テレビのアンテナを無線化する方法は?ワイヤレスやwi-fiで見る事も

テレビのアンテナを無線化させる方法をご存知ですか?wi-fiなどのワイヤレスな接続方法を使えば、テレビチューナー周りがケーブルでごちゃつく必要もなくなります。今回は、テレビ周りをスッキリさせたい方におすすめなテレビアンテナの無線化についてやり方を紹介します!

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テレビのアンテナを無線化するとは?

テレビのアンテナの無線化とはアンテナをワイヤレスにしてテレビを見ること

テレビを見る人

テレビのアンテナの無線化とは、テレビアンテナをワイヤレスにしてテレビを見ることを言います。テレビアンテナは、通常屋外に設置し、アンテナケーブルで各部屋のテレビへと接続します。しかし、無線化するということは、この配線が不要となるため、テレビチューナー周辺をすっきりとさせることができます。

テレビアンテナを無線化するにはwi-fiや屋内アンテナを利用する

テレビを見るカップル

テレビチューナーだけでは、地デジ電波などをとらえることができません。そのため、ワイヤレスにするためには、地デジ電波を届けたり拾ったりするためのアイテムが必要になります。一般的には、wi-fiのような無線LAN環境や、工事不要の室内アンテナによる環境づくりが必要となります。

テレビのアンテナをwi-fiで無線化する方法は?

wi-fiによる無線化の仕方①必要なものを揃える

インターネットにつながったモニター

wi-fiによる無線化の仕方の1つ目は、必要なものを揃えることです。必要なものは次のリストの通りとなります。いずれも家電量販店で手に入りますし、モデムにwi-fiルーター機能が付いたタイプであれば、それで大丈夫です。ない場合はプロバイダを通してレンタルしておきましょう。

ちなみにこちらの方法は、メインルームからサブルームへデータを送信することでワイヤレス化をはかります。そのため、主軸となるメインルームでは今まで通りのアンテナケーブルの配線が必要となります。子供部屋やベッドルームなど、アンテナ工事をしていない部屋でテレビを見たい場合に有効な方法です。

    wi-fiによる無線化で必要なもの

  • wi-fi対応ルーター
  • DLNA対応レコーダー
  • DLNA対応テレビ
  • LANケーブル

wi-fiによる無線化の仕方②各部屋に必要なものを設置する

部屋

wi-fiによる無線化の仕方の2つ目は、各部屋に必要なものを設置することです。まず、メインルームにwi-fi機能付きのルーターとDLNA対応のレコーダーを設置します。次に、サブルームにはDLNA対応のテレビを設置します。


設置が終わったら次は、メインルームの配線を行います。メインルームのDLNA対応レコーダーとルーターをwi-fiもしくはLANケーブルを使って接続します。さらに、アンテナケーブルをレコーダーのアンテナ入力に接続すれば配線作業は完了です。

DLNAとは?

DLNAとは、各機器を家庭内LANによって接続するために設けられたものです。他メーカー同士の機器であっても、DLNA対応になっていれば相互接続することができます。ただし、家庭内LANがなければ相互接続ができません。そのため、ワイヤレスにするためにはwi-fiが必須となります。

wi-fiによる無線化の仕方③wi-fiとDLNA機能の設定をする

DLNA対応タブレット

wi-fiによる無線化の仕方の3つ目は、wi-fiとDLNA機能の設定をすることです。まず、メインルーム側のインターネットと、サブルームのインターネットをすべて各機器状で同じセグメントに統一します。設定する場所は、レコーダーやテレビのインターネット設定などから行います。

具体的な説明方法は、各機器の説明書を見ながら行って下さい。その際、一般的なインターネット回線は3rd SSIDまで設定されていますが、2nd SSIDは、セキュリティ上の問題からあまりおすすめではないと言われています。1stまたは3rd SSIDにて設定していきましょう。

ちなみに、モデムとルーターの違いが分かっていない方は、次の記事を参考にするとよいでしょう。仕組みがわかればより、wi-fiによるテレビ接続の方法に理解を深めることができます。次の記事なら、インターネットの仕組みがわからない初心者でもわかりやすいよう、やさしい解説をしておりますので、ぜひご覧ください。

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Wi-Fiモデムとルーターの違いって?役割などもやさしく解説

wi-fiによる無線化の仕方【番外編】無線LAN対応ワイヤレステレビ

お風呂

もっと手軽に、簡単にテレビを見たい人におすすめなのが、無線LAN対応ポータブルテレビです。こちらは、ポータブルテレビとチューナーのセットで販売されているもので、最大の特徴は配線不要でどこでもテレビを見ることができるという点です。設置はチューナーをテレビアンテナのあるメインルームに置いておくだけ!

