「嬉しく思います」が正しい表現!嬉しい気持ちを表すビジネス敬語

「嬉しく思います」「嬉しく存じます」という言い回しは嬉しいの敬語表現です。ここではどのような表現の仕方が相手に対して気持ちが伝わるのか、また印象良く映るのかを見ていきたいと思います。嬉しいという敬語表現をここでマスターしましょう!

「嬉しい」気持ちを表す敬語は?

「嬉しい」気持ちを表す敬語①ありがたく存じます

3人の会社員

「嬉しい」気持ちを表す敬語の1つ目として「ありがたく存じます」が挙げられます。「嬉しく思います」という言葉をさらに丁寧にした表現が「ありがたく存じます」という表現であり、「嬉しく思います」よりも幅広いシーンで使うことができる言葉になります。「ありがたく存じます」はビジネスメールでも使えます。

例えば「お忙しい中恐縮ではございますが、先にお送りいたしましたメールの返信をいただけましたらありがたく存じます」といった使い方もできます。これは「嬉しく思います」に置き換えることもできるのですが、「ありがたく存じます」とすることで、よりフォーマルなニュアンスを出すことができます。

「嬉しい」気持ちを表す敬語②幸いでございます

4人での握手

「嬉しい」気持ちを表す敬語の2つ目として「幸いでございます」が挙げられます。「幸いでございます」という表現は「嬉しく存じます」と同じように、「嬉しく思います」という表現をさらに丁寧にした敬語表現になります。嬉しい気持ちを丁寧にした表現が「ありがたく存じます」であり「幸いでございます」になります。

例えば「来月からスタートのプロジェクトにつきましてアドバイスをいただけましたらありがたく存じます。またアドバイスいただく内容をいち早く実行に移したいと考えておりますので、本日どこかでお時間をいただけましたら幸いでございます」といった形で使うと「嬉しく思います」の敬語表現が続いても文が引き締まります。

「幸いでございます」という表現はビジネスにおいて非常によく使われる言葉になりますので、この表現単独でもしっかり使い方を見ておいた方が良いでしょう。下記の関連記事は「幸いです」という表現の使い方についてまとめられていますので「幸いでございます」を学ぶ上でおすすめの記事です。こちらもチェックしましょう!

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「嬉しい」気持ちを表す敬語③嬉しく存じます

フロントでの笑顔

「嬉しい」気持ちを表す敬語の3つ目として「嬉しく存じます」が挙げられます。例えば「先日ご依頼の資料に付きまして提出を明日とさせていただけましたら嬉しく存じます」といった形で使うことができます。「嬉しい」という言葉をダイレクトに使う表現であり、先述の2つの表現と使い分けることも可能です。

「ありがたく存じます」「幸いでございます」という表現については「嬉しい」という気持ちを表すよりは、相手方に対してこちら側の要望について促進する働きを持つ言葉になりますが「嬉しく存じます」については同じような意味合いで使えて「嬉しい」気持ちをやや強めに表す言い回しになっています。

「嬉しく思います」の基本的な使い方は?

「嬉しく思います」の基本的な使い方①謙譲語表現「嬉しく存じます」

笑顔の会社員

「嬉しく思います」の基本的な使い方の1つ目として、謙譲語表現である「嬉しく存じます」について紹介したいと思います。「嬉しく思います」の敬語要素を強める表現としては「嬉しく存じます」が挙げられるのですが、「存じます」という部分が謙譲語表現になっており「思います」よりも強い敬意を表します。

「このような素晴らしい記念品を頂戴できて嬉しく存じます」といった形で、シンプルに喜びを表すシーンでも使えますし、先述のように「ありがたく存じます」と同じような、ビジネスライクな使い方も可能な表現となっていますので状況によって使い分けるようにしていきましょう。

ちなみに謙譲語表現以外では尊敬語表現も相手への強い敬意を表す言葉になるのですが、「嬉しい」と思う主体は自分なので、相手の行為を一段階上げて相手への敬意を表す尊敬語の表現は存在しないことになります。

「嬉しく思います」の基本的な使い方②丁寧語表現「嬉しいです」

腕を組むビジネスマン

「嬉しく思います」の基本的な使い方の2つ目として、丁寧語表現である「嬉しいです」について紹介したいと思います。丁寧語表現とは「です」「ます」口調を指しますので「嬉しいです」も丁寧語ですし、「嬉しく思います」もまた、丁寧語表現の1つであると言えます。どちらも同じような意味合いで使うことができます。

ここまでで紹介した表現の敬語の強さを比較すると「嬉しく存じます」が一番敬語表現が強く、次に「嬉しく思います」、そして丁寧語表現ながら「嬉しいです」が最もカジュアルな表現になります。「嬉しく存じます」という表現が堅すぎると感じる場合もありますので、相手やシチュエーションによって表現を使い分けましょう。

「嬉しく思います」の基本的な使い方③大変嬉しく存じます

2人で握手

「嬉しく思います」の基本的な使い方の3つ目として「大変嬉しく存じます」という表現を紹介します。「大変嬉しく存じます」という表現は「大変」という言葉を付け足すことで、嬉しい気持ちの度合いをさらに強く表す表現になります。特に嬉しい気持ちを強く表したい場合にはこういった表現を使うといいでしょう。

ただし、特にビジネスのシーンでは「大変嬉しく存じます」という言葉がわざとらしく感じられるシーンも少なくないため、使うシーンは限定し乱用はしない方がいいでしょう。ここぞという時を見計らって使うと相手方にこちら側が喜んでいるというニュアンスがしっかり伝わる表現になります。

「嬉しく思います」のビジネスシーンでの他の敬語表現は?

