日本の平均年収は約400万円?年代・職種・雇用形態別に徹底解説!

日本の平均年収がいくらかご存知ですか?また、年代別や職種別、雇用形態別での年収については知っていますか?今回は日本の平均年収について、全体の年収と、それぞれの業種や年代別などに紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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日本全体の平均年収は?

日本全体の平均年収は約420万円

平均年収は420万

日本全体の平均年収はおよそ420万円です。単純な計算になりますが、1ヶ月35万円という計算になります。年収なので当然賞与(いわゆるボーナス)や手当を含んだ計算となっています。純粋な給料面だけでの数字は月収25万円前後が平均だと言われています。

特に最近ではIT関連の年収が高いと言われています。サービス業界は比較的低い傾向にあるようです。ちなみに日本全体の年収の中央値は、360万円ほどです。平均値とは大きな差があるのもポイントです。

世界全体での年収は日本は18位

世界中で日本は18位

日本の平均年収は世界全体で見ると18位です。決して高い数字ではありません。世界の年収で1位は労働力が高い事で有名なルクセンブルクです。年収が高い代わりに物価も高いのが特徴です。

日本の平均年収は世界から見ると真ん中くらいの順位ですが、幸福度などは高い水準をキープしていると言われています。つまり、収入と支出のバランスが非常に取れている国なのだそうです。

日本の年代別の平均年収は?

日本の年代別の平均年収①20代の平均年収は346万円

20代の平均年収

日本の年代別の平均年収の1つ目は、20代の平均年収は346万円だということです。20代の平均年収は前半と後半で大きく差があります。20代後半の平均年収は340万円なのに対して20代前半の平均年収は240万円です。

それでは20代の前半と後半でなぜこのような所得の違いが現れるのでしょうか。この差は特に民間の企業に大きく表れている傾向にあり、20代前半の新人の頃は安い給料で収入も低い傾向にあたりますが、20代後半になると責任のある仕事を任されるようになり、その結果として所得が増えているようです。

日本の年代別の平均年収②30代の平均年収は395万円

30代の平均年収

日本の年代別の平均年収の2つ目は、30代の平均年収は395万円だということです。30代も前半と後半で収入に差が出る時期です。民間企業であればちょうど役職がつく時期でもあり、人によっては大きな躍進が期待できる時期でもあり、所得に大きな差がでます。

また、結婚をして女性は寿退社をしたり、男性も転職などをしてより高い給料の会社へと移る人もいます。一概に30代の平均だといっても、給料は非常に様々なようです。30代前半の平均年収は442万円で30代後半の平均年収は442万円です。


日本の年代別の平均年収③40代の平均年収は477万円

40代の平均年収

日本の年代別の平均年収の2つ目は、40代の平均年収は477万円だということです。40代になると前後半でそこまで大きな給料の差はないようです。40代は転職も厳しい時代であり、今務めている会社でどこまで昇進できるかが収入をアップさせる鍵になります。

民間ではなく公務員であれば、そのまま務めているだけで自動的に昇進しますが民間では結果を出す必要があります。結果が出せなかった人はいいポジションにつけず、所得も他の40代に比べて低くなってしまいます。

40代の人が今いる会社を辞めて更に収入を上げようとする場合には、転職ではなく自分で開業するのがベストです。特に国家資格を習得して税理士や会計士になるが人気の道のようです。税理士や会計士になれば一気に所得もアップするはずです。民間企業に勤めていたのが嘘のような収入に驚くかもしれません。

日本の年代別の平均年収④50代の平均年収は642万円

50代の平均年収

日本の年代別の平均年収の4つ目は、50代の平均年収は642万円だということです。50代になるとそろそろ引退が頭をよぎります。ここまでくると会社でも重鎮の扱いをされ、そのほとんどが重要なポストを任されており、収入も申し分ない人が多い傾向があります。

後は退職金がいくらもらえるか、老後の貯金などについて考える時期となり、今の給料に満足不満という考えはなくなるようです。しかし、老後には収入がぐっと減ります。以下の記事をしっかりと読んで老後のための貯金をしておきましょう。

