お礼状のハガキの書き方・例文とは?お中元/お歳暮/結婚祝い

お礼状を書く時、どうやって書いていいか迷いませんか?今回は、お礼状のハガキの書き方をご紹介します。お中元やお歳暮、結婚祝いなどいろんなシーンで使うお礼状は、書き方を知っておくととても便利です。例文を交えてまとめていますので、是非参考にしてくださいね。

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お礼状を贈るタイミングは?

お礼状を贈るタイミング①お祝いや贈り物は3日以内

文房具

お礼状を贈るタイミング1つ目は、「お祝いやお中元などの頂き物は3日以内」です。特に、お中元やお歳暮などの頂き物の場合は、物が手元に届きましたということをお知らせする意味も込められます。その為、遅くとも3日以内に送るのが望ましいでしょう。

結婚式などのお祝い事のお礼も、早めにお礼状を送るのがいいとされています。お中元やお歳暮、お土産などと同じ様に、3~4日以内に送るようにするのが基本です。

お礼状を贈るタイミング②依頼事やお見舞いは1か月以内

お礼状

お礼状を贈るタイミング2つ目は、「依頼事やお見舞いは1か月以内」です。例えば、就職先を紹介してもらったり、取引先の取次をしてもらったり、そういった依頼事もお礼状を送ることがあるでしょう。依頼事を頼んで結果がどうなったのか、どんな状況なのかを報告することも含めて、すぐにお礼状を書かないのが一般的です。

病気の際のお見舞いや葬祭の場合は、少し落ち着いてから送りましょう。目安としては、1か月以内が望ましいです。あまり先延ばしにしてしまうと、だんだんと遠い日のことになっていってしまいますので、送りづらくなってしまいます。

下記の記事では、「誠にありがとうございました。」の意味をご紹介しています。お礼状ハガキには必須と言える言葉なので、意味をしっかり理解しておくと正しく使うことが出来るのではないでしょうか。是非、合わせて参考にしてくださいね。

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【場面別】お礼状のハガキの書き方・例文は?

お礼状のハガキの書き方・例文①宛名と文章は縦書き

文房具

お礼状のハガキの書き方・例文2つ目は、「宛名と文章は縦書き」です。最近では横書きで書くことも多くなっていますが、基本は縦書きで書きます。特に、目上の方に贈るお礼状の場合は、縦書きの方がきちんとしたお礼状になります。横書きはカジュアルな印象を与えるので、友人やなどの親しい人に限定するといいでしょう。

宛先の住所は、略さず番地は号までしっかりと記入します。漢数字を使って、読みやすいように丁寧に書きましょう。名前は住所などよりも大きくすると、バランスが良くなります。

お礼状のハガキの書き方・例文②ビジネス

ビジネス

お礼状のハガキの書き方・例文2つ目は、「ビジネス」です。ビジネスシーンでも、取引先や出張先、顧客などお礼状を送ることがあるのではないでしょうか。個人宅ではなく、会社宛てに送ることがほとんどなのではないでしょうか。「株式会社」など会社名は略さずに書きます。

会社や部署へ送る場合は「御中」、個人へ送るのであれば「様」と明記します。文面は、まず挨拶からスタートします。「拝啓、新春の候、貴社におかれましては益々ご清栄のこととお喜び申し上げます」など季節や時期を混ぜた挨拶を書きます。目上の方や会社宛てに送る場合は、書くのが望ましいでしょう。

その後に、本題となるお礼文を書きましょう。例えば「ご多忙にも拘らず、私どもに貴重な時間を賜り、誠にありがとうございます」などしてもらったことへの感謝を伝えます。最後に、結びの言葉を記載します。拝啓で文頭をスタートした場合は「敬具」、謹啓の場合は「謹言」で終えましょう。


お礼状のハガキの書き方・例文③お歳暮・お中元

お歳暮お中元

お礼状のハガキの書き方・例文3つ目は、「お歳暮・お中元」です。基本的には、ビジネスシーンのような「挨拶」「お礼」「結び」は変わりません。お歳暮やお中元の場合は品物をもらっていますので、家族と戴くことやこれからの付き合いを末永いものにするための言葉を入れるといいでしょう。

「この度は、心温まるお品をお贈り頂きまして、誠にありがとうございました。」という頂いたことへのお礼が続きます。「妻や子供たちも大変喜んでおり、家族で美味しく頂きました。お心遣いに深く感謝申し上げます。」など感謝と共に、自分だけでなく周りにも喜ばれたことを盛り込みます。

