遮光シートとは?窓のアルミホイル断熱や100均のフィルムシートも
遮光シートとは窓に貼るフィルムで、断熱したり遮熱したりして省エネにもなります。遮熱シートの特長や窓に貼る方法、そしてメリットとデメリットも詳しく解説していきます。またアルミホイルで代用する方法や100均で手に入るフィルムシートもご紹介します。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
目次
遮光シートとは?
遮光シートとは窓ガラスフィルム
遮光シートとは窓ガラスフィルムです。ウィンドウフィルムとも呼ばれ、様々なデザインや機能をガラス本来の機能を損なわずに付加できるフィルムのことを言います。自宅の窓ガラスに自分で貼れて、剥がすのも簡単なフィルムです。
遮光シートとはカーテン代わりにもなる
遮光シートとはカーテン代わりにもなります。住宅だけでなく、オフィスビルや店舗などのカーテンやロールスクリーンを付けたくない場所や付けられない場所に最適です。大きな窓にも遮光シートを貼ると外からの視線を遮れます。
遮光シートは断熱以外にも様々な機能のものがある
遮光シートは断熱以外にも様々な機能のものがあります。まず1つ目は熱や光を遮る機能で、紫外線を防げるUVカットや、夏の暑さの遮熱効果、冬に暖房で暖めた熱を外へ逃げてしまうのを抑える断熱効果、そして光を調節してまぶしさを防止できます。
2つ目は防犯や安全対策となる機能で、遮光シートを貼ったガラスは割れても破片が飛び散りにくく、台風や地震など災害時には安全対策になります。この遮光シートの効果で空き巣が侵入しにくくなるため防犯対策にもなります。
3つ目は目隠しの機能で、外からの視線を遮って室内を見えにくくします。4つ目はインテリアとして窓のデザインの変更や消去ができます。5つ目は親水性を活かして浴室の鏡の写りこみをクリアにしたり水垢の付着を減らしたりできるなど様々な機能のフィルムを目的にあわせて選びましょう。
遮光シートの貼り方は?
遮光シートの貼り方①貼る前の準備をする
遮光シートの貼り方1つ目は貼る前の準備をします。フィルムを貼るときに邪魔になるカーテンを外し、家具なども移動させておきます。カーペットなどを敷いている場合は濡れてしまうこともあるので養生しておきましょう。
遮光シートの貼り方②ガラスをキレイにする
遮光シートの貼り方2つ目はガラスをキレイにすることです。フィルムを貼るときにガラスが汚れていたりホコリやゴミが付いていると、フィルムがキレイに貼れなかったり剥がれやすくなったりすることもありますのでキレイにしておきましょう。このときにガラスクリーナーなどの洗剤は使わないようにしてください。
遮光シートの貼り方③窓ガラスのサイズを測る
遮光シートの貼り方3つ目は窓ガラスのサイズを測ることです。フィルムを貼る窓ガラスの縦と横のサイズを、窓のサッシの内側にあるゴムパッキンの内から測ります。フィルムを貼り付けるときにゴムパッキンにかかってしまうとしっかりと貼り付かずに剥がれやすくなりますので、サイズの測り間違いなどないようにします。
遮光シートの貼り方④フィルムをカットする
遮光シートの貼り方4つ目はフィルムをカットします。ゴムパッキンの内から測った窓ガラスのサイズに、2~3cmの切りしろを足してカットします。目印は必ず裏面に入れるようにしましょう。よく切れるカッターやハサミを使い真っ直ぐになるように気を付けます。貼り付ける必要な枚数分を用意しましょう。
遮光シートの貼り方⑤スプレーボトルに水溶液を作る
遮光シートの貼り方5つ目はスプレーボトルに水溶液を作ります。水200に対して中性洗剤1の割合で水溶液を作り、スプレーボトルに入れます。フィルムを貼り付ける窓ガラスの表面に、水が垂れるくらい多めにスプレーします。
遮光シートの貼り方⑥フィルムのバックフィルムを剥がす
遮光シートの貼り方6つ目はフィルムのバックフィルムを剥がします。フィルムの角とバックフィルムの角にセロハンテープを貼ってゆっくり剥がしていきますが、そのときに接着面にたっぷりとスプレーします。接着面同士が貼り付いたりしわができたりしないように気を付けましょう。
遮光シートの貼り方⑦窓ガラスに貼り付ける
遮光シートの貼り方7つ目は窓ガラスに貼り付けます。ガラス面が乾いている場合はもう一度スプレーします。フィルムの位置を微調整しやすいように、貼り付ける面をたっぷり濡らしておきましょう。位置を固定したら、フィルムの表面にスプレーします。空気を抜く作業のときにフィルムの表面に傷が付くのを防ぐためです。
押さえヘラを使い、フィルムとガラス面の間の空気や水を押し出します。押さえヘラは窓ガラスの中央部分の上から下へ縦に動かし、次はフィルムの中央から横方向へ動かして完全に押し出して圧着するように押さえつけます。
遮光シートの貼り方⑧フィルムの切りしろをカットする
遮光シートの貼り方8つ目はフィルムの切りしろをカットします。圧着したフィルムの切りしろに地ヘラをあててカッターでカットします。すべての切りしろをカットしたら、もう一度押さえヘラでしっかりと圧着させて、サッシなどに付いた水分を拭き取って完成です。
遮光シートのメリットは?
