恐れ入りますの意味とは?類語・英語・使い方とメール例文は?
「恐れ入ります」は、ビジネスメールや日常会話などでもよく使われている言葉の1つです。そこで、「恐れ入ります」の意味や「大変」・「誠に」などを組み合わせた使い方、類語などを紹介していきます。また、「恐れ入ります」の英語なども紹介しています。
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目次
恐れ入りますとは?意味は?
恐れ入りますとは目上の人への感謝や申し訳なさを伝える言葉
恐れ入りますとは、目上の人への感謝や申し訳なさを伝える言葉です。例えば、自分に対して目上の方から過分な厚意を受けた際に、お礼を伝えたい場合などにも使用できます。また、自分が目上の方などへ迷惑をかけた場合や手間をかけさせてしまった場合に、相手への申し訳ないと言う気持ちを伝える際にも使用可能です。
「恐れ入ります」の意味とは相手へ申し訳ない・ありがたいと思う気持ち
「恐れ入ります」の意味とは、目上の方などへ申し訳ない・ありがたいと思う気持ちです。「恐れ入ります」は、「恐れ入る」に丁寧語の「ます」を組み合わせています。「恐れ入る」は、相手の優れている点にすっかり感心する意味や相手に対してすっかりあきれてしまう、すっかり怖くなると言う意味も持つ言葉です。
「恐れ入ります」は、自分が目上の方へかけた迷惑や失礼な事柄を申し訳なく思う気持ちを相手へ伝える際に使う言葉です。しかし、「恐れ入ります」と言う言葉は相手への謝罪を意味しないので、謝罪の気持ちを伝える際には「申し訳ありません」などの言葉を使用しましょう。
目上の方から自分に対する過分な行為に関してありがたく思う気持ちなども、「恐れ入ります」を使って表現できます。「恐れ入ります」は、自分と同等の人や目下の人への使用は避けましょう。
恐れ入りますの使い方3選!ビジネスメール例文とは?
恐れ入りますの使い方・ビジネスメール例文①大変
恐れ入りますの使い方・ビジネスメール例文1つ目は、大変です。大変は、たいそう・非常になどの意味を持ち、程度がはなはだしいことを意味します。「大変」と「恐れ入ります」を組み合わせた使い方は、感謝や申し訳ない気持ちがはなはだしい際に使います。
例文は、「大変恐れ入りますが、今日中に○○の書類をご訂正いただければ幸いです」です。この例文では、手間をかけてしまって非常に申し訳ないですが、今日中に○○の書類を修正していただくと嬉しいですと言う意味を表現できます。
恐れ入りますの使い方・ビジネスメール例文②誠に
恐れ入りますの使い方・ビジネスメール例文2つ目は、誠にです。「誠に」は、嘘偽りのない気持ちや本心からそう思う様子、本当に・実になどと同様に程度がはなはだしい様子なども意味する言葉です。「誠に」と「恐れ入ります」を組み合わせた使い方は、相手への感謝や謝罪の気持ちが大きい際などに使います。
例文は、「○○の件ではご尽力いただき、誠に恐れ入ります」です。この例文では、○○の件で相手に骨折り・力を出してもらったことに対して、本当に感謝していますと言う気持ちを伝えられます。
恐れ入りますの使い方・ビジネスメール例文③よろしくお願いいたします
恐れ入りますの使い方・ビジネスメール例文3つ目は、よろしくお願いいたしますです。「よろしくお願いいたします」は、取引先や上司などへ頼みごとをする際などに使う丁寧な表現で、文章で使う際は「いたします」を平仮名で書きましょう。
「恐れ入ります」と「よろしくお願いいたします」を組み合わせた使い方は、相手へ申し訳ない気持ちを伝えながらお願いごとをする際に使います。例文は、「恐れ入りますが、納期日の変更が可能か、ご連絡いただけるようよろしくお願いいたします」です。
この例文では、手間をかけて申し訳ないですが、納期日の変更が可能かどうかについて連絡をくださいと言うニュアンスを相手に伝えられます。
恐れ入りますの使い方・ビジネスメール例文④いただけないでしょうか
恐れ入りますの使い方・ビジネスメール例文4つ目は、いただけないでしょうかです。「○○いただけないでしょうか」は、未来の不確定な△△を○○してもらえないですかの意味を表します。
「恐れ入ります」に「いただけないでしょうか」を組み合わせた使い方は、相手へ依頼やお願いごとをする際に使います。例文は、「恐れ入りますが、打合せを〇日に変更していただけないでしょうか」です。
この例文では、「申し訳ないですが、打合せを〇日に変更してもらえないですか」と言う意味です。また、相手へ打合せ日の変更をお願いする気持ちを伝えながら、同時に変更が可能かどうか質問する意味も表現しています。
恐れ入りますの使い方・ビジネスメール例文⑤いただきまして
恐れ入りますの使い方・ビジネスメール例文5つ目は、いただきましてです。「いただきまして」は、「もらう」の敬語「いただく」と、丁寧語の「ます」に原因や理由を表わす「て」を組み合わせています。「いただく」は、相手から物をもらうことや行為をしてもらうことを意味する言葉です。
「恐れ入ります」に「いただきまして」を組み合わせた使い方は、相手から品物をもらった際や行為をしてもらった際に使います。例文は「わざわざご連絡していただきまして、恐れ入ります」で、連絡をわざわざいただいたことを感謝・恐縮していますと言うニュアンスを伝えられます。
恐れ入りますの使い方・ビジネスメール例文で紹介した「いただけないでしょうか」には、「いただく」と言う言葉が使われています。下記記事では、「させていただく」と言う言葉の意味や使い方、言い換え言葉などを紹介しています。
恐れ入りますの類語と使い方例文とは?
