18歳未満の意味とは?18歳は含む・含まれない?以上や以下との違いも
街中のあちこちで「18歳未満」というフレーズを目にすることがありますよね。今回は、18歳未満とは一体何歳までのことを指しているのか、18歳未満は18歳を含むのかの疑問を解消していきます。18歳未満の正しい意味や、以上・以下との違いと併せて解説していきます。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
18歳未満の意味とは?18歳以下との意味の違いは?
18歳未満の意味とは「0~17歳まで・18歳は含まない」
18歳未満の意味とは「0~17歳」です。つまり18歳未満に18歳は含まれません。18歳未満のように”未満”という言葉がつけば、未満の前の数字は含まれないと解釈しましょう。20歳未満であれば、20歳は含まれず0歳~19歳までを指します。
未満は「未だ(まだ)満たさない」と書いて未満です。18歳未満で考えれば、18歳に未だ満たさない年齢という意味です。つまり18歳になっていない17歳までの年齢のことを指しています。18歳なっていれば条件を満たしていることになりますので、18歳は18歳未満には入らないという考え方です。
18歳以下の意味とは「0~18歳まで・18歳も含む」
18歳以下の意味とは「0~18歳まで」です。この場合は18歳も含まれます。”以下”という言葉が使われる際には、以下の前につく数字も含まれています。未満と区別がつかないという人は、「以下」の”以”という漢字の読み方で覚えると覚えやすいと思います。
以下の”以”という漢字は、以ってという言葉の際には「もって」と読むことができます。「以下の以はもつ」と覚えてみてください。18歳以下の場合で考えると「18歳をもって下」と表すことができます。18歳をもっているので、18歳を含むのです。
18歳未満と18歳以下の違いは「18歳を含むかどうか」
18歳未満と18歳以下の違いは「18歳を含むかどうか」です。18歳未満と18歳以下の決定的な違いは、18歳を含むかどうかです。18歳未満は18歳を含みません。逆に、18歳以下は18歳を含みます。「18歳未満は入場禁止」と表記されていれば、学生でも18歳になっていれば入場できることになります。
誕生日を迎えて18歳になった当日だとしても、入場できることになりますね。逆に「18歳以下は入場禁止」と書いてあれば、19歳になるまでは入場することができません。たとえ高校を卒業していても、誕生日が来て19歳にならないことには、入場することができないということになります。
18歳になると、高校在学中でも「18歳以上」という条件をクリアできるので、できることが広がりますよね。その中で注意すべきことの一つが、クレジットカードの年齢制限です。下の記事ではクレジットカードの年齢制限について説明しています。こちらも参考のためにぜひ読んでみてください。
18歳以上の意味とは?18歳は含む?
18歳以上の意味とは「18歳より上」
18歳以上の意味とは「18歳より上」です。18歳以上というフレーズも良く耳にしますが、18歳以上とは、18歳より上の年齢のことを意味しています。選挙権が20歳以上から18歳以上に引き下げられましたが、18歳以上ということは、18歳より上の人に選挙権が得られるということです。
求人などでも募集要項に18歳以上と書いてあることがありますが、これも18歳より上の年齢の人を募集しているということです。高卒以上、高校生不可などの特記事項がない限り、19歳の高校生でも可能という解釈ができます。
18歳以上とは「18歳を含む」
18歳以上とは、「18歳を含む」表現です。18歳以上には、18歳の誕生日を迎えた日から当てはまるということです。18歳以上に引き下げられた選挙権も、高校生であっても誕生日を迎えて18歳になっていれば選挙権を得られることになります。
「以上」という言葉は、「以下」と同じように以上の”以”を「もって」と読んで、「もって上」と覚えると良いでしょう。18歳以上であれば、18歳をもって上なので18歳を含みます。
文書やビジネスメールでも「以上」というのが使われます。特にビジネスシーンで恥をかかなくて済むように、ぜひ下の記事も併せて読んでみてください。文書での「以上」の使い方を説明しているので、さらに「以上」という言葉の意味を理解しやすくなるはずです。
未満の使い方・例文は?
