二字熟語一覧と意味|かっこいい/美しい/難しい/おめでたい
ステキな二字熟語を上手く使ってみたいと思いませんか?かっこいい二字熟語、難しい二字熟語、美しい二字熟語など、漢字や言葉の意味などを含めご紹介します。ステキな二字熟語を使いこなして、仕事でも遊びでも一目置かれてみませんか?
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目次
二字熟語の定義とは?
二字熟語の定義①漢字二字で意味を持つ語
二字熟語の定義の1つ目は「漢字二字で意味を持つ語」です。漢字には一つ一つに意味がありますが、その漢字に文字を結び合わせることで一つの意味を成す熟語のことを言います。二字熟語になることで、ひとつのままの漢字ではなかった意味が生まれることもあります。
二字熟語の定義②熟語の中で最も短い
二字熟語の定義の2つ目は「熟語の中で最も短い」です。漢字一字では熟語とは呼びません。二文字以上の漢字が結びついたものを熟語というので、二字熟語は最も短い熟語であるといえます。四文字であれば四字熟語です。四字熟語の例も読んでみたいという方は、以下の記事もぜひご覧ください。
かっこいい二字熟語一覧
かっこいい二字熟語一覧①一閃(いっせん)
かっこいい二字熟語一覧の1つ目は「一閃(いっせん)」です。一閃とは、光ることやひらめくことを言います。四字熟語の「紫電一閃」は、あっという間一瞬のうちという意味です。「妙案が一閃する」といった使い方をします。芥川龍之介の「偸盗」にある「殺すなら、今だという気が、心頭をかすめて、一閃する」は有名です。
かっこいい二字熟語一覧②威風(いふう)
かっこいい二字熟語一覧の2つ目は「威風(いふう)」です。威風とは、威厳や威勢のあり立派である様のことを言います。「威風堂々と見える」「実に威風」といった使い方をしましょう。また、威厳があり周りの人たちを寄せ付けないほど威圧する様子を「威風辺りを払う」といいます。
かっこいい二字熟語一覧③炯眼(けいがん)
かっこいい二字熟語一覧の3つ目は「炯眼(けいがん)」です。炯眼のとはぎらぎら光る目、鋭い眼力のことを言い、慧眼とも書きます。また、嘘を見抜く、真偽・本質を見抜く鋭い眼力を持っている様を表す時にも使用します。「父親の炯眼に驚いた」といった使い方をします。
かっこいい二字熟語一覧④独尊(どくそん)
かっこいい二字熟語一覧の4つ目は「独尊(どくそん)」です。独尊とは他の誰よりも優れており、尊いという意味になります。また、この世で自分ほど偉いものはいないとうぬぼれることを言います。お釈迦様が生まれたとき、右手で天を指し左手で地を指し「天上天下唯我独尊」といったことは、あまりにも有名です。
かっこいい二字熟語一覧⑤異端(いたん)
かっこいい二字熟語一覧の5つ目は「異端(いたん)」です。異端とは、世の中とは違っている、正統から外れている様子という意味になります。また、人より優れた人物を「異端児」と言います。「児」という文字がありますが、子供という意味ではありません。「~界の異端児」といった使い方をします。
かっこいい二字熟語一覧⑥奥義(おうぎ)
かっこいい二字熟語一覧の6つ目は「奥義(おうぎ)」です。奥義とは、学問や芸能、武術などにおいて重要な事柄を指します。武術などにおいては、ここぞというときに出す技や必殺技などで使用される言葉です。「おくぎ」とも読みます。その道において重要なことを身につけたとき「奥義を極めた」などと表現します。
かっこいい二字熟語一覧⑦果敢(かかん)
かっこいい二字熟語一覧の7つ目は「果敢(かかん)」です。果敢とは、決断力に富んでいること、大胆なことという意味になります。自分よりも強い相手に挑む様子を「果敢に挑む」と表現します。「勇猛果敢(ゆうもうかかん)な人」とは、リーダーや代表ににふさわしい人の代名詞であり、誉め言葉として使われます。
かっこいい二字熟語一覧⑧覚醒(かくせい)
