お辞儀の種類3選|ビジネスマナー的に正しい仕方や角度・手の位置も

今回は、ビジネスマナー的に正しいお辞儀の仕方についてお伝えしていきます。お辞儀をする際、角度や手の位置など、細かいところにも気を配ることで綺麗なお辞儀をすることが出来ます。状況に合わせたお辞儀の選び方も紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

お辞儀の種類3選

お辞儀の種類①最敬礼

握手

お辞儀の種類の1つ目にご紹介するのは、最敬礼となります。お辞儀の仕方には、立って行うお辞儀と、座って行うお辞儀があります。さらに立って行うお辞儀のも5種類(拝・最敬礼・敬礼・会釈・目視)に分ける場合と3種類(最敬礼・敬礼・会釈)に分ける場合があります。

今回は、立って行う3種類のお辞儀について詳しくみていきます。まず、1つ目のお辞儀の仕方である最敬礼から紹介します。最敬礼は、お辞儀の中でも上体を深く曲げるお辞儀のことで、心からの感謝や謝罪の気持ちを伝えたいときや、冠婚葬祭など特別な儀式や行事の際に使われます。

こちらの記事では、感謝の気持ちを伝えたいときに使われる言葉「厚く御礼申し上げます」についてまとめられています。感謝の気持ちをお辞儀と共に表わしたいときに参考になる情報がまとめられていますので、ぜひ参考になさってください。

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厚く御礼申し上げますの使い方|感謝いたしますなどお礼を表す敬語!

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お辞儀の種類②敬礼

上司

お辞儀の種類の2つ目にご紹介するのが、敬礼となります。一般的なお辞儀とされているのがこの敬礼で、最敬礼よりも使用頻度の高いお辞儀となります。目上の方やお客様のように敬意をこめて挨拶や礼をするときに用いられるお辞儀です。

お辞儀の種類③会釈

すれ違う

お辞儀の種類の3つ目にご紹介するのは会釈です。会釈は、これまで紹介してきた最敬礼と敬礼に比べて容易に出来るお辞儀となっています。基本的にお辞儀はその場で止まり、挨拶や礼をすべきですが、挨拶をするために立ち止まる方が周囲の迷惑になるような場合などにするお辞儀が会釈となります。

ビジネスマナー的に正しい最敬礼の仕方は?お辞儀の角度や手の位置も

ビジネスマナー的に正しい最敬礼の仕方①お辞儀の角度は45~60度

挨拶

ビジネスマナー的に正しい最敬礼の仕方の1つ目は、お辞儀の角度は45~60度です。最敬礼の角度は、基本的に45~60度ですが、神社にお参りをするときなど90度の礼をすることもあります。

90度のお辞儀は、背筋をぴんと伸ばしたまま腰を直角に倒します。その際、目線は真下になります。これに対し、45度のお辞儀は腰を45度に曲げることになりますので、自分の足下から1m程先を見ることになります。

ビジネスマナー的に正しい最敬礼の仕方②手の位置は膝頭(膝小僧)

膝

ビジネスマナー的に正しい最敬礼の仕方の2つ目は、手の位置は膝頭(膝小僧)です。お辞儀をする時の手の位置は、「どうしたらよいか」と迷ってしまう方もいるかもしれません。最敬礼の場合、お辞儀をする前は、手を自然に下ろした状態か太ももの前においておきます。

最敬礼のお辞儀をする角度に合わせて、自然に手が下がってくるので、両方の手の指先が膝頭(膝小僧)の所まで来るようにしましょう。

ビジネスマナー的に正しい敬礼の仕方は?お辞儀の角度や手の位置も

ビジネスマナー的に正しい敬礼の仕方①お辞儀の角度は30度

挨拶

ビジネスマナー的に正しい敬礼の仕方の1つ目は、お辞儀の角度は30度です。日常の挨拶など一般的に使われる事の多い敬礼は、最敬礼のお辞儀よりも上体を倒す角度が少なくなります。

