感心するの意味とは?例文と類語や英語と目上の人に使う敬語の言い換えも
あなたは、感心するという言葉を正しく使えていますか?この記事では、「感心するの意味や英語、目上の人への敬語としても使える類語」とともに、感心するの例文についてもご紹介します。関心すると誤用している人もいますが、どう違うのかぜひ読んでみてください!
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目次
感心するとは?意味は?
感心するの意味①素晴らしいと評価し心を動かされること
感心するの意味1つ目は、素晴らしいと評価し、心を動かされることを指します。口語調で言うならば「すごいなぁ」と思うことです。大人が子供に対して「えらいね」とほめる時にも、感心するという言葉が使われます。
感心するの意味②ほめられるべき行動や態度であること
感心するの意味2つ目は、ほめられるべき行動や態度であることを指します。「感心な心がけ」「感心な行い」「感心な人」といったように、ほめられるべき模範的な行動や態度をとる人に対して、その心がけや行いが評価に値するという意味で使われます。
感心するの意味③あまりにもひどく驚き呆れる様子
感心するの意味3つ目は、あまりにもひどく、驚き呆れる様子を指します。感心するは、基本的にほめ言葉ですが、ほめ言葉ではない場合もあります。相手を否定する意味合いを持つ言葉の後に感心するとつく場合には、驚き呆れて何も言えないという皮肉を込めた意味になります。
感心するの例文5選!
感心するの例文①チャレンジ精神旺盛な彼女にはいつも感心させられる
感心するの例文1つ目は、「チャレンジ精神旺盛な彼女には、いつも感心させられる」です。「何事にも挑戦しようとする彼女の姿勢に感心する」でも同じ意味を表します。このように、感心すると感心させられるは、文章の構成によって言い換えることができます。
感心するの例文②勉強熱心で謙虚な彼の姿勢には本当に感心する
感心するの例文2つ目は、「勉強熱心で謙虚な彼の姿勢には、本当に感心する」です。熱心に勉強するけれども、それを自慢するわけではなく、謙虚な姿勢を保ち続ける人はとても素敵だと言えるでしょう。そのような姿勢が素晴らしいと思う時に使う表現です。
「勉強熱心だけれども、奢り高ぶらずに謙虚な姿勢を保ち続けるのは、感心な心がけだ」「勉強熱心で謙虚な彼には、本当に感心させられる」という言い換えもできます。姿勢に対しては感心する、人物に対しては感心させられると覚えておけば、使い方を間違えないでしょう。
感心するの例文③あなたのクレーム対応はいつも的確で感心させられるよ
感心するの例文3つ目は、「あなたのクレーム対応は、いつも的確で感心させられるよ」です。クレーム対応が的確で素晴らしいことを評価する意味合いです。同僚に対して使ってもおかしくはありませんが、少々上から目線な態度に感じられます。部下に対して使うのが無難だと言えるでしょう。
感心するの例文④誰にでも平等に接しようとするのは感心な心がけだと思う
感心するの例文4つ目は、「誰にでも平等に接しようとするのは、感心な心がけだと思う」です。誰にでも平等に接しようとするのは、ほめられるべき心がけだという意味です。相手によって態度を変えてしまうのは、あまり良いことではありません。人の手本になれるような態度を心がけたいところですね。
また、先生が生徒の行いをほめて他の生徒への手本として紹介する時に、感心なという言葉を使うことが多いです。「あの子は誰にでも優しく接することができる感心な子だ」「忘れ物をしないようにしっかりとメモをとるのは感心な行いだ」といったような使われ方をします。
感心するの例文⑤あの人の自己中心的な態度にはほとほと感心するよ
感心するの例文5つ目は、「あの人の自己中心的な態度には、ほとほと感心するよ」です。自己中心的な態度があまりにもひどく、呆れてしまうという意味です。「ほとほと」という言葉は、困ったり呆れたりすることの前につく言葉です。感心するの前に「ほとほと」とついていたら、驚き呆れるという意味だとわかります。
また、「君の生真面目な姿勢には感心する」という例文では、真面目な姿勢を素晴らしいと思っているのか、生真面目すぎることを皮肉として捉えているのか、判別がつかないと言えるでしょう。このように、表現の仕方に気をつけないと、ほめたつもりなのに相手から皮肉と受け取られることもあります。
感心するの類語・反対語・英語とは?使い方例文は?