かっこいい二字熟語一覧の8つ目は「覚醒(かくせい)」です。覚醒とは、新たなものに気付くこと、目が覚めること、迷いがなくなる、過ちに気付くことを言います。また興奮状態であることも指します。アニメやゲームでも、ランクアップ時などに使われる言葉です。「指導を受けて覚醒した」といった使い方があります。
かっこいい二字熟語一覧⑨颯爽(さっそう)
かっこいい二字熟語一覧の9つ目は「颯爽(さっそう)」です。颯爽とは、見た目や態度、行動などが爽やかで勇ましいさまを言います。ヒーローなどがかっこよくあらわれる姿を、「颯爽と現れる」と表現します。キリッとしていてすがすがしいイメージですね。
かっこいい二字熟語一覧⑩邁進(まいしん)
かっこいい二字熟語一覧の10個目は「邁進(まいしん)」です。邁進とは、ひたすらに真っすぐ、まっしぐらに突き進む、恐れることなく突き進むことを言います。似た言葉に「精進」がありますが、意味は全く違います。精進は一所懸命努力するという意味です。使い間違えないようにしましょう。
美しい二字熟語一覧
美しい言葉・二字熟語一覧①華麗(かれい)
美しい言葉・二字熟語一覧の1つ目は「華麗(かれい)」です。華麗とは、華やかで美しい様子を表します。女性に対して華麗という言葉を使用すれば、喜ばれる誉め言葉になります。「華」という文字が入った二字熟語で似た意味の「美麗(びれい)」などがあります。「華美(かび)」は悪い意味になるのでご注意ください。
美しい言葉・二字熟語一覧②絢爛(けんらん)
美しい言葉・二字熟語一覧の2つ目は「絢爛(けんらん)」です。絢爛とは、華やかで美しいさま、きらびやかで美しいさまという意味になります。キレイであることに、豪華さが足されたイメージです。「豪華絢爛(ごうかけんらん)」といった四字熟語もあります。ぜいたくで華やか、きらびやかで美しいという意味です。
美しい言葉・二字熟語一覧③玉鬘(たまかずら)
美しい言葉・二字熟語一覧の3つ目は「玉鬘(たまかずら)」です。玉鬘とは、平安時代の装身具のことを指します。平安時代の美人の条件でした。現在では、どうにもならない運命の象徴として使われます。また玉鬘は、源氏物語に登場する人物、頭中将と夕顔の娘の通称でもあります。
美しい言葉・二字熟語一覧④婀娜(あだ)
美しい言葉・二字熟語一覧の4つ目は「婀娜(あだ)」です。婀娜とは、女性の色っぽくなまめかしい様子を意味します。また、物事が色っぽく洗練されている様子も指します。妖艶よりおとなしめな意味です。色っぽく性的な魅力のある女性に対して「婀娜っぽい」「婀娜な姿」といった使い方ができます。
美しい言葉・二字熟語一覧⑤妖艶(ようえん)
美しい言葉・二字熟語一覧の5つ目は「妖艶(ようえん)」です。妖艶とは、ただ美しいだけでなく、男性を惑わすような艶やかな美しさがある女性のことを指します。また、色気のある、官能的という意味で使用されることの多い二字熟語です。「妖艶な雰囲気がある女性」といった使い方が出来ます。
美しい言葉・二字熟語一覧⑥浅黄(あさぎ)
美しい言葉・二字熟語一覧の6つ目は「浅黄(あさぎ)」です。「うすき」とも読みます。浅黄とは赤みの淡い黄色、黄色の強いベージュのような色のことです。浅葱(あさぎ・あさつき)と勘違いされることが多いので気を付けましょう。浅葱色は緑がかった薄いあい色になります。
美しい言葉・二字熟語一覧⑦久遠(くおん)
美しい言葉・二字熟語一覧の7つ目は「久遠(くおん)」です。久遠は「きゅうえん」とも読みます。久遠とは、いつまでも永遠に続く時間と言う意味です。同意語に「永遠」があります。「久遠実成(くおんじつじょう)」という四字熟語は、真実の仏は久遠の昔に成仏している、という意味です。「悟り」を意味します。
美しい言葉・二字熟語一覧⑧玉響(たまゆら)
美しい言葉・二字熟語一覧の8つ目は「玉響(たまゆら)」です。「たまかぎる」とも読みます。玉響とは、勾玉(まがたま)が触れ合って発する小さな音のことを言います。言葉の中で使用されるときの意味は、一瞬の間、かすかなことという意味です。「玉響の青春時代」といった使い方ができます。
美しい言葉・二字熟語一覧⑨泡沫(うたかた)
