ご連絡いただければ幸いですの意味は?メールでの使い方や英語も

メールでも良く使われる「ご連絡いただければ幸いです」という敬語表現ですが、あなたはその正しい意味と使い方を知っていますか?この記事では、「幸いに存じます」「教えて頂ければ幸いです」などの類語表現や英語例文などについて詳しくお伝えしていきます。

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ご連絡いただければ幸いですの意味は

「ご連絡いただければ幸いです」は「ご連絡もらえると嬉しいです」の意味

意味

ご連絡いただければ幸いですは、簡単な言葉に直すと「連絡をもらえると嬉しいです」という意味になります。「~してもらえると嬉しいです」という形になっているため、相手に丁寧に何かをお願いする際に用いるフレーズとなっています。メールでも良く見かける表現ですよね。

ご連絡いただければ幸いですは敬語表現

敬語

「ご連絡いただければ幸いです」が持つ意味のうち、もう一つ重要なものがこの表現が敬語表現だということです。具体的にどのような構造で敬語表現となっているのか、以下から一つずつ見ていきましょう。まず、「ご連絡」の「ご」は連絡という言葉を丁寧な形にするためについている言葉です。

次に、「いただければ」の部分は「もらう」の謙譲語である「いただく」が変化して仮定の意味を表す「れば」とくっついています。最後の部分の「幸いです」は「嬉しいです」を表す丁寧な表現です。こうやって部分部分、分解しながら見ていくと、このフレーズはかなり丁寧な敬語表現だということが見えてきます。

ご連絡いただければ幸いですの使い方・メール例文も

ご連絡いただければ幸いですの使い方・メール例文①

メール①

ご連絡いただければ幸いですの使い方・メール例文の1つ目は、「ご連絡いただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。」です。これは、「ご連絡いただければ幸いです」に「どうかよろしくお願いします」という意味の敬語表現を重ねたものです。

ビジネスメールや文書の途中で使うこともありますが、多くの場合、文章の締めくくりの言葉として使われます。何卒を省略して、「よろしくお願い申し上げます」や「よろしくお願いします」ともう少しカジュアルな響きにすることもできますよ。


ご連絡いただければ幸いですの使い方・メール例文②

メール②

ご連絡いただければ幸いですの使い方・メール例文の2つ目は、「ご連絡いただければ幸いです。よろしくお願い致します。」です。この例文も1つ目と同じく、「ご連絡いただければ幸いです。」に「よろしくお願いします」の丁寧な表現である「よろしくお願い致します」を重ねた形となっています。

この表現も主にビジネスメールや文書の結びの文章として使用され、文章の途中で使用されることもありますがそのケースはまれです。「よろしくお願い致します」の部分を「何卒」という言葉を付け加えて「何卒よろしくお願い致します」の形にすることもできます。ちなみに「何卒」とは「どうか」という意味です。

ご連絡いただければ幸いですの使い方・メール例文③

メール③

ご連絡いただければ幸いですの使い方・メール例文は、「誠に恐縮ですが、ご連絡いただければ幸いです。」です。前半部分の「誠に恐縮ですが」は「申し訳ないんですが」という意味を表す丁寧表現です。それに「ご連絡いただければ幸いです。」を重ねて使用します。

このフレーズを簡単な言葉に直すと、「忙しいところ本当に申し訳ないんですが、連絡いただけると嬉しいです。」という意味になります。この「誠に恐縮ですが」はビジネスメールでもかなり使える敬語表現の一つなので、ぜひこのタイミングでこのフレーズも覚えてしまいましょう。

ビジネスメールで使う敬語表現には、まだまだ活用できるものが沢山あります。ここまでの内容では特に「ご連絡いただければ幸いです」の意味や使い方、類語表現に絞ってお伝えしてきましたが、以下の関連記事では「お手数ですが」という表現について徹底解説しています。英語表現の解説もありますよ!

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ご連絡いただければ幸いですの類語表現は?

ご連絡いただければ幸いですの類語表現①幸いに存じます


類語①

ご連絡いただければ幸いですの類語表現の1つ目は、「ご連絡頂ければ幸いに存じます。」です。この表現は相手にかなり丁寧な印象を与え、少し堅いイメージです。口語ではほぼ使われることはなく、ビジネスメールや公式文書など書き言葉でほとんどが使用されるものです。

「幸いに存じます」の「幸いに存じます」は「嬉しく思う」の謙譲語です。したがって、この部分は簡単な言葉に直すと「(私は)嬉しく思います」という意味です。目上の人に対して自分がへりくだって敬意を表す言葉の形になっていますね。まだあまり関係性の深くない上司や取引先の人向けに使いましょう。

この「幸いに存じます」という表現は、「教えて頂ければ幸いに存じます」や「お電話頂ければ幸いに存じます」などの形で使うこともできますよ。

ご連絡いただければ幸いですの類語表現②嬉しく思います

類語②

ご連絡いただければ幸いですの類語表現の2つ目は、「ご連絡いただければ嬉しく思います」です。この表現は「ご連絡いただければ幸いです」の「幸いです」部分を簡単な言葉に直したもので、先のフレーズより少しカジュアルな表現となります。しかし、フレーズとしては丁寧なので相手に失礼になることはありません。

