クロス箸など変なお箸の持ち方の種類5選|正しい使い方や直し方も

握ったお箸が「X」の形に開いてしまう、クロス箸は、変なお箸の持ち方の代表格だと言われています。しかし、正しい持ち方を質問されても、即答できる人は少ないように思えます。直し方と、正しい持ち方について、徹底的に調べてみましょう。

クロス箸などの変なお箸の持ち方の種類5選

変なお箸の持ち方の種類①X型に開く「クロス箸」

十字架に両手を差し伸べる

変なお箸の持ち方の種類の1つ目は、クロス箸です。変なお箸の持ち方は、数多くありますね。クロス箸が筆頭に数えられる理由は、間違った持ち方をされた箸が大きく交差して、「X」の形に開くのが目立つためです。

クロス箸のデメリットは、持ち方が目立つだけではありません。箸先がそろえにくいため、小さな物をつかむのが難しかったり、口に食べ物を運ぶのが難しかったりします。無理に手首をひねって使うことも多いため、外食の際に、肘が隣の人にぶつかりそうになったりするケースもあります。

変なお箸の持ち方の種類②中指が入り込む「平行箸」

指でラインを引く

変なお箸の持ち方の種類の2つ目は、平行箸です。平行箸は、本来そっと添えるだけのはずの中指が、上と下の箸との間に深く入り込んでしまうタイプです。中指がストッパーになって箸先が閉じられず、二本が並行のままを保つため、食べ物がつかみにくくなっています。

変なお箸の持ち方の種類③グーで食べる「握り箸」

ガッツポーズのメガネの女性

変なお箸の持ち方の種類の3つ目は、握り箸です。名前の通り、グーに握った手の中に、二本の箸が収まっている状態をさします。箸使いを学び始めたばかりの子どもが、いちばん最初にやりそうな使い方ですね。先を開くことができないため、食べ物をつかむことが難しくなっています。

また、軽度の握り箸と呼ばれるタイプも存在します。こちらは、人差し指と中指を、上の箸の上側に置いてしまう持ち方です。箸を開くことはできますが、手が軽く握ったグーの形になることが特徴です。

変なお箸の持ち方の種類④誰かを指さす「人差し箸」

透明なパネルをタッチする

変なお箸の持ち方の種類の4つ目は、人差し箸です。人差し指を使わず、親指と中指だけで上の箸を動かすタイプとなります。そのため、食べている間中、ずっと誰かを指さしているような手の形をしています。目の前で使われると、なんとなく落ち着かなくなりそうですね。

変なお箸の持ち方の種類⑤文字書くような「ペン箸」

コーヒーを飲みながらメモを書く

変なお箸の持ち方の種類の5つ目は、ペン箸です。上の箸だけを、ペンを持つように扱うのはOKですが、二本同時にペンのように扱うのはNGです。薬指と小指を使わないため、ペンで文字を書こうとしているような手の形になります。中指も下の箸に添えられているような形になるため、先が開きにくくなってしまいます。

クロス箸やペン箸以外にも、見た目がおかしくて気になる食べ方は、たくさんあります。とくに目立つ食べ物は、パスタですね。フォークでキレイに巻き取る方法は、意外と難しいものです。細かいマナーもあるので、知っておくと便利ですよ。こちらの記事を参考にしてみませんか?

Small thumb shutterstock 631737890
パスタの正しい食べ方は?スプーンを使わない巻き方やイタリアでのマナー

パスタの正しい食べ方はご存知でしょうか。パスタを食べる時は意外と細かいマナーがあったり、フォークとスプーンを使うのは子供用などと色々噂があります。そこで、...

クロス箸などの変なお箸の持ち方になってしまう原因は?

原因①正確な指の位置が分からない

キーボードを叩く

変なお箸の持ち方になってしまう原因の1つ目は、正確な指の位置が分からないことです。お箸を持ち始めたときに、正確な位置を意識しないまま使い慣れてしまうと、変な持ち方になってしまう可能性があります。定着してしまった変な形を直したい人は、まずは指の位置を、意識しなおすことから始めましょう。

原因②力加減が分からない

両腕をダンベルで鍛える

変なお箸の持ち方になってしまう原因の2つ目は、力加減が分からないことです。添えるだけでよいはずの部分に、余計な力が入っていたりすると、変な形になってしまいがちです。基本的に、箸使いに大きな力は必要ありません。優しく添えるだけ、支えるだけを意識して、上の箸だけを動かすように心がけてください。

お箸の正しい使い方は?

正しい使い方①上の箸の持ち方

編み針を持つ女性

正しい使い方の1つ目として、上の箸の持ち方をマスターしましょう。上の箸は、先から2/3ほどの位置を目安に、ペンを持つようにして支えます。具体的には、親指で側面を支え、人差し指と中指で上下を挟むようにすると良いですね。この形にすることで、箸が上下にスムーズに動くようになります。

上の箸を持つときは、親指は側面で力を抜いて、支えるだけにしておくことが大切です。上下に動かす役割は、人差し指と中指に任せましょう。親指を曲げたり、大きく動かしたりしないように注意してください。

正しい使い方②下の箸の持ち方

ノートにペンでメモする

正しい使い方の2つ目として、下の箸の持ち方をマスターしましょう。薬指と小指をそろえて、下の箸を薬指の上にそっと置きましょう。このとき、下の箸の頭である1/3部分は、親指と人差し指の間に挟まれるようになります。位置をずらしてしまうと、力加減がおかしくなってしまうので注意してください。

下の箸を手にするときは、指で支えるだけで動かさないように注意することが大切です。物をつかむときに動かすのは、上の箸だけです。変に力を入れず、自然な状態で支えましょう。

正しい使い方③二本を合わせたときの持ち方

うどんを食べる女性

正しい使い方の3つ目として、二本の箸を合わせたときの持ち方をマスターしましょう。上と下の箸を、それぞれの持ち方で支えたら、箸先を合わせてそろえます。

このとき、上下の箸頭の間隔を3センチほどあけるように、十分注意してください。3センチより狭いと、うまく先を開いて、食べ物をつかむことができなくなります。また、広すぎると、大きく開きすぎて、あまり上品ではない動きになってしまいます。適切な間隔を心がけて、使いこなしてくださいね。

クロス箸などの変なお箸の持ち方の直し方は?

