高齢者見守りグッズ・家電6選！離れて暮らす親や独居老人の安否確認にも

高齢者の見守りグッズ3選【カメラ・センサー】

高齢者の見守りグッズ①離れて暮らす独居の親をいつでも確認できるカメラ

自分の親が高齢になり、独居で暮らしている場合、子供としては心配になりますよね。ご飯は食べられているか、家の中で倒れて動けなくなっていないかと、色々な心配が募ると思います。親としては子供に心配をかけまいと頑張ってしまい無理をしてしまう事もあります。そんな時には見守りグッズを利用するのが大変便利です。

高齢者を見守りグッズその1は、確実に見守ることができる「カメラ」です。カメラというと、一昔前ですと録画をして後から録画を確認するといった事しかできませんでしたが、今はカメラをスマホから遠隔操作をして、今何をしているかというリアルタイムな状況を見ることができます。

ただし、カメラを設置するというのは「ずっと監視されているみたい」だと高齢者の方からは嫌がられる場合が多く、プライバシーの侵害にもあたる場合もあるので、どうしても事情があり設置をしたい場合はカメラを隠したり、カメラと分からないようなデザインの機材を選ぶようにしましょう。

カメラのメリット

• ・確実に姿を確認する事ができる
• ・今の姿を見ることができる
• ・スマホから会話もできる

カメラのデメリット

• ・プライバシーが保てない
• ・カメラの設置には高齢者が嫌がることが多い
• ・カメラのない場所は見ることができない

高齢者の見守りグッズ②トイレや冷蔵庫の開閉時のセンサーで安否確認

高齢者の見守りグッズその2は、扉などの開閉時のセンサーで「生活している」という確認ができるセンサーです。毎日開閉する場所には色々な場所があります。玄関は出かけなければ開閉しないのでおすすめしません。寝室のドアも朝と夜くらいしか開け閉めをしないのであまりおすすめはしないです。

センサーの設置におすすめする場所は、冷蔵庫かトイレです。冷蔵庫の開閉が確認できれば、きちんとご飯を食べているかの確認になりますし、トイレは必ず1日に何度か使わなくてはいけない場所なのでトイレのドアにつけるのも大変おすすめです。

開閉時には、自分のスマホに記録が送信されます。それを確認すれば無事に生活していることが分かりますし、丸1日その記録がなければ何かあったのではという気づきになります。ドアにつけるだけなので、カメラのように監視されている気分にはなりにくく、本人にも気づかれず設置することもできます。

センサーのメリット

• ・プライバシーが保てる
• ・設置をしている事に気づかれにくい
• ・少ない情報量で安否確認ができる

センサーのデメリット

• ・自立度の低い高齢者には向かない
• ・顔色の変化等本人の体調の変化には気づきにくい

高齢者の見守りグッズ③1日の動きをデータで送信してくれる人感センサー

高齢者の見守りグッズその3は、人感センサーです。人の動きを感知しデータ化してスマホに送信してくれます。寝室に置けば睡眠時間も記録してくれます。睡眠の記録が分かれば夜間トイレが頻回で眠れていない事に気づくこともできます。数時間動きが感知できなければ異常を感知したとしてメールを送ってくれます。

人感センサーのメリット

• ・1日の生活リズムを把握できる
• ・睡眠時間を見ることができる
• ・小型の機械で気づかれにくい

人感センサーのデメリット

• ・動きを感知する範囲が限られている

高齢者の見守りグッズ3選【家電】

高齢者の見守り家電①消費電力で生活を見守り「ワットチェッカーで見守り」

高齢者の見守り家電その1は、「ワットチェッカーで見守り」です。家電の消費電力の確認の為に使われるワットチェッカーですが、それを見守りにも使えると発売された家電です。1日の消費電力をデータで確認することで、離れて暮らす親の生活の見守りをする事ができます。

使い方は、普段よく使う家電を刺すコンセントにワットチェッカーを先に差込み、そこからテレビなどの家電のコンセントを刺す事で、家電が使われると生活している事を確認することができる家電になっています。エアコンに使えば暑い夏にちゃんとエアコンを使っているか確認もできるので、熱中症で倒れる心配もなくなります。

ワットチェッカーで見守りのメリット

• ・夏場の熱中症予防
• ・コンセントに刺すので電池切れの心配なし

ワットチェッカーで見守りのデメリット

• ・家電を使わなければ意味がない

高齢者の見守り家電②電気ポットの使用で見守り「みまもりほっとライン」

高齢者の見守り家電その2は、象印の「みまもりほっとライン」です。高齢のご老人は皆さんお茶を飲むのが好きですよね。お茶を飲むときに利用する電気ポットの使用で見守りも兼ねたポットが「みまもりほっとライン」です。1日に2回、ポットが利用された記録がメールで届けられ、生活が見え安心することができる家電です。

