努力に関することわざ18選!コツコツ頑張る人を応援する慣用句は?
努力に関することわざを知って、頑張る人を応援したり、前向きになったりしたくはありませんか?積み重ねの大切さを意味するものや、努力が報われることを意味するものなど、種類別にご紹介していきますね。ぜひ目を通して参考にしてみてください。
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目次
コツコツ頑張る人を表す|努力に関することわざ3選
①愚公山を移す
コツコツ頑張る人を表すことわざには、「愚公(ぐこう)山を移す」というものがあります。努力をコツコツと続ければ、何事もいつかは成し遂げられるという意味を持つ言葉です。
「愚公山を移す」は、交通の便を良くするために一族で山を崩し始めた、愚公という老人の故事に由来します。老人の行動を愚かだと笑った人に、子々孫々続けていけばいつかは成し遂げられると説いたと言われています。
②使っている鍬は光る
「使っている鍬は光る」は、弛みなく努力を続ける人は怠け者とは異なり、生き生きとして見えることを表すことわざです。鍬を毎日のように使っていると、錆びるどころか土に研がれて光っていきます。コツコツ頑張る人は、光り輝いて見えるのですね。
③仏も昔は凡夫なり
「仏も昔は凡夫なり」は、コツコツ頑張れば、誰でも仏になれることを表すことわざです。昔は普通の人であった仏様も、修行を積み、努力することで悟りを開くに至りました。いつか報われるよう、コツコツ頑張る人を応援するために贈ってみましょう。
積み重ねが結果を出すことを示す|努力に関することわざ3選
①石の上にも三年
「石の上にも三年」は、努力をしていけば、いつかは結果が出せることを表す有名な慣用句です。「三年」は年月的な三年間を意味するのではなく、多くの月日のことを例えています。どんな事柄でも、結果を出すには、忍耐強く努力を積み重ねていくことが大事です。
②塵も積もれば山となる
「塵(ちり)も積もれば山となる」も、努力に関する有名な慣用句ですね。塵のように小さなものでも、時間をかけて積み重ねていけば山のようになります。些細なことでも、時間をかけて努力していくことで、大きな結果に繋がることを例えています。
③驥は一日にして千里なるも駑馬も十駕すれば之に及ぶ
「驥(き)は一日にして千里なるも駑馬(とば)も十駕(じゅうが)すれば之(これ)に及ぶ」ということわざも、積み重ねが結果を出すことを表しています。
「驥」は一日で千里を駆けることができる名馬のことです。「駑馬」は足の遅い馬を指します。例え足が遅くても、10日間駆け続けることができれば、名馬にも追いつけるということを意味しています。転じて、コツコツと努力が続けられる人は、凡人でも才能のある人に追いつけることを意味するようになりました。
成功するまで続けることを表す|努力に関することわざ3選
①商い三年
成功するまで努力を続けることを表すことわざには、「商い三年」というものがあります。商売は、始めてから三年は経たないと利益が得られるようになりません。転じて、どんなに辛くても三年は耐えて、努力を続けた方が良いことを表すようになりました。何事も、長期的に努力してかなければ成功しないということですね。
②三度目の正直
「三度目の正直」も、成功まで努力を続けることに関する、有名なことわざになります。一度や二度では思い通りにいかないことでも、三度目には成功できるということを意味しています。一度や二度の失敗で諦めるのではなく、コツコツと頑張ることで結果を引き寄せてしまいましょう。
③七転び八起き
「七転び八起き」は、何度失敗しても負けずに立ち上がり、努力続けることを意味します。成功するまで立ち上がることが大切だと説く、有名なことわざですね。人生には浮き沈みが多いことも意味するものなので、失敗して落ち込んでいるときに思い出してみましょう。立ち上がれば、次はきっと結果が出せますよ。
報われることを意味する|努力に関することわざ3選
①雨垂れ石を穿つ
努力が報われることわざには、「雨垂れ(あまだれ)石を穿つ(うがつ)」があります。雨の水滴でも、長い間、同じ場所に落ち続ければ石に穴を空けてしまいます。転じて、どんなに小さなことでも、諦めずに続けていれば努力が実ることを例えるようになりました。
②一念天に通ず
「一念(いちねん)天に通ず(つうず)」も、努力が報われることを意味します。「一念」とは、一途に思いを込めることです。不可能だと思われることでも、成し遂げようという強い信念があれば、思いが天に通じて報われることを表しています。結果を得るには、心の持ちようも大切だということですね。
③斧を研いで針にする
「斧(おの)を研いで針にする」という慣用句は、どんなに困難なことでも、忍耐と地道な努力があれば報われることを意味しています。分厚い斧を、針の細さになるまで研ぐことは、気が遠くなるほどの時間と労力が必要です。しかし、やる気になって始めれば不可能なことではありません。
「斧を研いで針にする」は、中国詩歌史上、最高の詩人とされる李白の故事に由来する慣用句です。学問に挫折した若い李白は、斧を一心に研ぐ老女の行動を見て、忍耐と努力の強さを学んだと言われています。有名な詩人も、若い頃は夢に向かって頑張る青年だったのですね。
始めることの大切さを説く|努力に関することわざ3選
①千里の道も一歩から
「千里の道も一歩から」は、どんなに遠大な計画でも、身近なことから始まることを意味します。千里の距離を行くにも第一歩から始まるように、大きな目標も、目の前のことから着実に始めることが大切だと説いているのですね。ちなみに、千里は約3,900kmという距離になります。
②玉磨かざれば光なし
「玉磨かざれば光なし」は、どんなに立派な宝石でも、原石のままでは美しくならないことを意味する慣用句です。どんなに素晴らしい才能を持っていても、努力して磨かなければ、活かすことはできないという例えになります。努力も、始めなければ成功しないということですね。
③生まれながらの長老なし
「生まれながらの長老なし」も、努力を始めることの大切さを説くことわざです。「長老」は、人格者や成功者のことを指します。どんなに立派な人でも、初めから立派だったわけではありません。長年の修養や努力があったからこそ、現在の立場にいるのだという教えになっています。
見えない頑張りを表す|努力に関することわざ3選
①縁の下の力持ち
見えない頑張りを表すことわざには、「縁の下の力持ち」という有名なものがあります。他人のために陰で苦労や努力をすること、または苦労や努力をしている人物を指す表現です。見えないところで頑張る「縁の下の力持ち」の存在があってこそ、華々しい成功があるのでしょう。
②鴨の水掻
「鴨の水掻き」も、見えない頑張りを表します。気楽そうに水面に浮かんでいる鴨も、水中では水かきを絶えず動かしています。転じて、気楽に見える姿の裏には、人知れぬ苦労や努力があることを意味するようになりました。
③内助の功
「内助の功」は、夫の活躍を支える妻を意味する、有名な慣用句です。「内助」とは、内部からの援助のことで、夫が活躍できるよう妻が献身的に努力していることを指します。「功」は、功績のことで、妻の働きを認めている表現になります。
豊臣秀吉や源頼朝といった歴史上の成功者も、妻に支えられて出世したと言われています。報われることがない立場のように思われますが、心の中で感謝している男性も多いのではないでしょうか。
努力を表す言葉は、ことわざや慣用句だけではありません。四字熟語にも、たくさんの表現があります。努力に関する四字熟語も調べてみたい方は、こちらの記事に目を通してみてください。
努力に関することわざで頑張りを応援しよう
努力に関することわざは、実にバリエーションが豊富ですね。どんな成功も努力なくしては得られませんが、頑張り続けるというのも大変なことです。ご紹介した一覧を参考に、モチベーションを維持したり、人の頑張りを応援したりしていきましょう。
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