  • 春陽まぶしい日々が続きますが(中旬)
  • そろそろゴールデンウィークの準備ですね(下旬)
  • 早くも4月が終わろうかとしています。(下旬)

結びに困ったら12選

筆記具

結びは季語を入れながら健康や発展をお祈りを入れてください。一般的な挨拶の場合は、本文の内容に合わせて改まった場面での挨拶が適当か親しい人への挨拶が適当かを考えて、言葉の選択をしてください。あまり固い場面でない限り、少し日常会話のような内容の方が受け取りは読みやすくなります。

    改まった場面での挨拶

  • 桜花爛漫の候 みなさまのご多幸を心よりお祈り致します。(上旬)
  • 春暖のみぎり、お身体にはご留意ください。(上旬)
  • 春爛漫の折、どうぞお健やかにお過ごしください。(中旬)
  • 新年度を迎え、諸事ご多用のことと存じますが、ご返事賜りたくお待ちいたしております。(中旬)
  • 若草萌る好季節、皆様のますますのご健勝を心よりお祈り申し上げます。(下旬)
  • 天候不順の時節柄、ご自愛専一にてご精励くださいますようお願い申し上げます。(下旬)

    親しい人への挨拶

  • 新任地での生活が、実り多きものとなりますよう願っています。(上旬)
  • うららかな好季節、心穏やかにお過ごしください。(上旬)
  • 新たな環境で何かと大変でしょうが、無理せずお体大切に。(中旬)
  • 花便りも伝わる今日この頃、是非ご家族でお越しください。(中旬)
  • 連休もすぐそこです。楽しい計画をお立てください。(下旬)
  • 連休まであとわずか。気を引き締めて頑張りましょう。(下旬)

書き出しと結びを工夫して楽しい手紙に!

4月は環境の変化により、挨拶の手紙を書く機会も多い時期です。華やかな言葉の入った手紙は自然に暖かさが伝わり、書き手の印象も暖かいものになります。上旬と下旬ではかなり気候も変わる月ですので、時候の挨拶に使用する季語は十分注意をして好印象となるような手紙を書きましょう。


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