選りすぐりとは?詳しい意味・読み方・類語・使い方例文10選&えりすぐり
あなたは、「選りすぐり」という言葉を知っていますか?この記事では、この言葉の「よりすぐり」「えりすぐり」などの読み方、「粒ぞろい」などの類語、「選り好み」などの表現についても具体的な例文も交えて詳しくお伝えしていきます。ぜひ参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
目次
選りすぐりとは|正しい読み方は?
選りすぐりの正しい読み方①「よりすぐり」

選りすぐりの正しい読み方の1つ目は、「よりすぐり」です。「選り」の部分の「選」という字は「選ぶ」という言葉で使われる漢字ですが、このぶぶんを「よ」と呼んで「よりすぐり」と読みます。
選りすぐりの正しい読み方②「えりすぐり」

選りすぐりの正しい読み方の2つ目は、「えりすぐり」です。先ほどと同様の感じの部分、「選」を「よ」ではなく、「え」と呼んで「えりすぐり」と読むこともできます。
「よりすぐり」「えりすぐり」どちらの読み方も正しい

ここまで「選りすぐり」の2つの異なる読み方をお伝えしてきましたが、実はこの「よりすぐり」「えりすぐり」、どちらとも正しい読み方として使用されています。ただ、「えりすぐり」と比べて日常生活でより頻繁に使用されているのは一つ目にご紹介した「よりすぐり」の方の読み方です。
パソコンのキーボードでも「よりすぐり」と打つとすぐに「選りすぐり」と漢字表記に変換されることからも、こちらの方が一般的であるということが分かります。ただし、「えりすぐり」と表現したとしても間違いではありませんので、状況に合わせてこれらを使い分けていきましょう。
選りすぐりとは|詳しい意味・語源は?
選りすぐりの詳しい意味は「選び抜く」または「選び抜いたもの」

選りすぐりの詳しい意味は、「選び抜く」または「選び抜いたもの」です。例えば、「こちれが選りすぐりの商品です。」という例文では「選び抜く」という意味、「この商品は選りすぐりです。」と表現すると「この商品は選び抜いたものです」という意味となり、この場合は「選び抜いたもの」という意味を表します。
より簡潔に述べるなら、「選りすぐり」という言葉はそのままの形で2つの意味をすことができ、そのうちの一つが形容詞としての「選び抜く」の意味と、名詞としての「選び抜いたもの」という意味です。「選りすぐった」と変化すると動詞として表現することも可能です。
選りすぐりの語源は「選ぶ」と「抜く」

「選りすぐり」の語源は、言葉の意味の通り「選ぶ」と「抜く」からきています。「選り」が「選ぶ」を意味し、「すぐり」とは「すぐる」という動詞、すなわち「厳選する、~し抜く」という意味を表します。
「選りすぐり」という表現の文字だけを見ていると分かりにくいかもしれませんが、先述したこの言葉の意味も合わせて考えると語源も見えやすくなってくるのではないでしょうか。
「選りすぐり」の使い方・例文10選
「選りすぐり」の使い方・例文①全国から選りすぐりの特産物が届きました

「選りすぐり」の使い方・例文の1つ目は、「全国から選りすぐりの特産物が届きました。」です。簡単な日本語にすると、「全国から選び抜かれた特産物が届きました。」という意味になります。
このように、「選りすぐりの」という言葉がつくだけで「全国でも有数のよいものなのだ」という印象を相手に与えることができます。特に商品販売の際に好んで使用される言葉でもあります。
「選りすぐり」の使い方・例文②専門家選りすぐりのレシピをご紹介します

「選りすぐり」の使い方・例文の2つ目は、「専門家選りすぐりのレシピをご紹介します。」です。これは、簡単に言うと「専門家が選び抜いたレシピを紹介します。」という意味です。
「専門家」という権威性を表す言葉と「選りすぐりの」という選び抜かれたイメージを彷彿とさせる言葉が並んでいるので、消費者や利用者にもしっかり刺さりそうな表現となっています。
「選りすぐり」の使い方・例文③選りすぐりの国産和牛を使用しています

「選りすぐり」の使い方・例文の3つ目は、「選りすぐりの国産和牛を使用しています。」です。これは、「選び抜いた国産和牛を使用しています。」という意味になります。
レストランやカフェなどではコスト削減の見地から国産ではないお肉を使用することが多いなか、他のお店にない「国産和牛」という素材のポイントを「選りすぐりの」という言葉が上手くアピールした上手い表現です。
「選りすぐり」の使い方・例文④今日は選りすぐりのメンバーで番組をお届け

「選りすぐり」の使い方・例文の4つ目は、「今日は選りすぐりのメンバーで番組をお届けします。」です。簡単な言葉に直すと、「今日は選び抜かれたメンバーで番組をお届けします。」です。
これは、テレビやラジオなどのメディアの出演者が選抜されたメンバーだという事実を伝えたい場合などに使用できます。このような表現を使った番組ならぜひ視聴してみたいと思いますよね。
「選りすぐり」の使い方・例文⑤全国の選りすぐりの選手達がかけつけました

「選りすぐり」の使い方・例文の5つ目は、「全国の選りすぐりの選手達がかけつけました。」です。これは、「全国で選び抜かれた選手たちが集まりました。」という意味です。
この例文は、特にスポーツなどの競技などその技などを競い合う人たちが集まる際などに使用すると効果的なものです。スポーツの大会などのレポートなどで耳にすることが多いでしょう。
「選りすぐり」の使い方・例文⑥お店には選りすぐりの商品ばかりが並んで

