【小中高生向け】俳句の作り方のコツを解説!初心者でもわかるルールもご紹介!
学校で課題として出された俳句の作り方が分からなくて、困っていませんか?当記事では、俳句の作り方のコツについて詳しく解説していきます。俳句初心者でも分かる、基本的なルールについても学ぶことができます。ぜひチェックしてみましょう。
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目次
【テーマ探し】俳句の作り方のコツ2選!
コツ①身近なものを題材にする
俳句の作り方のコツとして挙げられるのは、身近なものを題材にするという点です。俳句を書くという課題が出たからと言って、難しく考える必要はありません。まず自分の生活の中で、身近で親しみやすいものを題材にすることから、簡単に始められます。
例えば、自分の身近にある自然の様子や、学校であったイベント・出来事、自分の好きな場所や人について、考えてみてください。一つだけではなく、複数の候補をリストアップするのがポイントです。自分の身近なものなら、想像もしやすいので、意外と簡単にリストアップできます。
コツ②伝えたいことを決める
俳句の作り方のコツとして、伝えたいことを決めるというコツも大切です。先に簡単に自分の言葉で綴った文章の中から、その中でも一番読者に伝えたいことは何なのかを決めます。言葉を変えると、重要ではない部分はそぎ落としていくとも言えます。
特に俳句は、形式としても短い形のため、言いたいことが絞られていないと、何についての俳句なのか分からなくなってしまいます。基本的には、1つの俳句に、1つの主題を絞って書いていくのがおすすめです。数ある伝えたいことから、ポイントとなる主題をしっかり見極めましょう。
【言葉選び】俳句の作り方のコツ3選!
コツ①イメージ力を高める
俳句の作り方のコツを掴むために、まずイメージ力を高めるというポイントが挙げられます。身近な題材を考えるという段階では、特に自身のイメージ力が大切になってきます。身の回りのことについて、五感で感じるイメージを鮮明に描けるようにしておきましょう。
上手い形で言葉にできない場合は、浮かんできたイメージを絵や色などで表現しておくことも助けになります。上手い俳句を作るには、感性豊かなイメージ力を活用する必要があります。ぜひポイントを押さえて、取り組んでみましょう。
コツ②普段の言葉で考える
次に、まず普段の言葉で考えるというコツが挙げられます。俳句のルールを守っていきなり俳句の形式で言葉を考えるのではなく、最初に日記を書くようなつもりで、普段自分が使っている言葉で考えます。この時点では、形式に一切囚われず、自由な言葉で考えるのがコツです。
「最初から上手い俳句を書いてやろう」という気持ちは捨てて、簡単な言葉で綴ることから始めてみましょう。適当なノートや紙に、日々を振り返る日記のように書いていくのもおすすめです。日記形式で書きづらい人は、誰かに宛てた手紙でもOKです。
コツ③口語・文語を選ぶと良い
次に挙げられるのは、口語・文語を選ぶというポイントです。コツとしてご紹介した、普段の言葉で考えるという段階が過ぎた後は、俳句をどんな言葉で書いていくかを選ぶと良いでしょう。口語は、現代詩表現が可能な親しみやすいもので、文語は旧仮名遣いを使用します。
学校側などから特に指定がない場合は、自分の好きなスタイルを選ぶと良いでしょう。文語を選んだ場合は、読み手に簡潔ですっきりしたイメージを与えます。俳句の言葉のスタイルの種類もポイントにして、選んでみてください。
コツ④俳句を参考にする
良い俳句を読んでコツを掴むというのも、ポイントです。基本的に俳句は、私たちが普段から使っている会話スタイルとは全く異なるものです。そのため、自分が俳句を書く前に、複数の良い俳句をインプットしておくことが、助けになります。
小学生なら、教科書に紹介されているものを、中学生・高校生の場合は、教科書以外にも、図書館にある俳句集なども読んでみましょう。複数の俳句を読んでいるうちに、基本的なスタイルや書き方のコツが自分でも掴めてきます。
俳句の作り方の基本ルールとは?
