漫画家の平均年収は?底辺や人気漫画家の月収やアシスタントの収入も

漫画家は憧れの職業ですが、年収や収入がどれくらいなのか気になりますよね。人気売れっ子作家と底辺作家には給料にも差がある現実です。今回は漫画家の平均年収や、人気による収入の差、仕事の内容などについてまとめてみました。漫画家はどのような収入なのでしょうか?

漫画家やアシスタントの仕事内容

漫画家の仕事内容はネームや作画などやることがいっぱい!

男性

漫画家の仕事内容は非常にやることが盛りだくさんです。漫画はストーリー、絵、設定など多くの情報が必要になりますが、漫画かはそれらのすべてを自分で考えなくてはいけません。

まずプロットと呼ばれる漫画の原案、設計図のようなものを作り、そこからネームと呼ばれる漫画原稿の土台のようなものを作ります。その際担当編集者と何度も打ち合わせをし、内容を練り上げていきます。

ストーリーや設定にGOサインが出たら、下描き、ペン入れ、仕上げと作画に取り組みます。これだけの膨大な仕事量を一人でこなさなくてはいけないので、漫画家という仕事の大変さがわかりますね!

漫画家の仕事は原作と作画に分かれる場合もある

二人組

漫画家の仕事には主にストーリーや設定などの内容を考える、絵を描くという二つの作業に分かれますが、これらを分担して二人、または複数人で作業をするタイプの漫画家も多くいます。

例えば人気漫画の『北斗の拳』や『デスノート』などの作品は、原作担当と作画担当の作家が二人で作品を作っています。また、『カードキャプターさくら』の作者は四人組のユニットで漫画を製作しています。

もしも「絵は得意だけど話が考えられない」、「話を作るのは好きだけど絵が苦手」などと言う方がいたら、このようにどちらか片方の役割で仕事をするのもいいですね!

アシスタントの仕事内容は漫画制作の手伝いがメイン

パソコンする男性

漫画家の仕事に欠かせないのが、アシスタントです。アシスタントとは漫画家の仕事を手伝う作業をする人で、漫画家本人がやらなくてもいいような細かい作業を任されるのが一般的です。

例えばメインのキャラクターの顔は漫画家本人が描かなければいけませんが、背景の建物などは本人以外が描いても違和感がないですよね。このように、メイン以外の作画や、ベタ塗り、トーン貼りといった作業が、アシスタントの仕事になります。

アシスタントは漫画家の職場に行きその場で手伝いますが、最近はパソコンを使ってデータをやり取りするデジタルアシスタントというのも増えています。なお、パソコンを使う仕事についてはこちらの記事でもご紹介しています。

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アシスタントが行う主な仕事内容の一覧

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漫画家のアシスタントが行う主な仕事内容について、ご紹介します。アシスタントの中でも新人アシスタントからベテランアシスタントまで居る為、新人の場合はまず簡単な作業を任せられるでしょう。

新人アシスタントに多い作業が、消しゴムかけです。漫画はまず原稿用紙に下描きを描き、そこにペン入れをします。ペン入れ後の原稿に残った下描きの線を消すのが、消しゴムかけです。

次に多いのがベタというインクで黒いところを塗る作業、スクリーントーンを貼る作業などです。また、絵が得意な人は背景やモブキャラクターなどの作画を任されることもあります。

    漫画家アシスタントが行う主な作業

  • 消しゴムかけ…原稿用紙の下描きを綺麗に消す作業。原稿を傷つけないよう丁寧に行う必要がある。
  • ベタ塗り…ベタと呼ばれるインクで黒い部分を塗りつぶす作業。はみ出しやにじみなどに注意。
  • トーン貼り…スクリーントーンという色や模様の付いたシールのようなものを貼る作業。原稿に貼りカッターで切る。
  • 作画…背景やモブキャラクターなど、漫画家以外が描いても差し支えのない絵にペン入れをする作業。絵の上手さが求められる。

漫画家の平均年収

漫画家の平均年収や収入①底辺作家の場合

悩む男性

漫画家の平均年収や収入についてご説明します。まず漫画家の平均年収ですが、はっきりとしたデータはありません。何故なら、漫画家の収入には大きな差があり、平均的な金額を出すのが難しいからです。

まずは漫画家の中でも底辺作家と呼ばれる、収入の少ない作家に目を向けましょう。底辺作家とは連載がない、単行本が売れないなどの理由で、ほとんど漫画で稼げない作家のことです。

この底辺作家の場合、平均年収は100万~250万程度になります。同じ底辺作家でも差が出ますね。人によっては収入が完全に0という底辺作家もいます。漫画家という職業の厳しさがわかりますね。

漫画家の平均年収や収入②中堅作家の場合

男性

次に、中堅作家に分類される漫画家の平均年収や収入についてご紹介します。連載はあるものの爆発的な人気は出ない、それでもコツコツと連載は続けていけるくらいの実力の作家です。

この辺りの作家になると、収入は大体400万~500万ほどの平均となります。30代サラリーマンの平均年収と同じくらいでしょうか。底辺作家に比べるとだいぶ稼げているように思えます。

しかし、これは単行本が出せる連載があってこその数字です。もし連載が打ち切りになり単行本も出せなくなった場合、この年収が一気に0になってしまうのが漫画家の特徴です。

漫画家の平均年収や収入③人気作家の場合

男性

漫画家の平均年収や収入、最後に超売れっ子と言われる人気作家の場合をご説明します。世界で一番売れている漫画『ワンピース』の作者、尾田栄一郎の年収は31億円と言われています。

桁違いの数字に驚く方も多いでしょう。更に『ドラゴンボール』で知られる漫画家の鳥山明の年収は、約15億円と言われています。人気作家になれば、億単位で稼げるのが漫画家という仕事です。

