生活費とは何を指す?平均額と理想額・生活費を抑える方法も解説

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生活費は1カ月どのくらい発生していますか?毎月意識して管理している方、管理していない方などさまざまでしょう。計画的に貯蓄をしていきたいのであれば、生活費を見直す事が大切です。この記事では、そもそも生活費とは何を指すのか、生活費の理想額とそれを抑える方法を解説します。

生活費とは何を指す?内訳は?

日常生活を維持するのに必要な費用

生活費とは、個人や家族が日常生活を維持するのに必要な費用を指します。定義は曖昧な部分もありますが、一般的に固定費と変動費に分かれます。 人によっては、固定費・変動費のどちらに含めるか判断に迷うかもしれませんが、その場合はまず月の収支を確認し、毎月の支出にバラつきが無いものを固定費、とするのが良いでしょう。

家賃、公共料金、情報通信費など

家賃や公共料金、携帯やインターネット契約料などの情報通信費などは、毎月支払い額が決まっています。定期的な見直しを行うとしても、毎月の支出が決まっているものを固定費とし、例えば子供の習い事の月謝代や、各種保険料などもこれに含んでください。

食費、医療費、教育費、娯楽費など

食費や医療費、教育費、娯楽費など、毎月一定の支出はあるものの、月によって支出に差がでるものを変動費とします。使用量によって支出が変わる光熱費や、冠婚葬祭費、誕生日などのイベント費、夫婦の小遣いなども変動費として考えましょう。

世帯別の平均生活費は?

生活費は世帯人数や年齢、性別によっても左右されますが、総務省が行っている【家計調査】のデータを基に、平均値を知る事ができます。

単身世帯の平均生活費

年齢や性別によって異なりますが、総平均が15万5000円程度となっています。年代別では、34歳迄が16万4000円、35~59歳が17万9000円、60歳以上が14万円程度です。 男女別では、男性が16万3000円、女性が14万8000円となっており、男性は食費・教養娯楽費が高くなり、女性は美容室代や美容品などの支出が多くなる傾向があります。 ※平成27年度4~6月期家計調査報告より、千円以下の端数は四捨五入しています。

夫婦二人世帯の平均生活費

夫婦二人世帯の場合の平均生活費は28万5000円程度となっています。最も費用が掛かっているのが食費で、次いでその他消費支出となっています。費目の割合に関しては、全体的に単身世帯とあまり変わりがありませんが、家賃の割合が単身世帯の半分ぐらいになるのが特徴です。

理想の生活費の目安はどれくらい?

一人暮らしの理想の生活費

一人暮らしでの理想の生活費として、手取り20万円を想定してまとめました。 住居費5万6000円(28%) 食費3万6000円(18%) 水道光熱費1万2000円(6%) 通信費1万2000円(6%) 保険料8000円(4%) 趣味・娯楽費8000円(4%) 被服費6000円(3%) 交際費1万円(5%) 日用雑貨6000円(3%) その他1万2000円(6%) 貯蓄3万4000円(17%) 住居費、食費に関しては少し高めに見積もっていますが、単身世帯・月収20万と考えると妥当と言えます。節約し貯蓄したいなら、住居費は20~25%、食費は15%を目標にすると良いでしょう。

夫婦二人暮らしの理想の生活費

夫婦二人暮らしでの理想の生活費として、ここでは手取り30万円を想定しています。

住居費7万5000円(25%) 食費4万5000円(15%) 水道光熱費1万5000円(5%) 通信費1万8000円(6%) 保険料1万2000円(4%) 趣味・娯楽費9000円(4%) 被服費9000円(3%) 交際費6000円(2%) 日用雑貨6000円(2%) 小遣い3万6000円(12%) その他9000円(3%) 貯蓄6万円(20%) 一般的に、手取り収入の20%が理想の貯蓄額と言われており、上記の例はその条件に当てはまります。しかし、マイホームの購入などを検討しているのであれば、もう少し住居費を抑えて貯蓄に充てたいところです。

夫婦+子供3人家族の理想の生活費

夫婦と子供3人の、計5人家族の理想の生活費を計算しています。なお、手取り25万円、子供は小学生以下と想定しています。 住居費6万2000円(25%) 食費3万5000円(14%) 水道光熱費1万5000円(6%)

通信費1万2000円(5%) 保険料1万5000円(6%) 教育費2万5000円(10%) 趣味・娯楽費5000円(4%) 被服費7500円(3%) 交際費5000円(2%) 日用雑貨5000円(2%) 小遣い2万5000円(10%) その他7500円(3%) 貯蓄3万円(12%) 欲を言えば貯蓄額をもう少し増やしたいですが、教育費や保険料など、子供のための費用は削れない部分であり、上記の例は妥当な額と言えます。

生活費を抑える方法は?

家計簿をつけて収支を把握する

生活費を抑えるためには、まず月の収支を把握する事が大切です。家計簿をつける事で、自然と支出額を意識しますので、無駄な出費を抑える事ができます。 中には字を書くのが面倒だと感じる方もいるかと思いますが、最近ではスマートフォンやPCの無料アプリを利用して、簡単に家計簿をつける事もできますので、活用してみると良いでしょう。 なお、家計簿についてはこちらの記事もご確認ください。 [blogcard url=”https://cktt.jp/8564”] [blogcard url=”https://cktt.jp/8462”] [blogcard url=”https://cktt.jp/8932”]

住宅、公共料金などの見直し

固定費の中でも大きな金額の割合を占めるのは、住宅に関する費用です。家賃などの住居費は、収入の25%程度が理想とされていますが、収入が仮に下がってしまった場合、それに伴って住居費もすぐに変更することは難しいものです。余裕をもった割合がおすすめです。 また、家族の生活リズムを合わせることも節約に繋がるポイントです。例えば光熱費や食費といったものは、変動支出の節約となるのです。夫婦二人の場合などであれば、できるだけ合わせてみると良いでしょう。

保険料の見直し

生命保険、医療保険、学資保険など、様々な種類の保険があります。当たり前ですが、補償が手厚くなるに比例して保険料は高くなります。しかし、高い保険に加入しておけば良い、というものでもなく、大切なのは家庭環境に合わせて必要なものを選ぶという事です。 結婚をしたり、子供が生まれたり、反対に子供が独立したりと、家庭環境は変わっていきます。その都度保険内容を見直し、過剰な支出になっていないか確認することがおすすめです。

食費の節約、外食や娯楽費の見直し

食費や交際費、娯楽費などは、誰もが節約しやすい項目ですが、あまり節約しすぎると日々の楽しみも無くなりますし、すぐ息切れしてしまいます。 まずは、月の食費、交際費をきちんと定めて、その額を超えない様に意識しましょう。そうする事で、流されるまま外食や飲み会に行く事が減りますので、必要な場面での出費だけになります。 厳密に守る事は難しいですが、交際費が高くなりそうなら普段の食費を抑えるなど、バランスをとるよう心がけましょう。 なお、生活費の節約については、こちらの記事もおすすめです。 [blogcard url=”https://cktt.jp/8321”] [blogcard url=”https://cktt.jp/8399”] [blogcard url=”https://cktt.jp/8834”]

まとめ

生活費と一口に言っても、いろいろな項目があります。節約できそうなものから見直すことが大切ですが、あまりにも切り詰めてしまうといずれ疲れてしまうものです。まずは家計簿をつけるところから始めて、毎月のお金の流れを把握するところから始めましょう。

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