スマホのバッテリーを長持ちさせる充電のタイミングは?電池の復活方法も

スマホのバッテリーを長持ちさせる充電のタイミングをご存知ですか?本来のスマホのバッテリーの寿命より、早く劣化させてしまうNG行動もご紹介します!スマホの電池を復活する方法も!ベストな充電のタイミングも検証しました。スマホバッテリーの劣化防止に役立つ記事として参考になりますよ。

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スマホのバッテリーの寿命は?

スマホのバッテリーは2・3年が寿命

スマホ2

スマホのバッテリーの寿命は、大体2、3年と言われています。ただし、完全に使えなくなるまでという意味ではなく、バッテリー交換をしても良い時期ということです。バッテリーが劣化してきたサインとしては、購入時に比べて電池の減りが異常に早くなること、充電が遅くなること、シャットダウンしてしまうこと、などです。

また、これはバッテリーの寿命であり、スマホ本体の寿命はメーカーによっても異なりますが、バッテリーよりは長く4、5年は使えるように作られています。

スマホのバッテリーはリチウムイオン電池

電池

スマホのバッテリーに使用されている電池はほとんどがリチウムイオン電池です。リチウムイオン電池は、エネルギー密度が高いため小型・軽量化できること、寿命が長いこと、短時間充電できることからスマホのバッテリーとして最適の電池と言えます。

一方で、リチウムイオン電池はデリケートなため、一時は爆発事故が相次ぐなどの問題もありました。そこで、以前は「バッテリー交換型」スマホ、裏面から蓋を開けてだれでも簡単にバッテリーを出し入れできるものでしたが、現在は「バッテリー内蔵型」スマホ、バッテリー交換にはメーカー等に依頼が必要なものが主流です。

スマホのバッテリー交換費用の目安

お金

スマホのバッテリー交換するのにかかる費用の目安はどれくらいでしょうか。「交換型」の場合は、2,500円から3,500円程度です。ただ、現在は「交換型」対応機種が減少していないため、バッテリーそのものの取り扱いが少なく、取り寄せ等の手配が必要になる場合が多くなります。

「内蔵型」のスマホバッテリーの場合の交換費用は、5,500円から10,000円程度とされています。メーカーや機種、会社によって異なります。また、メーカー保証サービス等の割引サービスに加入している場合は割安に交換可能です。スマホ本体も高価なものですが、バッテリーの価格も安いとは言えませんね。

スマホのバッテリーを長持ちさせる充電のタイミングは?


スマホのバッテリーを長持ちさせる充電するタイミング①残量20%

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スマホのバッテリーを長持ちさせる充電のタイミングとして、バッテリー残量20%を切る前がおすすめです。完全に0%にしてしまうのはよくありません。バッテリーが切れている状態は、リチウム電池が放電されている状態で、バッテリーを劣化させる原因の1つなのです。

バッテリーはたくさん使用すれば劣化し寿命が短くなります。フル充電を1回とカウントして、500回使用するとバッテリーの性能は半分に落ちるといわれています。1日一回充電すると、バッテリーの寿命が約2年という計算はここからきています。

スマホのバッテリーを長持ちさせる充電のタイミング②上限80%まで

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バッテリーを長持ちさせる充電のタイミングは、上限80%くらいまでで十分です。スマホのバッテリーは80%までは急速に充電され、それ以降は充電のスピードが遅くなる仕組みになっています。これは、機能を使用するのに必要な充電は速く確保できるためのもので、80%あれば使用するのに支障がないということです。

次の項目でも触れますが、満充電を放置することもバッテリー劣化の原因になります。スマホの充電を長持ちさせるタイミングは、20~80%がベストといえます。

やっちゃダメ!スマホのバッテリーを劣化させる使い方3選

スマホのバッテリーを劣化させる使い方①寝ながら充電で放置

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バッテリーを劣化させるNGな使い方として、寝ながら充電してそのまま放置してしまうことです。就寝のタイミングで充電することはよくありますが、充電したまま寝てしまうと、充電器にスマホを繋いだ状態で長時間経過してしまいます。

そうすると、100%の満充電状態を継続するために、放電と充電が繰り返され、過放電が続きます。これはバッテリーを劣化させる原因になるので、満充電になったらすぐに充電器から外しましょう。


スマホのバッテリーを劣化させる使い方②使いながら充電

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バッテリーを劣化させる使い方の2つ目は、スマホを使いながら充電することです。スマホを使っている途中で充電が少なくなり、充電器につなげながら使うというのもよくありがちなことですが、充電のタイミングとしてはNGです。特に動画やゲームなどでは、スマホ内部でたくさんの処理が行われています。

スマホの動作を行いながら充電を同時に行うとバッテリーの劣化につながります。また、バッテリー自体に熱を持つ原因にもなります。バッテリーが発熱することがNGな理由は次の項目で触れていきます。

スマホのバッテリーを劣化させる使い方③高温

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バッテリーを劣化させる使い方3つ目は、高温になることです。リチウムイオン電池は高温に弱く、高温環境に置くとバッテリー劣化の原因になります。先ほどのように、ゲームや動画をしながらの充電でバッテリーが高温になってしまうのも、この理由でNGです。

また、車内温度を気にせずにスマホを放置してしまったり、お風呂やサウナのような湿気や高温の場所には持ち込まないという工夫をしましょう。当然ながら、バッテリーに限らずスマホ本体にも悪影響を与えてしまいかねません。

スマホの電池を復活させる方法は?

