文系の卒論テーマに悩んでない?誰でもできる決め方や書き方のポイントも紹介!
あなたは、文系の卒論テーマに何を選んだら良いか悩んでいませんか?この記事では、誰でもできる決め方や書き方のポイントを詳しくご紹介していきます。卒論テーマを選ぶ際のポイントや注意点も学べますので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
文系の卒論のテーマの決め方3つのステップ
①自分が興味のあるテーマを探す
まず、自分が興味のあるテーマを探すことから始めましょう。初めは分野を絞り込み過ぎず、自分の興味のあるものを探してみます。この時点では、卒論の具体的な構成や研究の仕方、題材について深く考える必要はありません。
自分の興味のある分野やテーマをランダムに紙に書いたり、箇条書きに整理したりして気軽な気持ちで取り組みます。その後、出てきた候補の中で資料やデータが多そうなものを複数選んで別の場所に書いておくと便利です。
②複数のツールを駆使してテーマを絞り込む
次に、複数のツールを駆使してテーマを絞り込みます。卒論のテーマを決める際に役立つツールは色々ありますが、「国立国会図書館のオンライン検索機能」「Google Scholarの検索機能」「優良文献の参考文献の使用」の3つのツールで大体の情報が集まります。
ここで紹介した3つのツールの最大の特徴は、「オンラインの環境であれば場所を選ばない」という手軽さです。自宅やカフェにいながらにして、面白い論文や情報にアクセスすることができます。これらツールを駆使し、卒論のテーマやネタに使えそうな情報を集め、絞り込みを行います。
③資料の精読を行う
テーマが大体絞り込めたら、資料の精読を行いましょう。この時役立つのが、PCのフォルダやブックマーク機能の活用です。気になる資料や文献はブックマークしたり、ポイントをまとめて何らかのファイルを作成することも役立ちます。
精読とは、ただ単に本や資料を読むのではなく、細かいところまで良く注意して読むことを指します。著者のポイントや主張をしっかり押さえながら内容をまとめ、自分の研究・卒論のテーマに役立つ文献かを見極めましょう。この作業が、後の論文作成・構成の重要な鍵となります。
文系の卒論のテーマの決め方のコツとは?
①3年生の時点でテーマを固める
3年生の時点で卒論のテーマを固めるのがコツです。3年生の早い時期にテーマを大体固めることができれば、4年生の1年間を全て研究と調査、卒論構成・執筆の時間として充てることが可能になります。
もちろん、3年生の時点では卒論のテーマを完全に固定する決め方を採用する必要はありません。「自分が面白いと思えるテーマはここだな」くらいの感覚で決めておきましょう。こうすることで、4年生になって「テーマが決まらないので卒論を書けない」と焦る必要がなくなります。
②4年生の夏休みに文献を読む
4年生の夏休みに文献を読むのも決め方のコツです。この時期は就活で忙しくなる時期でもありますが、合間を縫ってできるだけ多くの文献に目を通しておきましょう。少なくとも夏休みの間に2、3冊は文献を読み込むのが理想です。何を読んだら良いか迷う方は、ゼミの先輩や仲間に相談しましょう。
文献を多く読めば読むほど、3年生の時点では曖昧だった卒論テーマや構成がはっきりしてきます。文系の卒論提出期限は1月と設定している大学がほとんどなので、夏休みからしっかり準備して期限にも間に合うように準備しましょう。
③あえて興味からずれた文献も読んでみる
あえて興味からずれた文献も読んでみるのも卒論のテーマの決め方のコツです。未だ卒論テーマをきっちり決めていない時点であれば、自分が今まで気づかなかった新たな視点を得るためにこの方法を試してみると視野が広がります。
自分が今まで面白いと思えなかったテーマや研究も、なぜか面白いと思えるようになったり、興味が沸いてきたりすることもあります。新たな着想が面白い研究テーマや卒論のテーマに繋がります。ある程度期限までの余裕がある方は、このコツも意識してみましょう。
文系の卒論のテーマの決め方の注意点とは?
