【難しいけど面白い】論理クイズ20選!初級から超上級の難問までご紹介
発想力と論理的思考が試される「論理クイズ・論理パズル」は、IQテストなどの問題にも採用されていることから幅広い年代の人々の間で高い人気を誇っています。そこで今回は、難しいけど面白い論理クイズのなかから、初心者用の問題から思考力・発想力が試される難問まで様々な問題を解説していきます!
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目次
論理クイズ(論理パズル)とは?
論理的思考・発想力が必要なひっかけ問題
論理クイズ・論理パズルとは、問題文に隠されたヒントをもとに答えを導き出していく問題のことであり、その多くが感覚で解くと間違いやすい「ひっかけ問題」となっています。正しい答えに辿りつくには論理的思考・発想力が必要となります。
難問は特にIQテストとしても用いられる
また難しい論理クイズのなかには、発想力はもちろん算数・数学的思発想が必要となる問題も多いため、計算が苦手な方にとってはかなり苦戦する問題が多いのが特徴です。
初級編|面白い論理クイズ・パズル問題5選
初級編|①消しゴムの値段
面白い論理クイズ・パズル問題初級編の1つ目にご紹介するのが「消しゴムの値段」についての問題です。以下のような簡単そうに見える問題文から「10円」という答えを導き出す人も多いですが、これは間違いです。解答のポイントはまさに「ボールペンと消しゴムの差額」にあります。
ボールペンと消しゴムの値段は合わせて110円。ボールペンは消しゴムより100円高い。では、消しゴムの値段は?
引用元: 明日は未来だ!「不思議な消しゴム」
正しい消しゴムの値段は「5円」です。解き方としては、合計金額の110円は消しゴムの値段にボールペンの値段(消しゴム1個の値段に100円を足した数)を合わせたものであり、仮に消しゴムの値段を10円とすると、合計金額が120円になってしまい、問題文に合わなくなってしまうため「5円」という答えになります。
初級編|②少なすぎる発言
面白い論理クイズ・パズル問題初級編の2つ目にご紹介するのが「少なすぎる発言」です。犯人を探し出すタイプの論理・推理クイズは様々なメディアで採用されていることから有名ですが、こちらの問題は推理のカギになる発言はほとんどない状態です。しかし、発想を変えるだけですぐに解くことができます。
冷蔵庫のプリンが誰かに食べられてしまった。幼女Aは「犯人はBです」と発言した。幼女B・Cもある発言をした。その後『犯人はABCのうち誰か1人』『犯人だけが発言で本当のことを言った』ということが分かった。犯人は誰?
引用元: 明日は未来だ!「少なすぎる発言」
仮に「幼女Aが犯人である」と仮定してみましょう。すると「幼女Aが真実を話している」ということになりますが、幼女Aの発言は「犯人はBです」であり、矛盾してしまいます。このため、嘘をついている幼女Aは無実であり、嘘の発言からBも犯人ではないことが分かり、残った幼女Cが犯人となります。
初級編|③はちまきの色
面白い論理クイズ・パズル問題初級編の3つ目にご紹介するのが「はちまきの色」です。こちらのクイズは、様々なクイズ問題集にも多く採用されており、クイズ好きなら一度は解いたことがあるという人も多いのではないでしょうか?回答のポイントは「3人の子供が持つそれぞれの情報量」です。
赤い色のはちまき三本と白いはちまきが二本ありました。それを三人の子供がいたので、全員に目を閉じてもらって赤いはちまきを巻いて、白いはちまきの人には手伝いをしてもらいたいので部屋から出て行くように言いました。そこで自分が何色のはちまきをしているのか尋ねたところ、全員がしばらく考えた後で自分のはちまきの色が赤色だと言い当てました。どうして分かったのでしょう。
引用元: みんなのお助けNAVI
ここでの「情報量」とは1人の子供に見えている他2人のはちまきの色のことを指します。白いはちまきは2本しかないため、仮に白色を巻いた子供がいる場合、赤色が1人いることになります。しかし、問題文では誰も白色のはちまきについて言及していないため、全ての子供から見える色は「全部赤色である」ことが判明します。
