謝罪訪問におすすめの菓子折り10選|お詫びの品物の渡し方・マナーも
不本意にも起きてしまったトラブルやクレームには迅速で誠意のある対応が必要です。今回は謝罪におすすめの菓子折りをご紹介します。ミスは誰にでもあるものなので、一緒にお伝えするお詫びの訪問方法や手土産の渡し方などのマナーも参考にして、社会人として恥ずかしくない対応で相手との信頼関係の回復に努めて下さいね!
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目次
謝罪訪問・謝りに行く時の流れは?
謝罪訪問・謝りに行く時の流れ①トラブルが起きたらすぐに対応する
謝罪訪問・謝りに行く時の流れとして大切なのは、トラブルが起きたらとにかくすぐに対応することです。できるだけトラブルが起きたその日の内に、遅くても翌日中には訪問して直接お詫びをすることが誠意に繋がります。訪問を後回しにすると相手の怒りに油を注ぐことにもなりかねませんので、迅速な対応を心掛けましょう。
謝罪訪問・謝りに行く時の流れ②きちんとアポを取ってから訪問する
謝罪訪問・謝りに行く時の流れとしてもう一つ大切なのは、必ずアポを取ってから訪問することです。早く謝罪したい気持ちは重要ですが、先方の都合を無視しアポもなく突然訪問するのはマナー違反になります。焦る気持ちを落ち着かせ、まずは電話でアポを取ると同時に謝罪の言葉を伝えながら相手の様子や詳細を伺いましょう。
謝罪訪問の菓子折りのマナーは?
謝罪訪問の菓子折りのマナー【手土産の相場について】
謝罪訪問の際の菓子折りのマナー1つ目は手土産の相場についてです。一体いくら位の菓子折りを選べばいいのか悩む方も多いと思いますが、相場としては3,000~5,000円が一般的です。安すぎても高過ぎても誠意が上手く伝わらないので、相場の価格帯の中でクレームの大きさによって金額を決めるのがおすすめです。
謝罪訪問の菓子折りのマナー【熨斗(のし)の有無や種類について】
謝罪訪問の際の菓子折りのマナー2つ目は手土産につける熨斗の有無や内容についてです。贈答用の菓子折りを購入する際に店員さんに熨斗や熨斗紙の有無を聞かれることも多いと思います。しかし熨斗や熨斗紙は種類が多く、間違った選択をすると非常識な印象を与えてしまいます。謝罪の際はどうするのが正解なのでしょうか。
熨斗はマナー的にはついていても問題はないのですが、お祝い事のイメージが強いため謝罪時には控えておいた方が無難です。熨斗無しの紅白結び切りの水引きが印刷された熨斗紙に、「お詫び」「粗品」などの表書きの文言を選ぶようにしましょう。迷った際には熨斗紙は一切付けず包装紙のみのラッピングでも大丈夫ですよ。
謝罪訪問の菓子折りのマナー【手土産の渡し方について①タイミング】
謝罪訪問の際の菓子折りのマナー3つ目は手土産の渡し方についてです。慣れないクレーム対応ではいつ手土産を渡せばいいのか迷ってしまいますよね。菓子折りは相手がこちらの謝罪を受け入れてくれた後で、改めて謝罪の意を示すために渡すのが正解です。最初に渡してしまうと物で釣るように見えかねないので注意しましょう。
謝罪訪問の菓子折りのマナー【手土産の渡し方について②断られた場合】
謝罪訪問の際の菓子折りのマナー最後は手土産を断られた場合についてです。折角用意した菓子折りも、場合によっては受け取って貰えないことがあります。そんな時にはしつこく勧めたりせずに菓子折りは持ち帰るようにしましょう。無理強いすると関係性がさらにこじれてしまうことにもなりかねないので注意が必要です。
以下の記事ではビジネスシーンにおける一般常識的な手土産の渡し方を説明したものです。手渡す際に紙袋から中身を出して渡すのかどうかや、渡す際の手土産の方向など、いざその場になると困ってしまうような細かな渡し方に関するビジネスマナーをお伝えしています。スマートでマナーを守った渡し方の参考にしてみて下さい。
【状況別】謝罪訪問におすすめ菓子折り|お詫びの品物10選
【クレーム時】謝罪訪問におすすめのお詫びの品物①老舗和菓子店の「羊羹」
クレームの際の謝罪訪問におすすめのお詫びの品物1つ目は、老舗和菓子店の羊羹です。謝罪の際の菓子折りは受け取った際にずっしりとした重みを感じられるものが良いと言われていますが、日本人に古くから愛され続けている羊羹は重量感があるためお詫びの品としても定番のアイテムなんです。
とらややたねやなどの有名老舗和菓子店の羊羹であれば、高級感や上品さがより一層感じられて贈る相手も選びません。但し、切り分けの必要な棹状のものは手間がかかってしまいかえって迷惑になってしまうので、くれぐれも個包装されている商品を選ぶようにしましょう。
