論評の書き方を徹底解説!上手に書くポイントや書き出しの例をご紹介!

大学で出された論評の書き方が分からなくて悩んでいませんか?当記事では、大学レポート作成にも活かせる、論評の書き方を詳しくご紹介していきます。上手に書くポイントや、書き出しの例についても学べますので、ぜひ参考にしてみてください。

評論とは?

物事の結果を論じる

パソコン作業

まず、評論とは、物事の結果を論じるものと言えます。ある事象や結果、概要などについて論じることが論評です。基本的には物事を批評することが論評に含まれます。

客観的に物事を判断する

データ解析

論評とは、客観的に物事を判断することとも言えます。論評では、自分の感想など自信の主張を書き出していくことは控えます。あくまでも主観的にではなく、客観的に物事を判断し、それについて論じていきます。

論評を書く際の基本的な構成

①導入

白い本

まず導入部分で、著者の簡単な概要と著者の問題意識、問いに対する回答を明記します。次に、本のポイントをまとめた内容を提示することも有効です。導入部分は、読者の注意を引くという大切な意味があります。この意味をしっかり理解して、端的で分かりやすい導入部分にまとめ上げましょう。

②紹介

学習

書評の場合、次の紹介部分で本の各章に沿って内容の要約を行います。読み手が紹介部分を読んで本の意味すること、ポイントなどが理解できるように心がけましょう。長くなりすぎないようにすることがポイントです。

③論評

本棚

最後に、本の論評を行います。自分の言葉で本の評価・批評をしていきます。筋の通った理論展開を行いながら、裏付けとなる根拠も引用し書いていきます。論評部分がレポートの中心ですので、その意味を理解しながら力を入れて書いていきましょう。

下記関連記事では、レポートの基本構成について分かりやすくまとめています。書き方の例や分かりやすく見せるコツも数多くご紹介しています。レポートの型ともいえる基本的な構成をしっかり理解することは、レポート執筆の基礎です。興味のある方は、こちらの記事内容もぜひチェックしてみてください。

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論評の書き方とは?

①批評対象の概要を詳しく書く

勉強

まず、批評対象の概要を詳しく書くことから始めます。大学のレポート課題などで論評をする場合、読み手は批評の対象について全く知識がない場合がほとんどです。そのため、読み手がレポートの内容を理解しやすくするためにも、批評対象の概要を詳細します。

書き方のポイントは、詳細ながらも簡潔な言葉を使うことです。なるべく端的に、短い言葉で書いていきます。論評する対象が論文・本の場合、作者、作者の受賞歴、他の著書などを書くのが一般的とされます。できるだけ簡潔に、批評対象の概要詳細を書いてきましょう。

②批評点を根拠と共に説明する

説明

次に、批評点を根拠と共に説明するという書き方が挙げられます。大学レベルの論評レポートは、ただ自分の感想のみを書けば良いのではありません。自分が発見した批評点を、根拠を示しながら理論的に説明していくことが必要となります。

具体的な書き方として、例えば「この部分で、筆者は~のように述べている。しかし、昨今の~による研究結果によると、およそ逆の結果が出ていることが分かる。以上のことから、筆者のこの発言は間違っている可能性が高い。」などがあります。冷静に根拠を示しながら、批評を行いましょう。

③論評以外の内容は省く

居眠り

論評以外の内容は省くという書き方も大切です。論評レポートの目的は、あくまで対象物の論評です。特に論評対象が本などの書物の場合、そのあらすじや感想ばかり書くと、ただの読書レポートになってしまいます。

また、自分が気になる書物を読む前に論評をチェックしたいという人にとっては、ネタバレになってしまいます。自分の目でしっかり本書の内容を確認したいと考える人も多くいます。できるだけ本の批評を中心にして、本のあらすじばかりを書かないようにしましょう。

論評の書き方のポイントとは?

①批評内容を予めまとめる

メモ

批評内容を予めまとめるというのは、論評の書き方のポイントして重要です。多くの場合、いきなりパソコンや原稿用紙に向かって論評を書こうとしても、上手くいきません。まずは自分が批評したい内容を、簡単に紙にまとめていきましょう。

いきなりまとめるのも難しいという方は、ポイントとなる単語のみを羅列することから始めることもできます。単語を書くうちに、それぞれが繋がって一つのアイディアになることもあります。あまり深く考えすぎず、まずは書き出していくという意識で取り組んでみてください。

②読み手側を意識した書き方をする

読み手

次に、読み手側を意識した書き方をするというポイントも挙げられます。論評をはじめとする大学の各種レポートの目的は、最終的に読み手側を納得させることです。それには、読み手側にどんな書き方をしたら自分の言いたいことが伝わるのか?を意識することが重要です。

論評・レポートを書く本来の意味をしっかり理解しましょう。できるだけ簡潔で分かりやすい言葉を使用し、読み手側に負担のないような書き方を心掛けます。少しの意識で内容も変わってきますので、ぜひ試してみてください。

③筋の通った理論展開をする

数冊の本

最後に挙げるポイントは、筋の通った理論展開をするです。大学レベルの論評レポートを仕上げるのに、非常に重要なポイントとなってきます。どんなに文字数が多く、立派な言葉を使用していたとしても、全体を通して理論的で筋が通っていないと意味がありません。

書き出し部分から何度も遡り、自分が言いたいことを中心に、しっかり根拠を示しながら筋の通った理論展開ができているか?を確認しましょう。自分一人では限界があると感じる場合は、友人や先輩など第三者に読んでもらうという方法もあります。他論文・レポートを参考にするのも有効です。

論評の書き出し例文は?