初級編|④旅人
面白い論理クイズ・パズル問題初級編の4つ目にご紹介するのが「旅人」です。こちらの問題はクイズというよりもなぞなぞに近い問題であり、正直村・うそつき村の住人それぞれの特徴をしっかり確認すると、あっさり正しい答えに辿りつくことができます。
旅人が分かれ道にやってきた。片方は正直村に、片方はうそつき村へと続いている。旅人は正直村に行きたいのだが、どっちが正直村なのかがわからない。そこに村人がやってきた。旅人はこの村人に一回だけ質問をして正直村に行く道を見つけ出すにはなんと聞けばいいか?ただし、村人は正直村・うそつき村のどちらかの住人ではあるが、どちらの住人かわからない。また、正直村の住人は必ず正直な答えをし、うそつき村の住人は必ず嘘の答えをする。
引用元: ETC
答えは「あなたの住んでいる村はこちらですか?」と尋ねることです。仮に指差す先が正直村の場合、正直村・うそつき村のどちらの住人も「はい」と答えます。また、うそつき村であった場合には、正直村・うそつき村のどちらの住人であっても「いいえ」と答えます。このため村人が「はい」と答えたものが正直村となります。
初級編|⑤井戸からの脱出
面白い論理クイズ・パズル問題初級編の5つ目にご紹介するのが「井戸からの脱出」です。こちらの問題も、一見すぐに答えが出せそうですが、かかれている数字をそのままにしておくと間違った答えになってしまいます。
幼女は深さ30メートルの井戸に落ちてしまった。幼女は1時間ごとに3メートル登るが、その直後に2メートルずり落ちてしまう。幼女が井戸から脱出するには何時間かかる?
引用元: 明日は未来だ!「井戸からの脱出」
幼女は1時間ごとに3メートル登るがすぐに2メートル落ちるという条件から「1時間に1メートル登るから脱出まで30時間かかる」という考えになる人が多いですが、27時間後には27メートル地点(残り3メートル)にいることになります。1時間あれば脱出することができるため、答えは28時間となります。
中級編|面白い論理クイズ・パズル問題5選
中級編|①消えた1ドル
面白い論理クイズ・パズル問題中級編の1つ目にご紹介するのが「消えた1ドル」です。こちらの問題は、問題文が少し厄介になっているため、論理クイズに慣れていない人が引っかかりやすいトリッキーな問題です。
幼女3人がホテルに泊まることになった・宿泊料は1人10ドル。幼女たちは合計30ドルを受付係にわたした。その後、キャンペーン中なので宿泊料は3人で25ドルだったとこに気づいた受付係は、5ドルを返そうとした。しかし「5ドルは3人で割り切れない」と考えた受付係は、2ドルを自分のポケットにしまい、残りの3ドルだけを幼女たちに返した。さて、幼女たちは1人9ドルで合計27ドル支払ったことになる。そこに受付係がくすねた2ドルを足して29ドル。残りの1ドルはどこに消えた?
引用元: 明日は未来だ!「消えた1ドル」
答えは「1ドルは消えていない」です。問題文では「受付係がくすねた2ドルを足して」という数字をごまかしている点があります。幼女が払った27ドルには宿泊料の25ドルに受付係がくすねた2ドルが入っているため、幼女の手元には3ドル、受付係が2ドル、宿泊料が25ドルとなり、1ドルは消えていないのです。
中級編|②トーストを短時間で焼く方法
面白い論理クイズ・パズル問題中級編の2つ目にご紹介するのが「トーストを短時間で焼く方法」です。こちらの問題は日頃から時短テクニックをする人には解きやすい問題となっています。ポイントは「トーストを焼くタイミング」です。
2枚の食パンを並べて焼けるフライパンがある。このフライパンを使って、3枚の食パンを両面ともに焼いていく。食パンの片面を焼くのに30秒かかる。「1枚目と2枚目を同時に焼く→3枚目を片面ずつ焼く」という手順だと、3枚全てを焼き終わるのに合計120秒かかる。もっと短時間で終わらせることはできないだろうか?
