車検証の不携帯は違反?原本がない時やバイクの罰金は?

あなたはこれまでに、車検証が不携帯であるということが法律違反であることをご存知でしょうか。実は、車検証の携帯というのは義務付けられており、違反をすると罰金が科せられるのです。そこで今回は車検証の不携帯が点数とどのような関係があるのか、また自賠償保険についても紹介します。

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車検証は携帯義務がある?不携帯は違反?

道路運送車両法として義務付けられている車検証

道路運送車両法として義務付けられている車検証

車検証というのは、道路運送車両法として義務付けられているものとなっています。あなたはこれまでに、車検証というものを目にしたことがありますでしょうか。車検証は基本的にあなたが自分の車を手にした時に発行する書類のことで、実はこの車検証を携帯していない場合法律違反の対象になってしまうのですよ!

自動車に関する法律違反にはいくつかあり、よく耳にする法律としては道路交通法が挙げられますよね。しかしこのような車検証を携帯しなければいけない法律のことについては、道路運送車両法というもので義務付けられているのです。なのでもし車検証を手にしたら、必ず携帯しておくようにしましょう。

車検証の不携帯は法律違反で罰金はあるが点数は引かれない

車検証の不携帯は法律違反で罰金はあるが点数は引かれない

そして車検証をもし不携帯だった場合だと、法律違反となります。これに関しては今お話ししたように、道路運送車両法によって定められている法律に違反するということで罰金が課せられるのです。そしてこの罰金額は、なんと50万円なのですよ。そう考えると、意地でも携帯しておきたいものですよね。

しかしそんな50万円という罰金が課せられる車検証の携帯による法律ですが、実はこれは違反をしても点数には加点されないとのこと。実際に交通違反をすると点数が加点されてしまうものなのですが、車検証を不携帯であった場合だと罰金だけの支払いとなり、点数には変わりがないということなのです。

車検証はコピーであっても不携帯扱いとして違反になる

車検証はコピーであっても不携帯扱いとして違反になる

そして次に気になるのが車検証のコピーに関してですが、車検証はコピーであっても車検証の不携帯扱いとなってしまうのです。つまり車検証の原本をコピーして携帯していても、それは車検証の不携帯扱いとなってしまうということですね。なので無くしやすいからといって、安易にコピーして携帯するなんてことはやめましょう。

そして車検証の原本をコピーして捕まった場合も同様で、これは道路運送車両法の違反により罰金が課せられます。その罰金額も50万円となっているので、原本をコピーしただけで50万円を支払わなければいけないなんてことにならないよう、気を付けましょう。もし今コピーを携帯しているのであれば、原本を携帯しましょう。


車検証が不携帯の時の罰則|バイクやレンタカーの場合は?

車検証が不携帯の時の罰則①バイクでも法律違反になる

バイクでも法律違反になる

車検証が不携帯の時の罰則として1つ目に挙げられるのが、バイクでも法律違反になるということです。バイクは車検証などを入れるスペースが小さいということから、どうしても車検証を不携帯にしがちなものです。しかしバイクも車と同様で、車検証の不携帯扱いで法律違反の対象になってしまうのです。

だからといって、車検証の原本をコピーして携帯するなんてこともやめましょう。もしもあなたのバイクに車検証を入れるスペースがないのであれば、カバンなどに入れておくなどの工夫をする必要があります。つまり、車検証はバイクであっても必ず身につけて携帯するということが義務付けられているということですね。

車検証が不携帯の時の罰則②レンタカーは原本が社内で管理されていることも

レンタカーは原本が社内で管理されていることも

そして車検証が不携帯の時の罰則として2つ目に挙げられるのが、レンタカーは原本が社内で管理されていることもあるということです。バイクに関しては車検証を携帯するスペースが小さいことから車検証を携帯するのに工夫が必要であるということがわかりましたが、レンタカーの場合だと少し違ってきます。

レンタカーは名前の通り車を借りる側なので、車検証を車を借りる会社が管理していることもあります。なのでもしもあなたがレンタカーを借りるのであれば、きちんと原本が借りる車に携帯されているかどうかを確認する必要があります。もし携帯されていなければ、どうすれば良いか聞くのも良いでしょう。

事故や名義変更中の車検証不携帯の時の対処法は?

事故や名義変更中の車検証不携帯の時の対処法①違反をしない

違反をしない

事故や名義変更中の車検証不携帯の時の対処法として1つ目に紹介するのが、違反をしないということです。自動車を運転するにあたって一番大切なことは、何と言っても違反をしないことですよね。これは事故をしたときでなく、名義変更中の車検証不携帯の時の対処法であるといって良いでしょう。

名義変更中は、自分の車検証を携帯していない場合のことが多いです。そうなってしまうと、後々違反をした時に手続きが非常に面倒になってしまうものなのです。なので名義変更中に車検証を不携帯であった場合、まずは何よりも違反をしないことが重要になってくるということなのです。

事故や名義変更中の車検証不携帯の時の対処法②原本をコピーをしておく

原本をコピーをしておく

事故や名義変更中の車検証不携帯の時の対処法として2つ目に紹介するのが、原本をコピーしておくということです。基本的に車検証をコピーするのは法律違反であるということを先ほどお話ししましたが、実はこれは名義変更中の車検証不携帯時には融通が効くこともあるのです。これについては驚きですよね。

仮に名義変更中に違反や事故をしてしまったとしても、車検証の原本をコピーしているだけで罰金や違反点数が変わることもあるのだとか。実際に具体的な基準はわかりませんが名義変更中などによる車検証不携帯に関しては、原本をコピーして携帯しておくだけで処置も軽くなるなんてこともあるのですよ。

