「失念」の意味とは?ビジネスの使い方と類語や英語も

「失念」という言葉はビジネスにおいて何かを忘れていた時に使う敬語表現になります。「失念しておりました」というような使い方をするのですが、具体的にどのように使うのか、英語ではどう使うのか、また類語にはどんな言葉があるのかも併せて紹介していきます。

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「失念」とは?意味や使われる場面は?

「失念」とは何かを忘れていた時に使う敬語を意味する

「失念」とは何かを忘れていた時に使う敬語表現

「失念」とは何かを忘れていた時に使う敬語を意味しています。「ごめんなさい!すっかり忘れていました!」と慌てふためきながら対応するビジネスパーソンも、普段から愛されている人であればチャーミングに映るかもしれませんが、知らない取引先の人からすると頼りないことこの上ない印象を持つことでしょう。

ここで「失念」という言葉が使えると相手方から好印象を持ってもらえる可能性が少なからず出てきます。「失念」という言葉を使う場合は自分が何かミスをしている状況が少なくないのですが、その状況をしっかりカバーしつつも相手方に頼り甲斐のある印象を与えることもできるわけです。

「失念」とは主にビジネスのシーンで使われる敬語表現

「失念」とは主にビジネスのシーンで使われる敬語表現

「失念」とは主にビジネスのシーンで使われる敬語表現です。日常のシーンで「ごめん。失念してたわ」というような使い方をすると、相手方は違和感を持つことでしょう。確かにそのような使い方が禁止されているような表現ではありませんが、このような日常のシーンで「失念」という言葉をわざわざ使う必要はないでしょう。

しかしながら、ビジネスのシーンにおいては積極的に使いたい言葉ではあります。もちろん積極的に「失念」を使うようなシチュエーションを作ってはいけませんが、万が一何か物事を忘れていた場合に「申し訳ありません。失念しておりました」と心を込めて謝罪をすることで相手方も安心感を持つことができるでしょう。

「忘れていた」というよりも「失念しておりました」と言うと印象値が上がる

「忘れていた」というよりも「失念しておりました」と言うと印象値が上がる

「忘れていた」というよりも「失念しておりました」と言うと印象値が上がることがあります。これは特にビジネスのシーンでは「忘れていた」というよりも「失念しておりました」という言葉を使った方が好印象であるシーンが少なくありません。ビジネスのシーンでは「失念しておりました」を使うようにしましょう。

ただし注意したいのが度重なる「失念」で毎回「失念しておりました」と言っていると、信用のおけない人物であるというレッテルを貼られてしまうことになるでしょう。ミスが続いている時には3回目くらいで「本当に申し訳ありません」と、深々と謝罪をする必要があるでしょう。「失念」を多用するような状況は避けましょう。

失念の例文5選!ビジネスでの使い方とは?


ビジネスでの失念の使い方の例文①失念しておりました

失念しておりました

ビジネスでの失念の使い方の例文の1つ目として「失念しておりました」という表現を紹介します。この言葉はビジネスのシーンで使われる「失念」の一般的な表現と言えるでしょう。「忘れていた」というところを「失念しておりました」と言い換えるだけでもその敬語のニュアンスが伝わり非常にフォーマルな表現となります。

ただしこの表現についてはあくまでも自分自身の過失を表す敬語表現になりますので、相手に対して申し訳なさがないと相手から悪い印象を持たれてしまうおそれがありますので注意が必要です。くれぐれも事務的にならないように気をつけましょう。

失念しておりましたの例文

月末で立て込んでおりまして、書類の発送について失念しておりました。

ビジネスでの失念の使い方の例文②失念に対する謝罪

失念に対する謝罪

ビジネスでの失念の使い方の例文の2つ目として、失念に対する謝罪のパターンを紹介します。失念という言葉を使う際には基本的に謝罪も交えた方が相手方の心象はよくなります。ただし、謝るばかりで改善がなく失念してばかりであれば、相手方から使えないビジネスパーソンの烙印を押されてしまう可能性があります。

失念をしてしまった場合は丁寧に謝罪しつつも同じ間違いを繰り返さないようにする意識も併せて必要です。上辺だけの謝罪にならないように注意しましょう。

失念に対する謝罪

メールの返信について失念してしまい、大変申し訳ありませんでした。

ビジネスでの失念の使い方の例文③失念に対するフォローの施策を伝える

失念に対するフォローの施策を伝える

ビジネスでの失念の使い方の例文の3つ目として、失念に対するフォローの施策を伝えるパターンを紹介します。失念する状況を説明する場合は自分自身が何らかの物事に対してやるべきことをやっていないことが想定されます。ビジネスでは納期や期限がずれる可能性があるのでそのフォローを伝えることが必要になります。


失念に対するフォローの提案を伝える場合には、その具体的な動きと期限等をしっかりと伝えると相手方にも一旦は安心してもらえることでしょう。たとえ何かを失念したとしても、フォローがきちんとしていればマイナス評価にはならないはずなので、きちんと相手方に提案を伝えるようにしましょう。

失念に対するフォローの施策を伝える例文

この度の書類発送に関する失念につきましては各位へそれぞれお電話にて謝罪と説明をさせていただいた上で、当日中に書類の発送をさせていただきます。今週中には各位にご確認いただけるかと存じます。

ビジネスでの失念の使い方の例文④失念する状況を表す例文

失念する状況を表す例文

ビジネスでの失念の使い方の例文の4つ目として失念する状況を表す例文を紹介します。「失念」は「失念する」という動詞で使う場合が多いのですが、状況を説明する場合は例文のように名詞で使われるパターンもあります。「失念しておりました」だけでも十分かもしれませんがこういった表現も使えると一目置かれるでしょう。