【クレーム時】謝罪訪問におすすめのお詫びの品物②高級ホテルの「焼菓子」
クレームの際の謝罪訪問におすすめのお詫びの品物2つ目は、有名高級ホテルの焼き菓子詰合せです。マドレーヌやフィナンシェ・クッキーなどバラエティ豊かな焼き菓子がセットになった詰合せは、食べ物の好き嫌いにも対応しやすく喜ばれやすいアイテムです。重さを増やしたいならマロングラッセが入ったものがおすすめです。
【クレーム時】謝罪訪問におすすめのお詫びの品物③老舗名店の「どら焼き」
クレームの際の謝罪訪問におすすめのお詫びの品物3つ目は、老舗名店のどら焼きです。カステラのような洋風生地と餡子の組み合わせが洋菓子好きにも和菓子好きにもファンが多いどら焼きは、老若男女に好まれるスイーツです。行列のできるような名店のものであれば、より一層誠意が伝わるかもしれませんね。
【事故時】謝罪訪問におすすめのお詫びの品物①季節の「フルーツゼリー」
事故を起こしてしまった際の謝罪訪問におすすめのお詫びの品物1つ目は、季節のフルーツ入りのゼリー詰合せです。重量感のあるゼリーは羊羹と並ぶ謝罪時の定番商品です。清涼感のあるゼリーにフルーツが加わることでさらに高級感も感じることができます。相手の方が事故で怪我をしていても食べやすい点もポイントです。
【事故時】謝罪訪問におすすめのお詫びの品物②人気店の「バームクーヘン」
事故を起こしてしまった際の謝罪訪問におすすめのお詫びの品物2つ目は、人気店のバームクーヘンです。幅広い年代の人に愛されるバームクーヘンは発祥の地ドイツでは縁起物とされ、丸い形に「丸く収まる」という意味をかけて選ぶ人もいるアイテムです。ある程度日持ちがする点も、謝罪の際の菓子折りにぴったりですね。
【事故時】謝罪訪問におすすめのお詫びの品物③千疋屋「フルーツジュース」
事故を起こしてしまった際の謝罪訪問におすすめのお詫びの品物3つ目は、千疋屋の高級フルーツジュースです。菓子折りではありませんがフルーツジュースもまた人気のあるお詫びの品の一つです。事故の際には怪我などによる食事制限や身体の不自由が考えられますので、ストローでも飲めるジュースは便利です。
【会社】謝罪訪問におすすめのお詫びの品物①新正堂「切腹最中」
会社関係での謝罪訪問におすすめのお詫びの品物1つ目は、新正堂の「切腹最中」です。重量感のある最中は謝罪の定番の品の一つですが、ネーミングにインパクトのある「切腹最中」はそのユニークさに怒り心頭の先方もついクスリと笑みが漏れてしまうと話題の商品です。
店舗は新橋にしかありませんがネットのオンラインショップでも購入可能ですので、もし謝罪訪問までの時間に余裕があるのであれば、是非取り寄せたいですね!但し、ユーモアの分かる相手でないと更に火に油を注ぐことにもなり兼ねませんので、渡す相手には注意しましょう。
【会社】謝罪訪問におすすめのお詫びの品物②専門店の「チョコレート菓子」
会社関係での謝罪訪問におすすめのお詫びの品物2つ目は、チョコレート専門店のチョコレート詰め合わせです。ゴディバやヴィタメールなど、誰が見ても高級と分かるチョコレート専門店のチョコレートは貰って嬉しい菓子折りの一つです。一口サイズで職場で食べやすい点も、仕事関係での謝罪にピッタリですね。
【会社】謝罪訪問におすすめのお詫びの品物③洋菓子店の「クッキー詰合せ」
会社関係での謝罪訪問におすすめのお詫びの品物3つ目は、洋菓子店のクッキー詰め合わせです。リーフパイやラングドシャなど、様々な焼き菓子やクッキーがセットになった菓子折りはどこの洋菓子店でも調達することができるので急なクレーム時でも買い求めやすく重宝します。個包装になっているとより一層好印象ですね。
【会社】謝罪訪問におすすめのお詫びの品物④大容量の「せんべいやおかき」
会社関係での謝罪訪問におすすめのお詫びの品物4つ目は、大きな缶に入ったせんべいやおかきです。せんべいやおかきは羊羹のようなずっしりとした重量感はありませんが、一斗缶のような見るからに大きな缶に入っているため謝罪の品に適しています。小倉山荘や海老煎餅などが高級感があって人気です。
ご紹介した以外にも、お詫びの品におすすめなお菓子はまだまだあります。もし相手の好みや家族構成や職場の人数を把握しているのであれば、より喜ばれるものをセレクトしたいですね。下記の記事でもお詫びの品におすすめなお菓子をご紹介していますので、是非参考にしてみて下さい。
謝罪の菓子折りにNGな品物は?
