ヤフオクで出品者情報はどこまで公開される？開示したくない場合の設定方法を解説！

ヤフオクで開示される出品者情報は？

①出品者情報を開示されてしまう

ネットでの商品や情報の売買が当たり前になってきています。ヤフーオークションも大変人気なので、「私も出品してみたいな」と考えておられる方は多いでしょう。ですが、商品を出品してしまうと、そのままでは住所や名前などの自分の出品者情報は、落札した購入者に公開されてしまいます。

またあなたから商品を買う落札者も、住所や名前を出品者に公開します。基本的にこういった情報をお互いに見える状態でないと、商品の発送ができないからです。

②「取引ナビ」で出品者情報が開示される

ヤフーオークションでは、商品を買いたい人(落札者)が、欲しい商品を落札した後、画面は「取引ナビ」という取引画面が表示されます。この取引ナビで、出品者は自分の出品者情報を落札者に公開(情報開示)をすることになるのです。

その際、「取引ナビ」で落札者も同じように自分の個人情報を出品者に開示することになります。つまりヤフオクでは、出品する人も落札する人も、取引ナビでお互いに個人情報を見ることになるのです。

③開示される出品者情報は住所・名前・電話番号

ヤフオクでは出品者自身が開示する自分個人の情報を操作、設定しますが、この出品者情報は自動ではなく手動で設定します。落札者に対して公開される出品者の情報は、設定された出品者の名前、住所、電話番号になります。ヤフオクでの商品の流れについては、関連記事の「ヤフオクの買い方の流れは？」をぜひご覧ください！

ヤフオクの買い方の流れは？初心者向けに徹底解説

ヤフオクで個人情報の開示は出品者だけ？情報が表示されるのはいつまで？

①落札者も個人情報を開示することになる

オンラインで競り落としが楽しめる便利なヤフオクですが、商品が落札された際に取引ナビで氏名、住所及び電話番号等の情報が表示されるのは、出品者情報だけではありません。落札された商品を配送してもらうには、当然ですが商品を購入する落札者の個人情報も開示されます

ヤフオクの取引ナビでは、出品者に対してのみ購入する側の氏名、住所及び電話番号が公開されます。インターネットでいろいろな物や情報を買うことができる時代ですが、取引や商品の発想のためには、個人情報を公開したくない方ではあっても、出品者だけではなく購入する側の情報も相手にみられることになるのです。

②個人情報の開示は取引完了から120日間

ヤフオクでの出品者及び落札者の個人情報の開示は、取引が完了した日付から120日の期間です。取引完了から120日後には「取引ナビ」が削除されるからです。つまりヤフオクを使った商品の取引では、出品した人も落札した人もお互いの情報を、落札後120日間閲覧することができるということです。

ヤフオクに限らずインターネットによる売買では、顔も知らずどこの誰かもわからない相手に対して自分の名前や住所を120日間見えるような状態にしているというのは、突き詰めて考えれば不安この上ない状態です。しかし、基本的な出品の方法ではこのようになってしまうのです。

自分の個人情報を開示したくない場合の設定方法は？

①「出品者情報開示前チェック」をオンにして自動開示を防ぐ

ヤフオクで商品が落札され、落札者が取引ナビで自分の氏名、住所及び電話番号の情報を入力すると、出品者情報が自動的に落札者へ公開されます。商品を購入する落札者に自分の情報を自動的に公開したくないならば、取引オプションの「出品者情報開示前チェック」をオンに設定しましょう。

もちろん最終的には、取引ナビで取引完了時に自分の自分の氏名、住所及び電話番号の情報は落札者に開示されてしまいますが、自分の知らない間に自動で自分の情報を公開してしまうことは避けることができます。落札者が情報入力後、出品者が「情報開示する」というボタンを押さないかぎり、情報は開示されないからです。

少なくとも自動的に個人情報を見られたくない出品者には。このやり方がおすすめです。ヤフオクの発送方法についてもっとよく知りたいという方は、関連記事の「ヤフオク出品で使える発送方法は？商品別おすすめ方法や変更も解説」をぜひご覧ください！

ヤフオク出品で使える発送方法は？商品別おすすめ方法や変更も解説

②ヤフオクの「匿名配送」を利用する

ヤフオクで出品はしたいけど、自分の名前は一切公開したくないという方には、「匿名配送」を利用することが可能です。ヤフオクで匿名配送が可能なのは、ヤフネコ!パック、ゆうパケット（おてがる版）及びゆうパック（おてがる版）を使った配送方法です。

これらの配送方法で匿名配送を利用すれば、それ以降の取引では、出品者も落札者も名前などの個人情報は一切表示されずに取引を完了することが出来るのです。ヤフオクの落札後のキャンセルについては、関連記事の「ヤフオクで入札・落札後のキャンセルは可能？手数料や評価など紹介」をぜひご覧ください！

ヤフオクで入札・落札後のキャンセルは可能？手数料や評価など紹介

個人情報が表示されない！ヤフオクの匿名配送の利点とは？

①匿名配送を使えば個人情報は隠すことができる

ヤフネコ!パック、ゆうパケット（おてがる版）及びゆうパック（おてがる版）で匿名配送のシステムを設定すると、ヤフオクが落札のあとに落札者情報も出品者情報も、それらの情報のデータを集約した二次元コードを発行し、その二次元コードを利用して出品者が商品の発送作業を行うというものです。

この時には出品者も商品配送時に落札者についての個人情報はまったく知ることが出来ず、同時に商品を受け取る落札者に対も出品者情報が一切隠された状態で、商品が配達されるようになっているのです。メルカリとヤフオクの違いについて知りたい方は、関連記事の「メルカリとヤフオクの違いとは？」をぜひご覧ください！

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②匿名配送扱いの商品は購入者情報も開示されない！

ヤフオクでの取引で個人情報を開示したくないのは、落札者も同じです。匿名配送と設定されているの取引の場合は、取引ナビで落札者側の個人情報も一切表示されません。

なので出品するつもりはなくてもヤフオクで商品を購入したいのだけれど、自分の個人情報を一切公開したくないという方には、匿名配送扱いになっている商品に絞って落札、購入されることをおすすめします。ヤフオクの手数料については、関連記事の「ヤフオク手数料は高い？」をぜひご覧ください！

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ヤフオク出品時は個人情報に気をつけよう！

近年ではインターネットでは色々な物が購入できる上、海外からの個人輸入も簡単になりました。その一方、インターネットで何かをする際にいちいち入力していく、自分の個人情報がどうなるのかも気になります。たとえ海外の相手であろうとも、自分の個人情報はできるだけ公開したくないと思っておられる方は多いでしょう。

ヤフオクのユーザーの中には、購入する気もないのにいたずら入札をする人間もいます。ネットの落とし穴で、そういった質の悪い相手の顔を見ることはできず、相手を特定することもできないのに、そういった落札者にも出品者情報を取引ナビで表示してしまうことになりかねません。個人情報については充分用心しましょう。

インターネットで公開した個人情報は、どこに流れて誰にみられているのかはわからないものです。そのようなルートをたどって個人情報が使われているか、はっきりと見えないから怖いのです。ネットを使った詐欺や犯罪が横行している世の中です。ご自分の個人情報は、できるだけ自分で守るように心がけてくださいね！