【ヤフオク】出品にかかる手数料はいくら?計算式と手数料5種をわかりやすく解説!
ヤフオクの出品には、いくら手数料がかかるのかご存じですか?出品してみたくても、利益がいくら残るかわからなければ、利用を迷ってしまいますよね。今回は、ヤフオクの出品にかかる手数料について、計算式までわかりやすく解説していきます。ぜひ出品の参考にしてくださいね!
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目次
ヤフオクの出品にはどんな手数料が必要?
①落札システム利用料として落札額の10%手数料がかかる
ヤフオクに出品すると、落札システム利用料として、商品の落札額の10%が手数料として必要となってきます。落札システム利用料とは、商品が落札された際に、落札額に応じて請求される手数料のことです。そのため、オークション出品時には、落札額がそのまま利益とはならないことを把握しておきましょう。
また落札システム利用料は、取引の状況に関係なく、商品が落札された状態になると請求が発生します。そのため、取引中に落札者との連絡が付かなくなったなどのトラブルがあった際、適切な処置を取らなければ、売上金は入金されないまま、手数料のみが請求される事態となることもあるので注意が必要です。
下記の記事では、ヤフオクで落札者を削除する方法について解説しています。落札者からの入金が無いなどのトラブル時には、落札者を削除した方が良い場合もあります。落札者削除時の手数料の扱いに関してもご紹介しているので、ぜひ一度目を通してみてくださいね。
②プレミアム会員なら手数料は8.8%
出品の手数料は、Yahoo!プレミアム会員であれば、商品落札額の8.8%と請求される金額が低くなります。ただしYahoo!プレミアム会員となる場合、月額508円が必要となるので、手数料が10%であるのと8.8%であるのとでは、どちらがお得になるのか考える必要があります。
副業などでヤフオクを利用していて、ひと月のオークション出品件数が多ければ、手数料が8.8%となるプレミアム会員になった方が、結果的にお得だと言えます。自分のオークションの利用状況を見ながら、入会を判断すると良いでしょう。
落札システム利用料
- | 無料会員 | プレミアム会員 |
月額 | 0円 | 508円 |
落札システム利用料 | 落札額の10% | 落札額の8.8% |
③特定のサービスを利用するとかかる手数料もある
その他出品にかかわる下記の4種類の手数料は、ヤフオクの特定のサービスを利用すると必要となります。必ず必要な手数料ではないものの、それぞれいくらかかるか把握していなければ、利益の計算が正確にできません。それぞれの手数料については、次項以降で詳しく説明していきます。しっかりと確認するようにしましょう。
- ・配送サービス利用料
- ・出品取り消し利用料
- ・特定オプション利用料
特定のサービスを利用するとかかる手数料
落札システム利用料の計算方法は?具体例と計算式
①送料無料で出品した場合の計算例
送料無料で1000円の商品を出品し、落札されたとします。その場合、無料会員であれば落札システム手数料は落札額の10%なので、1000円に0.1をかけて100円となります。プレミアム会員であれば、落札システム手数料は8.8%なので、1000円に0.088をかけて88円となります。
送料無料の場合は落札額に10%、もしくは8.8%をかければ良いので、計算に迷うことはありません。計算式は下記の通りです。複雑な式ではありませんので、覚えておくと良いでしょう。
落札システム利用料計算式
無料会員 | (落札額)×0.1 |
プレミアム会員 | (落札額)×0.088 |
③送料別で出品した場合の計算例
次に、送料別で出品した場合です。この場合は、落札額とは別に送料も売り上げとして入金されることになりますが、落札システム利用料は落札額のみにかかるようになっています。そのため、送料無料で出品した時と比べると、送料別で出品した時の方が、利益が少しだけ高くなることになります。
例として落札額が1000円で送料が500円だったとします。この場合、落札額と送料の合計1500円が売り上げとして落札者から入金されます。
送料と落札額合わせて1500円が振り込まれても、落札額の1000円に対してのみ10%・8.8%の手数料がかかります。そのため、手数料は通常通り1000円に10%、もしくは8.8%かけて、それぞれ100円、88円となります。
ヤフオクの配送サービス利用料とは?