遮光シートのメリット①窓に自分で貼るだけの施工
遮光シートのメリット1つ目は窓に自分で貼るだけの施工でできます。業者などに依頼しなくても遮光シートの貼り方を覚えれば自分で簡単に施工でき、飽きたら簡単に剥がせます。特別な道具も必要なく自宅にあるもので施工できます。
遮光シートのメリット②明るさを維持しながらプライベートも保てる
遮光シートのメリット2つ目は明るさを維持しながらプライベートを保てることです。窓の向きや位置で外からの視線が気になってしまうこともあります。遮光シートは外からの視線を遮りプライベート空間を確保しながらも、部屋の中を暗くせずに明るさを維持できるというメリットがあります。
遮光シートのメリット③断熱して省エネになる
遮光シートのメリット3つ目は断熱して省エネになります。窓ガラスに貼るだけで断熱効果を得られることから、エアコンで暖めた空気を外に逃がさずに電気代を節約できたり、夏は暑い太陽の光を遮光することで室内の温度が上がるのを防いだりして省エネになります。
遮光シートのメリット④貼り付ける道具は100均で揃う
遮光シートのメリット4つ目は貼り付ける道具は100均で揃えられます。圧着するゴムヘラやスプレーボトル、カッターやハサミにセロハンテープなどすべて100均で手に入れられるもので貼り付け作業ができます。遮光シートを貼るための専用の道具を準備する必要はありません。
遮光シートのデメリットは?
遮光シートのデメリット①劣化による貼り替えが必要
遮光シートのデメリット1つ目は劣化による貼り替えが必要になります。フィルムの機能の効果は紫外線や気温、または結露などによっても劣化していきます。使用期間は10〜15年を目安となっていますが、環境によってフィルムの寿命は短くなります。
遮光シートのデメリット②100均のガラスシートは種類が限られる
遮光シートのデメリット2つ目は100均のガラスシートは種類が限られていることです。100均で販売されているものは小窓や車のウィンドウに合う大きさのものが少なかったり、柄やデザインやフィルムの機能の種類が少ないために自宅の窓の大きさやほしい機能など、希望するものが見つからないときもあります。
おすすめの遮光シート5選
おすすめの遮光シート①外からの視線を遮る「マジックミラーフィルム」
「マジックミラーフィルム」おすすめの遮光シート1つ目は外からの視線を遮る「マジックミラーフィルム」です。日中の明るい陽射しのときには室内から外の景色を邪魔せずに、フィルムが反射して鏡のような映り込みになるマジックミラーで外からの視線を防ぐ効果があります。
おすすめの遮光シート②「アルミ断熱・遮光シート」は吸盤付きフック
「アルミ断熱・遮光シート」おすすめの遮光シート2つ目は「アルミ断熱・遮光シート」は吸盤付きフックにかけるだけのものです。窓ガラスに貼り付けられない場合や貼るのは面倒というときには、窓ガラスに吸盤付きフックを貼り付けて、アルミ断熱シートをフックにかけるだけで簡単に取り付けられます。
おすすめの遮光シート③完全遮光できる黒のフィルム「DUOFIRE」
黒のフィルム「DUOFIRE」おすすめの遮光シート4つ目は完全遮光できる黒のフィルム「DUOFIRE」です。優れた遮光性を求めている場合や太陽光がまぶしいと感じている場合に可視光線透過率0%で完全に光を遮れます。普通のフィルムよりも厚くできていて、水だけで簡単に貼り付く上に何度も貼って剥がせる再利用が可能なものになっています。
おすすめの遮光シート④100均のスリガラス風「カッティングシート」
「カッティングシート」おすすめの遮光シート4つ目は100均のスリガラス風「カッティングシート」です。スリガラス風で外からの視線が気になる窓に貼れば、簡単に目かくしになります。ガラスが割れてしまった時の飛散防止にもなるシートが100均で購入できてコスパの良い商品です。
遮光シートはアルミホイルでも代用できる?
遮光シートはアルミホイルでも代用できる
遮光シートはアルミホイルでも代用できます。アルミホイルは熱伝導率が高く、熱しやすく冷めやすい性質を持っています。部屋の中が冷房で冷えている場合は、アルミホイルが持っている遮熱効果によって太陽の熱を跳ね返して温度の上昇を防げます。
遮光シートをアルミホイルで代用するときの注意点①外側に貼る
遮光シートをアルミホイルで代用するときの注意点1つ目は外側に貼ることです。内側に貼ると窓ガラスに熱が伝わってしまい、熱伝導率の高いアルミホイルに伝わり室内にもその熱が伝わります。冷えていない部屋の内側に貼ってしまうと窓ガラスの熱が部屋の中に伝わるので室内温度はさらに上がります。
遮光シートをアルミホイルで代用するときの注意点②夏の窓には危険
遮光シートをアルミホイルで代用するときの注意点2つ目は夏の窓に貼るのは危険なこともあります。熱伝導率が高いためアルミホイル自体が熱を持ってしまい、窓ガラスが変形する恐れがあります。40℃を超えたり急激に温度が下がったりすると窓ガラスが割れる可能性もあります。夏の窓に貼るのは気を付けましょう。
遮光シートを貼って省エネしよう
遮光シートには太陽の光を遮るだけでなく、外からの視線が気になるとき目かくしになったり、ガラスが割れたときの飛散防止になったり1枚でいくつかの機能を持ち合わせています。さらに夏は室内の温度が上がるのを防ぎ、冬は温まった空気の熱を外に逃がすのを防げて省エネにつながります。
遮光シートによって電気代の節約になりますが、より冷房の電気代を節約するのにはサーキュレーターを併用するのがおすすめです。冷房とサーキュレーターの使い方を解説している記事では扇風機との違いも詳しく紹介されていますのでもあわせてご覧ください。
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。