お変わりありませんかの使い方は?例文14選!敬語で手紙の書き方に返事も
いろいろなシチュエーションで使用できる「お変わりありませんか」についてまとめました。「お変わりありませんか」をさらに丁寧な敬語表現にした言い方や「ご無沙汰しております」や「お元気ですか」のような言葉に言い換えたときの例文や、返事の仕方などについて紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
目次
「お変わりありませんか」の意味は?
「お変わりありませんか」には前回関わった時と今の状況を尋ねる意味がある
「お変わりありませんか」には、前回会ったり電話したりした時の状況と今の状況の違いを尋ねる意味がある言葉です。「お変わりありませんか」の「変わり」には「違う」や「変化」という意味があります。
そのため、「体調や家族のこと、仕事や趣味など相手を取り巻く環境において、前回会ったり電話で話をしたりしたときと何か変わったことがありましたか」というニュアンスが含まれた言葉となります。
「お変わりありませんか」は変わりなく過ごしていたらいいなという意味
「お変わりありませんか」は、変わりなく過ごしていたらいいなという意味があります。手紙で「お変わりありませんか」と書くことありますよね。「ありませんか」と書きますが、返事を求めているわけではなく「元気に過ごしていてくれたら嬉しいな」という意味を込めて使われている言葉なのです。
「お変わりありませんか」の使い方は?
使い方①暫くぶりに会ったり連絡を取ったりするとき
「お変わりありませんか」の使い方の1つ目は、暫くぶりに会ったり連絡を取ったりするときです。「お変わりありませんか」は、暫くぶりに会ったり連絡を取ったりするときに使用する言葉です。そのため、前回会ったときや連絡を取ったときから、ある程度日数が経過していないと使うことが出来ません。
使い方②「お変わりありませんか」をより丁寧な敬語表現にすることもある
「お変わりありませんか」の使い方の2つ目は、「お変わりありませんか」をより丁寧な敬語表現にするということです。「お変わりありませんか」という言葉は、その言葉自体が、目上の方に使用しても問題ない敬語表現です。また、「お変わりございませんか」のように、より丁寧な言い方をしても差し支えありません。
「お変わりございませんか」は、二重敬語になるのではないかと気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、二重敬語ではありませんので安心して使うことが出来ます。
目上の方には丁寧な話し方を心掛けている方も多いはずです。丁寧に話すことに気を取られてしまい、二重敬語になってしまっていることもあります。こちらの「拝見させていただく」も二重敬語なのかと気になりますよね。はたして「拝見させていただく」は二重敬語なのでしょうか。興味のある方は、ぜひご覧になってください。
使い方③手紙を送るときの「お変わりありませんか」
「お変わりありませんか」の使い方の3つ目は、手紙を送るときの「お変わりありませんか」です。直接会った時や電話で会話する時などに使われる「お変わりありませんか」ですが、手紙にも使用することが出来ます。手紙での「お変わりありませんか」も、相手としばらくぶりに連絡をとるというときに使う言葉です。
「お変わりありませんか」の例文14選
「お変わりありませんか」の例文①家族のことを聞く
「お変わりありませんか」の例文の1個目は家族のことを聞くです。「お変わりありませんか」の前に「ご家族の皆様は」とすることで、相手の家族がみんな健康でいるかや状況について問い合わせているということになります。例文としては「(ご家族の)皆様はお変わりありませんか」です。
「お変わりありませんか」の例文②健康面について聞く
「お変わりありませんか」の例文の2個目は健康面について聞くです。「お変わりありませんか」の前に「お身体」とすることで、「病気になっていませんか」や「元気ですか」と聞くことが出来ます。
お身体とは心と体のことを指していいます。「精神的に辛いことはないですか」という繊細な内容も含まれますので、「お身体おかわりないですか」は、状況によって使い分けると良いでしょう。例文としては「お身体お変わりないですか」です。
「お変わりありませんか」の例文③仕事の状況を聞く
「お変わりありませんか」の例文の3個目は、仕事の状況を聞くです。「お変わりありませんか」の前に「お仕事」と付けることで、相手の仕事の状況を聞くことが出来ます。この言葉は、相手の方や自分が移動したり独立したりして、相手の方と自分が違う環境で仕事をしているときなどに使用します。
また、仕事が上手くいない状況のときに使用されると嫌みに感じてしまう事もありますので、状況に合わせた使い方をするようにしましょう。例文は「お仕事お変わりありませんか」です。
「お変わりありませんか」の例文④より丁寧な敬語表現「ございませんか」
「お変わりありませんか」の例文の4個目は、より丁寧な敬語表現「ございませんか」です。「お変わりありませんか」は、それだけで丁寧な言葉になりますが、受け取る人によっては、少し棘のある言葉に感じることがあります。そのため、より丁寧で優しい印象の「お変わりございませんか」を使用すると良こともあります。
「お変わりありませんか」の例文⑤またお会いできて嬉しい
「お変わりありませんか」の例文の5個目は、またお会いできて嬉しいです。相手に代わりないことを訪ねた上で、あなたにあえて嬉しいという気持ちを伝えることが出来る使い方です。例文は「お代わりありませんか。またお会いできて嬉しいです」です。
「お変わりありませんか」の例文⑥ご無沙汰しております