事故や名義変更中の車検証不携帯の時の対処法③車検証の代わりを携帯する

車検証の代わりを携帯する

そして事故や名義変更中の車検証不携帯の時の対処法として3つ目に紹介するのが、車検証の代わりを携帯するということです。おそらく、これに関してはなかなかイメージできないという人もいるのではないでしょうか。車検証の代わりというのは、実はこれは万が一のことを考えて発行してくれる書類のことを指しています。

これは車検証ほど詳細は記載されていなくても、車検証と同等に扱うことができるような書類となっています。なので万が一あなたが事故をしてしまったり名義変更中で車検証が不携帯であった場合も、この書類を携帯しておけば違反にならないこともあるのです。書類を発行してほしい時はディーラーに確認をしてみてくださいね。

自賠償保険とは?

自賠償保険は法律で義務付けられている強制保険のことを指す


自賠償保険は法律で義務付けられている強制保険のことを指す

自賠償保険というのは、法律で義務付けられている強制保険のことを指しています。私たちの身の回りでよく耳にする保険という言葉ですが、これは加入しなくても良い保険である任意保険と加入する義務がある強制保険というのに分かれています。そしてこの自賠償保険は、強制保険の1つであるということですね。

実際にあなたが自分の車を手にする時に自然と加入しなくてはならないのがこの自賠償保険なのですが、会社によってその加入の仕方は異なってきます。基本的にはないのですが、万が一自賠償保険の加入がされていなかった場合は一度契約している保険会社に問い合わせてみると良いでしょう。自賠償保険は加入しましょうね。

自賠償保険に加入していないと違反点数が加えられる

自賠責保険に加入していないと違反点数が加えられる

そんな加入義務がある自賠償保険ですが、実はこの自賠償保険に加入していないと違反点数が加えられるとのこと。車検証不携帯の場合だと違反点数に変わりはないのですが、自賠償保険の場合だと違反点数が6点加算されてしまいます。6点加算されると、そのまま免許停止処分を受けるので注意が必要となってきます。

そして自賠償保険に加入していない場合、違反点数の他に罰金の処分が下ることもあります。これは仮にあなたが自賠償保険に加入していたとしても、自賠償保険証明書の不携帯であった場合にも同じ処分が課せられるのです。その罰金額は30万円以下となっているので、やはり自賠償保険には注意が必要となってきます。

自賠償保険は万が一のことがあった時に使う保険

自賠責保険は万が一のことがあった時に使う保険

そんな違反にもつながる自賠償保険ですが、この自賠償保険が何に使うのかわからないという人もいるはずです。自賠償保険は、万が一のことがあった時に使う保険のことを指しています。例えば事故をしてしまった時に、被害者を救済するために使われたりします。この自賠償保険に加入すると、ある程度の補償が効くのですね。

自動車保険では実際にあなたが事故をした時に補償されることなどがかけられますが、自賠償保険だと被害者に対する補償をかけることができます。仮に被害者が重傷を負っても、自賠償保険に加入していると支払いの補償ができるということなのです。なので、自賠償保険は必ず加入しておきましょうね。

万が一車検証を紛失してしまった場合の対処法について

万が一車検証を紛失してしまった場合の対処法①再発行をする

再発行をする

万が一車検証を紛失してしまった場合の対処法として1つ目に挙げられるのが、再発行をするということです。まず車検証を紛失した時に運転をすると、それだけで車検証の不携帯になってしまいます。なので車検証を紛失した時は、すぐにディーラーに相談して再発行の手続きをすることが大切になってきます。

車検証の再発行の手続きは、あなたがどんな種類の車に乗っているかによって変わってきます。というのも軽自動車か普通自動車、どちらに乗っているかで必要な書類が変わってくる場合があるからです。基本的に車検証の再発行は平日のみとなっています。きちんと計画を立てて、再発行しましょうね。

万が一車検証を紛失してしまった場合の対処法②再発行には費用がかかる

再発行には費用がかかる

万が一車検証を紛失してしまった場合の対処法として2つ目に押さえておきたいのが、再発行には費用がかかるということです。軽自動車の場合だと、車検証の再発行にかかる費用は交付手数料300円となっています。それ加えて手間賃がかかるとのこと。しかし軽自動車だと、その相場はディーラーによって異なるのだとか。

普通自動車の場合だと、車検証の再発行にかかる費用は交付手数料300円に加えて、手間賃が3000円から5000円ほどになっているとのこと。そう考えると、車検証を紛失するだけで大幅に費用が重なってしまうということがわかりますね。違反につながる大事な書類ですから、車検証は無くさないよう携帯したいものです。

ちょっとした車検証への取り扱いが大きな違反につながることになる

車検証への取り扱いが大きな違反につながることになる

今回は、車検証の携帯や不携帯についてお話ししました。車検証は意外にも重要な書類であるということがここで初めてわかった人も多いのではないでしょうか。車検証を不携帯にしていると、それだけで50万円ほどの罰金が科せられます。それはバイクやレンタカーでも同じ処分が下るということがわかりましたね。

実際に車検証の不携帯で違反処分をされた人も多いため、車検証の携帯には注意深くしたいものです。また車検証と同様に、自賠責保険についても詳しく知っておきたいものです。車検証や自賠責保険証明書が手元にない場合は、すぐに探してくださいね。また車に関する他の記事も紹介しているので、合わせて参考にしてください。

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