クロス箸などの直し方①まずは一本から練習

ペンでグラフをチェックする

クロス箸などの変なお箸の持ち方の直し方の1つ目は、まずは一本から練習を始める方法です。お箸の使い方で大事なのは、上の箸の持ち方です。変な持ち方を改善するために、お箸の正しい使い方で確認した、「上の箸の持ち方」を参考にしてしっかりと練習していきましょう。

上の箸を、ペンの要領できちんと持ったら、大きく縦に上下させる動きを行います。数字の「1」をイメージして、ゆっくりと空中に描くようにすればOKです。正しい形と動きに、指を慣れさせていってください。薬指と小指を動かさず、縦に上下させられるよう、根気よく続けていきましょう。

クロス箸などの直し方②二本に増やして練習

ダンベルで筋トレする男女

クロス箸などの変なお箸の持ち方の直し方の2つ目は、一本だけの扱いに慣れてきたら、二本に増やして練習する方法です。お箸の正しい使い方で確認した、「下の箸の持ち方」を参考に、親指と人差し指の間である、付け根の部分から下の箸を挟むように入れていきましょう。

両方の箸がそろったら、しばらくは動かさないようにして、正しい形を維持します。今までの変な持ち方から、正しい形へと手が覚えるように、上書きしていきます。簡単なようですが、慣れないうちは、正しい形を維持するだけでも難しいので辛抱強く続けてください。

正しい形が維持できるようになったら、上の箸を縦に上下させる練習を、再度行いましょう。下の箸を動かさないように、上の箸だけで大きくゆっくりと数字の「1」を描いていきます。動きに慣れてきたら、上の箸を下げたときに、下の箸と箸先がぴったり揃うように意識して練習します。動きがチェックできる動画はこちらです。

クロス箸などの直し方③軽い物や重い物をつまんで練習

コインをビンに入れる男性

クロス箸などの変なお箸の持ち方の直し方の3つ目は、軽い物や重い物をつまんで練習する直し方です。二本で箸先がそろうほどスムーズに動かせるようになったら、物をつまんで練習していきましょう。つまみ方の練習といえば豆が基本です。小さいので難しそうなイメージがありますが、軽いのでまだ簡単にできる物です。

お箸の正しい持ち方で確認した、「二本の箸を合わせたときの持ち方」を参考にして、豆をつまんで、別の器に移していきます。焦らず、じっくりとこなしていけば大丈夫です。

軽い物がつまめるようになったら、芋やこんにゃくなど、重い物をつまむ練習に移りましょう。箸先の力加減が上手くいかないと、重い物は滑り落ちてしまうので、集中してください。大切なのは、先を押しつけるのではなく「優しくつまむ」という意識で行うことです。

大人用の矯正箸を利用する方法も

正しいお箸の持ち方ができる、矯正箸なる商品も市販されています。子ども用というイメージが強いかもしれませんが、実は大人向けのものもあるんです。こちらを利用して、正しい形を覚える人もたくさんいます。

クロス箸などの変なお箸の持ち方の周りからの印象3選

周りからの印象①動きがおかしいので気に障る

食事をする男女

周りからの印象の1つ目は、動きがおかしいので気に障るというものです。変わった箸の持ち方をしていると、クロス箸のように、おかしな動きになってしまいます。視界に入ると「ついつい気になる」「不快に感じる」という意見が多いですね。

周りからの印象②食べ方がキレイではないので気になる

溶けたアイスとりんご

周りからの印象の2つ目は、食べ方がキレイではないので気になるというものです。クロス箸のような、変わった持ち方をしていると、食べるときの姿勢も崩れてしまいます。また、食べ物をキレイにつまめないのでポロポロこぼれてしまうというケースも少なくありません。食べ方が気になるという意見も意外とたくさんあります。

周りからの印象③一緒に食事に行くと恥ずかしい

男性の挨拶を無視する女性

周りからの印象の3つ目は、一緒に食事に行くと恥ずかしいというものです。友人や恋人などが、クロス箸のような持ち方をしていると、恥ずかしいと感じてしまう人も一定数います。周りから見られていないようで、見られているんですね。注意して改善していきたいものです。

食事に行って恥ずかしいと感じるのは、フォークの作法を知らないときも同じです。箸使いをマスターしたら、こちらの記事で、フォークの作法や直し方もマスターしてみませんか?フランス料理のマナーも紹介しています。

Small thumb shutterstock 316455128
フランス料理のマナー|フォークの作法やフレンチのコースの食べ方

覚えておきたいフランス料理のマナーを紹介します。フレンチレストランに訪れる際の正しい服装やテーブルマナーをしっかり把握しておきましょう。フランス料理の食べ...

クロス箸は止めてキレイな持ち方をマスターしよう

クロス箸などの持ち方は、大人になってからだと、直し方を学ぶのが大変だと言われています。しかし、正しい指の置き方や力加減を意識したり、矯正箸などを利用したりして、改善させることは不可能ではありません。

根気よく続けていくことで、いつの間にかキレイな形になっていることでしょう。クロス箸など、自分の持ち方が気になる人は、頑張ってマスターしてくださいね。食べるときの姿が、より魅力的になりますよ。

商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。