縦横書き別!茶封筒の書き方は?郵便番号枠の有無・会社の宛名や住所も
茶封筒を使って手紙を出す際、その宛名や住所の書き方は重要です。今回は横書きのパターンも含めて郵便番号や住所の書き方やお礼状の出し方、便箋の注意点についてまでまとめてみました。正しい書き方をマスターしておくようにしましょう!
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目次
茶封筒の出し方で注意することは?
茶封筒の出し方①手紙を出す目的を考える
茶封筒で手紙を出す場合にはいくつか注意点が必要です。まず最初に重要となるのが出す目的についてです。どこでも手軽に購入することができる茶封筒ですが、実は簡易的な用途として使われることがほとんどです。
一方で白封筒は重要な内容の手紙や書類を出す際に多用されます。身近なのは履歴書やエントリーシートなどでしょう。あのような重要書類を出す場合には白封筒を使います。茶封筒に比べると馴染みのない方も多いかもしれませんが、白封筒も比較的様々な場所で手に入ります。
ただ、茶封筒でビジネス書類を送ってはいけないという決まりはありません。手渡しで書類を渡す場合は茶封筒でも問題ありませんし、事務書類や文章などであれば茶封筒で郵送しても問題はありませんから、郵送する書類の用途に合わせその目的を踏まえて選びましょう。
茶封筒の出し方②郵便局がおすすめ
茶封筒を出す上での注意点2つ目は、郵便局で郵送するという点です。郵便局が活動圏になかなか無かったり、郵便局が開いている時間に足を運ぶ事ができないなどから億劫に感じる方も多いかもしれませんね。
しかし、会社や取引相手などに郵送したい場合は郵便局で出すのが無難で安全です。確実に届きますし、だいたいどのくらいに到着するか見込みを聞く事も出来ます。それにともなって速達指定などがその場でできるのもメリットです。
また、普通郵便の送料は82円ですが、それは重さによって変化します。もしもポストなどに投函し料金が足らなかったら、差出人に戻ってきます。郵便局に持っていき、郵送を頼むことによって確実に相手に書類を郵送できますよ。
縦・横書き別|茶封筒【表】宛名の正しい書き方は?
茶封筒【表】の正しい宛名の書き方|縦書き
茶封筒の正しい宛名の書き方について見て行きましょう。宛名というのは封筒の表に書かれるものです。相手の住所となりますし、表面というのは多くの人の目に触れる場所ですから失敗や粗相のないようにしたいですよね。
まず、茶封筒に縦書きで宛名を書く場合は中央に大きく宛名を書く必要があります。宛名は相手の名前になりますからもちろん漢字の失敗も許されません。また、茶封筒の表面では宛名が一番大きく立派な字である事が望ましいとされています。
そのほかにも茶封筒の表を縦書きで書く場合、郵便番号は上部の右側に横書きで書き、その下に右寄せで住所を書きます。住所は郵便番号とは違い、縦書きで書きます。また切手は上部の左側に貼るようにしましょう。
茶封筒【表】の正しい宛名の書き方|横書き
茶封筒の表に横書きで書く場合、宛名はどのようにすればいいのでしょうか。主に縦書きを使う方が多いかもしれませんが、横書きで茶封筒を書く場合もありますよね。そんな場合、宛名は茶封筒の中央に横書きでしっかり大きく書くようにしましょう。
また、横書きで茶封筒を書く場合、表面は切手を右上に貼るようにします。郵便番号はその切手の下に横書きで書くか、住所の上に横書きで書くようにします。住所は宛名同様中央に横書きで書きますが、宛名よりは小さな字で書くようにしましょう。とにかく宛名が一番目立つ必要があります。
郵送サービスはどんどん進化していきます。忙しい現代人のニーズに合わせて、会社勤めの人でも気軽に郵送できるようなサービスがどんどん開発されていますが、なかでも「ゆうパケット」というサービスは大変便利だと話題です。以下の記事ではそんな「ゆうパケット」についてまとめてありますからチェックしてみてください。
縦・横書き別|茶封筒【裏】自分の住所の正しい書き方は?