そのため、上体を倒したときの目線は、1.5m~2m程先を見るようになり、視界に入ってくる相手の方の身体の部分は太ももの下の方から足下辺りまでとなります。

ビジネスマナー的に正しい敬礼の仕方②手の位置は太ももの真ん中辺り

挨拶

ビジネスマナー的に正しい敬礼の仕方の2つ目は、手の位置は太ももの真ん中辺りです。最敬礼をするときと同じように、お辞儀をする前の両腕は自然に下げた状態か手のひらが太ももの前に来るようにしておきます。

そして、背筋を伸ばした状態で、状態を30度傾けるのに合わせて両手も下げていきます。手の平が太ももの真ん中辺りまで来るようにしましょう。

ビジネスマナー的に正しい会釈の仕方は?お辞儀の角度や手の位置も

ビジネスマナー的に正しい会釈の仕方①お辞儀の角度は15度

ビジネス

ビジネスマナー的に正しい会釈の仕方の1つ目は、お辞儀の角度は15度です。会釈は、最も気軽に出来る礼で有り、お辞儀の仕方も敬礼や最敬礼のように、体を倒す角度を意識しなくても大丈夫。起立をして背筋を伸ばしたままの状態で、少し上体を倒せば会釈の形となります。

ビジネスマナー的に正しい会釈の仕方②手の位置は太もも上部

挨拶

ビジネスマナー的に正しい会釈の仕方の2つ目は、手の位置は太もも上部です。会釈は、体を倒す角度が少ないため両方の手の動きも少なくなります。お辞儀をする前は、最敬礼や敬礼のように良い姿勢になり、両方の腕や手は自然に下に下ろした状態か手のひらをややふとももの前にもってきておくようにします。

会釈をして、体を曲げた分だけほんの少し少し手が下がります。どのくらい少しかといいますと、手の移動距離はほとんどなく、数値にして10cmあるかどうかぐらいになるはずです。そのため、会釈したときの手の位置は、太ももの上部になります。

印象を良くするお辞儀のポイントは?

印象を良くするお辞儀のポイント①上体を一直線にすると綺麗なお辞儀になる

真っ直ぐな線

印象を良くするお辞儀のポイントの1つ目は、上体を一直線にすると綺麗なお辞儀になるということがあげられます。お辞儀をする時に姿勢は、意識しないと背中が丸くなってしまったり、頭が下を向かずに相手の方を向いてしまったりします。このようなお辞儀は、端から見ても格好の良いお辞儀とはいえません。

腰から上、頭と首、背中に定規が入っているのではないかというぐらい真っ直ぐなお辞儀は、見ていて気持ちの良いものです。頭から首、背中まで一直線になるように体を保ったまま、お辞儀をするのは大変ですが印象の良いお辞儀になりますので、良い姿勢でお辞儀をするようにしましょう。

印象を良くするお辞儀のポイント②お辞儀をする速度を意識する

お辞儀をする早さ

印象を良くするお辞儀のポイントの2つ目は、お辞儀をする速度を意識することが大切です。お辞儀は心を込めて行うものです。どんなに素晴らしい姿勢でも、パッパッパとお辞儀をされると「適当にお辞儀してるのかな」や「形だけお辞儀しておけば良いのかな」などと思われてしまいます。

そのようなことがないように、お辞儀をするときは丁寧にゆっくり行うようにしましょう。お辞儀をする時は、その場できちんと止まってからお辞儀を始めます。ゆっくり「1」と心の中で数えながら体を倒していきます。「2」で制止してから「3」で体をあげるようにしましょう。

印象を良くするお辞儀のポイント③挨拶の言葉を伝えてからお辞儀をする

挨拶

印象を良くするお辞儀のポイントの3つ目は、挨拶の言葉を伝えてからお辞儀をするようにしましょう。お辞儀をするときは、感謝や謝罪の気持ちなど、挨拶と共にお辞儀をすることもあります。その際、言葉を発しながらお辞儀を同時に行うと、言葉が下に向けて発せられることになるため、相手に言葉が伝わりにくくなります。