①季語・季題を最低1つは入れる
俳句の作り方の基本ルールとして、まず季語・季題を最低1つは入れるというものがあります。季語・季題とは、俳句が読まれている季節が分かる言葉のことを呼びます。季語・季題が1つも含まれない作品は、俳句ではなく、川柳と呼ばれます。
上記のように、当ルールは、守られないと俳句としても認められない、大切な基本ルールですのでしっかり守るようにしましょう。季語には四季にちなみ、それぞれの季節を表すものが沢山存在します。
下記関連記事では、「山滴る」の意味について分かりやすくまとめています。また、他にも夏の季語を表す言葉として、俳句で使えるものを多数学ぶことができます。装う、山眠るなどの夏の季語について知りたい方は、ぜひ下記記事内容も参考にしてみましょう。
②切れ字・切れを最低1つは入れる
切れ字・切れを最低1つは入れるというのも、大切な基本ルールです。切れ字・切れとは、「や」、「かな」などの、俳句の中で上手い間を作る役割を果たす言葉を指します。この切れ字や切れがないと、深みの無い、単調な俳句になるとされています。
小学生の俳句で切れ字・切れを使いこなすことは難しいかもしれませんが、中学生・高校生ならぜひ積極的にこれらを入れてみましょう。俳句のどこかに挿入するだけで、簡単に句の深みを演出できるので、おすすめです。ぜひ中学・高校以上の俳句課題の中に、積極的に盛り込むように意識してみてください。
③五七五のリズムにする
最後にご紹介するのは、五七五のリズムにするという基本ルールです。俳句は、読んだときに必ず五七五のリズムになるように作らなくてはいけません。例外的にこのリズムにならない俳句もありますが、それはやむを得ない場合のみ認められます。何度も口に出して、五七五になっているか、確認してみましょう。
俳句作成途中では、「絶対良いリズムなはず!」と思っていても、いざ口に出してみると、良いリズムになっていなかったということは、多々あります。俳句独特のリズムにもぜひ気を配ってみてください。
小中高別|俳句の作り方のコツと上手い例3選!
①小学生
小学生の場合、年齢も低いため、かわいらしさやあどけなさが未だ残る俳句にすると、共感を得やすい俳句にすることができます。例えば、夏休みの友達との思いでなどを綴った俳句にすると書きやすいでしょう。小学生の上手い俳句の例を以下に挙げます。
- ・かき氷 友と食べると おいしいな
【小学生】上手い俳句の例
②中学生
中学生の俳句の場合、季節感と切れ字を巧みに使った内容にすると良いでしょう。小学生のようなかわいらしさではなく、中学生として思春期を迎える若々しさが感じられる作品に仕上げると、評価も高くなります。中学生の等身大の自分が綴る、瑞々しい内容にしましょう。
- ・ひまわりや 伸びるその背に 嫉妬する
【中学生】上手い俳句の例
③高校生
高校生の場合、小学生・中学生とは一線を画す、洗練された大人っぽい内容の俳句を目指すと良いでしょう。半分大人でありながらも、少し頼りない一面が見え隠れする、高校生のありのままの姿を映し出すものに仕上げることができます。高校生としての生活の中で気づいたものを題材にすると、意外と簡単に作れます。
- ・学期末 将来決める 分かれ道
【高校生】上手い俳句の例
俳句の作り方のコツを掴んで上手い作品を作ろう!
俳句の作り方のコツは、ポイントを押さえれば意外と簡単に掴めるものばかりです。日本で世代を超えて読み継がれている詩人の俳句を読んでみることも、俳句を作るヒントになります。小学生、中学生・高校生関わらず、あなたも当記事内容を参考に、俳句の作り方のコツを掴んで上手い作品を作ってみてください。
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