「選りすぐり」の使い方・例文の6つ目は、「お店には選りすぐりの商品ばかりが並んでいます。」です。これは、「お店には選び抜かれた商品だけが置かれています。」という意味です。
街のセレクトショップなど色んな場所から厳選した商品を取り揃えたお店を表現する際に使用すると良いでしょう。「選りすぐりの」という言葉が入るだけでそれを聞く人の注目度もぐっと上がります。
「選りすぐり」の使い方・例文⑦当店では選りすぐりの自信作を販売して

「選りすぐり」の使い方・例文の7つ目は、「当店では選りすぐりの自信作を販売しています。」です。これは、「このお店では選び抜いた自信作を販売しています。」という意味です。
「選りすぐり」という言葉に加えて「自信作」という言葉も重なると、利用者の期待も高まります。特に高級店などのアピールに使う表現として活用してみると良いでしょう。
「選りすぐり」の使い方・例文⑧選りすぐりの作品のご応募をよろしくお願い

「選りすぐり」の使い方・例文の8つ目は、「選りすぐりの作品のご応募をよろしくお願いします。」です。これは、「厳選した作品の応募をよろしくお願いします。」という意味です。
何かの企画やキャンペーンで作品を提出してくれる応募者を募る際にこの表現を使用すると、応募する側も「気合を入れて厳選したものを送ろう」という気になれそうです。
「選りすぐり」の使い方・例文⑨シェフ選りすぐりの食材を使用した季節の

「選りすぐり」の使い方・例文の9つ目は、「シェフ選りすぐりの食材を使用した季節の料理が味わえます。」です。これを簡単な言葉にすると、「シェフの選び抜いた食材を使った季節の料理を楽しめます。」という意味です。
「シェフの選りすぐり」という言葉を聞くと、それだけでとても美味しい料理を食べれるのかも、と想像を掻き立てますよね。上手く使ってみてください。
「選りすぐり」の使い方・例文⑩選りすぐりのサービスが受けられると話題

「選りすぐり」の使い方・例文の10個目は、「選りすぐりのサービスが受けられると話題のお店です。」です。これは、「選び抜かれたサービスが受けられると噂のお店です。」です。
「選りすぐり」や「話題の」というキーワードが入っているので、読んだり聞いたりしている側の注目をより引きやすい表現となっています。
「選りすぐり」の類語は?
「選りすぐり」の類語①粒ぞろい

「選りすぐり」の類語の1つ目は、「粒ぞろい」です。具体的な例文としては、「今回の大会の選手は本当に粒ぞろいです。」などの形で使用できます。「粒ぞろい」とはそのまま「選び抜かれた」という意味になりますので、これは「今回の大会の選手は選び抜かれた人たちばかりです。」という意味となります。
この「粒ぞろい」という言葉は、選りすぐりという言葉の類語のうちでも良く使われるものなのでぜひ覚えておきましょう。日常生活でもこの「粒ぞろい」という言葉を聞くこともあると思います。
「選りすぐり」の類語②厳選

「選りすぐり」の類語の2つ目は、「厳選」です。例えば、「今日ご紹介する商品はプロにより厳選されたものばかりです。」などの形で使用できます。この厳選という言葉も選りすぐりの類語として頻繁に使用されるものの一つです。
「選りすぐり」の類語③よりぬき

「選りすぐり」の類語の3つ目は、「よりぬき」です。具体的な例文としては、「こちらのサービスは視聴者のよりぬきとして選ばれました。」などの形で使用できます。簡単な言葉にすると、「このサービスは視聴者の選び抜かれたものとして選ばれました。」となります。
「選りすぐり」と「選り好み」・「よりどりみどり」の違いは?
「選り好み」は「自分が好きな粒ぞろいなものを選びだすこと」

まず、「選り好み」は「自分が好きな粒ぞろいなものを選びだすこと」と定義されています。日本語の表現の中では、この「選り好み」という言葉はそのほとんどがネガティブな意味として使われています。
具体的には、「彼女は仕事を選り好みしすぎである。」などの形で使用され、これは「彼女は仕事を自分が好きなものだけ選んでいる。」という意味を表し、少し自分勝手な人だという意味で使用します。
「よりどりみどり」は「自分の選びたい放題」という意味

「よりどりみどり」は「自分の選びたい放題」という意味を表します。例えば、「彼女はきれいなのでデートの相手はよりみどりだ。」などの形で使用します。
これは、「彼女はきれいなのでデートの相手は自分の選びたい放題だ」という意味を表す例文となります。「選り好み」とは異なる意味であることが分かります。
「選りすぐり」と「選り好み」・「よりどりみどり」は混同されやすい

「選りすぐり」と「選り好み」・「よりどりみどり」それぞれの言葉は、その響きが似通っているので非常に混同されやすい言葉でもあります。
しかし、それぞれの意味を見ていくと、似ている部分もありますが、基本的にはその意味を異にする表現だということが分かります。混同しないように気を付けましょう。
「選りすぐり」という言葉の意味を理解してコミュニケーションを豊かに!

当記事では、「選りすぐり」という言葉の意味や「よりすぐり」「えりすぐり」などの読み方についても詳しくお伝えしてきました。特にお店をアピールしたりテレビなどのメディアが発信する内容の中でこの言葉を何度か聞いたことがある!と思った方もいたのではないでしょうか。「選り好み」との違いもお伝えしました。
記事内でも解説した通り、この「選りすぐり」という言葉はマーケティング用語としてもかなり重宝する表現でもあります。ぜひこの言葉の意味や類語をしっかり理解した上で使いこなし、日常生活やビジネスでも活用してみてくださいね。
下記関連記事内では、「青や水色が好きな人の心理や性格」について色相心理学の観点から分かりやすくお伝えしています。青い服を選ぶ人はなぜその色を選ぶのでしょうか?選ぶ色とその心理に興味のある人は、当記事の内容も合わせて以下の記事もぜひ参考にしてみてください。
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。