そのため、相手に謝罪の言葉や感謝の気持ちや挨拶などを伝えてから、お辞儀をするようにするようにしましょう。このように挨拶の言葉を発してからお辞儀をすることこを「語先御礼」といいます。

印象を良くするお辞儀のポイント④女性は手を重ねてお辞儀をすることもある

手

印象を良くするお辞儀のポイントの4つ目は、女性は手を重ねてお辞儀をすることもあるということです。本来のお辞儀は、性別関係なく手を重ねずに行います。ですが、女性が手を体の前で組んでお辞儀をする姿勢が綺麗で印象が良いという考えもあります。

それは、手を重ねるという行動が相手を敬うときの姿勢だとされていたり、和装の時にお腹の前あたりで手を重ねるのが作法だといわれたりしているため、女性がお辞儀をするときに手を体の前で重ねると良い印象を与えるといわれているのです。

場面別のお辞儀の選び方は?

場面別のお辞儀の選び方①感謝や謝罪の気持ちを伝えるときは最敬礼

感謝

場面別のお辞儀の選び方の1つ目は、感謝や謝罪の気持ちを伝えるときは最敬礼です。感謝の気持ちを伝えたいときや深く謝罪しなければならないときは、最も丁寧なお辞儀と共に言葉を添えることが大切です。そのため、最敬礼と共に感謝や謝罪の気持ちを伝えるようにしましょう。

場面別のお辞儀の選び方②重大な案件を依頼するときは最敬礼

依頼

場面別のお辞儀の選び方の2つ目は、重大な案件を依頼するときは最敬礼です。無理な依頼をする時は、こちらもそれ相応の誠意を示す必要があります。最敬礼という最上級のお辞儀と共にお願いをすることで、相手の方に気持ちが伝わりやすくなるはずです。

場面別のお辞儀の選び方③上司などの目上の方やお客様には敬礼

上司

場面別のお辞儀の選び方の3つ目は、上司などの目上の方やお客様には敬礼をするです。上司など目上の方には敬意を持って挨拶する必要があります。だからといって、最敬礼のように深すぎる挨拶も仰々しく感じられるものです。

反対に、しっかりと挨拶をすることが出来る状況なのに会釈だけというのも軽すぎます。そのため、一般的なお辞儀とされる敬礼が、上司など目上の方に行うお辞儀となります。

場面別のお辞儀の選び方④立ち止まると迷惑になるような場所では会釈

通路

場面別のお辞儀の選び方の4つ目は、立ち止まると迷惑になるような場所では会釈をするです。上司など目上の方が来られた場合、通常なら敬礼がふさわしいお辞儀となります。ですが、通路のように多くの人が行き交う場所で、立ち止まり敬礼をしていると、周りの人達の迷惑になってしまいます。

そのため、通路など多くの人達がすれ違う場所では、相手が目上の方だとしても立ち止まらず会釈をしてすれ違うようにしましょう。

場面別のお辞儀の選び方⑤社内で挨拶するときなどは会釈

社内

場面別のお辞儀の選び方の5つ目は、社内で挨拶するときなどは会釈をするです。仕事をしていると業務中に、何度も同じ人と関わることがあるはずです。そのたびに、敬礼をするのというのは、どこか不自然に感じたり、仕事が中断したりすることになります。そのため、業務中は敬礼ではなく会釈をするようにします。

正しいお辞儀の仕方を学んで状況に合わせて使い分けよう

ビジネス

3種類あるお辞儀の仕方について紹介してきました。お辞儀は、その時の状況に合わせて使い分ける必要があります。また、お辞儀の形さえしておけば良いというものではなく、心を込めて行わなければ意味がありません。

お辞儀する際の角度や手の位置など、正しいお辞儀の仕方を学んでいただいて、気持ちを込めたお辞儀をしていただけたらと思います。

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