引用元: 明日は未来だ!「3枚のトースト」
3枚のパンをそれぞれA・B・Cとし、最初にAとBの片面を焼きます。次にフライパンからBを取り出してCを入れ、Aの裏側とCの片面を焼きます。最後にAを取り出して先ほどのBを入れてBとCの裏側を焼きます。結果90秒で3枚のトーストを焼くことができるのです。
中級編|③じゃんけんの勝者
面白い論理クイズ・パズル問題中級編の3つ目にご紹介するのが「じゃんけんの勝者」です。じゃんけんを用いた論理クイズは試験問題などにも採用されていますが、こちらは手順が明らかになっていないため、しっかり考えて解く必要があります。
幼女がA・Bがじゃんけんで10回勝負をした。Aはグーを3回、チョキを6回、パーを1回出した。Bはグーを2回、チョキを4回、パーを4回出した。あいこは一度もならなかった。2人が何の手をどの順番で出したかは分からない。さて、勝ったのはどちらの幼女だろうか?
引用元: 明日は未来だ!「10回のじゃんけん」
答えは「幼女A」です。幼女Aがチョキを6回出しており、問題文で「あいこは一度もならなかった」ことからこの時点で「Bはグーを2回、パーが4回出している」ということになります。この時点で幼女Aは4回勝って2回負けていることになります。Bは残り4回でチョキを4回だしているため、勝者はAとなります。
中級編|④3枚のカードを用いた確率問題
面白い論理クイズ・パズル問題中級編の4つ目にご紹介するのが「3枚のカードを用いた確率問題」です。こちらの問題は公務員試験などでも採用されるポピュラーな問題となっています。
あなたの目の前に3枚のカードが置かれている。1枚目のカードは両面が黒、2枚目のカードは両面が白、3枚目のカードは片面が黒でもう片面が白で塗られている。箱の中に3枚のカードを入れてよくかきまぜ、その中の1枚を引き出した。カードの表面は白だった。さて、このカードの裏面が白である確率は?
引用元: 明日は未来だ!「3枚のカード」
引き出したカードの白い面は「白・黒のカード」と「白・白カード」のどちらのものかわかりません。また「白・白カード」の場合は表と裏のどちらかもわからない状態です。引いたカードから推測できるパターンは全部で3通りであり、このうち裏面が白である状態は2通りとなり、答えは2/3です。
中級編|⑤4枚のカード
面白い論理クイズ・パズル問題中級編の5つ目にご紹介するのが「4枚のカード」です。こちらの問題も先ほどの「3枚のカードを用いた確率問題」と同様に、大変有名な問題となっています。簡単そうに見えて思考力が必要な問題といえます。
幼女の前に置かれた4枚のカードがある。「E」「R」「2」「9」カードにはそれぞれ、片面にはアルファベットが、もう片面には数字が書かれている。いま、2枚だけカードを裏返して「母音が書かれたカードの裏には偶数が書かれている」というルールが成立しているかどうか確認したい。どのカード2枚を裏返せばよいだろうか?
引用元: 明日は未来だ!「4枚のカード」
確認したいルールは「母音が書かれたカードの裏には偶数が書かれている」というものであるため、まず母音のカードである「E」を裏返します。もう1枚についてはルールのもう1つの面である「奇数が書かれたカードの裏は必ず子音である」というものを確立させるために、唯一の奇数カードである「9」を裏返します。
上級編|面白い・難しい論理的思考が必要なクイズ5選
上級編|①10枚のコイン
面白い・難しい論理的思考が必要なクイズ上級編の1つ目にご紹介するのが「10枚のコイン」です。一見不可能に見えるこちらの問題ですが、正しい答えに辿りつくにはかなりの発想力が必要となる難しい問題となっています。
テーブルの上にたくさんのコインが置かれている。コインは10枚だけが表になっており、残りはすべて裏が上を向いた状態である。今あなたは、目隠しをした状態でコインを2グループに分ける。ただし、2つのグループは互いに「表になっているコインの枚数」が同じにならなければいけない。どうすればよいだろうか?