茶封筒【裏】の正しい住所の書き方|縦書き
茶封筒の裏面の正しい書き方をご紹介します。まず、裏面を縦書きで書く場合の正しい書き方から見て行きましょう。茶封筒や普通の封筒など種類に関わらず、裏面には差出人となる人の住所と氏名を書くのが一般的です。
縦書きで裏面の住所を書く場合、封筒の中央に寄せるか、左下に書くのが正しい書き方です。封筒の中央に差出人の住所や名前を記載するのは慣れない方もいるかもしれません。その際は、封筒の中央にはつなぎ目があるのでそのつなぎ目の右側に住所、左側に差出人名を書きましょう。
この時、差出人の名前と住所のサイズを変える必要は特にありません。また、郵便番号は住所の上に横書きで書くようにしましょう。裏面も見ている人は見てますから、手を抜くことなく丁寧に書きましょう。
茶封筒【裏】の正しい住所の書き方|横書き
茶封筒の裏面で正しい住所の書き方、続いては横書きのパターンを見て行きましょう。なかなか茶封筒で横書きを書く機会は少ないかもしれませんが、覚えておくことでもしその機会がきた際に便利です。マスターしておくといいですよ。
まず、横書きの場合裏面の住所・差出人氏名・郵便番号は茶封筒全体の3分の1になるようにしましょう。これよりサイズが大きくなってしまう事はおすすめしません。そして、横書きの場合も茶封筒の裏面中央に上から郵便番号、住所、氏名になるように書くのが正しい書き方です。
郵便には様々な便利サービスがありますが、レターパックを利用したことのある人は多いのではないでしょうか。レターパックは書類の郵送などに非常に便利なサービスです。以下の記事ではそんなレターパックの受け取り方法についてまとめてありますから参考にしてみてくださいね。
会社宛の手紙の送り方・注意することは?
会社宛の場合の宛名は御中
会社宛に手紙を送る際には一層注意が必要です。下手したら常識外れとみなされてしまいますから、慎重に丁寧に手紙を完成させましょう。まず、一番重要とも言えるのが宛名です。会社宛に郵便を送る場合、宛名には「御中」と「様」どちらをつけるのがいいのでしょうか。
有名なマナーですが、いまいち分かっていないという人もいるかもしれませんね。いまさら人には聞けないですからしっかりここで覚えておきましょう。まず、会社宛に手紙や郵便を送る際は宛名に「御中」を使います。「X株式会社御中」が正しい宛名の書き方です。
また間違えやすいのが部署宛てに送る場合の宛名の書き方です。部署宛に送る場合も「御中」で間違いないのですが、会社の後に御中をつける必要がありません。つまり「X株式会社営業部御中」とすればいいのです。間違えやすい部分ですから覚えておきましょう。
会社の役職がある人宛てには様をつけない
続いてご紹介する会社宛の郵便の注意点は、会社の個人に向けて郵便や手紙を送る場合の宛名の書き方についてです。例えば取引先の会社の部長に対して郵便を送りたかったとします。個人宛の郵便の場合は「御中」を使う必要はありません。
「X株式会社営業部X部長」というのが正しい宛名の書き方になります。この時会社名や部署の後に御中をつけ、それに加えて名前の後に様をつけたがる人がいますがそれはNGです。役職名はそれだけで「様」と同じ役割を持つ為、重複して敬称を付ける必要はありませんから注意しましょう。
また、会社の個人の名前が分からなかったとします。その場合は役職名だけでも問題はありません、「X株式会社営業部部長」などという書き方をすれば問題ありませんから大丈夫ですよ。
お礼状などの便箋は白いものを使う
会社宛に手紙や郵便を出す際の注意点、続いてご紹介するのはお礼状についてです。お礼状と言うのは仕事などでお世話になった相手に対してお礼の気持ちを述べた手紙の事を指します。ビジネスシーンでは比較的触れることの多い手紙だと思われます。
お礼状をはじめとする会社宛のフォーマルな文書は、便箋にも気を配る必要があります。一般的にこのような場合の便箋は白無地で縦罫のものを使用するとされています。またお礼状の場合は封筒は無地の白封筒にしましょう。茶封筒だと失礼になってしまいます。
今回は茶封筒の宛名の書き方などをメインにご紹介していますから、お礼状の詳しい書き方については以下の記事を参考にしてみてください。お礼状は、書く機会が増えてくることでしょうから、マナーをしっかりとマスターしておくべきですよ。
縦・横書き別|茶封筒【ビジネス】会社宛の正しい書き方は?