「寒さ厳しい折、ご自愛くださいますよう、お祈り申し上げます」などという相手を気遣う言葉を入れるといいでしょう。その季節や時期を考えた、適切な言葉を入れてくださいね!漢字や文章に間違いがないか、しっかりと確認してからポストへ投函しましょう。

お礼状のハガキの書き方・例文④結婚式

結婚式

お礼状のハガキの書き方・例文4つ目は、「結婚式」です。結婚式に来てくれた方へのお礼状を書くこともあるのではないでしょうか。メールや封書で送ることが多くなっていますが、たくさんの方に送るのでハガキでもいいでしょう。目上の方に友達と同じような文面で送るのは失礼にあたりますので、書き方を変えましょう。

ビジネスシーンで書くよりは、「秋が深まってまいりました。」などと挨拶も割とカジュアルに書くようにしてもいいのではないでしょうか。「先日は、ご参列いただきありがとうございました。」のように感謝の言葉を続けます。結婚式の盛り上がったことや、乾杯の挨拶などしていただいたことを綴るのもいいでしょう。

「未熟な二人ですが、お互い手を取り合い協力し、新しい人生を歩んでいく所存です。」などこれからの二人のことを記載します。そして最後に、「今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。」とまとめの言葉で締めくくります。ハガキには書くスペースが少ないので、簡潔に気持ちを伝えましょう!


お礼状のハガキの書き方・例文⑤結婚の挨拶

結婚の挨拶

お礼状のハガキの書き方・例文5つ目は、「結婚の挨拶」です。今では少なくなってきている結婚の挨拶後のお礼状ですが、相手方のご両親や親族への印象を良くしてくれることから、一筆送る方もいるのではないでしょうか。時間を割いてあってくれたご両親へ、感謝のお礼状を送ってみましょう!

ご両親となると目上の方なので、「拝啓」などの頭語から始めます。結婚報告に伺った後すぐに出すのが基本なので、季語を交えた挨拶は省いてもOKです。「お忙しい中、貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。」とお礼の言葉を書きます。本文となるお礼には、結婚を了承してもらったことへの感謝を書きましょう。

「お二人の温かい心遣いに楽しい時間を過ごすことが出来ました。」などとご両親の印象やその時の嬉しかった気持ちなどを入れるといいですね!文末には、「どうか今後ともご指導の程、よろしくお願いいたします。」とこれからのことを加えます。「誠にありがとうございました」と最後にもう1度お礼を述べましょう。

お礼状をハガキで送ってはいけない場合は?

お礼状をハガキで送ってはいけない場合①重要な文章を書く場合

いけない

お礼状をハガキで送ってはいけない場合2つ目は「重要な文章を書く場合」です。例えば、取引先との重要案件を書く場合、相手方もこちら側もあまり人には見られたくないのではないでしょうか。あまり人にさらすような文面でない場合は、封書しておいた方がいいでしょう。

ハガキで送る場合は、文面がさらされています。わざわざ読む人はいないと思いますが、他人に見られてしまう可能性も考えて、万人が見ても差し支えない文にしておくと安心なのではないでしょうか。

お礼状をハガキで送ってはいけない場合②たくさん文章を書く場合

文章

お礼状をハガキで送ってはいけない場合2つ目は、「たくさん文章を書く場合」です。ハガキは、サイズが決まっています。封書のように1通にまとめて何枚も出すことは出来ませんよね。その為、ハガキに書ききれない量の文章を書く場合には、封書で送った方が賢明です。

小さな字でハガキにびっしりと書くことは出来ますが、相手が読みづらくなってしまいますので、この場合は封書を選択しましょう。シンプルにお礼だけを書くお礼状なら、ハガキがおすすめです。

下記の記事では、香典返しのお礼状の例文をご紹介しています。例文の他にもテンプレートや手紙の書き方もまとめていますので、是非こちらの記事も合わせて参考にしてみてくださいね!きちんとした書き方を覚えて、適切なお礼状を送りましょう。

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気持ちを込めたお礼状を書こう!

いかがでしたか?お礼状は、頂いたものや行いに「ありがとうございます」という気持ちを伝えるものです。お中元やお歳暮、ビジネスのシーンでも活用できるものなので、覚えておくといいですね。今ではメールなどのツールを使いお礼状を出すことも多いですが、あまり使うことのないハガキは手書きで書くと温かみがあります。

感謝の気持ちを、ハガキや手書きという面からも伝えることが出来るのではないでしょうか。是非例文や書き方を参考にしていただいて、気持ちを込めたハガキのお礼状を送りましょう!


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