ただ、相手が目上の人である場合、この表現はすでにある程度関係性が気付けている人にのみ使うようにしましょう。まだ数回しか会ったことのない人に対してこの表現を使ってしまうと少し失礼な印象を与えかねません。それぞれのフレーズを相手との関係性によって使い分けることがポイントですね。

ご連絡いただければ幸いですの類語表現③教えて頂ければ幸いです

類語③

ご連絡いただければ幸いですの類語表現の3つ目は、「教えて頂ければ幸いです」です。簡単な日本語に直すと、「(私に)教えてもらえると嬉しいです」という表現になります。この表現は「ご連絡いただければ幸いです」の「ご連絡いただければ」部分を「教えて頂ければ」に変えて使用する表現ですね。

この表現は、ビジネスメール内でも例えば目上の人にどうしても教えを頂ければと言いたい場合、「お忙しいところ恐縮ですが、教えて頂ければ幸いです」などの形で使用できます。相手の都合に配慮しながらもぜひ教えてもらいたい、という気持ちが丁寧にしっかり伝わりますよ。


例えば「メールアドレスを教えて頂ければ幸いです。」「このツールの使い方について教えて頂ければ幸いです。」などの形で活用できますね。

ご連絡いただければ幸いですの英語は?

ご連絡いただければ幸いですの意味の英語例文lookforward

英語①

ご連絡いただければ幸いですの意味の英語例文の1つ目は、「I look forward to hearing from you soon.」です。直訳すると、「私はあなたからもうすぐお返事が聞けるのを楽しみにしています。」という意味になります。英語メールの中でも一番良く使われる表現です。

自分個人としてではなく、自分のチームや会社全体が相手からの返事を望んでいる、という意味を伝えたい場合は主語を変えて「We look forward to hearing from you soon.」という形にもできます。かなり便利な表現なので両方覚えておくとよいですよ。

ご連絡いただければ幸いですの意味の英語例文②would

英語煮②

ご連絡いただければ幸いですの意味の英語例文の2つ目は、「I would appreciate to receive your answer.」です。直訳すると、「私はあなたの返事を受け取れると嬉しいなと思います」です。これが転じて「ご連絡いただければ幸いです、幸いに存じます」という意味で使われます。

英語例文1つ目の理由と同様、主語を変えて「We would appreciate to receive your answer.」としても使えます。ただし、answerと使うと「答え」となって場合によっては相手に早急な答えをもらえるようせかしているような響きになるので、使いすぎには注意が必要です。

ご連絡いただければ幸いですの意味の英語例文③ifyoucould

英語③

ご連絡いただければ幸いですの意味の英語例文の3つ目は、「I would appreciate if you could response to us as soon as possible.」です。これを日本語に直訳すると、「あなたができるだけ早くお返事をくれると助かります」という意味になります。

ただ、この表現も「as soon as possible」の「できるだけ早く」という意味がついていますので、状況によっては相手の都合を無視して相手をせかしているように聞こえます。この表現を使うのは本当に緊急で急ぎの要件についての返事が欲しい時のみにとどめるようにしましょう。

ご連絡いただければ幸いですの意味の英語例文④by日付

英語④

ご連絡いただければ幸いですの意味の英語例文の4つ目は、「I would very much appreciate you response by~月~日.」です。by以下に相手から返事が欲しい期日を明記して、「~月~日までにお返事がもらえると嬉しいです」という意味で使用できます。

この表現も、提出期限がついていることから場合によっては相手をせかす表現になりかねません。何かの提出を催促するメールはできるだけ早めにするように心掛け、この表現をメールなどの文末に添えましょう。

ご連絡いただければ幸いですの正しい意味と使い方を理解して活用しよう!

まとめ

この記事では、「ご連絡いただければ幸いです」という表現や類語表現である「幸いに存じます」「教えて頂ければ幸いです」など、数多くの敬語の正しい意味や使い方について解説してきましたが、いかがでしたか?英語例文などにまで目を向けると、興味深い表現がいくつかありより一層、学びが深まりましたね。

特にビジネスで使われる敬語表現は、ビジネスの現場で実際に使っていくことが上達の早道です。習うより、慣れろ、ですね。特にメールでのやりとりでは相手のメールボックスにもその内容が記録として残ってしまうので注意が必要な場合もありますが、失敗を恐れずに少しずつ敬語を活用してその使い方に慣れていきましょう。

以下の関連記事では、ビジネスの世界では定番の「今後ともどうぞよろしくお願いします」というフレーズについて詳しく解説をしています。当記事と同様、その意味と使い方、ビジネスメールでの実際の返信例文、英語表現まで幅広い内容をカバーしています。もっと敬語をマスターしたい!という人はチェックしてみて下さいね。

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