茶封筒【ビジネス】の正しい会社宛の書き方|縦書き
ビジネスにおける茶封筒の正しい会社宛の書き方についてご紹介します。先ほどもご紹介しましたが、ビジネスにおいて茶封筒を使ってはいけないという決まりはありません。ただ、その郵送する書類の重要度や手紙の有無によって茶封筒にするか白封筒にするか選びましょう。
社会人になりたての場合は、その線引きがなかなか難しい場合もあるかと思います。予めリサーチするとともに、もしも不安な場合は上司や先輩に相談するのも一つの手だと思いますから慎重になりましょう。また、宛名は一番大きく書く必要があります。封筒の中央に大きく立派な字で書きましょう。
また、会社や部署には「御中」を使用し、個人名や役職名には「様」を使うようにしましょう。また注意したいのが封筒を書くツールについてです。万年筆とまではいかずともインクペンを使用しましょう。ボールペンやシャーペンは避けるのが一般的なマナーです。
茶封筒【ビジネス】の正しい会社宛の書き方|横書き
ビジネスにおける茶封筒の正しい会社宛の書き方、続いては横書きについて見て行きましょう。ビジネスシーンで横書きの封筒を送ることはなかなかありません。しかし、最近ではグローバル化が進んでいます。外資系の会社や海外に向けて郵送する手紙は横書きが一般的ですよね。
そんな場合もやはり茶封筒の中央に大きくしっかりと宛名を書くようにしましょう。また、横書きの場合は住所の下に宛名を書くようにしますから、余計そのサイズ感に注意する必要があります。切手は茶封筒の右上、郵便番号はその下に書きましょう。
郵便に欠かせないのが切手ですよね。切手はお金の代わりとなりますから重要です。そんな切手ですが正しい貼り方というものが存在します。以下の記事では切手の正しい貼り方を横書きの場合も含めて紹介していますから是非参考にしてみてくださいね。
縦・横書き別|茶封筒【ビジネス】送り主の正しい書き方は?
茶封筒【ビジネス】の正しい送り主や郵便番号の書き方|縦書き
ビジネスにおける茶封筒の正しい送り主の書き方、まずは縦書きのかきかたについてご紹介します。誰しも手紙を受け取った場合、その差出人が誰であるのかチェックするために裏面を見ますよね。もしも差出人の名前が書いていないと不安になってしまいます。
先ほどもご紹介したように、茶封筒に縦書きで送り主を書く場合、中央のつなぎ目が重要なキーポイントとなってきます。中央のつなぎ目の右側に郵便番号と住所を書くようにし、つなぎ目の左側に差出人の名前を書くようにしましょう。どちらでも縦書きで書きますが、郵便番号は住所の上に横書きで書きましょう。
茶封筒【ビジネス】の正しい送り主や郵便番号の書き方|横書き
ビジネスシーンで茶封筒を使う場合、送り主の正しい書き方を横書きで見て行きましょう。日本では手紙は縦書きが古くから一般的です。今でもビジネスの手紙やお礼状は縦書きで書くのがマナーとされています。ただ、横書きで書くシーンも少なからずあります。
その場合、裏面の送り主の部分は郵便番号、住所、名前全ての文字を合わせて封筒の3分の1になる必要があります。また書く位置も封筒の中央で問題ありません。ビジネスシーンであってもプライベートであっても、縦書き横書き関係なく差出人名は控え目に書く必要があります。
茶封筒はビジネスシーンでも使ってOK
茶封筒は私達の生活に身近です。クラフト用紙で作られているため、安価で手に入りますし、比較的どこでも手に入る物だと思われます。また使い勝手がいいので普段の生活から活用している方も多いのではないでしょうか。
そんな茶封筒ですが、目的や書き方、出し方などを間違えていなければビジネスシーンで使っても問題がありません。最近ではメールやSNSで文章を書く事が多くなりましたが、ビジネスシーンではまだ手紙に勝るものはありません。
正しい宛名の書き方や住所、差出人名などをマスターし、手紙を出す際にも恥ずかしくない用意をしましょう。そうすることで立派な大人の一員になれますよ!
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