未満の使い方・例文①3万円未満のお振込みには手数料がかかります
未満の使い方・例文1つ目は「3万円未満のお振込みには手数料がかかります」です。金融機関などで目にする機会がある例文です。3万円に満たない振込みには手数料が発生することを伝えています。この場合だと、2万9999円までの振込みだと手数料がかかり、3万円からは手数料がかからないということですね。
未満は、金融機関のようにお金を扱う場所で使われることが多い言葉の一つです。例文のような振込みだけではなく、口座への預入や払出のような金銭の出し入れで手数料が発生する場合がありますよね。手数料を案内する際に「○○万円未満の場合は手数料●●円」というように未満が使われます。
未満の使い方・例文②身長130cm未満の方はご利用いただけません
未満の使い方・例文2つ目は「身長130㎝未満の方はご利用いただけません」です。遊園地のアトラクションやプールなどで見かけることがある未満の使い方の例文です。身長が130㎝より小さい子供は、利用できないということを伝えています。このように、身長の制限を設ける場合にも未満を使うことができます。
例文のように、利用者に子供がいる場合、身長や年齢、体重で子供の利用を制限するときに未満を使います。また、子供だけではなくお年寄りも年齢などで制限されることがありますよね。「6歳未満のお子様及び65歳以上のご年配の方」など未満と以上を組み合わせた使い方もあります。
未満の使い方・例文③1円未満は切り捨てます
未満の使い方・例文3つ目は「1円未満は切り捨てます」です。消費税の計算などの際に発生する1円に満たない小数点より下の数字は切り捨てるということを伝える例文です。消費税のように、掛け算や割り算で金額を計算して、たとえば0.62円などのような、1円に満たない数が発生することがありますよね。
消費税の計算のように、掛け算や割り算で金額を出したときに、小数点以下の数が算出されることがありますよね。たとえば95円の商品に8%の消費税がかかると、102.6円になります。「1円未満は切り捨てます」と案内されていれば、支払いは102円で済むということです。
特に消費税は、1円未満を切り捨てるか切り上げるのか四捨五入するのかは、事業所によって異なります。1円未満は切り下げという場合は、ちょっと得した気持ちになれますね。1円のように、1を基準として1に満たないものは切り捨てる場合にも使うことができます。
未満の使い方・例文④小学生未満のお子様は無料です
未満の使い方・例文4つ目は「小学生未満のお子様は無料です」です。飲食店やアミューズメント施設など、小さな子供を無料の対象としているような場合に使われる例文です。小学生未満というのは、小学1年生になっていない子供を指しています。小学1年生だと、年齢は6歳または7歳です。
6歳未満や7歳未満という使い方でも問題ありませんが、小学生未満という使い方の方が、受け取る側にはわかりやすいとも言えるでしょう。小学校に入っていなければ無料で、小学校に入っていれば有料であることがわかるからです。基準が年齢じゃない方がわかりやすい場合もありますね。
未満の使い方・例文⑤友達以上恋人未満
未満の使い方・例文5つ目は「友達以上恋人未満」です。恋愛における、付き合っているのか付き合っていないのか曖昧な関係のときによく使われる言葉ですよね。数字以外でも使える、未満の使い方の一つです。友達以上恋人未満とは、友達よりは付き合いが深いけど恋人にまでは達していないということを意味しています。
「友達以上」という表現は、友達の部分をもっているということを指します。友達のような関係があるからこそ、友達以上という使い方ができるわけです。そして恋人になっていない状態なら恋人以下とは言えないので、恋人未満という使い方になります。
未満の反対語は?
未満の反対語①超過
未満の反対語1つ目は「超過」です。超過は、定められていたり決まったりしているキャパをこえることを意味します。基準より上に行くことが超過、下に行くのが未満です。超過も未満と同じように、基準となるものを含みません。超過は、制限時間の超過、クレジットカードの利用限度超過などのように使われる言葉です。
たとえば「制限時間1時間」で制限時間の超過とされるのは1時間を1秒でも超えた場合です。1時間ピッタリであれば、超過にはなりません。未満の反対語を「以上」と思っている人もいますが、「以上」は基準となるものを含む言葉なので、未満の反対語とは言い難いです。
未満の反対語②超える
未満の反対語2つ目は「超える」です。基準となるものを上回るという意味の超えるも、未満の反対語です。未満と同様に、基準となるものを含みません。たとえば「限界を超える」というのは、限界のラインをちょっとでも上回ったことを意味します。限界ラインちょうどという意味だと、超えるではなく「達する」を使います。
その他にも、「志望校の偏差値を超える」「ライバルを超える」などのような場合にも超えるは使われます。志望校の偏差値を超えるということは、基準となる偏差値を上回っていることを意味するので、偏差値を1つでも超えている状態を指します。ライバルを超えるというときも、ライバルを上回ったときに使います。
「未満」の意味を正しく覚えておこう
未満・以下・以上という言葉は、様々なところで使われています。意味を間違えて覚えていると、正しく使うことも、正しく理解することもできません。日常にありふれている言葉だからこそ、意味を正しく理解しておきましょう!基準となるものを含むか含まないかも一発でわかるようになるはずですよ。
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。