「読んでくれてありがとう」の敬語表現を解説!正しい使い方や例文もご紹介!
「読んでくれてありがとう」を敬語で正しく伝えられますか?本記事では、「読んでくれてありがとう」の敬語の表現方法や使う場面をご紹介しています。英語での表現もご紹介していますので、しっかり覚えて適切に使い分けられるようにしましょう。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
目次
「読んでくれてありがとう」の敬語表現は?
①お読みいただきありがとうございます
「読んでくれてありがとう」の最も簡単な敬語表現に、「お読みいただきありがとうございます」があります。ビジネスやプライベートといった日常生活上では、使う場面をほとんど問わないものです。また「いただき」を「くださり」に変えても、意味は変わりません。
もちろん話し言葉と書き言葉、両方で使えます。ただしフォーマルな場面における挨拶文などのように、形式が意識される場合には平易すぎる表現と言えるかもしません。
②ご清覧ありがとうございます
「ご清覧ありがとうございます」も、「読んでくれてありがとう」の敬語表現の中では比較的わかりやすいものです。聞き慣れないですがスピーチを行う際に伝える「ご清聴ありがとうございます」の、文書で使うバージョンと言えます。
③ご愛読いただきありがとうございます
本やメールマガジンなどで使える「読んでくれてありがとう」の敬語表現には、「ご愛読いただきありがとうございます」があります。主に定期的に刊行されるものに使う表現で、読者に対するメッセージの文中などで見られます。
④お目通しありがとうございます
ビジネスの会話で使える「読んでくれてありがとう」には、「お目通しありがとうございます」があります。上司や取引先の方を相手にしても使える表現で、かしこまりつつ柔らかい印象になります。
さらに改まった表現にしたい場合、「ありがとうございます」を「感謝申し上げます」に変えましょう。ただし、ある程度親しい方に使うと、堅苦しい印象になる点にご注意ください。
「読んでくれてありがとう」の敬語表現の使い方は?
①本や資料を読んでもらった際
本や資料を読んでもらった際は、「読んでくれてありがとう」の敬語表現を口頭で伝えられます。仕事をする上では、読んでもらった資料を返却された際によく使われます。また会議で参加者が資料を読む時間を取った後に、進行に戻ってもらう際にも使う表現です。
②定期的な刊行物における挨拶文として
「読んでくれてありがとう」の敬語表現は、新聞などの定期的に発刊されるもので使われます。よく読者へのお知らせなどで見られ、日頃の感謝を伝える一文です。改めて日頃の感謝を伝えることで、お知らせ本題に注意を向かせる働きもあります。
③ブログの後書きに添えて
「読んでくれてありがとう」の敬語表現は、ブログの後書きに添えて使われます。基本的には読者への感謝を伝え、本題が終わっていることを示すという使い方です。またブログと関連する別の記事を挿入する際、手前に添える一文としても使えます。
読んでくれてありがとう」の敬語表現を使った例文は?
①最後までお読みいただきありがとうございました
「読んでくれてありがとう」の敬語表現の例文に、「最後までお読みいただきありがとうございました」があります。手紙などの最後に書き添えられる一文です。「最後まで」を添えることで、長い文章でもしっかり読んでくれたことへの感謝を強調した表現になっています。
②ここまでお読みいただきありがとうございます
「読んでくれてありがとう」の敬語表現の例文には、「ここまでお読みいただきありがとうございます」があります。ブログ本文に添えられた関連記事を紹介する手前に、挿入されるケースが多いです。
例文では「ここまで」で一度話題が変わることを、読者に伝えています。また、文末を過去形にしないことで、読者へのメッセージがまだあることを示唆しています。
③いつもご愛読いただきありがとうございます
「いつもご愛読いただきありがとうございます」も、「読んでくれてありがとう」の敬語表現の例文です。定期的な刊行物に添えるお知らせの手紙の冒頭で使えます。「いつも」を添えることで、読者への日頃の感謝を伝えている点がポイントです。
定期的に読まれていることを前提とした表現ですが、不定期に発信されるメールマガジンやブログでも使えます。紙媒体でも電子媒体でも、とにかくリピーターの読者がいることが想定される場合に使うのがポイントです。
また、少し改まった表現にしたい場合、「日頃のご愛読、心より感謝申し上げます」とすることも可能です。新聞の読者へのお知らせなどに記載されている場合もありますので、探してみてはいかがでしょうか。
④お忙しい中お目通しいただきましたこと感謝申し上げます
「読んでくれてありがとう」の敬語表現の例文に、「お忙しい中お目通しいただきましたこと感謝申し上げます」があります。文頭に「お忙しい中」を添えることで、相手の事を気遣っているという印象になります。
こちらはビジネスなどで、立場がかなり違う方に使うことが想定される例文です。そのため、形式を意識される場面で使われることが、妥当な表現でもあります。そのため普段の仕事中に使うと、変に堅苦しい印象になってしまう点にご注意ください。
「読んでくれてありがとう」を英語で表現すると?
①Thank you very much for reading
「読んでくれてありがとう」の英語の例文に「Thank you very much for reading」があります。「very much」を入れていることで、感謝の気持ちを強調している例文です。
この表現は「読んでくれてありがとう」を表す「Thank you for reading」では、少し物足りないと感じる際に使えます。まだ敬語表現の中でも砕けていますので、フォーマルな場ではさらに相応しい表現を使いましょう。
②I appreciate your reading this
「I appreciate your reading this」も「読んでくれてありがとう」を英語で現した敬語表現の例文です。これを読んでくださったことに感謝するという意味になり、ビジネスの場面でも使えます。
文末の「this」には、手紙など任意の言葉を繋ぐことが可能です。また「this」の後には、最後までを意味する「to the end」をつけても構いません。
似た表現に「I appreciate your time reading this email 」もあります。これは相手の読む時間を取ったことも意味に含まれ、さらに丁寧な印象です。英語の長文のメールを目上の方に書いた場合には、うってつけの例文です。
③I am grateful for your reading
「I am grateful for your reading」も「読んでくれてありがとう」の英語の例文です。gratefulは相手の恩に対する感謝を表す言葉で、多少砕けた場面でも使えます。
gratefulの部分をthankfulに変えた表現もありますが、こちらは自分自身の幸運に対しての感謝を表すことがメインです。とはいえあまり区別せず「読んでくれてありがとう」に、thankfulを使っても問題ないという考え方もあります。
「読んでくれてありがとう」を敬語でも正しく使おう!
「読んでくれてありがとう」には、敬語でもさまざまな表現があります。メールや口頭といった伝える手段や状況に合わせて、スマートに使い分けましよう。
また、英語で表現する方法もご紹介しましたので、仕事で使う場面に備えて覚えておきましょう。「読んでくれてありがとう」のもの以外にも、感謝を表す敬語表現が気になる方は、ぜひ関連記事をご覧ください。
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。