バブル時代のワンレンボディコンの意味は?バブリーな髪型やファッションも
バブル時代のワンレンボディコンとはどんな意味があるのでしょうか?今回はバブル時代のファッションや髪型を男女別にご紹介します!肩パッドやトサカ前髪など、今の時代では見ることのできないバブリーファッションを感じてみてはいかがですか?
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目次
バブルファッションの象徴・ワンレンボディコンの意味は?
ワンレンボディコンの意味とは|バブル時代に流行した女性のファッション
ワンレンボディコンの意味とは、バブル時代に流行した女性のファッションのことを指します。バブル時代とは、1986年の12月から1991年の2月までを指し、日本の経済状況の急激な向上とそれに伴う社会現象の事を指します。
近年、芸人の平野ノラさんがバブリーネタというネタを広めた事から、バブル時代を知らない若い人達の間でも、バブルに対する興味が広がり、バブルファッションを真似たようなファッションが流行しました。
ワンレンボディコンとは、そんなバブル時代に広まったファッションの代表格ともされており、ワンレンと呼ばれる髪型と、ボディコンと呼ばれる服の事を指します。バブル時代は多くの若い女性がワンレンボディコンスタイルで街を歩いていたのだそうです。
ワンレンボディコンの意味とは|ワンレングスヘア
ワンレンボディコンの「ワンレン」とはワンレングスヘアの事を指します。ワンレングスヘアとは、髪の毛を中心で分け、尚且つ全ての髪の毛の長さを同じにした髪型の事を指します。ワンレングスの髪型をかきあげるしぐさなどが流行しました。
バブル時代は、髪の毛を染める人は少なく、ワンレンにしている人は黒髪の人がほとんどでした。また、これほどまでにブームを巻き起こしたワンレンの火付け役は女優の浅野温子さんです。当時浅野ゆう子さんと「W浅野」と呼ばれ絶大な人気を誇った浅野温子さんがワンレンだったことからブームに火がつきました。
サラサラのワンレンを、手でかきあげる浅野さんのしぐさを世の女性が憧れ、日本中にワンレンが広まったと言われています。そんなワンレンですが、今でも街を歩くとワンレンのように長い髪の毛をかきあげる女性を見ますよね。
ワンレンボディコンの意味とは|ボディコンシャス
ワンレンボディコンの意味とは、続いてご紹介するのはボディコンの意味についてです。ボディコンとは「ボディコンシャス」という言葉が正式名称で、これは体にぴったりとフィットし、体のラインがくっきり出るような服のことを指します。
バブル時代はディスコが大人気で、若い男女は毎晩のようにディスコへ踊りに行ったものです。ぴったりとしたフォルムとミニスカートのボディコンはそんなディスコの定番ファッションでもあり、ディスコに向かう女性はみんなボディコンに身を包んでいました。
このボディコンですが、フォルムが派手なことは去ることながら、色のかなり派手でした。赤や黄色、紫の原色だけでなく、蛍光ピンクなどのかなりキツイ色も多くの女性が好んで着用していました。とにかくバブル時代は華やかな時代だったのです。
ワンレンボディコン以外にも流行した女のバブルファッションは?
ワンレンボディコン以外にも流行した女のバブルファッション①肩パッド
ワンレンボディコン以外にも流行した女のバブルファッション、1つ目にご紹介するのは肩パッドです。今の若い人達は肩パッドなんて聞き馴染みのない言葉ですよね。バブル時代には、肩パッドが必需品でした。
男性も女性も、スーツやジャケットの肩部分に大きなパッドが入っているのが当たり前であり、肩パッドは大きければ大きい方がいいというような風潮もありました。もちろん先いほどご紹介した浅野温子さんも大きな肩パッドが特徴的でした。
バブル時代は、かなりの好景気で日本全体がノリにノっている時代でもありました。バブリーファッションはそんな日本の好景気を象徴するかのように、華やかで派手で目立つものが一般的だったのです。ファッションは時代を映し出すと言うのはあながち間違っていないのですね。
ワンレンボディコン以外にも流行した女のバブルファッション②DCブランド
ワンレンボディコン以外にも流行した女のバブルファッション、2つめにご紹介するのはDCブランドです。DCブランドと聞いてもピンとこない若者がほとんどかと思います。現代ではプチプラファッションが流行っており、安くていいものを買うのが主流ですよね。
しかし、好景気に湧き、みんなが良い暮らしをしていたバブル時代は、とにかく高いブランドが好まれました。DCブランドとはファッション雑誌からブームになったブランドで「デザイナーズキャラクターブランド」の略称です。
有名なDCブランドと言うと、ニコルやビギなどが当てはまります。このようなDCブランドやシャネルやヴィトンのような高級ブランドで身を固める若者がほとんどだった時代がバブル時代なのです。
ワンレンボディコン以外にも流行した女のバブルファッション③紺ブレ
ワンレンボディコン以外にも流行した女のバブルファッション、3つ目にご紹介するのは紺ブレです。紺ブレとはご想像の通り、紺色のブレザーの事を指します。当時流行していた渋カジファッションの一つで、デニムと白シャツの上に紺ブレを着るのが大流行しました。
紺ブレは今でも通用するような、シンプルでハイセンスなファッションなのですが、やはりバブル時代ですかた、紺ブレの肩の部分には大きな肩パッドをいれるのが当たり前でした。現代では肩パッド入りの洋服はなかなか見つけられないですよね。
バブル時代はワンレンボディコンの格好が当たり前でしたから、会社にも皆その格好で出勤していました。現在ではそんな派手な格好で会社に行くのは咎められますよね。以下の記事ではビジネスカジュアルにおすすめな服装をまとめてありますから、是非こちらを参考にしてください。
バブル時代の男のバブルファッションは?
