最終更新日: 2019/06/21 14:45 ご都合のメールの使い方や英語|良い/程/つく/いかがでしょうか
都合の敬語表現である「ご都合」は、「良い」「よろしい」「いかがでしょうか」などの言葉と一緒に使われますね。会話だけでなく、メールでもよく見かける「ご都合」の使い方をご紹介したいと思います。類語や英語での言い方なども、まとめてみました。
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ご都合の使い方5選!電話やメール例文は?
ご都合の使い方①敬語で希望の日時をたずねる「ご都合の良い~」

使い方の1つ目は、敬語で希望の日時をたずねる「ご都合の良い~」です。「都合」とは、物事や日時に関する予定や、予算などの金銭的な工面の、特別な事情や差し障りを意味する言葉です。こちらに、「ご」という接頭語を加えて、敬語表現としたものです。いろいろな言葉と組み合わせることで、使える場面が異なってきます。
とくに、希望の日時をたずねる場合には「ご都合の良い~」という組み合わせが、よく使われます。「日程」や「時間」などの言葉を加えることで、何をたずねているのか、より分かりやすくなりますね。
ご都合の使い方②さらに丁寧な敬語表現「ご都合のよろしい~」

使い方の2つ目は、さらに丁寧な敬語表現となる「ご都合のよろしい~」です。「良い」と同じように、希望の日時をたずねることに向いています。ここでは、「良い」よりも丁寧な表現となる「よろしい」と組み合わせることで、敬意を強めることができます。
相手を立てるという印象がアップするので、「そちらの意向を重視」するという姿勢を見せることができます。こちらも、「日程」や「時間」などの言葉を加えることが多いですね。
ご都合の使い方③決定権をゆだねる「ご都合はいかがでしょうか」

使い方の3つ目は、決定権をゆだねるという意味合いを含む、「ご都合はいかがでしょうか」です。「どうですか」の丁寧な言い方である「いかがでしょうか」を組み合わせていますね。意向を確認して、決定権を持たせるという使い方が可能です。
「いかがでしょうか」を組み合わせる場合、候補となる日時を提示しながら使用します。候補となるものがあった方が、ゆだねられた方も決定しやすいですね。予定が合わないようであれば他の日時を提示すれば良いですし、問題なければ、そのままで良いという意向を伝えるだけで済みます。
ご都合の使い方④シンプルに可否を尋ねる「ご都合の程~」

使い方の4つ目は、シンプルに可否をたずねる「ご都合の程~」です。こちらは、断定を避けて、表現をやわらげる「程」を組み合わせます。シンプルにたずねたいけれど、「どうですか」では、直接的すぎて失礼になりますね。また、「いかがでしょうか」のように長々とした表現になるのを避けることができます。
「程」を使うことによって、シンプルかつやわらかいニュアンスで、提示した予定の可否を確認することができます。「お聞かせください」のような言葉と一緒に使うと良いでしょう。
ご都合の使い方⑤予算を工面する「ご都合がつく~」

使い方の5つ目は、予算を工面するという意味も含む「ご都合がつく~」です。「つく」と組み合わせた場合、日時などの予定をたずねる以外に、金銭的な意味合いも持つようになります。お金の問題はデリケートなので、「お金」や「いくら」などのストレートな言葉を使わず、金銭的な含みを伝えることができます。
また「つかない」を組み合わせることで、予算などの金銭の工面ができないことを伝えることが可能になります。もちろん、予定が合わない場合に使ってもOKです。
電話やメールでの例文①予定を擦り合わせたい場合

電話やメールでの例文の1つ目は、予定を擦り合わせたい場合に使うものです。日時や行動など、相手の意向を中心に予定を立てるということを伝えるための表現となります。
- ・◯月◯日までにご都合の良い日時をお伺いしたいと思います。
- ・ご都合のよろしいお時間をご指定ください。
- ・◯◯様のご都合はいかがでしょうか。
- ・今週中にお電話にて、ご都合がつく日程をお知らせください。
- ・ご都合のほどを◯日までに、メールにてご一報いただければ幸いです。
電話やメールで予定を擦り合わせるための例文
電話やメールでは、必ず「名前」「挨拶」「用件」などと一緒に伝えるのがマナーですね。メールでの質問の書き方に関するマナーを確認したい方は、こちらの記事をあわせてご覧ください。問い合わせの返信の仕方も紹介しています。
電話やメールでの例文②決定済みの予定を連絡する場合

電話やメールでの例文の2つ目は、決定済みの予定を連絡する場合に使うものです。具体的な日時や行動を示しながら、一緒に使用します。参加を呼びかける内容の場合、「ぜひ参加してもらいたい」というニュアンスが伝わるような言葉もあわせて使用すると良いですね。