引用元: 明日は未来だ!「10枚のコイン」
まず初めにコイン全体を「10枚グループ」と「その他」に分け、次に10枚グループのコインを全て裏返します。これによって2つのグループのコインの表の数が同じになります。
上級編|②正直者を特定しよう
面白い・難しい論理的思考が必要なクイズ上級編の2つ目にご紹介するのが「正直者を特定しよう」です。数ある論理クイズのなかでもかなりトリッキーで難しい問題となっているため、IQや発想力に自信のある方はぜひ挑戦してみましょう。
10人の幼女がいる。1人は「正直者」で、それ以外の9人は「気まぐれ」。「正直者」はいつも本当のことを言う。「気まぐれ」は気まぐれに本当のことを言ったり完全なウソをついたりする。今からあなたは1回だけ質問ができる。ただし、質問できる相手は1人のみ。 たった1回の質問で「10人のうち正直者なのは誰か」を特定しなければならない。どんな質問をすればいい?なお、幼女たちは互いの正体を知っている
引用元: 明日は未来だ!「手強い10人」
答えは「正直者は誰?」という質問です。質問した相手が仮に「正直者」であった場合には、その幼女は「自分自身である」と指さします。「真実を言うきまぐれ」であれば正しい正直者を指さしますし「嘘をつくきまぐれ」の場合は自身を含む気まぐれ者の9人を指さします。
つまりこの質問から「1人だけ指さされた幼女・自分以外の9人から指さされた幼女」の2つのいずれかの条件を満たした幼女が「正直者」であることが判明します。
上級編|③投票
面白い・難しい論理的思考が必要なクイズ上級編の3つ目にご紹介するのが「投票」です。問題文がシンプルであるため簡単に見えますが、こちらもかなり難しい問題となっていますので、自力で解けた時にはかなりの達成感がありますよ!
ある投票が行われた。投票された幼女の名前が1票ずつ読まれていく。いま、投票数の過半数を得た幼女がいるなら、その名前を特定したい。しかしあなたが持っているのは1ずつ数字を増減できるカウンターのみ。さらに、あなたは同時に1つの名前しか覚えられない。どうすればよいか?
引用元: 明日は未来だ!「過半数の名は」
手順としてはカウンターを「0」にし、最初に聞いた名前を記憶してカウンターを「1」にします。この先は、記憶している名前と同じ場合には+1、違う場合には-1していきます。全体の半分より多く読まれた幼女は-1する数よりも+1の数の方が多いため、最終的に誰が過半数かが判明します。
上級編|④搭乗券
面白い・難しい論理的思考が必要なクイズ上級編の4つ目にご紹介するのが「搭乗券」です。こちらの問題を解く時には発想力と普遍的に物事を見る力が必要になります。
100人乗りの飛行機がある。100人の乗客たちは自分の座席番号が書かれたチケットを持っている。だが、搭乗1人目の乗客はチケットを紛失したので、ランダムで選んだ席に座ってしまった。2人目以降の乗客は、自分の席が空いているならそこに座り、空いていない場合には空席をランダムに選んで勝手に座る。いま、最後の乗客(100人目)が飛行機に乗り込んだ。この人物が自分のチケットの席に座れる確率は?