「お変わりありませんか」の例文の6個目は、ご無沙汰です。ご無沙汰は、連絡を取らない間に時間が過ぎてしまったことを表わしています。「変わりないですか」のように相手の様子を伺うニュアンスは含まれていません。
そのため、しばらくぶりですという挨拶の後、「お変わりありませんか」と続けることで相手の様子を尋ねることが出来るようになります。例文は「ご無沙汰いたしております。あれからお変わりありませんでしたか」です。
「お変わりありませんか」の例文⑦ご無沙汰していますが
「お変わりありませんか」の例文の7個目は、「ご無沙汰していますが」です。「ご無沙汰しています」の後ろに「が」を付けることで、その後にも言葉を付けることが出来るようになります。「久しぶりですが変わりないですか」と伺いたいときなどに「ご無沙汰しておりましたが、お変わりありませんか」とすることが出来ます。
「お変わりありませんか」の例文⑧久しぶりの連絡になってしまい誠に恐縮
「お変わりありませんか」の例文の8個目は、久しぶりの連絡になってしまい「誠に恐縮」です。なかなか会ったり、連絡を取ったりすることが出来ずに申し訳ないと言う気持ちを表わすときに使用します。
特に手紙やメールなど、相手の表情を見ながら挨拶することが出来ない時には有効な言葉です。例文としては、「ご無沙汰してしまい大変恐縮ですが、お変わりございませんか」となります。
「お変わりありませんか」の例文⑨尋ねる内容を限定しない「あれから」
「お変わりありませんか」の例文の9個目は、尋ねる内容を限定しない「あれから」です。「あれから」とは前回連絡を取ったときからという意味です。聞く内容を限定されないので聞かれた方も自分が答えたいことや伝えたいことについて話すことが出来ます。例文は「あれから、お変わりありませんか」となります。
「お変わりありませんか」の例文⑩親しい人へのお久しぶり
「お変わりありませんか」の例文の10個目は、親しい人へのお久しぶりです。親しい人に丁寧すぎる言葉使いをすると、よそよそしいと感じてしまいます。そのため、親しい間柄の人には「お久しぶりです」のような言葉を選択するようにしましょう。例文としては、「お久しぶりです。お変わりありませんか」です。
「お変わりありませんか」の例文⑪友人など身近な人へお元気ですか
「お変わりありませんか」の例文の11個目は、友人など身近な人への「お元気ですか」です。「お元気ですか」は、相手の健康状態を聞くときに使う言葉。「お変わりありませんか」の代わりに「お元気ですか」とすることが出来ます。
「お変わりありませんか」の例文⑫いかがお過ごしでいらっしゃいますか
「お変わりありませんか」の例文の12個目は「いかがお過ごしでいらっしゃいますか」です。「いかがお過ごしでいらっしゃいますか」は、「お変わりありませんか」よりも丁寧で優しい表現の仕方です。会話だけでなく手紙やメールなど幅広く使うことが出来ます。
「いかがお過ごしでいらっしゃいますか」の前に季節の挨拶など一言添えるとより良いでしょう。例文は「暑い日が続きますが、いかがお過ごしでいらっしゃいますか」です。
「お変わりありませんか」の例文⑬お変わりなくお過ごしでしょうか
「お変わりありませんか」の例文の13個目は「お変わりなくお過ごしでしょうか」です。この「お変わりなくお過ごしでしょうか」は、変わりなく過ごしていらっしゃると嬉しいですという気持ちを表現したもの。
相手の状況を気遣う言葉となりますので、「立秋とはいうものの、まだまだ暑い日が続きます。皆様お変わりなくお過ごしでしょうか」や「あれから(その後)お変わりなくお過しでしょうか」のような使い方がオススメです。
「お変わりありませんか」の例文⑭季節の挨拶
「お変わりありませんか」の例文の14個目は、季節の挨拶です。手紙や暑中見舞いなどの便りを出す時に、季節の挨拶と一緒に「お代わりありませんか」とすることで、趣のある文面となります。「立春とは名ばかりで、寒い日が続いておりますが、お代わりありませんか」のようにするとよいでしょう。
「お変わりありませんか」の手紙の返事の仕方は?
「お変わりありませんか」の手紙の返事の仕方①おかげさまで
「お変わりありませんか」の手紙の返事の仕方の1つ目は「おかげさまで」です。「おかげさまで」は、友人のような親しい関係の相手にもビジネス関係のかしこまった相手にでも使うことが出来る言葉です。「おかげさまで元気にしております」のような返事の仕方をします。
親しい相手の場合は「おかげさまで元気にやっています」の後に、近況報告など細かい話を続けるのもよいでしょう。ビジネス関係の相手の場合は、細かい近況まで伝えると迷惑になりますから、「ご無沙汰いたしております」や「おかげさまで変わりなく過ごしています」のように形式的な返事をすると良いでしょう。
「お変わりありませんか」の手紙の返事の仕方②あなたはお元気ですか
「お変わりありませんか」の手紙の返事の仕方の2つ目は「あなたはお元気ですか」です。親しい相手とのやりとりの場合、「変わりないですか」と聞かれたら「相変わらず元気にしています」と答えた後に「あなたも変わりないですか」「お元気ですか」と聞き返しても良いでしょう。
お変わりありませんかをシーンによって使い分けよう
お変わりありませんかの様々な使い方について紹介してきました。そのままでも丁寧な言い方の「お変わりありませんか」ですが、より丁寧に「ございませんか」とすることや、友人のような親しい間柄に人には「お元気ですか」のように使い分けをすることが大切です。
また、「お変わりありませんか」と便りが来たときに、ビジネスシーンやプライベートというように状況に使い分けて返事が出来るとスマートで素敵ですね。
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。