【月】を表す言葉22選!月に関する日本語表現が美しい!旧暦の呼び名も紹介
あなたは、日本語には様々な月を表す言葉が存在するのを知っていますか?この記事では、そんな月に関する日本語の美しい表現を豊富にご紹介していきます。また、気になる旧暦・和風月名もまとめています。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
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目次
【丸い月編】月を表す言葉・表現6選!
①天満月(あまみつつき)
最初にご紹介するのは、「天満月(あまみつつき)」です。この言葉は、「空いっぱいに光り輝く月」という意味を表す日本語として知られます。また、満月の別の呼び名でもあります。
この美しい月に関する日本語を使用するには、例えば「今日は本当に見事な天満月を楽しむことができますね。」と表現できます。珍しい呼び名・単語でもあるので、「それってどんな月のことですか?」と会話を膨らませるきっかけにもなるでしょう。
②宵月(よいづき)
「宵月(よいづき)」は、「夕方だけ出ている月」を意味します。日によっては、夜暗くなってからだけでなく、夕方から月が見られる日がありますよね。そんな月の様子を描写できるのがこの表現です。
使用例を挙げると、例えば「今日は早くから宵月が出ていますね。」と表現することができます。この単語を読んだ時の響きも大変美しいものあります。ぜひ活用してみましょう。
③空の鏡(そらのかがみ)
「空の鏡(そらのかがみ)」は、「澄んだ月」という身を表します。また、この言葉は特に「秋の名月」を別の呼び名で表現したものとしても知られます。月の形は丸いことから、鏡にも喩えられ、その様子がこの美しい日本語につながっています。
具体的には、例えば「今日の月は綺麗な空の鏡で、見ているだけで心が癒される。」などの形で使用します。「秋の名月」というありふれた呼び名だけでなく、少し捻った月に関する日本語を使ってみたい方はぜひ使ってみましょう。
④淡月(たんげつ)
次にご紹介するのは、「淡月(たんげつ)」です。これは、「淡い光の月」という意味を表す日本語です。あなたも、くっきり鮮明に光輝く月だけではなく、空にぼんやりと浮かび、淡い光を放つ月を見たことがあると思います。
この月に関する言葉は、例えば「昨日の淡月は、何とも妖艶な雰囲気で素敵だった。」などの形で活用できます。夜の空に淡い光を放つ、そんな月を表現したい際にはぜひ活用してみてください。
⑤朗月(ろうげつ)
次にご紹介するのは、「朗月(ろうげつ)」です。これは、「明るく澄み渡った月」という意味を表します。時々、暗い夜の中でもかなりはっきりと、澄み渡った月を楽しむことができますが、この言葉はまさにそんな月の様子を上手く描写しています。
例えば、「今夜は朗月なので、こんなに外が明るいんですね。」と活用することができます。誰の目から見ても、明るく澄み渡った綺麗な月を表現したい方はぜひ使ってみてくださいね。
⑥名残の月(なごりのつき)
最後にご紹介するのは、「名残の月(なごりのつき)」です。これは、「朝方の空にぼんやりと浮かぶ月」を表します。やっと夜が明けて、少しずつ朝を迎える空に浮かぶ月はとても美しく映りますよね。
この月に関する日本語は、例えば「今日偶然見かけた名残の月は、忘れられない綺麗だった。」と表現することが可能です。夜に浮かぶ月だけでなく、朝にも見られる神秘的な月を上手に描写したい方にはおすすめの呼び名です。
【丸い月以外編】月を表す言葉・表現4選!