引用元: 明日は未来だ!「失われた搭乗券」
答えは50%となります。この問題を解く時には最初の乗客が座った席を「本来の自分の席に座った場合」と「2~99人目の席に座った場合」と「100人目の席に座った場合」の3つの場合に分けて考えることで残りの乗客全員の席配置が判明します。
上級編|⑤100匹のドラゴンの島
面白い・難しい論理的思考が必要なクイズ上級編の5つ目にご紹介するのが「100匹のドラゴンの島」です。こちらの論理クイズは先ほどご紹介した「はちまきの色」の問題と似た傾向の問題ですが、さらに難しい内容になっているため、クイズ好きの方はぜひチャレンジしてみましょう。
幼女はドラゴン100匹が生息する島を訪れた。 ドラゴンは100匹とも緑色の目をしている。 この島では以下のような不思議なルールがある。 「もし自分が緑色の目をしていると分かった場合、その日の夜0時に島を出て行かなければならない」 この島に鏡はなく、ドラゴンは目の色について話すことを禁じられている。 すなわちドラゴン達は自分の目の色を知らずに生きていることになる。 もちろんお互いには相手のドラゴンの目が緑色なのは知っている。 幼女は島を出る時に「この中に少なくとも1匹、緑色の目をしたドラゴンがいる」と全てのドラゴンに告げた。 これから何が起こるだろうか?
引用元: 明日は未来だ!「幼女とドラゴンの島」
答えは「100匹のドラゴンが同時に100日目の夜0時に島を出る」というものです。2匹のドラゴンをそれぞれA・Bとすると、1日目にはA・Bそれぞれが「自分の目が緑色でないなら、相手は自分の目が緑色と気付いて今日の夜に島を出る」と考えます。
しかし、2日目には2匹のドラゴンはどちらも島を出ません。そのためAは先日の逆である「自分の目が緑色であるなら、Bは1日目の夜には島を出ない」と考え「自分の目は緑色である」という考えに至ります。それを100匹が行ったと考えたら、100日目の夜に全てのドラゴンが島を出ることになります。
超上級編|面白い・難しい論理思考が必要なクイズ5選
超上級編|①100メートル走の順位
面白い・難しい論理的思考が必要なクイズ超上級編の1つ目にご紹介するのが「100メートル走の順位」です。こちらは問題文を読むだけでは、それぞれの情報の関連性が掴みにくいため答えに辿りつくまではかなり難しい問題となっています。
3人の幼女が運動会を行う。参加者は3人のみ。各競技では1位2位3位にそれぞれ得点が与えられる。得点は全競技を通して常に一定で、つまり1位は常にX点、2位は常にY点、3位は常にZ点が与えられる。得点はX>Y>Z>0を満たす整数である。いま全競技が終了したところ、幼女Aは全体で22点、幼女Bは槍投げで1位になり、全体で9点、幼女Cは全体で9点という結果になった。さて、100メートル走で2位になったのは誰?
引用元: 明日は未来だ!「幼女とかくされた運動会」
最終結果を見てみると、それぞれの幼女の得点から「全競技の総得点が40点」ということが判明します。また問題文のヒントから1競技の合計点は各得点を足したものであり、1競技の合計得点は最低でも6点であることがわかります。ここから、100メートル走で2位になったのは「幼女C」であることが判明します。
超上級編|②シェリルの誕生日
面白い・難しい論理的思考が必要なクイズ超上級編の2つ目にご紹介するのが「シェリルの誕生日」です。こちらの問題は「シンガポール&アジア数学オリンピック」にて実際に出題された超難問となっています。
アルバートとバーナードは、シェリルと友達になったばかりです。シェリルの誕生日を2人は聞きましたが、彼女は10の日にちを候補としてあげました。5月15日・5月16日・5月19日・6月17日・6月18日・7月14日・7月16日・8月14日・8月15日・8月17日それから、シェリルはアルバートに「月」だけをバーナードに「日付」だけをそれぞれ教えました。 アルバート「僕はシェリルの誕生日を知らないけど、バーナードも知らないよ」 バーナード「僕はシェリルの誕生日を知らなかったけれど、今は知っているよ」 アルバート「それなら牧もいつだか知っているよ」シェリルの誕生日はいつでしょうか?
