林業の年収や内容は?儲かる職業8選!1000万稼げる仕事に転職も
林業と聞いてどういった仕事内容なのか、給料や年収はどれぐらいか、儲かるのか、気になったことはありませんか?もしくは、UターンもしくはIターンでの転職を検討しているときに、農業や漁業と一緒に検討を考えたことはありませんか?そんな林業についてまとめてみましたので、転職の参考に一度検討してみませんか?
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目次
林業とは?
林業とは森林の景観を守り育てていく職業

林業とは、日本全国にある森林の木を伐採、切った木材の加工販売などを行い、主に「衣食住」の「住」の部分で大きな役割を果たしています。
また、木の伐採後のは新しい苗木の植林・育成、管理等を行います。木を育てるには十数年という時間がかかるため、この資源を次世代にどのように受け継いでいくかを考えながら、守り継いでいく必要があります。これは、自然景観の形成のみならず、山の崩落の防止等の防災の役目も果たしています。
林業従事者数は年々減少傾向にある

林業は第一次産業従事者に分類され、農業や漁業等と同じように従事者は年々減少しつつあります。平成27年度時点での農林水産省発表したデータをまとめてみました。
林業は、1980年(昭和55年)ごろをピークに減少傾向にあります。また、林業を主体としている就業人口も高齢化とともに減少しており、早急に若手の育成が必要とされています。逆に言えば、就業への門戸が広いといえます。
林業に関する統計(平成27年時点)
林家戸数 | 82.9万個 | |
林業就業者 | 6.4万人 | (うち65歳以上が1.4万人) |
林業従事者 | 4.5万人 | (うち65歳以上が1.1万人) |
新規林業従事者 | 3,055人 | ※2018年時点 |
平成27年度時点での農林水産省発表したデータ
引用元: 農林水産省
林業が盛んな地域は内陸部の都道府県

北海道、岩手県、岐阜県等、森林の専有面積や内陸部の都道府県が林業の盛んな地域として挙げられます。特に北海道では、林業経営体としている団体は10,000団体を超えています。逆に、林業が盛んでない地域は、沖縄県、大阪府、神奈川県等森林の専有面積が少ない地域になっています。
北海道、岩手県、岐阜県等、森林の専有面積や内陸部の都道府県が林業の盛んな地域として挙げられます。特に北海道では、林業経営体としている団体は10,000団体を超えています。逆に、林業が盛んでない地域は、沖縄県、大阪府、神奈川県等森林の専有面積が少ない地域になっています。
引用元: 都道府県格付研究所
林業と農業の違いは「住」を担うか「食」を担うか

農業と林業は産業分類では同じ第一次産業に分類されます。この2つの違いは、「衣食住」で分ければ、「食」を担うのが農業、「住」を担うのが「林業」になります。どちらも私たちの生活には欠かせない大事な仕事です。
林業の年収は?
林業従事者の平均年収・給料について

林業の平均年収はおよそ330万~440万程と言われています。日本の賃金の平均年収が306.2万円(厚生労働省 平成30年賃金構造基本調査より)となっているので、おおよそ平均値より上の年収を給料で獲得できます。
給与形態では、月給制を採用しているケースも増えていますが、一般的には日給制や日給月給制が多いようです。1日当たりの日当は10,000円から15,000円が多く、その他の条件は会社によって異なります。給料としては、収入が不安定な場合があります。
日本の賃金の平均年収が306.2万円(厚生労働省 平成30年賃金構造基本調査より)
引用元: 厚生労働省
林業従事者の月の実働日数・休日について

林業従事者の実働日数につては、基本土日祝を休日としているところが多いようですが、雨が降ると足元が危険になるため、お休みになります。そこで会社によっては振替休日等を採用して業務を行っています。月の実働日数は平均して20日から24日になります。
林業で年収1000万稼げるようになるには

林業の給料だけで年収1000万円以上を稼ぐのは、正直難しいでしょう。ただ、勤務時間が決まっているため副業を行うことが時間が確保できます。
また、個人事業主として自分の山を所有することにより、森林の生産だけでなく、加工・流通・販売を行う第6次産業として経営を行っていけば、年収1000万円以上の収入を得るチャンスはあります。下記の関連記事では、年収1000万円以上の収入を得る職業を紹介しています。こちらも参考にしてみて下さい!
林業の仕事内容は?
林業の仕事における年間スケジュール内容