①ヤフオク指定の配送サービスを利用した時の手数料
配送サービス利用料とは、ヤフオクの「ヤフネコ!パック」「ゆうパック・ゆうパケット(おてがる版)」を利用した場合にかかる配送手数料です。出品時にヤフオクの用意している配送サービスを選択すると、落札時に選択した配送方法に応じた手数料が適用されるようになります。
ゆうパック料金表(ヤフオク公式)②実際の配送料金が変わることがある
配送サービス利用料は、選択した際に表示されていた金額と実際の金額が変わる場合があるので、注意が必要です。配送サービス利用料の金額が変更になった場合は、荷物の大きさが正確に測れていなかった可能性があります。
配送前には、配送業者が改めて荷物の大きさを確認し、それに応じて正しい配送サービス利用料が適用されます。そのため、荷物の大きさが正しく測れていないと、実際の金額と差額が生じることがあるのです。配送サービスを利用する際は、荷物の正しい大きさと料金を、事前にしっかりと確認しておくようにしましょう。
下記の記事では、ヤフネコ!パックの活用方法について詳しく解説しています。ヤフオクの配送サービスの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ヤフネコ!パック料金表(ヤフオク公式)ヤフオクのオプション利用料とは?具体例と計算式も
①注目のオークション・あなたへのおすすめコレクション利用時の手数料
オプション利用料とは、ヤフオクの「注目のオークション」や、「あなたへのおすすめコレクション」と言った有料オプションを選択した際にかかる手数料のことです。出品に必ず必要なわけではありませんが、選択することで、自分のオークションを多くの人に見てもらうことが可能になります。
②注目のオークション利用料の計算式と具体例
「注目のオークション」の利用は、1日当たり22円(以上)となっています。これは、最低金額が22円となっているだけで、実際の手数料・掲載日数は自分で設定することができます。設定した金額に応じて、「注目のオークション」掲載時にページの上位への掲載がされるようになる仕組みとなっています。
またオプション利用料は、複数のオークションを出品している場合、各オークションごとに請求が発生します。オプション利用を選択しているオークションの個数・日数の分だけ手数料が発生しますので、オプション利用にかかる金額と利益を考えて活用するようにしましょう。
例として、「注目のオークション」を2つのオークションに選択したとします。オプション利用料としてかける金額を一日当たり30円と決め、掲載日数を7日間とした場合、オプション利用料の総額は420円となります。計算式は下記の通りです。利用を検討している方は、参考にしてくださいね。
- ・(オプションを選択するオークションの個数)×(自分で決めた22円以上の金額)×(掲載日数)
「注目のオークション」料金計算式
③あなたへのおすすめコレクション利用料の計算式と具体例
オプション利用料は、「あなたへのおすすめコレクション」経由でオークションが落札された場合にも発生します。落札されなかった場合や、通常のオークションページから落札された場合は、手数料は発生しません。
料金は、オークションの落札額に対しての自分が決めた料率によって決まります。料率は、1%以上から0.1%単位で決めることができます。
例として、1000円の商品が「あなたへのおすすめコレクション」経由で落札されたとします。料率の設定が1%とすると、1000円に0.01をかけ、そこに消費税を加えて、オプション利用料は11円となります。計算式は下記の通りです。利用する際は、利益まで考えて料率を決めるようにしましょう。
- ・(落札額)×(自分が決めた料率)+(消費税)
「あなたへのおすすめコレクション」料金計算式
ヤフオクの出品取り消しシステム利用料はいくら?どんな場合に必要?
①入札があったオークションを取り消す際は540円必要
入札があったオークションを取り消す場合には、手数料として540円が必要です。オークションに入札が全くない場合は、取り消しに手数料が発生することはありません。
落札者都合の取り消しは悪い評価が付くことにもなるので、入札がすでにされている場合、どうしても必要な場合を除いては、取り消しを行わない方が良いでしょう。
②一度でも入札されたら取り消し手数料が必要
出品取り消しシステム利用料は、一度入札があれば、入札者がその後キャンセルしたとしても発生するので注意が必要です。最終的に入札者数が0人であっても、入札があったオークションは、取り消しを行い場合手数料を支払う必要があります。
そのため、そのままオークションを続けるか、取り消しシステム利用料を払っても取り消した方が良いのかを良く考えて利用するようにしましょう。
特定カテゴリに該当するオークションとは?料金はどうなる?
①車体・船体を扱うオークション
特定カテゴリとは、車体や船体などの一部のカテゴリの商品のことを指します。特定カテゴリのオークションは、プレミアム会員でないと出品することができません。また、出品に関する各種手数料も、特別に料金が設定してあるので注意が必要です。
②特定カテゴリ商品の各種料金設定
特定カテゴリにかかる各種システム利用料は、下記の通りです。どのカテゴリも、通常の料金体系とは大きく異なります。特定カテゴリでの出品は、品物によって手数料が細かく設定されているので注意しましょう。
特定カテゴリ利用料は、1品ずつ加算されます。また、特定カテゴリの出品システム利用料は、出品が完了した時点で発生するため、その後オークションを取り消した場合でも手数料は必要なので注意が必要です。特定カテゴリ商品を出品する場合は、しっかりと必要な手数料を把握しておくことが重要です。
特定カテゴリ商品の各種手数料
カテゴリ | 出品システム利用料 | 落札システム利用料 | 出品取消システム利用料 |
自動車、オートバイ > 中古車・新車 | 3,080円(税込) | 3,080円(税込) | 3,080円(税込) |
自動車、オートバイ > トラック、ダンプ、建設機械 > 車体 | 3,080円(税込) | 3,080円(税込) | 3,080円(税込) |
自動車、オートバイ > バス > 車体 | 3,080円(税込) | 3,080円(税込) | 3,080円(税込) |
自動車、オートバイ > キャンピングカー(車体) | 3,080円(税込) | 3,080円(税込) | 3,080円(税込) |
自動車、オートバイ > 部品取り車 | 3,080円(税込) | 3,080円(税込) | 3,080円(税込) |
スポーツ、レジャー > 船、ボート > 船体 > セーリングボート | 0円 | 3,080円(税込) | 550円(税込) |
スポーツ、レジャー > 船、ボート > 船体 > バスフィッシング用ボート | 0円 | 3,080円(税込) | 550円(税込) |
スポーツ、レジャー > 船、ボート > 船体 > モーターボート | 0円 | 3,080円(税込) | 550円(税込) |
自動車、オートバイ > オートバイ > オートバイ車体 | 0円 | 1,980円(税込) | 550円(税込) |
スポーツ、レジャー > 船、ボート > 船体 > 水上オートバイ | 0円 | 1,980円(税込) | 550円(税込) |
ヤフオクの手数料を理解して利益をしっかりと確認しよう!
せっかくオークションに出品しても、思った以上に利益が出ないと残念な気持ちになりますよね。そのようなことを避けるためにも、手数料と利益がどうなるのか予想を立てられると良いですね。また、プレミアム会員になれば、落札システム利用料が8.8%になるので、利用状況に応じて上手く活用しましょう。
手数料の計算は一見難しいように思えますが、計算式は決まっているので、実は簡単に計算できてしまいます。ご紹介した具体例を参考に、落札システムにかかる利用料やその他手数料の仕組みをしっかりと確認して、利益がいくら出るのか計算してみましょう!
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