美しい言葉・二字熟語一覧の9つ目は「泡沫(うたかた)」です。「ほうまつ」とも読みます。泡沫とは、水面に浮かぶ泡のことを言います。この泡のようにはかなく一瞬で消えてしまうものに対して使用する言葉になります。「泡沫の夢」「泡沫の恋」といった使い方ができます。
縁起のいいおめでたい二字熟語一覧
縁起のいい漢字おめでたい二字熟語一覧①福寿(ふくじゅ)
縁起のいい漢字おめでたい二字熟語一覧の1つ目は「福寿(ふくじゅ)」です。福寿・福壽は、幸せを意味する「福」と祝いを意味する「寿」が接着した二字熟語です。年賀状のあいさつ、賀詞として使われ、年賀状を受け取った人の幸せを祈っていますという意味になります。
縁起のいい漢字おめでたい二字熟語一覧②吉祥(きっしょう)
縁起のいい漢字おめでたい二字熟語一覧の2つ目は「吉祥(きっしょう)」です。「きちじょう」とも読みます。吉祥とは、幸福や繁栄を表す言葉、良いことが起きる前兆、この上なく縁起がいいことを指します。吉祥という二字熟語は、主に年賀状を書くときの賀詞として使用されます。
縁起のいい漢字おめでたい二字熟語一覧③飛翔(ひしょう)
縁起のいい漢字おめでたい二字熟語一覧の3つ目は「飛翔(ひしょう)」です。飛翔とは、羽ばたいて空を飛んでいくこと、空高く飛び巡ることを指します。また飛翔には、高い目標に向かって成長していく、高みを目指すという意味が込められており、スローガンとして使用されることの多い二字熟語です。
縁起のいい漢字おめでたい二字熟語一覧④頌春(しょうしゅん)
縁起のいい漢字おめでたい二字熟語一覧の4つ目は「頌春(しょうしゅん)」です。頌春とは、新年をほめたたえることという意味になります。年賀状などに書かれる賀詞ですね。しかし頌春は二字熟語です。二字熟語の賀詞は簡潔で相手への敬意が込められていないとみなされるため、目上の方へは使わない方がいいでしょう。
縁起のいい漢字おめでたい二字熟語一覧⑤弥栄(いやさか)
縁起のいい漢字おめでたい二字熟語一覧の5つ目は「弥栄(いやさか)」です。「やさか」「いやさかえ」とも読みます。弥栄とは、今よりも益々栄える、という意味になります。めでたいという意味でつかわれることが多く、同意語に「万歳」があります。「御両家の弥栄を祈って乾杯」といった使い方ができます。
縁起のいい漢字おめでたい二字熟語一覧⑥大志(たいし)
縁起のいい漢字おめでたい二字熟語一覧の6つ目は「大志(たいし)」です。大志とは、読んで字のごとく遠大な志望・希望、大きな志(こころざし)という意味になります。同意語に「抱負」や「雄志」「憧憬(どうけい)」などがあります。「大志を抱く」「大志を曲げずに進む」といった使い方が出来ます。
縁起のいい漢字おめでたい二字熟語一覧⑦楽天(らくてん)
縁起のいい漢字おめでたい二字熟語一覧の7つ目は「楽天(らくてん)」です。楽天とは、自分の環境や境遇を、天から与えられたものとして楽観することを言います。深く物事を考えずにのほほんとしている人を楽天家などと言いますが、実は深い意味のあるよい二字熟語なんですね。
縁起のいい漢字おめでたい二字熟語一覧⑧福籠(ふくろう)
縁起のいい漢字おめでたい二字熟語一覧の8つ目は「福籠(ふくろう)」です。福籠は、鳥のフクロウにかけており、福を一つにまとめるという意味があります。フクロウは縁起の良い、幸せを呼ぶシンボルと言われています。「不苦労」という当て字をされることもあります。
縁起のいい漢字おめでたい二字熟語一覧⑨栄華(えいが)
縁起のいい漢字おめでたい二字熟語一覧の9つ目は「栄華(えいが)」です。「栄花」と書く場合もあります。栄華とは、権力や財力によって栄えることを言います。勢いのある成功を感じますね。「栄華を極める」といった使い方ができます。
難しい二字熟語一覧
難しい二字熟語一覧①悠遠(ゆうえん)
難しい二字熟語一覧の1つ目は「悠遠(ゆうえん)」です。悠遠とは、場所や時間・時がはるかに遠いこと、遠く久しいことを言います。はるかかなたというよりも、「悠遠のかなた」といった難しい使い方をぜひしてみてください。
難しい二字熟語一覧②嫌疑(けんぎ)