引用元: 明日は未来だ!「シェリルの誕生日」
答えは「7月16日」です。ポイントは「会話」です。バーナードはシェリルの誕生日のうち「日付」を知っていることを理解しています。シェリルが挙げた候補のうち18・19日は一度しか登場していませんので、バーナードが特定できていないことから5・6月が除外され、会話の流れから7月16日に特定できるのです。
超上級編|③シュレディンガーの猫
面白い・難しい論理的思考が必要なクイズ超上級編の3つ目にご紹介するのが「シュレディンガーの猫」です。こちらはかなり有名かつユニークな問題であり、論理クイズの奥深さがわかる問題となっています。
1~5の番号が書かれた5つの箱がある。箱は12345の順番で一列に並んでいる。ネコはこの箱のどれか1つに隠れており、夜になると必ずひとつだけ隣の箱に移動する。朝になった時、幼女は1つだけ箱を調べて、そこにネコがいるかどうか確認できる。さて、いつか幼女はネコを見つけられるだろうか?
引用元: 明日は未来だ!「シュレディンガーの猫」
答えは「少なくとも6日目にはネコを発見できる」です。ネコが移動する時の法則と「どの箱を調べてもよい」という幼女に与えられたルールから、最初に入っている箱を場合分けした後に少しずつネコが入っている可能性が高い箱を排除していくと解きやすくなります。
超上級編|④3色のカメレオン
面白い・難しい論理的思考が必要なクイズ超上級編の4つ目にご紹介するのが「3色のカメレオン」です。こちらの問題は文章を見るだけでは大変難しそうですが、表を書きながら考えると解きやすくなりますよ。
3色のカメレオンがいる。青のカメレオンは13匹。赤のカメレオンは15匹。緑のカメレオンは17匹。色が異なるカメレオン2匹が触れ合うと、どちらも第3の色に変化する。(例:青のカメレオンと赤のカメレオンが触れ合う→両者とも緑のカメレオンに変化する)さて、このカメレオンたちを1箇所に閉じ込めたとき、すべてのカメレオンの色が同じになることはありえるだろうか?
引用元: 明日は未来だ!「幼女と3色のカメレオン」
答えは「不可能」です。3色のカメレオンはそれぞれ数の差が2または4となっているため、2匹のカメレオンが触れ合った時の数の変化パターンは、1つの色が「0」残り2つの色が「+3または-3」となり、必ず違う色のカメレオンが発生してしまうのです。
超上級編|⑤ライバルの分割
面白い・難しい論理的思考が必要なクイズ超上級編の5つ目にご紹介するのが「ライバルの分割」です。こちらの問題は一見シンプルですが、論理クイズに慣れていない方にとってはかなり苦戦する超難問の1つです。
幼女たちには、1名につき最大3人のライバルがいる。「AのライバルがB」なら「BのライバルもA」になる。いま、この幼女たちを2グループに分けて、どの幼女も「同じグループ内にいるライバルは最大1人」という状態にしたい。幼女たちをどのようにグループ分けすればよいだろうか?
引用元: 明日は未来だ!「幼女とライバルの分割」
正解は「全員をランダムにグループA・Bに分け、それぞれライバルが2人以上の幼女を別グループに移動させる作業を2~3回繰り返す」という方法になります。場合分けをしていたら複雑になるため、論理クイズを解く時には大雑把なグループ分けをすることも大切です。
難しくて面白い論理クイズに挑戦してみよう!
一見難しそうに見えても、見方や発想を変えたらあっさり答えに辿りつくという面白さが人気の「論理クイズ」は、今回ご紹介した問題の他にもまだまだたくさんのユニークな問題が存在しています。ぜひ一度難しい論理クイズに挑戦してみましょう!
論理クイズはIQが高い人ほど簡単に解くことができるとされています。しかし「IQが高い人」とは具体的にどのような人のことを言うのでしょうか。そこで関連記事ではIQが高い人の特徴・性格についてまとめている記事を掲載しています。
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