原稿料や印税の他に、アニメ化やグッズ化される際の収入なども含まれます。具体的な平均年収の金額は差がありすぎてはっきりと出せませんが、1億以上の年収と考えられます。

漫画家の平均年収や収入④同人作家の場合

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漫画家の平均年収や収入、最後にプロではなく同人作家の収入についてご紹介します。同人作家とはプロデビューせず、アマチュアとして活動する作家のことです。

自作の同人誌をコミケのような同人誌即売会や、ネット通販などで売る作家です。プロの漫画家というよりは、趣味の延長というやり方ですね。

同人作家でも売れれば年収500万以上になる人も居ると言われています。もちろんそこまで売れるにはそれなりの運や努力も必要ですが、趣味の延長でもこの金額になるというのは驚きですね。

人気漫画家と新人漫画家の年収の比較

人気漫画家の給料や資産は億単位

お札

次に、漫画家の給料や資産についてご紹介します。漫画家の給料は一般的に漫画の原稿に支払われる原稿料、単行本などの売り上げによる印税があります。この二つが漫画家の主な収入でしょう。

原稿料については出版社によっても差がありますが、週刊少年ジャンプでは売れっ子作家になると1ページ5万円が貰えると言われています。ちなみに過去最高金額は、手塚治虫で1ページ10万円と言われています。

印税は単行本一冊につき売り上げの8%~10%ほど貰えると言われています。このような収入で考えると、人気漫画家の資産は数億円を超えるようになりますね。

新人漫画家の給料や資産は1ページ1万円以下がほとんど

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新人漫画家の場合、原稿料も数字も大きく変わります。出版社にもよりますが、新人漫画家の場合は原稿料が1ページにつき~9000円と、1万円以下がほとんどです。

この原稿料で連載を続けるとなると、アシスタントを雇うのも難しいと言われています。その為、新人漫画家のうちはアシスタントを雇わず一人で原稿を仕上げるという人も少なくありません。

また、単行本が出れば印税が入りますが、単行本が必ずしも売れるとは限らない為、印税も思うように入らないのが現実です。単行本が絶版になったり連載が打ち切りになったりなど、新人漫画家は資産を溜められないほど厳しい状況が多いでしょう。

人気漫画家と新人漫画家の年収には大きな差がある

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人気漫画家と新人漫画家は原稿料や印税などに大きな差があることがわかりました。以上を踏まえて平均年収を比較した場合、人気漫画家の平均年収は1億円以上、新人漫画家の平均年収は400万以下となります。

もちろん新人漫画家と言っても人気によって差が出る為、400万以上稼げる人も居ればそれ以下の人も居ます。漫画家の年収は人気や売り上げによって大幅に差が出る為、はっきりとした年収の平均は出しにくいでしょう。

新人漫画家の場合一般的なサラリーマン並みかそれ以下の平均年収と考えるといいでしょう。年収が億を超える人気漫画家レベルに達するのは、ほんの一握りしかいません。

漫画家のアシスタントの年収

漫画家アシスタントの年収は約200万

お金

漫画家の作業現場に欠かせないアシスタントですが、その年収は約200万と言われています。しかしこちらは一般的な日給に当てはめた場合なので、人によって差が出るでしょう。

アシスタントの給料は、出版社からではなく漫画家本人から出るものです。その為、人気漫画家のアシスタントになるほど、給料も多く貰えると考えていいでしょう。

アシスタントへの待遇は漫画家本人のさじ加減によって異なる為、人によってボーナスが出たり出なかったりなどもあるようです。人気漫画家の現場は給料もいいと言われていますが、その分求められるスキルも高くなります。

漫画家アシスタントの月収は10万~18万

お金

漫画家アシスタントの月収ですが、こちらの現場によって差があり大体10万~18万と言われています。アシスタントの仕事は日給制か月給制になっており、一か月に何日、何時間働くかも人によって差があります。

漫画家の作業ペースや原稿に対する作業量なども、個人差があります。その為どのような漫画家のもとでアシスタントをするかによっても、月収に差が出るでしょう。

しかしほとんどの場合がアルバイトのような感覚での仕事になる為、アシスタントの仕事は副業でやっているという方も多いでしょう。なお、アシスタントの収入で気になる所得税に関する説明は、こちらの記事も参考にしてくださいね。

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所得税がかかるのは年間収入いくらから?アルバイトの場合は?

漫画家アシスタントには給料が出ない場合もある

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こちらも現場によりますが、人によってはアシスタントに給料を出さないという場合もあるようです。給料なしで仕事をするというのは驚きますが、こちらにはきちんとした理由があります。

漫画家アシスタントをする人の多くは、プロの漫画家デビューを夢見る人です。アシスタントとしてプロの漫画家の職場で作業するという事は、実際にプロ自らに仕事を教えてもらうという事になります。

つまり、プロの現場で仕事を学ばせて貰う代わりに、アシスタントとして作業を手伝うという事です。無報酬で働く分、プロに仕事を教えて貰うというケースも、珍しくありません。

漫画家の収入に関してはわかりましたか?

漫画家の年収や収入に関する情報はわかりましたか?漫画家は夢のある職業ですが、厳しい作業現場に収入の問題など、楽しいだけではない現実も多くあります。

底辺作家と呼ばれる売れない漫画家の場合、収入が得られずぎりぎりの生活をする人も少なくないでしょう。しかし、もしも当たれば億単位が稼げるのも夢ではありません。

今回ご紹介した漫画家の仕事や収入の情報を元に、漫画で稼ぎたい人は是非チャレンジしてみてくださいね!人気の売れっ子作家になれば、大きな収入が期待できるでしょう!

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