スマホの電池を復活させる方法は?①バッテリーをリフレッシュする

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スマホの電池を復活させる方法1つ目は、バッテリーをリフレッシュすることです。満充電して、0%まで一度使い切り数時間放置、また満充電まで充電します。放電と満充電を繰り返すのです。この方法で、リチウム電池のチップがリセットされます。

突然電源が切れる原因は、スマホがバッテリーの残容量を測っているためです。実際に残っている残量と、表示されている電池残量のずれが原因です。リフレッシュをすると、この電池残量のずれが修正されます。こちらの方法は先ほどNGで述べた放電と満充電の繰り返しですので、異常を感じたときに行うと良いでしょう。


スマホの電池を復活させる方法は?②ナノカーボンを使う

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スマホの電池を復活させる方法2つ目は、ナノカーボンを使うことです。ナノカーボンとは、ダイヤモンド粒子で出来た接点改質剤のことで、金属についた細かい傷をうめる効果があります。それにより、電流の流れが良くなります。使い方は、付属のスティックにナノカーボンをつけて、バッテリーの金属面に塗るだけです。

ただ、埋め込み型のスマホだとバッテリーそのものには塗れません。ですが、スマホの充電ケーブルにナノカーボンを塗ったことで、充電環境が改善されたという体験談もあります。イヤホンや音響の改善にも使用されます。

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スマホの電池を復活させる方法は?③スマホを節電する

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スマホの電池を復活させる方法3つ目は、スマホを節電することです。根本的に、劣化してしまったリチウム電池そのものを復活させることはできません。スマホの節電も、どちらかというと、劣化させないための対策に近いですね。スマホが多くの電力を消費していれば、当然電池も早く減ります。

バッテリー劣化ではなく、無駄な電力を消費していることが原因ではないか、スマホの設定を見直してみましょう。電力消費のポイントは次になります。

    スマホの節電ポイント

  • 画面の明るさ設定:画面の明るさをおさえると節電になります
  • Wi-Fi設定:Wi-Fi設定をオフにすると節電に。ただしWi-Fi接続ができなくなります。
  • Bluetooth設定:ワイヤレス無線設定です。オフにすると節電に。
  • アカウントの同期設定:オンにしていると、電力消費されます。
  • GPS設定:測位システムをオフにすると節電に。GPSの必要なアプリが使えなくなります。

また、ゲームや動画などは電力消費の多いものが多いですね。バッテリーの残量を測ったり、自動で節電設定してくれるアプリもあります。不要なアプリを見直して削除するのも一つの手です。スマホ設定はバッテリー長持ちの秘訣です。節電とともに通信費の節約も見直してみるのもいいきっかけですね。

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スマホの充電頻度はどのくらいが理想?

毎日充電と決めずに20%から50%の残量になったら充電する

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スマホの充電頻度に関しては諸説ありますが、多くの人は毎日100%まで充電して充電切れにならないようにしていますね。そこを毎日満タンまで充電と決めずに、50%以下の残量になったら充電するのが理想です。先ほど触れた500回の充電で、バッテリー性能が半分になってしまう説を思い出してください。

この場合の1回というのは、100%の充電という意味で1サイクルです。2度に分けて100%充電すればそれを1サイクルと考えます。リチウムイオン電池以前に使用されていたニッケル水素電池では、メモリー効果といって継ぎ足し充電、少し減ったからと充電することがバッテリー劣化の要因になっていました。

ですが、リチウムイオン電池ではその心配はないのです。ただ、50%以上残量があるのに充電すると、満充電になって放置してしまう可能性があります。20%以下にならない程度に充電するのが最適な方法と言えるでしょう。

モバイルバッテリーも活用しよう

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これまでご紹介した方法でも、充電が1日持たない場合や、外出先での使用が多い、充電が切れたらこまる、といった方はモバイルバッテリーを活用しましょう。スマホバッテリーが0%になることはバッテリーにもよくありません。

モバイルバッテリーは、携帯型の畜充電器で、モバイルバッテリーに充電しておけば、コンセントなしでもスマホに充電できる便利アイテムです。上手に活用しましょう。

スマホのバッテリー劣化を防止して長持ちさせよう

スマホのバッテリーは、リチウムイオン電池によって長持ちするようになりました。しかし、使用回数を重ねればいずれスマホのバッテリーの寿命は訪れます。

ただ、普段から何気なく行っているながら充電や、満充電、スマホの設定にもバッテリーを劣化させる原因が潜んでいます。気づかずにNG行動をしてしまっていたかもしれませんね。バッテリー交換の前に復活方法も試してみてください。今回の記事を参考に、スマホのバッテリー劣化を防止して少しでも長持ちさせましょう。


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