フォローアップの日本語の意味とは?ビジネスシーンでの使い方5選!

フォローアップ研修という言葉を耳にしたことはあっても、ちゃんとした使い方を知らない人も多いのでは?フォローアップの日本語での意味や英語の言い方、ビジネスでの使い方やGmailでの機能などを一挙ご紹介!フォローアップとは何なのか、これを読んで解決しちゃいましょう!

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



フォローアップの意味とは?

フォローアップとはあとあとまで確認・追跡・復習などをするという意味

仕事

フォローアップとは、新人やある商品について、あとあとまで確認や追跡をして追加で教えたり、調査したりすることをいいます。新人の場合は、一度教えただけでなく、その後の業務も一人前にこなせるように、都度気にかけたり教えたりし続け、フォローがなくてもミスなく仕事ができるように教育するのです。

フォローアップという言葉はビジネスで使用されることが多いです。フォローアップ研修、フォローアップメールという言葉は皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。また、現在ではGmailでもフォローアップをしてくれるという機能が付いているのです。

フォローアップは英語で「Followーup」

フォローアップ

英語でのフォローアップは「follow up」と書き、日本語同様に確認や追跡するという意味で使われます。ビジネスシーンで使用されることはもちろん、映画作品がある賞を受賞した後に引き続き違う賞を受賞した、というような時にも使用されることがあります。「追跡」としての意味が強く出ているイメージですね。

フォローアップの日本語での類語

フォロー

フォローアップの日本語での類語は「振り返り」「再確認」「復習」「事後調査」「継続調査」などが当てはまるでしょう。このどれもが、一度行ったことを再び追いかけて行う、という意味合いが強い言葉となっています。

ビジネスシーンでよく使われるフォローアップの意味に近い類語であれば「補填する」「バックアップする」「サポートする」という言葉が類語と言えるでしょう。どれもミスがないように追加してあげる、支えてあげる、というような意味となっています。

フォローアップのビジネスシーンでの使い方5選

ビジネスシーンでの使い方①フォローアップ研修


研修

ビジネスシーンでの使い方1つ目は、フォローアップ研修です。フォローアップ研修とは企業などで一度研修を行った後に、再度その研修を受けた人が集められて行われる研修のことを指します。研修内容は、以前の研修の復習や、研修後に実践したことの発表、現在の課題の洗い出しや今後どうするかの目標設定などです。

一般的には、フォローアップ研修は新入社員を対象として行われる場合が大半となります。新入社員が入社後に行った研修の後に、時期をおいてまた同じメンバーで集められて振り返りを行うのです。また中堅社員対象のスキルアップ研修でも、その後の進捗はどうか、実践できているか確認するために行われることがあります。

フォローアップ研修を行うことで、研修の中で示された目標を達成するための軌道修正や現状把握をしっかりすることができるのです。研修内容を定着させ、より深い理解をするためにもフォローアップ研修は重要なものといえるでしょう。

ビジネスシーンでの使い方②フォローアップメール

メール

ビジネスシーンでの使い方2つ目は、フォローアップメールです。ネットで買い物をした際やネットから予約した美容室に行った時、数日後に「先日はありがとうございました。使用感はいかがでしょうか」などとお礼と現状確認のメールが入ったことはありませんか。これがフォローアップメールです。

フォローアップメールは何か問題がなかったかの課題発見や情報収拾、お客様にまた購入したり来店したりしてもらうという行動促進のために行われます。企業のセミナーなどに参加した場合は、別のセミナーに参加してもらったり次回の案内をしたり、といったこともあるでしょう。

フォローアップメールをすることで、お客様に丁寧な企業・店舗であるという印象を与えることができます。また、そこでもし使用感などに苦情が入った場合は、すぐに対処することができるためリスクマネジメントに繋がります。次に繋げるためにフォローアップメールはとても大切だといえるでしょう。

ビジネスシーンでの使い方③「教育担当者に〜を行ってもらう」

仕事

ここからは実際の使い方をみていきます。ビジネスシーンでの使い方3つ目は「教育担当者に、フォローアップを行ってもらいます」というようなものです。フォローアップは研修だけでなく、通常業務の中でも行われます。特に新入社員に対しては教育担当者がついてフォローアップという形でサポートすることがあります。

新入社員が困っていることや、つまづいていることはないか、お客様への対応は十分にできているか、研修で学んだことが活かされているかなどを確認しながら、その新入社員が達成すべき目標にたどり着けるようにフォローするのです。教育担当になった場合は、フォローアップする必要があると思っておいたほうが良いですね。


ビジネスシーンでの使い方④「リリースされたシステムはどう?〜を頼むよ」

進捗

ビジネスシーンでの使い方4つ目は、「先日リリースされたシステムはどう?フォローアップを頼むよ」というような場面です。システム開発においては、一般に公開されてからバグが出たり、トラブルが起こったりすることがあります。そのため、そのシステムの経過を追跡し、問題がないようにする必要があるのです。

また、システムはどんどん使用感を良くしたり便利にしたりするためにバージョンアップをしていくのが一般的です。そのためにも、使用者から使い心地などを調査し、次に活かしていくというのもフォローアップの一つに含まれます。運用の改善をしていく、という意味合いですね。

ビジネスシーンでの使い方⑤「商品について継続的に〜をする予定です」

継続してフォロー

ビジネスシーンでの使い方5つ目は、「商品について打ち出した広告の効果を継続的にフォローアップする予定です」というようなものです。商品を作って販売するような企業の場合、その売り上げを伸ばすために出した広告やイベントなどがどの程度効果があったのかを測る必要があります。

広告やイベントなどは多大な費用が使われているわけですから、そこで商品の売り上げに繋がっていなければただの巨大な損失が生まれるだけになってしまいます。次に活かすためにも、今回打ち出したものは一体どうだったのかを追い、調べて、報告をするというのが重要になってくるのです。

