人事評価コメント例文13選!公務員や上司の業務や自己評価への書き方も
色々な企業で取り入れている人事評価(人事考課)シートの、コメント欄はどのような書き方をしたらいいか悩みがちです。今回は公務員や職種別の人事評価コメント例文を自己評価と上司の業務での書き方について紹介します。所見で書かないようにするための、書き方のポイントも紹介しているので参考にしてみてください。
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人事評価コメントとは
人事評価とは一定期間の業績や業務内容について上司が評価すること
人事評価(人事考課)とは、予め決めておいた期間内の社員の業務への取り組み方や業績を確認した上で、上司が公正に評価することです。人事評価によって昇進や報酬査定に反映されることにより、社員のやる気のアップにつながるだけでなく結果的に会社の目標達成にもつながる大切な取り組みといえます。
人事評価コメントは双方の理解を高めるために重要
人事評価(考課)コメントは人事評価に上司が記載する人事評価に対するコメント欄をさしています。社員にとって人事評価は報酬や昇進など働く上での人生を左右する重要であるため、コメントにも配慮した内容を記載することが求められます。
またコメントの書き方1つ違うだけで評価される側・する側の理解や納得する度合いも大きく変化するため、今後の働き方へのやる気をアップさせたり働き方の方向性を伝えるために効果的なコメントを記入することが大切になります。
下の記事では、関連書類として自己評価の書き方を紹介しています。会社の業績やコメントについてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
人事評価コメントを書く時のポイント
人事評価コメントを書く時のポイント①具体的な内容を書く
人事評価コメントを書く時のポイントとして1つ目に紹介するのは、人事評価がどのような場合であっても具体的な内容を示してあげるという点です。できるだけ具体的な内容を示し、双方の評価の認識のズレが最小限となるような書き方をするようにしましょう。
人事評価コメントを書く時のポイント②所見や私情を挟まず客観的なコメント
人事評価コメントを書く時のポイントとして2つ目に紹介するのは、パッと見ただけの所見や感想など私的感情で書かないようにするという点です。所見や私情が挟んだコメントは評価に対して不満を感じてしまう可能性があるため、所見ではなく根拠のある書き方をするようにしましょう。
下の記事では人事考課表の意味や書き方について紹介しています。コメント例文についてもまとめているので、こちらと合わせて参考にしてみてください。
人事評価コメントの書き方
人事評価コメントの書き方①評価バランスに注意する
人事評価コメントの書き方として1つ目に紹介するのは、プラスとマイナスの評価のバランスに注意して記入するということです。プラスマイナスどちらに偏っても今後の取り組みへのやる気や向上心が削がれる可能性があります。大切なのは良い点・悪い点双方を評価コメントとして記すということです。
人事評価コメントの書き方②キツめの言葉は使用しない
人事評価コメントの書き方として2つ目に紹介するのは、コメント全体に共通してキツめの言葉やストレートな表現は避けるように注意するという点です。良い点や悪い点を具体的に記入すると紹介しましたが、ストレートな表現方法ではなく前向きに捉えることができるような柔らかい表現をするようにしましょう。
下の記事では会社の業務改善提案の書き方や、ネタ探しの方法についてまとめています。人事評価においても提案書への取り組みはポイントとなるため、ぜひこちらも参考にしてみてください。
人事評価コメントの例文13選
人事評価コメントの例文①【自己評価】営業職の場合
人事評価コメントの例文として1つ目に紹介するのは、営業職などのノルマや成果目標がはっきりとしている場合の自己評価コメント例です。目標に対してどのくらいの割合で達成できたかの数値に加え、結果に対しての分析をした上で取り組みやチームへの貢献度などを記入するようにしましょう。
今年度は前年比+○%の成果を上げることができました。これは業務チームでの連携を徹底したことでの成果といえます。具体的には○や△が成果結果につながったと考えられます。しかし○については△件程あるため今後の課題として取り組む必要があると考えられます。
人事評価コメントの例文②【評価者】営業職の場合
人事評価コメントの例文として2つ目に紹介するのは、営業職などのノルマや成果目標がはっきりとしている場合の上司のコメント例です。数字として成果が分かりやすいため評価ポイントはこの部分がメインとなりますが、日常の社員の動き方や結果として残せなかった能力取得などにも注目して評価するようにしましょう。
成績が前年比+○%とは素晴らしい結果といえ、チーム内の連携をはかるためにリーダーとして積極的に行動している点は評価に値します。その反面○については増加傾向にあるため、営業の質や取引相手への対応の仕方などが今後の改善点としてあげられます。
人事評価コメントの例文③【自己評価】事務職の場合
人事評価コメントの例文として3つ目に紹介するのは、業務内容がルーティン化している事務職などの自己評価コメント例です。仕事内容に変化が少ないため自己評価はしにくい職種といえますが、日々の仕事で新たに覚えた内容や、1つ1つの仕事の完成度を高めたことへの取り組み内容や改善点を記入するようにしましょう。
今年度目標である事務過誤の防止に対して、業務内容のマニュアルの作成及び○のテンプレート作成を行いました。結果前年比より○割程度のミス減少を達成することができました。またコピー用紙の消費増加が見られたため、社内文書では裏紙使用の徹底を再度共有し、今後はコピー用紙の交換頻度から減少具合を確認するようにします。
人事評価コメントの例文④【評価者】事務職の場合
人事評価コメントの例文として4つ目に紹介するのは、事務職の上司側のコメント例です。事務職は評価する側も判断が難しいですが、日常の働き方や作業ペースの変化や効率化など細かい部分に注目して評価するようにしましょう。