たったこれだけで、どんな部屋でもテレビを見ることができます。さらに、テレビによっては防水仕様になっているものもあるため、お風呂やキッチンなどの水回りで見ることもできる優れものです。工事不要・配線不要ですので、子供部屋や寝室に置くのにもおすすめです。

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テレビのアンテナをケーブルテレビで無線化する方法は?

ケーブルテレビによる無線化の仕方①ケーブルテレビと契約する


契約する人

ケーブルテレビによる無線化の仕方の1つ目は、ケーブルテレビと契約することです。ケーブルテレビでは、インターネット回線と地デジ・BS電波を同軸ケーブルもしくは光ケーブルによって、契約者の自宅へと接続します。そのため、テレビとインターネットが1つのケーブルで良いといったメリットがあるのです。

ただし、テレビとインターネットの両方を利用する場合や、各部屋に分配する場合には、地デジ・BS電波とインターネット回線を、分配器等で分ける必要があります。そのため、完全なワイヤレスであるわけではありません。

ちなみに、最近は携帯料金と合算すると安くなるプランも数多く発表されています。auひかりテレビは、地デジやBSの視聴はできませんがチャンネル数が豊富なうえ、価格設定も格安であることが魅力です。次の記事では、auひかりの料金やチャンネルなどを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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auひかりテレビで地デジは閲覧可能?料金やチャンネルなど紹介

ケーブルテレビによる無線化の仕方②工事を受ける

工事道具

ケーブルテレによる無線化の仕方の2つ目は、工事を受けることです。契約したケーブルテレビの工事会社が、保安器というケーブルと家庭のテレビやインターネットを繋ぐための工事を行います。工事費用や、工事をするまでの日にちは、その会社によって異なります。

また、接続する部屋が多い場合には、各部屋に分配器を取り付ける工事も必要となるため、契約する前には必ず契約内容や、工事内容等を確認しておきましょう。ちなみに、ケーブルテレビ同様、インターネットを利用したひかりテレビというサービスもありますが、こちらもまた工事が必要となります。

ちなみに、アパートやマンションなどにお住まいの方は、既にケーブルテレビに契約されていることもあります。その場合は、STBという機器が既に設置されています。テレビを設置したい部屋にアンテナ口がない場合には、DLNA対応STBをレンタルし、DLNA機能を使って別部屋にてテレビを視聴することもできます。

テレビアンテナを室内アンテナで無線化する方法は?

室内アンテナによる無線化の仕方①地デジ対応の室内アンテナを用意する

テレビを設置したい部屋

室内アンテナによる無線化の仕方の1つ目は、地デジ対応の室内アンテナを用意することです。室内アンテナとは、室内用の据え置き型アンテナのことで、地デジの電波を拾うためのアイテムです。家電量販店をはじめ、インターネットでも購入できます。価格は1万円以内で手に入れることができます。

室内アンテナは、屋外アンテナやケーブルテレビ等と異なり、アンテナからのケーブルをワイヤレスにできますが、電波を拾う力が弱いため電波が拾える環境であることが絶対条件です。もし電波を拾う力があまりに弱い場合は、ブースター(増幅器)機能付きの室内アンテナを選んで購入するのが良いでしょう。


ブースターとは?