フォローアップのビジネスシーン以外での使い方3選

ビジネス以外での使い方①フォローアップ外来

病院

ビジネス以外での使い方の1つ目は、フォローアップ外来です。このフォローアップ外来とは、産婦人科などで使われることが多い言葉になります。出産をした後の女性や産まれた赤ちゃんについて、その後の経過や成長はどうか、問題はないかを診ていくという外来のことです。

特に、早めに産まれてしまってNICU(新生児集中治療室)にいたような赤ちゃんの場合には、その後のフォローがあるかどうかで育てる際の安心感が違いますよね。病院にきめ細やかに対応してもらえることが病院の評判に繋がります。こうしたフォローアップ外来はだんだん増えてきているようです。


ビジネス以外での使い方②フォローアップ検診

検診

ビジネス以外での使い方2つ目は、フォローアップ検診です。フォローアップ検診とは、産婦人科だけでなく幅広い医療分野で使われています。例えば、入院して手術をした患者さんが退院した後に、その後の経過を診てもらうために検診に行く、という場合もこれに当てはまります。

また、健康診断で数値が引っかかってしまった場合に、重大な病気が隠れていないかを調べるために精密検査を行ってくれるようなこともあるでしょう。その場1回だけで終わらせるのではなく、そこから派生することはないのか、その後は大丈夫なのかを確認してくれるフォローアップ検診はとてもありがたいですね。

ビジネス以外での使い方③Gmailのフォローアップ機能

調査

ビジネス以外での使い方3つ目は、Gmailのフォローアップ機能です。皆さんはGmailに追加された「受信トレイの上部に、過去に受信したメールが表示されて、フォローアップや返信をするかどうか提案される」という機能をご存知でしょうか。

メールが大量に来た時に、既読にはしたけれどうっかり見逃してしまったという経験をしたことはありませんか。そうしたことを防止するために、未返信のメールに対してフォローアップをするように自動で提案されるという機能がGmailについたのです。この昨日はGmailユーザーであればデフォルトで入っています。

とても便利なGmailの機能ですが、中には不要だという方もいらっしゃいますよね。そんな時にはもちろんこのGmailの機能を無効にする設定もできますので安心してくださいね。

フォローアップのポイントは?

ポイント①PDCAを活用する

サイクル

フォローアップのポイント1つ目は、PDCAを活用するということです。PDCAとはPLAN(計画)、DO(行動)、CHECK(確認)、ACTION(実行)の頭文字をとったもので、物事を遂行するために重要な考え方となっています。フォローアップする際にもこのPDCAの考え方を取り入れてみましょう。

まずはP、計画です。どのような目標でそれを達成するためにはどうしたらいいのかを計画しましょう。その次はD、行動です。実際に立てた計画に基づいて行動してもらいます。次はC、確認です。計画と行動にどの程度差があったのか確認し、計画通りに実行できていなければ最初に立てた計画を見直します。

最後はA、実行です。確認して判明したこと、修正した計画に基づいて実行するのです。それが終わったらまた最初のP(計画)に戻り、目標達成まで続けていきます。これを実行者本人が一人でできれば良いですが最初は難しいもの。そこでフォローアップ担当者が一緒に確認をしてあげ、目標達成まで導いてあげましょう。

ポイント②適切なタイミングで行う

タイミング

フォローアップのポイント2つ目は、適切なタイミングで行うということです。特にフォローアップメールを行う際には、しっかりタイミングを図る必要があるでしょう。アポイントや商品購入の当日直後だった場合には、問題が表面化していないこともあり早すぎる印象があります。

かといって1週間経つまで待っていると、お客様が購入した時のことをもう忘れていたり、既にクレームを入れた後だったりして後手に回ってしまい良い印象をもたれません。フォローアップメールの場合は翌日くらいに行うのが一番無難かもしれませんね。その後特にリアクションがなければ数日おいて再度送信するのもありです。

新人を直接フォローアップする場合にも、しっかりタイミングを図りましょう。あまり細かくチェックしすぎると新人社員にはプレッシャーに感じてしまうかもしれませんし、タイミングが遅すぎると大きなミスが発生した後になるかもしれません。よく観察して適度に声かけを行うようにしてくださいね。

ポイント③粘り強く続ける

粘り強く

フォローアップのポイント3つ目は、粘り強く続けるということです。こちらがいくら一生懸命にフォローしようとしても、相手にやる気が感じられなかったりリアクションがなかったり、ということはよくありますよね。諦めたくなってしまいますが、それでは上手にフォローアップできたとはとても言えません。

新人へのフォローアップであれば、最初は煙たがられるかもしれませんが結果が出るまで一緒に頑張るつもりでサポートしてあげましょう。フォローアップメールの場合も、相手からリアクションがいつか来ることを信じて、継続して送り続けてみてください。いつかそのメールが相手の目に入り、次に繋がることでしょう。

新人や部下が仕事にやる気を出さずに困っているという方はこちらの記事がおすすめです。やる気がない人の特徴ややる気を出させる方法などが載っていますよ。

Small thumb shutterstock 472129438
仕事のやる気のない人の特徴5選!働かない心理とやる気を出させる方法も

あなたの職場には、やる気のない人はいますか?一人もいない職場は存在しないのではないでしょうか。この記事では、「仕事のやる気のない人の特徴」とともに、働かな...

フォローアップの正しい使い方を覚えて適切に行動しよう

フォローアップは特にビジネスシーンにおいて重要な言葉でしたね。このフォローアップの意味をしっかり覚えて、適切な行動をとってみてください。あなたのフォローアップの素晴らしさに、周りから高く評価してもらえることでしょう。


商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。