○の提出タイミングが短縮されています。日常書類のテンプレート化やマクロ計算の導入による計算の自動化による全体作業の短縮化をはかったことへの成果が見られます。定例会議での発言が前年度に比べ積極的に提案していることからも、業務改善に対して前向きに取り組んでいる姿勢が見られます。
人事評価コメントの例文⑤【自己評価】サービス業の場合
人事評価コメントの例文として5つ目に紹介するのは、サービス業の自己評価コメント例です。接客業ではお客様の目線に立った行動が評価のポイントとなるためお客様からの感謝の言葉を記入するようにします。また店内環境を良くするための取り組みなども合わせて記入するようにしましょう。
お客様が気持ちよく利用できるよう、明るい挨拶や目が合ったときの会釈などを徹底しました。また会話はハキハキと分かりやすく話すことを心がけた結果、お客様が笑顔で帰られることが増えました。
人事評価コメントの例文⑥【評価者】サービス業の場合
人事評価コメントの例文として6つ目に紹介するのは、サービス業での上司のコメント例です。評価ポイントはお客様に対しての接客内容や言葉遣い、気配りとなるため日頃の接客状況に注目するようにしましょう。また身だしなみや勤務態度、勤務時間を守っているかやスタッフ間のコミュニケーションにも注目しましょう。
お客様との接客は当然ながらスタッフに対しても常に笑顔で対応しており、ムードメーカー的な役割を担っています。服装も清潔に保ちお客様からの印象も良いです。今後は、売上向上のために自分なりの行動や工夫をしてくれることに期待しています。
人事評価コメントの例文⑦【自己評価】公務員職の人事考課
人事評価コメントの例文として7つ目に紹介するのは、公務員職の自己評価コメント例です。公務員職では人事考課と呼ばれるものが年数回行われます。公務員職の仕事内容は多岐にわたるためそれぞれの業務内容に合ったコメントとなりますが、成果数値や日々の業務改善への取り組みなどを人事考課では記入していきます。
昨年から○の事務業務に配属され、日常で行う一般業務について単独で処理できるようになりました。また○の改善案が採用され、エクセルシートの余剰分を省き短縮化したことで、部署全体の業務効率の向上につなげることができました。
人事評価コメントの例文⑧【評価者:能力評価】公務員職の人事考課
人事評価コメントの例文として8つ目に紹介するのは、公務員職上司側の能力評価におけるコメント例です。公務員職では能力評価と業績評価がそれぞれに行われています。能力評価は以前の評判や見込みではなく実際に行った業務に活かされた能力を評価するようにします。
○については知識を発揮し、業務の効率化に取り組み実現していました。また集中力が高く○においてはミスはなく、早いペースで仕事をこなしています。
人事評価コメントの例文⑨【評価者:業績評価】公務員職の人事考課
人事評価コメントの例文として9つ目に紹介するのは、公務員職上司側の業績評価におけるコメント例です。業績評価では被評価者が設定した目標に対してや面談などで相談した上での目標の達成度合いで判断します。
配属すぐの目標として業務の習得が設定されていました。現在○において1人で業務をこなし、ミス発生もないことから目標達成したといえます。
人事評価コメントの例文⑩【自己評価】企画職の場合
人事評価コメントの例文として10個目に紹介するのは、企画職の自己評価コメント例です。企画職ではデータ分析・調査を元に企画を立案し、他社へ説得することが業務内容となるため、それに対しての実績やエピソードを記入するようにしましょう。
○の分析・調査結果から△を立案しました。当初は難色を示していたが根拠となるデータを含めた販促を行った結果○%売上向上したと考えられます。
人事評価コメントの例文⑪【評価者】企画職の場合
人事評価コメントの例文として11個目に紹介するのは、企画職の上司のコメント例です。企画職はチームプレイであることから連携の取り方やプロジェクト結果が評価ポイントとなります。また日々の業務への取り組みを見ておくことで、プロジェクト途中に評価する場合にも適正に評価することができます。
需要の分析を行ったことから、売上につなげてくれたと評価できます。データ上では○%売上向上が見込めたが、その原因を分析していくことで今後の開発に活かせることを期待します。
人事評価コメントの例文⑫【自己評価】管理職の場合
人事評価コメントの例文として12個目に紹介するのは、管理職の自己評価コメント例です。管理職の評価は受け持っている店舗や部下の業績となるため、業績をあげるためにどのようなことを実施したのかを記入するようにしましょう。
請け負った店舗での業務全体をマニュアル化を行い効率化をはかった結果前年比売上○%を達成することができました。
人事評価コメントの例文⑬【評価者】管理職の場合
人事評価コメントの例文として13個目に紹介するのは、管理職の上司のコメント例です。店舗や部下の実績が評価ポイントとなりますが、他にもリーダーシップ能力も評価の対象として見るようにしましょう。
就任後担当エリアのノルマが前年比よりも早く達成しており、当人の営業成績は低下しているものの部下の成績が上昇していることからマネジメントは十分と判断できます。
自分を分析する上で大切な自己評価の意味について下の記事では紹介しています。自己評価が低い原因と高める方法についても紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
人事評価コメント例文を参考によりよい評価をしよう
人事評価コメントについてや書き方、例文を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。人事評価は働く上で重要な役割を果たしているといえるため、コメント例文を参考に所見ではなく公正な評価をするようにしましょう。
下の記事ではチャレンジシートの書き方や例文について紹介しています。近年チャレンジシートを取り入れている企業も多いので、ぜひ記入例の参考としてチェックしてみてください。
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