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貯金の目標額はいくらにするべき?年収や年齢別の貯金目標

日本の年代別の平均年収⑤60歳~65歳の平均年収は396万円

60歳~65歳の平均年収

日本の年代別の平均年収の5つ目は、60歳~65歳の平均年収は396万円だということです。引退しているはずの年代ですが、民間でも公務員でもまだまだ働こうと思えば働ける時期です。しかし、給料は現役の頃に比べると下がるので、収入も一気に減ります。

また、年金はまだ貰えない時期でもあるので所得が低く少々苦しい思いをする人もいるようです。新しくアルバイトなどを始める人もいるようで、アルバイトの場合だと月に5万円ほどの収入がやっとの傾向が多いようです。ここからは基本的に貯金を切り崩しながら生活をする人が多いようです。

日本の男性女性別の平均年収は?

日本の男性女性別の平均年収①20代の男性女性別平均年収

20代の男性女性別平均年収

日本の男性女性別の平均年収の1つ目は、20代の男性女性別平均年収は男性が370万円なのに対して女性が330万円だということです。男女の給料に大きな差はありませんが、男性の方が女性よりも所得が高い傾向にあるようです。それでも平均年収で40万円の差があるのは大きな差と言えます。

民間給与実態統計調査によると、20代前半では男性が330万円なのに対して女性が310万円だということです。20代後半では男性が393万円なのに対して女性が353万円となっています。20代の男女間で給料に差が出るのは、男性の方が責任感のある仕事を任される傾向があるようです。

また、女性よりも男性の方が残業する割合が高いようです。結果として残業代などの手当てが所得に繋がるようです。また、女性は20代の後半になると結婚して退職する人が出てきて統計的に男性の方が人数が多いというのも要因の1つのようです。

日本の男性女性別の平均年収②30代の男性女性別平均年収

30代の男性女性別平均年収

日本の男性女性別の平均年収の2つ目は、30代の男性女性別平均年収についてです。30代男性の平均年収は484万円なのに対して女性の平均年収は307万円です。女性が20代よりも低い大きな要因は結婚などを期にパートなどに職種が変わるためだと考えられています。

日本の男性女性別の平均年収③40代の男性女性別平均年収

40代の男性女性別平均年収

日本の男性女性別の平均年収の3つ目は、40代の男性女性別平均年収についてです。40代男性の平均年収は598万円に対して女性の平均年収は300万円です。年齢層が高くなればなるほどに男女差が大きくなる傾向があります。

40代女性はパートで働いている割合が高くなるため給料が低くなります。また、結婚している場合には旦那の扶養に入るために所得を制限する人が多いです。そのため、女性全体の収入は低くなります。

日本の職種別の平均年収は?

職種別の平均年収①サラリーマンの平均年収は432万円

サラリーマン

職種別の平均年収の1つ目は、サラリーマンの平均年収は432万円だということです。サラリーマンの生涯所得は3億円だと言われています。日本全体の平均年収に最も近く一般的な収入だと言えそうです。

いわゆる民間企業と呼ばれる業界で、その中でもIT関連や大手メーカーなどは比較的高い年収となっているようです。反対に介護などの業界は低い傾向があるようです。

職種別の平均年収②公務員の平均年収は570万円

公務員

職種別の平均年収の2つ目は、公務員の平均年収は570万円だということです。日本人の平均年収に比べて高い水準であるのが特徴です。民間より高く安定という点からも非常に人気の高い職業です。

しかしながら、公務員の中でも地方公務員はそこまで給料が高くなく、国家公務員の給料が非常に高い傾向にあります。また、地方公務員の業務は激務だと言われており、現実とは違うということで辞める人も多いです。以下の記事に公務員の年収について詳しく書かれているので参考にしてみてください。

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【解説】公務員の年収はどれくらい?年齢・職種別や公務員になる方法も紹介!

「公務員」と一言で言っても、仕事内容は多岐に渡ります。また、仕事によって年収も異なります。今回は、そんな公務員の職種別の平均年収や年齢ごとの年収の違いをご...