「嬉しく思います」のビジネスシーンでの他の敬語表現①喜びの気持ちで一杯

笑顔の男性会社員

「嬉しく思います」のビジネスシーンでの他の敬語表現の1つ目として「喜びの気持ちで一杯」という表現が挙げられます。「こんなに多くの方から励ましの言葉をいただき喜びの気持ちで一杯です」という形で使います。この表現は「ありがたく存じます」のように要望について促進する表現ではなく喜びの気持ちを表す表現です。

「喜びの気持ちで一杯」という表現については、敬語表現の中でも比較的軽いニュアンスなので、あまりフォーマルなニュアンスが求められないシーンで積極的に使いたい言い回しになります。こういった言い回しの方が自分の気持ちが素直に伝わることが少なくありませんので状況に応じて使っていくようにしましょう。

「嬉しく思います」のビジネスシーンでの他の敬語表現②光栄でございます

笑顔の女性

「嬉しく思います」のビジネスシーンでの他の敬語表現の2つ目として「光栄でございます」という表現が挙げられます。「喜びの気持ちで一杯」という表現に比べると「光栄でございます」という表現はフォーマルな色が強い表現になっています。正式に何か表彰を受けたような場合に使いたい表現になります。

例えば「この度はこのような素晴らしい賞をいただくことができ、光栄でございます。今後も皆様のご期待に添えますように精進を重ねて参ります」といった形で使います。非常にフォーマルな要素が強い言い回しになりますので、ビジネスにおいても使うシーンは限られてくる敬語表現であると言えるでしょう。

「嬉しく思います」のビジネスシーンでの他の敬語表現③至福の極みです

驚く女性

「嬉しく思います」のビジネスシーンでの他の敬語表現の3つ目として「至福の極みです」という表現が挙げられます。この表現は大きな喜びを表す「嬉しく思います」の敬語表現であり、最上級の嬉しさを表す言い回しになっています。そのため、相手方に対して非常に大袈裟に伝わりますので使うシーンは考えたいところです。

例えば「社長から直々にこのような形で長年の継続勤務を労っていただき至福の極みでございます。今まで本当に頑張って来た甲斐がありました。これからも微力ながら若い力の育成に力を入れていけたらと思っております」といった形で使えば、社長に十分に喜びの気持ちは伝わることでしょう。

「嬉しく思います」のビジネスシーンでの他の敬語表現④慶賀の至りです

胸を張る女性

「嬉しく思います」のビジネスシーンでの他の敬語表現の4つ目として「慶賀の至りです」という表現が挙げられます。この表現は「嬉しく思います」の敬語表現の中でも、最もフォーマルなニュアンスが強い表現になりますので、使われるシーンは相当に限られてくることでしょう。

例えば「ご令嬢のご婚礼の儀にご招待預かりまして慶賀の至りでございます」といった形で使います。この状況は、会えば恐縮するような目上の方の娘の結婚式に招待された時の返礼になります。これ程の敬語表現は滅多に使うことはないかと思いますが、いざという時にこういう言い回しができると周囲から一目置かれるでしょう。

「嬉しく思います」の類語表現は?

「嬉しく思います」の類語表現①心躍ります

笑顔の黒人女性

「嬉しく思います」の類語表現の1つ目として「心躍ります」という表現が挙げられます。例えば「このような大きなプロジェクトを任せていただけるとのことで心躍ります」といった形でビジネスにおいても使うことができる表現になります。単に嬉しいというよりもこういった言い回しができると相手から聡明に映ります。

「嬉しく思います」の類語表現②胸が弾みます

お金を持つ男性

「嬉しく思います」の類語表現の2つ目として「胸が弾みます」という表現が挙げられます。この表現は「これからお仕事でご一緒できるかと思うと胸が弾みます」といった形で使うことができます。この表現は使いどころを間違えると相手から失礼だと思われたり真剣みが足りないと思われることがあるので注意が必要です。

気心が知れた目上の相手に対してこういう表現で喜びを伝えれば相手方に素直に喜んでもらえるでしょうし、逆にあまりコミュニケーションが取れていない相手にこういった表現を使うと違和感を持たれるかもしれませんので、そういう相手には「嬉しく存じます」という表現に留めておいた方がいいかもしれません。

「嬉しく思います」の類語表現③感謝感激です

笑顔で手紙を読む男性

「嬉しく思います」の類語表現の3つ目として「感謝感激です」という表現が挙げられます。この表現はどちらかというとカジュアルな表現ですので、こういった言い回しを使っても失礼だと感じない間柄において使うことが求められます。

「〇〇さんに助けていただけるなんて、感謝感激です」といった形で使います。使う相手はかなり絞られる表現になりますので、使っていいかどうか迷うならばよりフォーマルな表現を選択した方がいいかもしれません。「嬉しく思います」「嬉しく存じます」といった表現が無難でしょう。

「嬉しく思います」や類語表現を使いこなそう!

ここまで「嬉しく思います」の敬語表現や類語表現についてその使い方の例文も含めて紹介してきました。相手方に嬉しい気持ちをしっかり伝えていくことで、良好なコミュニケーションを継続していくことができるでしょう。ここで紹介した「嬉しく思います」に関する情報をどこかで役に立ててもらえたら、とても嬉しいです。

また、「嬉しく思います」という表現に限らず、この種の敬語表現がしっかり使いこなせるようになることでビジネスがより円滑に進んでいくことが実感できるようになってくることでしょう。ここで紹介した「嬉しく思います」の内容が、ビジネスの潤滑油の役割を果たすことができたならなお嬉しいです!

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