林業の仕事は、下記の表のように「地ごしらえ→植栽→下刈り・つる切り→枝打ち・除伐→間伐」という工程で、1年を1サイクルとして森の中に入り、作業を行いながら森を育てていきます。そして、必要に応じて「主伐」の作業を行い、木々を建築製材等として出荷していきます。
林業の年間スケジュール
時期 | 行う工程 | 工程内容 |
1月~3月頃 | 地こしらえ | 立木を伐採した跡地を整理し、苗木を植えられる等に準備をします。 |
4月~5月頃 | 植栽 | 苗木を1本、1本植えていきます。 |
6月~8月頃 | 下刈り・つる切り | 苗木の成長を邪魔する雑草や灌木を刈るなどして、苗木の成長を助けます。 |
9月~10月頃 | 枝打ち・除伐 | 余分な枝を切り落としていきます。 |
11月~12月頃 | 間伐 | 木材を成長を助けたり、収穫する為に、木を切り落としていきます。 |
通年(出荷の時期に応じて) | 主伐 | 成長した樹木を建築製材等に使用する為に切り出します。 |
林業の仕事における1日のスケジュール内容

林業の一日のスケジュールは朝早い時間帯から日没までの間になります。1日の大半を山の中で過ごすことになります。一日のおおよその流れは下記の表のようになります。就業時間はほぼ決まっており、日没後は照明が使えない為現場での残業はほぼありません。また、雨の日は休みになります。
林業のスケジュール
時間帯 | 作業内容 |
8:00~8:30頃 | 現場へ移動 |
8:30~12:00 | 現場作業 |
12:00~13:00 | 休憩 |
13:00~17:00頃 | 現場作業 |
17:00~17:30 | 作業終了 |
林業で儲かる職業8選
林業で儲かる職業①:自伐型林業

自伐型林業の仕事内容は、自分で山を持ち、その敷地内で森林の育成栽培を行っている人を指します。森林の自伐と合わせて、森の多目的に活用したら、森林の伐採だけでなく、加工・流通。販売等も行う第6次産業を合わせて行うことで、稼げることができますので儲かる見込みがあります。
林業で儲かる職業②:林業技術者

森林技術屋の仕事内容は、森林の保護と伐採という、相反する目的を調整しながら森林の維持管理を行い、効率的な開発利用を進める計画を立てていきます。そして、作業現場ではたらく林業作業者たちとの指導・監督も行っていきます。
林業で儲かる職業③:林業研究者

林業研究者の仕事内容は大学等の研究室や民間の研究機関において、樹木の科学的性質や森林と海の関連性等の研究を行うなど、未来を見据えた森林に関する研究テーマをベースに研究活動を行います。給料以外での魅力が大きいです。
林業で儲かる職業④:造園工

造園工の仕事内容は、個人宅や公共の庭園、公園等の木々の植栽、剪定を行います。街路樹の選定などは、林業業者も行っている場合があり、使用する道具や技術等については、林業作業者の持っている資格が応用できるものもあります。儲かる仕事としては、自伐林業と兼業して行う方がいいでしょう。
林業で儲かる職業⑤:ガーデンデザイナー

ガーデンデザイナーの仕事内容は、個人宅や公共の庭園、公園等のデザインを行います。ガーデンデザイナーは、設計に関する知識するだけでなく、自然や森林の植物に関する幅広い知識が必要となります。儲かる仕事としては、自伐林業と兼業して行う方がいいでしょう。
林業で儲かる職業⑥:グリーンコーディネーター

グリーンコーディネーター仕事内容は、イベント会場やショッピングモールといった商業施設やホテル等からの依頼を受け、様々な植物を用いて空間デザインや演出を行う人を指します。デザインセンスが問われることはもちろん、植物の幅広い知識が求められます。
林業で儲かる職業⑦:樹木医