恐れ入りますの類語・使い方例文①申し訳ありません
恐れ入りますの類語・使い方例文1つ目は、申し訳ありませんです。「申し訳ありません」は弁解や言い訳ができないと言う謝罪を意味する言葉です。「申し訳ありません」の使い方は、自分が相手にした行為に対して非常にすまないと思う謝罪の気持ちを表現したい場合に使います。申し訳ございませんは、より丁寧な表現です。
例文は、「お忙しい中申し訳ありませんが〇〇をお願いしてもよろしいでしょうか」です。この例文では、忙しいところ非常にすみませんが、○○をしてくださいと相手へのお願いごとを依頼して承諾してくれるかどうかを質問しています。
恐れ入りますの類語・使い方例文②恐縮です
恐れ入りますの類語・使い方例文2つ目は、「恐縮です」です。「恐縮です」の使い方は、自分が相手へかけた迷惑や相手から自分への厚意を申し訳なく思う気持ちなどを表現する際に使います。
例文は、「お忙しいところ大変恐縮ですが、今週中にご報告いただければ幸いです」です。この例文では、忙しい中で時間を割いていただくことを大変申し訳なく感じていますが、今週の間に報告をくださると嬉しいですと言う気持ちを伝えられます。
恐れ入りますの類語としても紹介した「恐縮です」は、「お忙しいところ恐縮ですが」と言うフレーズも多く使用されています。そこで、下記記事では「お忙しいところ恐縮ですが」のメールでの例文や英語、「ご多忙中」などの類語を紹介しています。
恐れ入りますに似た意味の使い方をする英語と例文とは?
恐れ入りますに似た意味の使い方をする英語・例文①appreciate
恐れ入りますに似た意味の使い方をする英語・例文1つ目は、appreciateです。英語のappreciateは、感謝する・ありがたく思うなどの意味を持っています。恐れ入りますに似た意味の使い方では、相手の行為などを感謝する際などに使います。
例文は、「I appreciate your kindness very much」で、「ご親切誠に恐れ入ります」と言う意味を表現できます。
恐れ入りますに似た意味の使い方をする英語・例文②obliged
恐れ入りますに似た意味の使い方をする英語・例文2つ目は、obligedです。英語のobligedは、感謝して・ありがたく思って・せざるをえなくてなどの意味を持っています。恐れ入りますに似た意味の使い方では、相手の行為などをありがたく思う気持ちなどを表現する際におすすめです。
例文は、「I am very much obliged to you」で、「お気遣いいただき恐れ入ります」と言う感謝の気持ちを表現できます。
「恐れ入ります」は、目上の方から厚意を受けた際に感謝を伝える言葉としても使えます。下記記事では、相手へ感謝を伝える際によく使われている「感謝しております」の類語や敬語などを紹介しています。また、「感謝しております」の英語での表現方法やビジネスメールでの使い方などもチェック可能です。
「恐れ入ります」を仕事や日常で正しく使おう
「恐れ入ります」は、仕事や日常など幅広いシーンで使える言葉です。また、目上の方にも使える言葉で、感謝や申し訳ない気持ちを表現できます。さらに、文章や話し言葉の両方で使用でき、クッション言葉としても活躍してくれます。「恐れ入ります」の正しい意味を知って、ぜひ幅広いシーンで使っていきましょう。
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