謝罪の菓子折りにNGな品物①日持ちがしない物や保存方法が難しい物
謝罪の菓子折りにNGな品物1つ目は、生菓子やアイスクリームなどの日持ちがしない物や保存方法が難しいものです。生菓子やアイスクリームのように冷蔵庫や冷凍庫で保管しないといけないものは、冷蔵庫の有無や空きスペースの問題があるため必ず喜ばれるとは限りません。賞味期限が当日中など極端に短い物も避けましょう。
謝罪の菓子折りにNGな品物②高額過ぎる物
謝罪の菓子折りにNGな品物2つ目は、高額過ぎる物です。最初にお伝えした通り、謝罪の際の菓子折りの相場は3,000~5,000円です。相手に迷惑を掛けて申し訳ない気持ちから相場よりも高い物を用意したくなるかもしれませんが、相手がびっくりするような高いものはかえって物で釣っている印象を与えてしまいます。
謝罪の菓子折りにNGな品物③コンビニやスーパーで購入した物
謝罪の菓子折りにNGな品物最後は、コンビニやスーパーで購入したような焼き菓子やスナック菓子です。菓子折りは綺麗な外箱にきちんと詰められたお菓子のことを指すため、個包装の物や袋入りのスナックでは菓子折りとは言えませんし、いくら時間がなくても謝罪の場にコンビニのお菓子ではあまりにも簡素ですよね。
それでもどうしても時間がない場合や近くにお店が見つからないようなやむを得ない場合は、コンビニでも菓子折りが売られている場合がありますのできちんとした物を選べば問題ありません。以下の記事ではセブンイレブンの菓子折りをご紹介していますので、いざという場合には上手に活用して下さい。
謝罪の菓子折り・お詫びの品を渡す時の言葉は?
謝罪の菓子折り・お詫びの品を渡す時の言葉①まずは再度謝罪の言葉を
謝罪の菓子折り・お詫びの品を渡す時の言葉として、まずは再度謝罪の気持ちを述べるようにします。菓子折りは相手が謝罪を受け入れてくれてから渡すものですが、受け入れて貰ってからも重ねて謝罪の気持ちを伝えることが重要です。「この度はご迷惑をお掛けして誠に申し訳ございませんでした」と言いながら渡しましょう。
謝罪の菓子折り・お詫びの品を渡す時の言葉②「心ばかりの物」だと伝える
謝罪の菓子折り・お詫びの品を渡す時にもう一つ重要なのが、用意した菓子折りが心ばかりの物だと伝える言葉です。あくまでも大切なのは謝罪の気持ちであって、菓子折りはおまけのようなものです。「つまらないものですが」「気持ちに足りるものではありませんが」といった言葉を添えて渡すようにしましょう。
下記の記事では贈り物を渡す際に良く使う「つまらないものですが」という言葉の様々なバリエーションをご紹介しています。使う言葉によって渡し方の印象も変わりますので、是非参考にしてみて下さいね。
菓子折りはあくまでもオプション!謝罪の気持ちをきちんと伝えよう
謝罪訪問におすすめの菓子折りや渡し方のマナーをご紹介しましたが、参考になりましたか?折角菓子折りを用意しても、選ぶ内容や渡し方を間違えては逆効果になりかねませんので注意したいところです。あくまでも菓子折りは添え物で大切なのは謝罪の気持ちですから、菓子折りに頼り過ぎずに誠意を伝えるようにして下さいね。
また、ビジネスでのミスやクレームには顛末書が必要なことも多いと思います。下記の記事では社内向け・社外向けの顛末書の例文や経緯・謝罪の書き方などをご紹介していますので、困った際には参考にしてみて下さい。
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