①眉月(びげつ)
「眉月(びげつ)」は、「女の眉のように細い月」という意味を表します。また、この言葉は「三日月」の別の呼び名としても知られています。普通なら「三日月」と言うところを、あえてこの呼び名を使用するとユニークな響きとなります。
例えば、「今日は眉月なんですね。」と表現してみましょう。このように、いつも聞きなれた月に関する言葉を、少しずつ違う形で応用していくと、語彙の幅も広がっていきます。
②孤月(こげつ)
次にご紹介するのは、「孤月(こげつ)」です。孤独を意味する漢字が使われていることからも分かる通り、この言葉は「寂しそうに見える月」を表す日本語として知られています。
実際の会話で使用するには、例えば「今日の月は孤月で、どこか寂し気に見えますね。」などの形で活用できます。満月のように光輝く月ではなく、どこか哀愁漂う、そんな月の様子を上手く表現したい方はぜひ活用してみてください。
③無月(むげつ・むつき)
次にご紹介するのは、「無月(むげつ・むつき)」です。これは、「十五夜の月が雲に隠れて見えない状態」を表す日本語として知られています。雲に隠れながらも、うっすらその光を見せる、そんな月に関する美しい表現です。
例えば、「今日の無月の様子は大変趣深く、いつまでも見ていたい気持ちになる。」などの形で使用できます。淡い光を放つ月の様子に想いを馳せながら、ぜひ活用してみましょう。
④彎月(わんげつ)
最後にご紹介するのは、「彎月(わんげつ)」です。この言葉は、「弓型の月」を表します。また、弓張月の別名としても知られます。これは、弓を張るような形をした月の様子を上手く描写しています。
例えば、「今夜が珍しい彎月が空に浮かんでいて、とても綺麗ですね。」と表現することが可能です。あなたもなかなかお目にかかれない、珍しい月の様子を伝えたい場合に活用してみましょう。
旧暦・和風月名で12ヶ月を表す言葉とは?覚え方は?
①12ヶ月それぞれ旧暦・和風月名が存在する
12ヶ月それぞれに旧暦・和風月名が存在し、それらをまとめると以下のようになります。この旧暦・和風月名は和暦・陰暦と呼ばれることがあり、そのほとんどがそれぞれの12ヶ月の風物詩にちなんだ言葉として親しまれてきました。
12ヶ月それぞれの旧暦・和風月名一覧
1月・睦月 | 多くの人と親しくなるという意味が込められる |
2月・如月 | 未だ寒さが残り、服を着重ねることも多いことから |
3月・弥生 | 草木が生い茂り、成長していく様子を表す |
4月・卯月 | 卯の花が咲くことから |
5月・皐月 | 早苗を植える時期であることから |
6月・水無月 | 水のない状態を表す |
7月・文月 | 穂が付く時期であることから |
8月・葉月 | 葉が落ちる時期を表す |
9月・長月 | 夜が長いことから |
10月・神無月 | 各地の神がいなくなることから |
11月・霜月 | 霜が降りる時期であることから |
12月・師走 | 師匠も走り回るくらい忙しい時期であることから |
②覚え方は語呂で
12ヶ月それぞれの旧暦・和風月名は、「む、さ、やよい、う、さ、み、ふ、は、な、か、し、し」という語呂で覚えることが可能です。これらの旧暦・和風月名は、昔の言葉が使われており、覚えるのが困難な場合が多いので、12ヶ月をこの語呂での覚え方をぜひ取り入れてみましょう。
月を表す言葉を使った挨拶文の例とは?
①中秋の名月の頃
9月の時候の挨拶文として、「中秋の名月の頃」という言葉を活用することが可能です。具体的には、「中秋の名月の頃となりましたが、お変わりありませんでしょうか?」などの形で活用できます。秋の月が美しい頃の挨拶文として使ってみましょう。
②月が冴えて美しい季節
次にご紹介するのは、「月が冴えて美しい季節」という挨拶文です。この挨拶文も、月が空に美しく輝き始める、秋頃から活用するとより効果的でしょう。例えば、「月が冴えて美しい季節となりました。ご家族の皆様共に、お元気でお過ごしですか?」などの形でぜひ活用してみてください。
月を表す言葉・表現を日常生活にも活用しよう!
日本語には、月に関する表現が多く存在します。その中には12ヶ月を表す旧暦・和風月名も含まれ、それらも簡単に語呂で覚えることも可能です。ぜひあなたも月を表す言葉・表現を日常生活にも活用してみてください。
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