樹木医の仕事内容は、文字通り木の医師のことを指します。樹木も人間と同じように何かしらの外的要因により病気にかかるため、その診断を行い処置を行います。樹木医の場合、独立・開業は需要が低いため難しいですが、国・地方公共団体の農林・緑化関係職員として勤めることがほとんどです。
林業で儲かる職業⑧:森林インストラクター

森林インストラクターの仕事内容は、自然と森林の仕組み、森林づくりと林業、森林内での活動、安全対策の全てについて知識と技術を持つ森の案内人のことをいいます。休日のアウトドアガイド等を行うときに資格を活かすことができます。儲かる仕事としては、自伐林業と兼業して行う方がいいでしょう。
林業に転職する方法は?
林業の仕事に転職するための3つのルート

林業の仕事に転職には、主に①各地の森林組合の現場職員(作業班)にはいる。②民間の林業会社に就職する③林業の第三セクターの職員になるの3つがあります。就職するに当たっては、①の森林組合の窓口が一番広く、全国の森林に関する業務の5割以上は森林組合の現地職員が担っています。
林業で行う業務の技術の取得については、一人前になるまでに3年から5年かかるといわれています。もし、自伐型の林業家を目指す場合、技術を磨きながら、その間に自分の所有できる山等を探し、独立を目指す方がいいでしょう。
また、林業では就業者を幅広く募集しています。下記の外部サイトである「林業就業支援ナビ」では、全国各地で行われている、林業に関する説明会や20日間もしくは5日間に及ぶ講習などの紹介をしています。
林業就業支援ナビ林業に関する資格

林業に関連する資格については、下記の表のような資格があります。ただ、このような資格がないからと言って、林業の仕事に就けないわけではありませんので、必要と思ったら資格取得を検討してみてはいかがでしょうか?
資格については、「森林技術協会認定資格」という民間資格があります。こちらの資格は、森林・林業の景観計画等に関する資格になります。下記の表にまとめましたので参考にしてみてください!
この他にも、木を切るほかに運搬作業を行う為「技術系」の資格として「林業架線作業主任者」「立木の伐採作業者(チェーンソー作業者)」等があります。こちらも実務的には必要になってくる資格になってきます。このほかにも、「普通運転免許証」やパワーショベル等の「車両系建設機器」等を動かせれば即戦力になります。
林業に関する資格【森林技術協会認定資格】
資格 | 資格の内容 | 資格認定窓 |
林業技士(民間資格) | 森林・林業に関する専門的技術者の資格認定・登録制度の事。 | 社団法人日本 |
1級森林情報士(民間資格) | 森林計画、治山、林道事業、地球温暖化問題の解析等のスキルを取得。「森林航測」「森林リモートセンシング」「森林GIS」「森林情報士プロフェッショナル」の4部門に分かれる。 | 社団法人日本 |
2級森林情報士(民間資格) | 1級森林情報士と同じ | 社団法人日 |
林業での仕事のやりがい・働く魅力
給料以外での魅力:ロングスパンでの森林環境の保全・育成

林業は、森を管理するだけでなく、守り、育てていく役割も担っています。苗木の状態から主伐ができる木材は、樹木の種類にもよりますが50年前後の年月がかかるといわれています。
そういった森林の環境保全に関しても、次世代に継承しながら、守り継いでいく重要な役割を担っており、林業は給料や儲かるという以外に魅力のあるスケールの大きい仕事と言えます。
給料以外での魅力:チームワークでの仕事

林業の現場では危険を伴う作業も多く、効率的に仕事を行う必要がある為、一人での作業ではなくチームワークでの作業が必然的に求められます。現場では自然と声を掛けあったり、技術のノウハウを継承することでお互いの安全性を高めるとともに、団結力も高まる職場です。
林業についてよく知りぜひ働いてみよう!

林業という職業は、森林に囲まれながら仕事を行っていきたいという方、森林景観のデザインをしていきたいと考えている人にはぴったりの職業です。また、自然に囲まれて仕事を得るだけでなく、その自然を元に自分のアイデア次第で新しい事業を展開することができる可能性のある職業です。ぜひ、転職先に検討してみませんか?
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