弱い犬ほどよく吠えるの意味は?弱い奴がよく吠える心理5選・例文&英語
「弱い犬ほどよく吠える」はよく見聞きすることわざですが、どんな意味があるのか分からない方も多いはずです。そこで今回は弱い犬ほどよく吠えるの意味や、弱い奴がよく吠える心理もお伝えします!例文や英語表現もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
目次
「弱い犬ほどよく吠える」の意味とは?
「弱い犬ほどよく吠える」は力のない人ほど横柄な態度をとる様子を意味する
「弱い犬ほどよく吠える」は、力のない人ほど横柄な態度をとる様子を意味します。横柄な態度以外にも本当は力がないのにネチネチと嫌味を言って攻撃する様子や、相手の立場を下げようとする様子を表したいときにも使えます。また「弱い犬ほどよく吠える」は、能力がないのにまるであるように振る舞う様子も意味します。
たとえ横柄や嫌味っぽくはないとしても能力がないのにあるかのように人と接する様子は、まわりに嘘をついてるようでプラスなイメージはありません。このように弱い犬ほどよく吠えるはマイナスな意味を持つので、誰かにこのことわざを使って悪口を言われないようにするためにも、自分の発言や態度には気をつけたいですよね。
「弱い犬ほどよく吠える」は小型犬の性質が元になっている
「弱い犬ほどよく吠える」は、小型犬の性質が元になっています。「弱い犬が、なぜ人間が傲慢な態度をとる様子を表すために使われているんだろうか?」と疑問に感じた方もいるはずです。これは一般的に力がなく弱々しい小型犬の方が、力があり逞しい大型犬よりよく吠えるという事実が関係しています。
小型犬がよく吠えるのは、自分より体の大きな犬に恐怖心を抱いてるからです。また小型犬は非力なのにも関わらず、人間にも吠えて立ち向かってくることがあります。この様子が本当は力がないのに横柄な態度をとっている人間と似ているため、弱い犬ほどよく吠えるということわざには、「犬」という言葉が使われているのです。
弱い犬ほどよく吠える|弱い奴がよく吠える心理5選
弱い奴がよく吠える心理①実力や自信のなさを隠したい
弱い奴がよく吠える心理の1つ目は、実力や自信のなさを隠したいということです。弱い犬ほどよく吠えるということわざが当てはまる人は、本当は実力や自信がありません。そして「力も自信もない弱い自分を誰にも見せたくない」という心理が強く働いて、力があるように見せかけるために、まわりに偉そうな態度をとるのです。
それではそんな偉そうな態度をとる人には、ほかにはどんな心理が隠されているのか知りたい方は、こちらの記事もチェックしてください。ここには偉そうな態度をとる理由や心理をはじめ、効果的な対処法も記載されています!「職場にいる傲慢な人の態度を、どうしても改めさせたい」という方も、ぜひ参考にしてくださいね。
弱い奴がよく吠える心理②競争心が強く誰にも負けたくない
弱い奴がよく吠える心理の2つ目は、競争心が強く誰にも負けたくないということです。自分や相手の成長にも繋がるため、競争心が強いのは悪いことではありません。しかしそれが裏目に出ることもあります。例えば競争心が強い人は「誰にも負けたくない」という心理から、嘘をついてまで自分を大きく見せようとするからです。
そしてその嘘がだんだん大きくなり、いつの間にか自分の実力からかなりかけ離れたことを言ってしまう場合もあります。このような人は「弱い奴だから嘘をついてまで自分を大きく見せたんだ」と、まわりから批判されてしまいがちです。さらに嘘をついたことがまわりにバレて、職場でも信頼を失ってしまうケースも多いです。
弱い奴がよく吠える心理③プライドが高く嫉妬心が強い
弱い奴がよく吠える心理の3つ目は、プライドが高く嫉妬心が強いということです。自分を良く見せようとする人は本当の実力を見せて批判され、プライドが傷つくのを恐れています。また嫉妬心が強いため、特に自分より優れている人に対して攻撃的になることが多いです。このようなタイプは、非常に付き合いづらいですよね。
弱い奴がよく吠える心理④まわりから下に見られたくない
弱い奴がよく吠える心理の4つ目は、まわりから下に見られたくないということです。このような人は相手から下に見られるより先に、相手を下に見ようとする傾向があります。そのため相手が攻撃してきた訳でもないのに、「私はあなたより力があるから見下すな」と虚勢を張ります。被害妄想の激しい人ともいえるでしょう。
また、まわりから下に見られたくないがゆえよく吠える人は、過去に見下されて悔しい思いをしたというトラウマを抱えているケースも多いです。このような暗い過去があるため、「もうあんな思いはしたくない」「人に見下されて傷つくのが怖い」という心理状態になりやすいです。そして見下されないよう攻撃的になるのです。
弱い奴がよく吠える心理⑤努力はしたくないが評価されたい
弱い奴がよく吠える心理の5つ目は、努力はしたくないが評価されたいということです。「努力は面倒だからしたくない。けれどもまわりに認められたい」と考える人は、嘘の実力をアピールします。承認要求が強いのです。そしてできなかったことを攻められると、言い訳ばかり並べて結局努力しないのもこのタイプの特徴です。