難しい二字熟語一覧の2つ目は「嫌疑(けんぎ)」です。嫌疑とは、何か悪いことをしたのではないかという疑い、疑わしいことを言います。法廷などで事件の不起訴を訴えるときに「嫌疑なし」といった表現をします。「嫌疑の疑いをかけられる」といった使い方ができます。
難しい二字熟語一覧③灰燼(かいじん)
難しい二字熟語一覧の3つ目は「灰燼(かいじん)」です。灰燼とは、燃えてしまって灰と燃えカスだけになり、跡形もなくなることを言います。実際の灰と燃えカスのことだけでなく、やってきたことがダメになってしまった場合などにも使われます。「灰燼と化す」といった使い方ができます。
難しい二字熟語一覧④蓋然(がいぜん)
難しい二字熟語一覧の4つ目は「蓋然(がいぜん)」です。蓋然とは、たぶんそうであろう、起こりうるであろうと推測できることを言います。そのたぶんも、かなり確実である場合に、この蓋然という二字熟語が使用されます。「蓋然的な結末」といった使い方ができます。
難しい二字熟語一覧⑤薫陶(くんとう)
難しい二字熟語一覧の5つ目は「薫陶(くんとう)」です。薫陶の実際の意味は、香をたいて薫りを染み込ませながら土から投機を作ることですが、そのことから、優れた力・人徳・品位で人を感化し、教育すること立派なに人にすることを言います。「薫陶を受ける」といった使い方ができます。
難しい二字熟語一覧⑥老獪(ろうかい)
難しい二字熟語一覧の6つ目は「老獪(ろうかい)」です。老獪とは、さまざまな経験を積んできたことでつちかってきた知識から悪い考えを起こすこと、ずる賢いことを言います。「老猾(ろうかつ)」は同意語です。「老獪なやり方をする」といった使い方ができます。
難しい二字熟語一覧⑦昵懇(じっこん)
難しい二字熟語一覧の7つ目は「昵懇(じっこん)」です。昵懇とは、親しく打ち解けあい慣れ親しんで付き合うこと、心安くしていることを言います。つまり、親密であるという意味です。「あなたと私は昵懇な間柄」といった使い方ができます。「入魂(じゅこん)」が「じっこん」となり、そこから「昵懇」となりました。
難しい二字熟語一覧⑧斟酌(しんしゃく)
難しい二字熟語一覧の8つ目は「斟酌(しんしゃく)」です。相手の状況や心情、事情等をくみ取って処置してあげることを言います。また空気を読んで手加減をすることを言います。「まだ経験が浅いことを斟酌する」といった使い方ができます。
二字熟語を上手に使った目標やスローガンや名言
二字熟語の目標やスローガンや名言とその意味①覚醒それが勝利への道
二字熟語の目標やスローガンや名言とその意味の1つ目は「覚醒それが勝利への道」です。先程ご紹介した通り、覚醒とは新たなものに気付くことになります。ランクアップを目指すことで勝利が近くなるという意味のスローガンです。参考にしてください。
二字熟語の目標やスローガンや名言とその意味②少年よ大志を抱け
二字熟語の目標やスローガンや名言とその意味の2つ目は「少年よ大志を抱け」です。クラーク博士の有名な言葉ですので、ご存知の方も多いかと思います。札幌農学校の教頭を辞め日本を去るときに教え子たちに送った言葉です。若者は大きな志を持って世の中に出よという意味になります。
二字熟語の目標やスローガンや名言とその意味③一瞬も一生も美しく
二字熟語の目標やスローガンや名言とその意味の3つ目は「一瞬も一生も美しく」です。こちらは資生堂のコーポレートメッセージ(キャッチコピー)になります。美肌に対する言葉ですが、運動会などのスローガンにしてもしっくり来ます。一瞬と一生という正反対の二字熟語が印象深いですね。参考にしてください。
ステキな二字熟語を使いこなそう!
いかがでしたでしょうか?かっこいい、美しい、難しい、いろいろなステキな二字熟語がたくさんありましたね。あなたが気になった二字熟語はありましたか?普段はあまり使わない漢字もたくさんありますが、ぜひ二字熟語の意味を覚えて使いこなしてくださいね!
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