バブル時代の男のバブリーファッション①カラースーツ
バブル時代の男のバブリーファッション、1つ目にご紹介するのはカラースーツです。先ほど女性のボディコンは色が赤や黄色、紫だけでなく、蛍光色のようにかなり派手なものが主流であったとご紹介したかと思います。
それは女性に限ったことではありません。バブル時代は男性も派手な色合いのスーツを好んでいました。多かったのが原色の紫色のカラースーツです。今では考えられない色合いですが、バブル時代の男性はこのカラースーツが一番のお洒落着でした。
また、バブル時代のカラースーツはわざとジャケットもズボンも大きいサイズを選ぶのが主流であり、ブカブカのサイズを着用するのがかっこいいとされていました。現代でもおじさんがブカブカのスーツを着ていたりしますが、あれはバブル時代を過ごした彼らからすると普通なのです。
バブル時代の男のバブリーファッション②スラックス
バブル時代の男のバブリーファッション、2つ目にご紹介するのはスラックスです。スラックスとはロング丈のズボンの事を指しその定義は曖昧な部分が大きいです。ただ、バブル時代のスラックスはツータックで裾も長いシルエットが好まれました。
女性や男性が肩パッドをつけるだけでなく、男性のスーツがとにかくブカブカで大きかったことからも、当時の日本が「もっと大きく」「もっともっと」と拡大志向であったことが伺えますよね。スラックスは、スリータックまであるものを好んで着用している若者もいました。
バブル時代の男のバブリーファッション③渋カジ
バブル時代の男のバブリーファッション、3つ目にご紹介するのは渋カジです。渋カジとは名前の通り「渋谷から発祥したカジュアルファッション」の事を指します。渋カジの特徴は、デニムやスカジャンなどといったカジュアルなファッションです。
カラースーツのようにかしこまった格好ではなく、ジーパンを履き、スカジャンを着るようなシンプルでカジュアルなファッションも流行しました。パーカーなども好まれており、とにかく楽なストリートファッションでした。
バブル時代も男性は渋カジやカラースーツのような派手な服装で会社に行くことはありませんでした。一応最低限のTPOは守られていたのです。今の時代はTPOが非常に大切ですよね。以下の記事ではセミナーにおすすめなTPOファッションがまとめられていますから参考にしてみてください。
ワンレンボディコンのバブル時代に流行した髪型とは?
バブル時代に流行した髪型①ソバージュ
バブル時代に流行した髪型、1つ目にご紹介するのはソバージュです。先ほどバブル時代にはワンレンが大流行したとご紹介しました。そんなワンレンと二大巨頭として大人気だった髪型がソバージュです。ソバージュ自体は今も世界的にやっている人はいますよね。
バブル時代のソバージュは、1980年代から90年代の初めにかけてブームとなり、長いロングヘアに細かいウェーブをかけたソバージュは瞬く間に大人気となりました。なんでも日本ではワンレンかソバージュの女性しか見かけないほどだったのです。
ソバージュにも種類があり、フラッパーヘアという短めのソバージュや前髪にもソバージュをかけて立ちあげるスタイル、なるべくボリュームを出さないスタイルなど様々に変化していきました。
バブル時代に流行した髪型②すだれ前髪
バブル時代に流行した髪型、2つ目にご紹介するのはすだれ前髪です。すだれ前髪とは前髪をわざと薄くしている髪型の事をさし、まるですだれのようにおでこが透けて見えることからこの名前がつきました。芸能人の人も多くの人がこのすだれ前髪をやっていたのです。
バブル時代に流行した髪型③トサカ前髪
バブル時代に流行した髪型、3つ目にご紹介するのはトサカ前髪です。トサカ前髪とは、前髪を大きく立ちあげたヘアスタイルのことで、立ち上がれば立ちあがるだけいいとされていました。すだれ前髪やソバージュと組み合わせるのが一般的な髪型でした。
ワンレンボディコンはバブルの象徴
いかがでしたか?ワンレンボディコンはまさにバブル時代を象徴するファッションでした。実は近年、今回ご紹介したようなバブルファッションの現代版とも言えるような髪型や服装が人気となっているんです。是非チェックしてみてくださいね!
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