メルカリの送料を安くおさえるには？商品別のおすすめ発送方法を紹介

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フリマアプリ「メルカリ」で出品する際に気になる送料。設定できる発送方法がたくさんあるので便利な反面、どの発送方法がお得なのか迷ってしまう人も多いでしょう。

メルカリで使える発送方法は？

らくらく・ゆうゆうメルカリ便

どちらも宛名書きやレジでの会計が不要になり、アプリの取引画面から配送状況の確認ができます。出品者、購入者共に匿名配送も可能で、配送補償が付いています。万が一の配送時トラブルなどで商品紛失、破損等が発生した場合も安心です。 らくらくメルカリ便 メルカリとヤマト運輸(クロネコヤマト)が連携して開始したサービスです。ネコポス・宅急便コンパクト・宅急便にて全国一律の料金で発送可能です。集荷も可能ですが、取引ごとに30円(税込)が追加で発生します。ネコポスを利用する場合、集荷サービスは利用できません。ネコポスでは、厚さ2.5cm以内で全国一律195円(税込)と比較的安価で発送可能です。宅急便コンパクトでは60サイズ未満の物が全国一律380円(税込)で設定されています。宅急便はA4サイズから160サイズまで送ることが可能で、サイズにより料金が変動します。ヤマト営業所を始め、ファミリーマート、サークルＫサンクスなどのコンビニエンスストアにて発送できます。自宅での受取にのみ対応しています。 ゆうゆうメルカリ便 メルカリと日本郵便(郵便局)が連携した開始したサービスで、ゆうパケット・ゆうパックの郵送方法に対応しています。ゆうパケットではA4サイズで厚さ3cm以内であれば全国一律175円(税込)と設定されており、個人でゆうパケットを利用するのに比べ安価で利用できます。ゆうパックでは60サイズから100サイズまで送ることが可能で、サイズにより料金が変動します。郵便局やローソンなどの提携コンビニで発送申し込みが行えます。自宅での受取だけでなく、郵便局やローソン、ミニストップなどのコンビニでも受取が可能です。 (価格は全て2018年4月現在)

普通郵便(定形・定形外)

普通郵便には、定形と定形外があり、定形外の中でさらに規格内と規格外に分かれます。どの郵送方法も、追跡サービスや補償サービスなどは付帯されていません。定形郵便とは、重さ50ｇ以内、縦最大23.5cm、横12cm以内、厚さ1cm以内の物に対応した郵送方法です。小さければ良いというわけではなく、縦14cm×横9cm以上のサイズに対応しています。定形外郵便とは、上記の定形郵便のサイズを超えたものが基本で、重さ50gから4kgまでの郵便物に対応しています。定形外郵便には「規格内」と「規格外」の2種類があり、規格内は重さ1kg以内で縦最大34cm×横最大25cm×厚さ3cmまで。規格外は重さ4kg以内で縦最大60cm、横は縦横厚さの合計90cm以内で収まるようにと設定されています。

ゆうパック・クロネコヤマト

ゆうパック ゆうパックとは、日本郵便(郵便局)のサービスで、縦横高さの合計が170cm以下で重さ25kgまでの郵便物に対応した郵送方法です。発送元と発送先の地域分類や荷物のサイズにより料金が異なります。サイズは60・100・120・140・160・170の7段階に分類されており、縦横高さの合計を元に郵送サイズが算出されます。お届け日や配送時間の指定も可能で、30万円までの損害賠償補償や追跡サービスが標準装備されています。郵便局や提携しているコンビニエンスストアなどで発送手続きを行えます。また、集荷サービスにも対応しています。オプションで、代金引換・着払い・本人限定受取・セキュリティーサービスなどを利用することも可能です。 クロネコヤマト ヤマト運輸が提供するサービスで、縦横高さの合計が160cm以内で重さ25kgまでの荷物に対応した配送方法です。ゆうパックと同様に地域やサイズに準じて送料が異なります。サイズは60・80・100・120・140・160の6段階に分類されており、荷物の縦横高さの合計を元に発送サイズが算出されます。ゆうパックと同じく、お届け日や配達時間の指定も可能です。ヤマト営業所や提携コンビニから発送手続きが行えますが、集荷サービスにも対応しています。さらに、損害賠償補償や追跡サービスが標準装備されています。荷物が60サイズ以下の場合は、専用BOXを利用した宅急便コンパクトでの発送も可能です。