目上の人への敬語としても使える感心するの類語①感動する
目上の人への敬語としても使える感心するの類語1つ目は、感動するです。感動するも感心すると同じように、心を動かされることですが、相手を評価するという意味が含まれていません。「先輩の素晴らしいプレゼンテーションを聞いて、感動しました!」といった使い方ができます。
目上の人への敬語としても使える感心するの類語②敬服する
目上の人への敬語としても使える感心するの類語2つ目は、敬服するです。敬服するとは、尊敬の気持ちを抱いて従うことを表します。「部長の交渉スキルには、敬服いたしております」といったような使い方ができます。
目上の人への敬語としても使える感心するの類語③感銘を受ける
目上の人への敬語としても使える感心するの類語3つ目は、感銘を受けるです。感銘を受けるとは、感動して心に深く刻み込まれることを表します。「新人歓迎会での社長のスピーチに感銘を受けました」といったような使い方ができます。
感心するの反対語は感心しない
感心するの反対語は、感心しないです。感心を否定文で使う時には、相手を非難する意味合いを持つと覚えておきましょう。「彼は高いスキルを持っているけれども、勤務態度には感心しない」といった例文で使われます。勤務態度が良くない・評価できないといった意味です。
「人の悪口ばかりいう人には感心できない」といった使い方をする時には、賛同できない・ほめられたものではないといった意味を持ちます。下記の関連記事には、人の悪口ばかりいう人の心理が書いてあります。人の悪口ばかりいう人にならないためにも、あわせて読んでみてくださいね!
感心するの英語①beimpressed
感心するの英語1つ目は、be impressedです。impressという英語は、感動させる・印象づけるという意味です。「I was impressed by his enthusiasm for studying.」は、「彼の勉強熱心さに感心した」という意味になります。
感心するの英語②admire
感心するの英語2つ目は、admireです。admireという英語は憧れる・称賛するという意味です。「I admire her spirit of challenge.」は、「彼女のチャレンジ精神に感心する」という意味になります。
関心するとは?感心すると違いは?
関心するとは言わず正しくは関心がある・関心を持つなど
そもそも、関心するという言葉はありません。正しくは、関心がある・関心を持つ・関心が高まるなどという表現です。関心とは、興味のことです。関心するを言い換えると興味するになってしまうので、正しくないことがわかるでしょう。
感心するを関心すると誤変換しやすいので注意
パソコンで入力する時には、感心するを関心すると誤変換しやすいので注意したいところです。意味を正しく覚えていないと、誤変換に気づかないこともあります。関心の意味が興味であると覚えておけば、関心するという言葉は存在しないと気づくことができるでしょう。
感心するの使い方の注意点とは?目上の人には使えない?
感心するは目上の人には使わない方が良い
感心するは、目上の人には使わない方が良いでしょう。感心するはほめ言葉ですが、相手に対して評価をするという意味が含まれています。目上の人に対して使うと、値踏みするような印象を与えてしまうため、失礼にあたります。感心するは、立場の上の人から立場が下の人、または同等の人に向かって使います。
目上の人へ使う時は類語で紹介した敬語に言い換えるのが望ましい
目上の人へ使う時は、類語のところで紹介した敬語に言い換えるのが望ましいです。感動する・敬服する・感銘を受けるといった言葉には、評価する意味が含まれないため、目上の人に対して使っても失礼にはあたりません。
また、パッと言い換え表現が出てこない時には、「先輩のプレゼンテーションに憧れています。一歩でも近づけるよう、私も頑張ります!」「部長の交渉スキルにはいつも驚かされます。とても勉強になりますし、尊敬しています!」といったように、ストレートに尊敬の念や感動を伝えても良いでしょう。
感心するを状況に応じて言い換えよう!
今回は、感心するの意味や英語表現、目上の人への敬語としても使える類語や感心するの例文について見てきました。感心するをそのまま目上の人へ使うのは、好ましくないということがわかりましたね。関心すると誤用してしまうケースも多いため、気をつけて使いましょう!
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