失念する状況を表す例文

ご依頼いただいた事項を控えていたものの、その項目のみ漏れていたために失念に至りました。この度は大変申し訳ありませんでした。

ビジネスでの失念の使い方の例文⑤失念いたしました(忘れました)

失念いたしました(忘れました)

ビジネスでの失念の使い方の例文の5つ目として「失念いたしました(忘れました)」という使い方を紹介します。この使い方は「何かをし忘れた」というような形ではなく覚えていたものを忘れてしまった場合の使い方になります。使う可能性が低いパターンではありますが、こういった言い回しも覚えておくと良いでしょう。

失念いたしました(忘れました)の例文

給与システムにログインするためのパスワードを失念いたしました。どなたに確認すればよろしいでしょうか。

「失念」の類語の使い方例文とは?

「失念」の類語の使い方例文①面忘れ

面忘れ

「失念」の類語の使い方例文の1つ目として「面忘れ」という言葉を紹介します。この言葉はあまり馴染みがない人もいるかもしれませんが、相手の顔を忘れてしまった時に使う言葉になり、何かを忘れた時の「失念」同様フォーマルな響きのある類語表現となります。「めんわすれ」ではなく、「おもわすれ」と読みます。

「顔を覚えてなかったんですよ」といった表現も、「面忘れしておりました」と言うだけで、スマートでビジネス感のある表現に変わりますので「失念」とともに使いこなせるようになっておきたい言葉の一つです。

面忘れの例文

20年ぶりに小学校の友達と会う約束をしていたのですが、しばらくぶりだったために思忘れしていました。でも話をしているとやっぱり昔と変わらないもんだなあとも思いましたね。

「失念」の類語の使い方例文②忘却

忘却

「失念」の類語の使い方例文の2つ目として「忘却」という言葉を紹介します。「忘却」については「忘却のかなた」というような言い回しもあるのですが、まさにこの言い回しが表している通り、時間とともに記憶が風化してしまい、忘れ去っている状況を表しています。忘れるニュアンスがある「失念」の類語となります。

この表現については「失念」が一時的に物事を忘れているのに対して、「忘却」は時間が経ちすぎているためにその物事すら認識しておらず、そんな物事があって今その物事について覚えていない状況をその時点でやっと認識した状況を示す言葉になります。時間軸によって「失念」と使い分けたい類語表現です。

忘却の例文

このシステムにログインをするのは実に2年ぶりで、IDやパスワードをすっかり忘却しているようです。

「失念」の類語の使い方例文③忘失

忘失

「失念」の類語の使い方例文の3つ目として「忘失」の使い方について紹介します。忘失に関しては単に「忘れてしまうこと」を意味する場合にも使うことができる言葉になりますが、何か物をなくしてしまった際に使われる言葉になります。「紛失する」というニュアンスよりは「置き忘れてしまう」といったニュアンスです。

「忘失」に関しては「その存在について忘れていた」というニュアンスが含まれていることが基本になりますので、相手から「そういえばあの書類はどうしたっけ?」というような形で聞かれた時に例文のような回答で使うとビジネス感を出すことができます。

忘失の例文

せっかく先方から資料をいただいていたのに忘失してしまいました。

「失念」の英語の使い方例文とは?

「失念」の英語の使い方例文は英語訳用の日本語の作成から

英語の使い方例文は英語訳用の日本語の作成から

「失念」の英語の使い方例文は英語訳用の日本語の作成から始めるとスムーズです。そもそも「失念する」という状況については一つのシチュエーションだけではなく、いくつかのシチュエーションが想定されます。例えば単純に「忘れていた」という状況も考えられますし、「覚えていない」という状況もあり得ます。

その状況に応じて「失念」が意味するものが変わってくるため、実際に使われる英語表現もそれに合わせて変わってくるのです。日本語の表現では一つで表せることでも英語ではその都度英訳が必要になることが珍しくありません。下記の関連記事にも敬語を英語で表現することに触れられていますので併せて読んでみてください。

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「失念」の英語の使い方例文は複数のパターンがある

英語の使い方例文は複数のパターンがある

「失念」の英語の使い方例文は複数のパターンがあります。単純に物事を忘れていた場合と物事を覚えていない場合は、それぞれの表現を使うといいでしょう。また国にもよるのですが「ミスター」や「ミス」、「サー」や「ボス」といった敬称を最後に付けると、フォーマルさを出すことができるでしょう。

一番丁寧に感じる表現は3つ目で、日本人としては「失念していて申し訳ありません」という好ましい表現になりますが、国によっては「頼りないな」というマイナス評価を受けてしまう場合がありますので、英訳する場合には相手の外国人がどのように感じるかも考えながら英訳するようにしましょう。

    「失念」の英語の使い方のパターン

  • I‘ve forgot to ~.(~するのを忘れていました)
  • I don‘t remember ~.(~を覚えていません)
  • I‘m sorry that I didn‘t ~.(~をしておらず申し訳ありません)

「失念」という言葉をビジネスで使いこなせるようになろう!

「すみません!忘れてました!」と会社で言っても、許されるかもしれませんがそのような表現で許しを乞う人と「申し訳ありません。失念しておりました」と落ち着いて対処しようとする人と比べたら後者の方がビジネスパーソンとして好印象を受けるシーンは多いことでしょう。

ここでは「失念」の使い方や類語との使い分け、そして英語表現と「失念」について幅広く説明をしてきました。ここで紹介したことをビジネスのシーンで生かして、あなたのビジネスパーソンとしてのコミュニケーション力向上の一助になればうれしいです!


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