①1年間興味が持続するテーマに決める
卒論のテーマは、最低でも1年間興味が持続するテーマに決めることが大切です。どんなに時間をかけて卒論の書き方や構成を学んだとしても、やはり自分の興味の全くないテーマで研究や卒論執筆を行うのは無理があります。
「100%このテーマに自分は興味がある!」と完ぺきなものを探す必要はありませんが、少なくとも本格的に卒論に取り組むことになる4年生の一年間は興味が持続すうるものを選びましょう。興味をかけ離れたものを無理に選ぶことはしないよう、注意しましょう。
②テーマをしっかり絞り込む
特に文系の論文では、最終的にテーマをしっかり絞り込むことを心掛けましょう。文系の研究・論文テーマはその枠が大きくなりすぎて、結局何が言いたいか分かりにくくなることが多いと言われています。文系は理系に比べ、抽象的になりがちなので仕方がないことではありますが、テーマはできるだけ絞り込むよう注意します。
ポイントとして、「単独の絞ったテーマを深く研究し、その結果を基に広く考察を行う」と覚えておきましょう。こうすれば、注意が色んなところに逸れてしまったあいまいなテーマを設定することを避けられます。
③当事者性の高いテーマにする
最後に、当事者性の高いテーマにすることにも留意しましょう。「自分の生活にあまり関係がなく、自分以外の誰にでも書けるテーマ」について卒論を書いてもあまり意味がありません。自分が面白いと思え、当事者意識も高く、自分独自のポイントを押さえた書き方が可能なテーマを選ぶよう注意してください。
学生最後の大切な時間の大半を割いて取り組むのが卒論です。このポイントを欠いたものを書いても、自分の中でも満たされず、達成感も味わえないでしょう。ぜひ注意してみてください。
文系の卒論テーマの書き方のポイント
①序論では自分の考えを述べる
まず、卒論の序論部分では自分の考えをしっかり述べましょう。他参考文献・先行研究内容についてまとめるだけの内容では、何を主張したい論文なのかが相手に伝わりません。自分の言葉で、しっかり自分の考えを記しましょう。
②テーマを簡潔な表現にまとめる
卒論のテーマは、簡潔な表現になるようにまとめます。テーマの名前自体が長すぎると、何について発表する卒論なのかが読み手に伝わりにくくなります。できるだけ簡潔で端的なものを採用してください。
③テーマから逸れた論の展開をしない
卒論のテーマから逸れた論の展開は極力避けます。これは、読み手側の混乱を避ける狙いがあります。できるだけ絞り込んだテーマに沿った研究結果や調査結果、分析について語るように心がけましょう。
【番外編】文系の卒論の基礎知識
ここまで、主に文系の卒論テーマの決め方について解説してきました。ここからは、番外編として文系の卒論の基礎知識をご紹介していきます。基礎的な知識を知ることで、スムーズに卒論を書くことができますのでぜひチェックしてみてください。
文字数は大体2万字
文系の卒論の文字数は、大体2万字と設定されている大学がほとんどです。大学側やゼミの規定を確認することが前提ですが、この数字を目標に自分の卒論の書き方や構成を考えましょう。
コピペは厳しくチェックする大学が多い
特別なソフトウェアを使用し、コピペは厳しくチェックする大学が多数あります。このことから、卒論でコピペを行って他人の卒論の構成や書き方・内容を盗用することはできません。著作権濫用にもあたりますので注意しましょう。
詳しい書き方は大学公式情報を参照
卒論の詳しい書き方は大学公式情報を参照することをおすすめします。大学公式ホームページ、あるいは学内掲示板をチェックしましょう。
文系の卒論のテーマの決め方・書き方を知って卒論を書こう!
文系の卒論のテーマを決める際のポイントやコツ、注意点は多数存在します。特に文系のテーマは理系のものに比べて広く曖昧になりやすいという特徴があります。このため、自分が面白いと思えるものにポイントをしっかり絞って決めていく必要があります。あなたも、当記事内容を参考に文系の卒論のテーマを書いてみましょう。
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