その他レターパックなど

レターパックライトは、全国一律料金で発送可能です。事前に購入したA4サイズの専用封筒を利用して、厚さ3cm以内の物であれば比較的安価で発送できます。郵便受けへの配達で追跡サービスが付帯されています。レターパックプラスも全国一律料金で発送可能です。事前に購入したA4サイズの専用封筒を利用して、4kg以内で封を止めることができれば厚さなどの制限がありません。レターパックライトとは異なり、配達員が手渡しで受け渡しをして受領印やサインをもらうことで配達が完了します。

発送方法の特徴別に送料を比較

補償があるもの・ないもの

万が一の配送事故で、破損や紛失などの不測の事態が発生する可能性もあります。特に高価なものや壊れやすいものを送るときには補償をつけることもあるでしょう。配送方法によって、補償が付いているものと付いてないものがあります。 補償がある　らくらくメルカリ便、ゆうゆうメルカリ便、大型らくらくメルカリ便、ゆうパック、クロネコ宅急便 補償がない　ゆうメール、ゆうパケット、クリックポスト、レターパック、普通郵便(定形・定形外)

着払いができるもの・できないもの

送料を出品者が負担する場合は元払いでの発送になりますが、購入者が負担する場合は着払いでの発送になりますので、着払いに対応した発送方法を確認しておきましょう。着払いも、補償と同様に、できるものとできないものがあります。 着払い対応　ゆうパック、宅急便、ゆうメール、ゆうパケット 着払い非対応　らくらくメルカリ便、ゆうゆうメルカリ便、大型らくらくメルカリ便、クリックポスト、レターパック、普通郵便(定形・定形外)

匿名で発送できるもの・できないもの

らくらくメルカリ便、ゆうゆうメルカリ便であれば、匿名サービスが利用できます。住所や名前などの情報を、お互い公開せずに商品の発送・受取が可能な発送方法です。個人情報を知られたくない方におすすめです。

商品別おすすめ発送方法

靴は定形外からくらくメルカリ便

距離に関係なく荷物の重量のみで送料が設定される定形外郵便は、商品によっては比較的安価な送料で発送が可能です。重量のあるブーツなどを除き、靴は1kg以内のものが多いので、ゆうパックや宅急便に比べると送料を抑えられる傾向にあります。らくらくメルカリ便の場合、全国一律料金で発送できます。定形外とは違い追跡サービスや損害補償が付帯されているため、宅急便60サイズに収まれば安心の配送方法としておすすめできます。

薄手の服はクリックポストやネコポス

クリックポストは、A4サイズ厚さ3cm以内であれば全国一律164円(税込)で発送できます。追跡サービスも付帯されています。送料の支払いはヤフーウォレットに限定されており、納付書の宛名を自身で印刷する必要があります。送料の支払いはヤフーウォレットに限定されているため、条件をクリアできる人におすすめです。ネコポスはA4サイズ厚さ2.5cmであれば全国一律195円(税込)で発送できるため、Tシャツや薄手のカーディガンなどの衣料品や子供服の発送におすすめです。クリックポストが利用できない人はこちらを利用しましょう。 (価格は全て2018年4月現在)

漫画本はクリックポストや定形外

漫画本などの小さめの本ならばクリックポストで発送可能です。先述の条件が理由でクリックポストを利用できない人は、重量により定形外やゆうメールを利用するのもおすすめです。たくさんの漫画本を送る場合は、ゆうパックや宅急便などと比較して送料が抑えられる方法を選択してください。

ぬいぐるみはらくらくメルカリ便

ぬいぐるみは大きいものから小さなものまでありますが、発送先の地域との距離も送料に影響するため、送料込みでの出品をためらう人も少なくありません。らくらくメルカリ便の場合、発送先地域との距離は関係なく、梱包サイズのみで送料を算出できます。宅急便60サイズから160サイズまで対応しているので、らくらくメルカリ便を上手に利用しましょう。

返品の場合の送料はどうなる？

出品者に責任がある場合は出品者負担

商品説明が明らかに事実と異なる記載がされている、説明不足があるなど出品者に責任がある場合は、返品時の送料を出品者に負担してもらいましょう。受取評価はせずに出品者へ連絡し、返品理由を伝えることが大切です。出品者の自己紹介に返品不可と記載されていても、メルカリの公式なルールではありませんので安心してください。

購入者の自己都合の場合は購入者負担

商品説明に記載していたにも関わらず、購入者の見落としなどで返品が発生した場合は、購入者の自己都合と判断されます。返品の場合は、購入者に返品送料もしくは商品発送の際に発生した送料と返品送料を負担してもらいましょう。上記がよく扱われる基準ですが、当事者同士の話し合いにより左右されます。購入者と出品者で話がまとまらないからと、着払いで相手に一方的に送るのは避けましょう。トラブルの元にもなり、受取拒否をされた時には無駄なお金がかかってしまいます。