みまもりほっとラインのメリット

• ・普段使う家電で見守りができる
• ・身近なもので見守りしてもらえているという安心感

みまもりほっとラインのデメリット

• ・お茶を飲まない人には向かない

高齢者の見守り家電③スマホを利用した「つながりほっとサポート」

高齢者の見守り家電その3は、ドコモのご老人向けのスマホである「らくらくスマートフォン」を利用した「つながりほっとサポート」です。何とこちら、らくらくスマートフォンをお持ちなら「無料」で利用することができます。

高齢者の方も今ではスマホを使う方が大変増えています。スマホを持ち歩いて外出した時の歩数や、スマホを弄ったかの確認や電池残量で見守りする事ができる家電です。離れて暮らす親が元気に生活しているか見ることができます。

つながりほっとサポートのメリット

• ・スマホを使うだけで見守りができる
• ・歩数チェックで本人も健康志向になれる

つながりほっとサポートのデメリット

• ・スマホが使えない人には向かない
• ・持ち歩く習慣がないと利用幅が狭まる

高齢者の見守りサービス3選

高齢者の見守りサービス①これなら安心！「郵便局」のみまもり訪問サービス

見守りには、機械ばかりでなくやはり人同士の繋がりのある温かみのあるサービスも大変魅力です。そこで紹介する高齢者の見守りサービスその1は、郵便局が提供しているみまもり訪問サービスです。毎日手紙を届けてくれる顔なじみの郵便局員さんが訪問してくれるので、サービスを受ける方も安心です。

月に1度、郵便局員が自宅を訪問し、生活状況等を質問して回答していきます。回答の結果はご家族の元にもメールで届けられます。子供には中々言えない相談事も、他の人なら話せる事もあるでしょう。また、契約すれば24時間いつでも健康相談なども電話で受付てくれるので、親ごさんにとっても安心です。

郵便局の訪問サービスのメリット

• ・郵便局員が話を聞きに来てくれるので安心
• ・対面で話を聞いてくれる

郵便局の訪問サービスのデメリット

• ・訪問は1ヶ月に1度のみ

高齢者の見守りサービス②一人暮らしにおすすめ見守りつき食事宅配サービス

高齢者の見守りサービスその3は、見守りつきの食事宅配サービスです。お弁当を毎日かもしくは決まった曜日に届けてもらい、その時に手渡しする事で安否確認もセットになっているサービスです。お弁当は栄養バランスが考えられていますし、一人暮らしになると食事を採らないでいる事への心配もなくなるので大変安心です。

料金や提供エリアはそれぞれ異なります。お弁当の宅配サービスも今たくさんあるので、そのサービスに見守りサービスも含まれているかぜひ確認してください。また、自治体によっては自治体で食事提供と見守りがセットになったサービスを提供している地域もあります。

見守りつき食事宅配サービスのメリット

• ・食事の不安も解消される
• ・栄養バランスの考えられた食事が提供される

見守りつき食事宅配サービスのデメリット

• ・提供エリアはまだ限定されている
• ・食費は自炊よりかさむ

高齢者の見守りサービス③高齢のご老人も守ります「セコム」

高齢者の見守りサービスその3は、セコムの「高齢者見守りサービス」です。他のサービスに比べ高額ですが、何かあればセコムがすぐ駆けつけてくれるのでとても安心です。火災や防犯もセットになっていますので、老人の事故で一番不安なガスの止め忘れからの火災や、空き巣や押し売りにもすぐセコムが対応してくれます。

生活導線にセンサーを置く事での安否確認や、ご老人が自分の体調の急変を感じたら、握るだけで救急信号がセコムに送信され駆けつけてくれるサービスも含まれています。

セコムのメリット

• ・何かあればすぐ駆けつけてくれる

セコムのデメリット

• ・初期費用や月額料金が高額

高齢者の見守りはご本人に合わせて決めましょう

いかがでしたか。親御さんとしてはまだまだ若いつもりでも、足が弱っていたり物忘れが多くなって行くのは自然なことです。そんな離れて暮らす高齢になった親への心配はつきません。あまりに心配しすぎても信用していないのかと怒ってしまう親御さんもいる事でしょう。

そんな時に自分の安心や信頼の為にも今回紹介した見守りグッズやサービスをぜひ利用してください。まだこういうのにお世話になるほどではないという方にはこちらの記事もおすすめです。普段の家事を楽にする便利な家電をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

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一番の安心は、会いに行く事です。離れて暮らす両親に会いに行って顔を見て話しをして、会いに行くたび変化を見逃さないのが一番の見守りです。会いに行けない時は電話だけでも構いません。親御さんも喜ばれることでしょう。サービスや機械はその補助として活用して下さいね。