職種別の平均年収③医者の平均年収は1000万円

医者

職種別の平均年収の3つ目は、医者の平均年収は1000万円だということです。医者はなるのが大変でなってからも学会発表やら院長になれるかどうかで給料が変わるなど様々な大変さがあります。中には民間の医療機関への就職をせずに開業医として働く人もいるようです。

職種別の平均年収④飲食業界の平均年収は400万円

飲食業界

職種別の平均年収の4つ目は、飲食業界の平均年収は400万円だということです。サービス業の中でも収入が低いことで知られています。店長クラスになるとそこそこ給料はあがりますが、それ以上の業務内容なので比較的きつい職場だと言われています。

日本の雇用形態別の平均年収は?

雇用形態別の平均年収①正規雇用の平均年収は432万円

正規雇用の平均年収

雇用形態別の平均年収の1つ目は、正規雇用の平均年収は432万円だということです。一般的な日本の平均年収と同等の金額を貰えるのが正規雇用です。当然、収入面だけでなく、社会保障もしっかりとついており、ボーナスもしっかりと貰えます。

また、社会保険料や年金なども会社が半分出してくれるという大きなメリットがあります。そのためほとんどの人が正規雇用を目指して就職活動を行うことになります。

雇用形態別の平均年収②派遣雇用の平均年収は300万円

派遣社員の平均年収

雇用形態別の平均年収の2つ目は、派遣雇用の平均年収は300万円だということです。派遣社員や契約社員は非正規雇用という分類に属します。アルバイトやパートなども含まれるので一概に非正規雇用の所得が低いとは言えないのですが、非正規雇用の平均年収は160万円です。

しかし、そんな中でも派遣社員は比較的高めの水準をキープしているようです。派遣切りなどに合うリスクもあったり、次の派遣先を探すのが大変だという点もありますが、他の非正規雇用よりも高い給料というのは魅力的かもしれません。

雇用形態別の平均年収③契約社員の平均年収は270万円

契約社員の平均年収

雇用形態別の平均年収の3つ目は、契約社員の平均年収は270万円だということです。派遣社員に比べると少々少な目の収入ではありますが、それでもアルバイトなどに比べると高めの年収であることがわかります。フリーターの場合の平均年収は120万円ほどです。

雇用形態別の平均年収④自営業の平均年収は300万円

自営業の平均年収

雇用形態別の平均年収の4つ目は、自営業の平均年収は300万円だということです。特に居酒屋を経営している個人事業主は年収が高めである傾向があります。ただし、年金を自分で全額納付しなければならなかったり、雇用保険などの社会保障がないので、かかる費用が多いというデメリットもあります。

一般的に自営業の場合には、営業時間や休みの場所、働く場所などが完全に自分で決められるという大きなメリットがあります。自分で好きなように決めたい人にはお勧めの職種と言えます。

ただし、収入の面だけで見ると、ボーナスや手当がないので正規雇用よりも労働時間が長いのに収入が低いということが多くあるようです。安定的な収入を求めるならば正規雇用社員を目指しましょう。

日本の平均賞与は?

日本の平均賞与は36万円

平均賞与

日本の賞与の平均金額は36万円だということです。ただし、賞与は1年に2回あるため合計では70万円を超える計算になります。また、夏のボーナスよりも冬のボーナスの方が高い傾向になっているようです。

また、夏の賞与は貯金にある程度回す傾向があり冬の賞与は遊びや旅行に使う人が多いようです。また、賞与は年齢が上がるにつれて増える傾向にあるので、20代の賞与はそこまでもらえない傾向にあるようです。

日本の平均賞与は1.5ヶ月分

平均賞与

日本の平均賞与は1.5ヶ月分の給与だというのが多いようです。つまり、ボーナスが入る月は2.5ヶ月分の給料が貰えるようです。ただし、企業によって何か月分支給するのかは変わってきています。バブルの頃はボーナスは3ヶ月分だったようです。

最近では、大企業や成長率の高いベンチャー企業やIT業界は、2.5ヶ月分の賞与が平均のようです。中小企業では1ヶ月分から1.5ヶ月分の賞与が平均的のようです。また、賞与は任意なのでない企業もあったり、中には数万円という会社もあったりまちまちです。

日本の企業別の年収について知ろう!

いかがでしたか?日本企業の年収について業種別や男女別、年齢別で紹介してきました。やはり一般企業よりも公務員の方が平均年収は高いという結果になりました。今回の記事を参考にして、平均年収についての知識を深めてください。


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