ブースターとは映像電波用の増幅器のこと。電波が障害などによってレベル低下しないよう、強度の低下防止を行います。単体で販売されているものもあれば、アンテナや分配器に内蔵されているものまで様々です。

室内アンテナによる無線化の仕方②テレビチューナーにアンテナを接続する

テレビを設置したい部屋

室内アンテナによる無線化の仕方の2つ目は、テレビチューナーにアンテナを接続することです。室内アンテナの多くはUHFアンテナで、地デジを見るためのアンテナです。接続するためには、テレビ側の地デジ入力部分に接続します。ちなみに、室内アンテナではBSやCSの放送受信ができませんのでご注意ください。

尚最近の室内アンテナは、窓や壁に貼り付けても違和感がないほど薄型の貼り付けタイプのものもあります。テレビチューナーと接続してみて、電波が弱いと言った場合にはアンテナレベルをしっかりキャッチできる場所を探しながら設定してみましょう。尚、接続が終わったらアンテナレベルを確認し、チャンネル設定を行います。

テレビのアンテナを無線化にするメリット4つ

テレビアンテナをなしにするメリット①テレビチューナーまわりが片付く

掃除する人

テレビアンテナをなしにするメリットの1つ目は、テレビチューナー周りが片付くことです。テレビチューナー周りにアンテナケーブルがワイヤレスになるだけで、日頃の掃除がしやすい環境づくりをすることができます。さらに、ケーブルを不要に配線しなくてもよくなるため、ほこりがたまりづらく火事等のリスクも減ります。

テレビアンテナをなしにするメリット②アンテナ工事が不要になる

不要になった工事道具

テレビアンテナをなしにするメリットの2つ目は、アンテナ工事が不要になることです。DLNA接続を除けば、基本的に屋外アンテナの設置工事は不要となります。そのため、家の景観を損ねることがないうえ、工事費用やアンテナ費用が掛からないと言ったメリットがあります。

テレビアンテナをなしにするメリット③天候による電波障害がない

天候不良

テレビアンテナをなしにするメリットの3つ目は、天候による電波障害がないということです。DLNA機能の場合はご自宅のテレビアンテナを利用することになりますが、ケーブルテレビやひかりテレビといった場合には、アンテナレスとなるためアンテナ破損等のリスクがありません。安定度が高いと言う点も好印象です。

テレビアンテナをなしにするメリット④インターネットサービスを利用できる

インターネット

テレビアンテナをなしにするメリットの4つ目は、インターネットサービスを利用できる点です。これは、テレビ側にインターネット機能やアプリ機能が備わっていることが前提となりますが、DLNA機能やひかりテレビはインターネットによって接続しますので、インターネットアプリを楽しむことができます。

テレビのアンテナを無線化にするデメリット3つ

テレビアンテナをなしにするデメリット①接続費用がかかる

お金

テレビアンテナをなしにするデメリットの1つ目は、接続費用がかかることです。これは、ケーブルテレビやひかりテレビの場合のもので、アンテナを不要にする代わりに、接続契約による費用が発生します。また、工事等が必要な場合はそれらの費用もそれぞれかかることになります。

テレビアンテナをなしにするデメリット②対応機種が必要になる

困っている人

テレビアンテナをなしにするデメリットの2つ目は、対応機種が必要になることです。wi-fiやDLNA機能を使う場合には、それらの機能に対応したテレビやレコーダーを用意しなければなりません。徐々にそういった機器は増えてきてはいますが、既存のものに対応していなければ買いそろえる必要があります。

テレビアンテナをなしにするデメリット③インターネット回線を使う

インターネットをする人

テレビアンテナをなしにするデメリットの3つ目は、インターネット回線を使うことです。DLNA機能や、ひかりテレビの場合、wi-fiを使ったりするためインターネット回線の引き込みが必要となります。そのため契約費用や、STB、モデム、ルーター等の費用も発生します。

テレビのアンテナを無線化して配線をスッキリさせよう!

笑顔の人

テレビは、電源ケーブルをはじめ、HDMIケーブル無線LANケーブル、アンテナケーブルと色々な配線ですぐにごちゃごちゃになる場所です。そのため、掃除がしづらく何かとほこりがたまっていく場所でもあります。そんなごちゃついたテレビまわりも、無線化することですっきりさせることができます。

無線化するためには、色々な準備や設置が必要となります。そのため、時間や費用も発生することでしょう。しかし、1度やってしまえば後は非常に快適な環境を作ることができます。引っ越しや一人暮らしなどのタイミングはまさに絶好のチャンス!ぜひみなさんも、チャンスがあったらテレビ周りの無線化に挑戦しましょう!


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