言い訳をしない人からすると、「どうしてこの人は言い訳ばかりして卑怯なんだろう?」「自分の非を認めた方が早いのに…」と不思議に感じてしまいますよね。そんな言い訳がましい人には、本気で怒ることもときには必要です。それではそんな自己弁護の多い人の心理や対処法をもっと知りたい方は、こちらをご一読ください。
弱い犬ほどよく吠える|使い方・例文5選
弱い犬ほどよく吠えるの使い方や例文①いじめをする人に使う
弱い犬ほどよく吠えるの使い方や例文の1つ目は、いじめをする人に使うということです。いじめをする人は1人で何もできない弱い自分を隠したいがために、集団で誰かを攻撃する心理があります。そのためいじめをする人には「いじめをする奴は弱い犬ほどよく吠えるように、グループで攻撃してくる」という例文が使えます。
弱い犬ほどよく吠えるの使い方や例文②実力がないのに横柄な上司に使う
弱い犬ほどよく吠えるの使い方や例文の2つ目は、実力がないのに横柄な上司に使うということです。このような上司は本当は実力がないのに、その事実を知られたくないため偉そうな態度で指示します。そんな上司には「あの上司は今日も威張り散らして…弱い犬ほどよく吠えるという言葉がぴったりだ」という例文が使えます。
弱い犬ほどよく吠えるの使い方や例文③攻撃的な友人に使う
弱い犬ほどよく吠えるの使い方や例文の3つ目は、攻撃的な友人に使うということです。些細なことでも張り合い、自分の立場が悪くなると攻撃的な言葉を吐いてくる友人っていますよね。そんな友人に使える例文として「弱い犬ほどよく吠えるように、あの友人はまわりを攻撃して自分のプライドを守っている」が挙げられます。
弱い犬ほどよく吠えるの使い方や例文④嘘をつく人に使う
弱い犬ほどよく吠えるの使い方や例文の4つ目は、嘘をつく人に使うということです。嘘をつく人は自分を魅力的に見せるために大きなことを言う癖があります。このような人には「彼は実力がないため、いつも自分を大きく見せる嘘をつく。弱い犬ほどよく吠えるということわざを体現したような人だ」という例文がぴったりです。
弱い犬ほどよく吠えるの使い方や例文⑤小さなことも自慢する人に使う
弱い犬ほどよく吠えるの使い方や例文の5つ目は、小さなことも自慢する人に使うということです。できて当たり前のことも得意気に自慢する人は「本当は能力がないことを悟られたくない」という気持ちが強いです。そんな人に使える例文は「弱い犬ほどよく吠えるように、彼は自慢をして能力があるように振る舞っている」です。
弱い犬ほどよく吠える|英語・類語・反対語は?
弱い犬ほどよく吠えるの英語はBarkingdogsseldombite
弱い犬ほどよく吠えるの英語は、「Barking dogs seldom bite.」です。この英語表現は直訳すると「吠える犬は滅多に噛まない」であり、キャンキャン吠えてる犬は威勢がいいだけで、実際は噛む勇気さえないという意味が込められています。また「seldom」の代わりに「never」も使えます。
また、「The weaker you are, the louder you bark. 」や「His bark is bigger than his bite.」と、比較級を使っても弱い犬ほどよく吠えるを表現できます。このように弱い犬ほどよく吠えるには、多様な英語表現があるのは興味深いですよね。
ちなみに「英語のかっこいいことわざを知りたい」「ことわざを使って英語を勉強したい」という方に、こちらの記事をおすすめします!ここには知っておいて損はない英語のかっこいいことわざをはじめ、偉人が残した勇気をもらえる名言や格言がいくつか紹介されています。
弱い犬ほどよく吠えるの類語は能無しの口叩き
弱い犬ほどよく吠えるの類語は、「能無しの口叩き」です。これは言葉通り、才能がないのに口ばかり達者な様子を意味します。「吠える犬は噛みつかぬ」も類語ですが、これは弱い犬ほどよく吠えると同様「犬」という言葉が使われているので分かりやすいですよね。また「虎の威を借る狐」も、同じ意味を持つことわざです。
弱い犬ほどよく吠えるの反対語は能ある鷹は爪を隠す
弱い犬ほどよく吠えるの反対語は、「能ある鷹は爪を隠す」です。このことわざは、実力のある人はむやみやたらに才能をひけらかさない様子を意味します。また本当に賢い人は知識の豊かさを自慢せず、一見愚か者に見られてしまう様子を意味する「大賢は愚なるが如し」も、弱い犬ほどよく吠えるの反対語として挙げられます。
弱い犬ほどよく吠えるの意味を知って正しく使おう!
弱い犬ほどよく吠えるは、実力がないのに威張り散らす様子を意味します。また弱い奴ほど攻撃的なのは自分の弱さを見せるのが怖い、努力は嫌だがまわりに高く評価されたいといった心理が隠されているからです。弱い犬ほどよく吠えるはよく見聞きすることわざなので、意味や心理を知って正しく使ってくださいね!
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。