①著者出身地

本

「この著者は~県の出身である。」という例文は、著者出身地を紹介する論評の書き出し例文として使用できます。本そのものと、読者の間に共通点を増やすというのは非常に有効なテクニックです。例えば該当の書物の著者と同じ出身地だと分かった読者は、親近感が高まります。

他の書き出しの例には、「~県出身の作家は多くいるが、彼もその一人である。」なども挙げられます。読者にとって、本の著者の背景や生い立ちを知ることは、本が生まれた背景を知る良いチャンスとなります。長すぎる必要はないので、簡潔に著者出身地についての書き出しを書きましょう。

③感想

感想文

感想を述べる際は、「一般的には~と称されることが多いこの本だが、私はむしろ~という印象を持った。」などの例文を用いましょう。例のように、一般的に言われていることとは真逆の印象を持ったという内容で書き出すと、読者の注目も集まります。

他にも、「この部分を読んで私が感じた印象は、~である。」などの書き出し方も効果的です。続いてしっかりなぜ自分はそう感じたのか?を論じ、読者がその意味を理解できる内容に仕上げましょう。できるだけ自分の感想・主張を裏付ける、客観的な根拠も明記するようにしてみてください。

④著者・論者概要

概要

「この本の読者は、海外の文化に造詣が深い。」などの例文は、著者・論者概要を記す際に活用できます。読者に著者の人となりが伝わるよう、端的な表現を使用して概要を記しましょう。他にも、「彼女は過去に、~という研究で論文を発表している。」と過去の経歴について言及することもできます。

あくまで論評のポイントは対象物の批評なので、著者について詳細を明記する必要はありません。しかし、自分の論の展開に有効かつ、読者の注意を引ける内容があれば、端的な言葉で積極的にまとめるようにします。

②誕生経緯

学勉

本・論文の誕生経緯について書く場合、例えば「今回紹介する本は、~という研究が基になっている。」という例文が使用できます。読者としては、やはり自分が読もうとしている本・論文がどのような経緯で生まれたか?を知りたいものです。

できるだけ簡潔な書き出しの言葉で、誕生経緯についてまとめます。他にも、「筆者の長い休養期間を経て、10年越しに発表された作品が、この~である。」など、書物に合わせて書き方をアレンジすることができます。簡潔ながらも、読者の注意を引く書き方を心掛けましょう。

論評の書き方の注意点とは?

①正しく引用する

引用

正しく引用するという点には注意が必要です。大学レベルの論評・レポートでは、他研究や書物から引用することが多々あります。この時、ルールに乗っ取った正しい形で引用を行うように注意してください。

他の人の研究結果やアイディアを、あたかも自分のもののように書くことはできません。また、孫引きやコピペももちろん禁止です。昨今では、引用やコピペについて厳しく管理する大学も増えてきていますので、十分注意が必要です。

下記関連記事では、レポートの引用の書き方と例を分かりやすくまとめています。引用の正しい表記の方法を、早いうちから知っておくことはとても大切です。大学で提出するレポート課題のほとんどのものに応用できる内容ですので、気になる方はこちらの内容もぜひチェックしてみてください。

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②主観的な書き方を避ける

仲間

主観的な書き方を避けるという注意点も挙げられます。根拠のない主観的な書き方をしたものは、論評ではなく感想文です。自分の主張を述べた場合は、すぐにそれを裏付ける根拠を記し、なぜそう思うのかを説明するようにしてください。この注意点を守るだけでも、論評らしい内容に仕上げることができます。

③著者概要は少なめにする

著者

最後に挙げる注意点として、著者概要は少なめにするが挙げられます。論評を提出する先の大学の担当教授を含め、読者が注目しているのは対象物に対するあなたの批評です。文字稼ぎの目的で、著者概要をダラダラと書いてしまっては意味がありません。

著者概要はもちろん、書くべきですが、論評の本来の意味をしっかり理解して少なめにまとめるようにしましょう。論評内のそれぞれのパートの分量にも配慮して、執筆を進めていくことが重要です。

正しい書き方で論評を書こう!

大学生

大学で課題で出される論評は、感想文や感想レポートは違い、客観的な書き方・批評が求められます。正しい書き方を理解し、それに沿って執筆を進めていくとより効率的です。あなたも、当記事内容を参考にして、正しい書き方で論評を書いてみてください。

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