基本から身につくイタリア語の挨拶15選!気になる発音や意味も合わせてご紹介!
イタリア語は、表現が英語に近いことから、昨今は英語や中国語に次ぐ人気の言語の1つともされています。今回は、そんな人気のイタリア語の基本的な挨拶について紹介していきます。発音や意味を含め、ジャンル別にまとめていますので、ぜひご覧ください。
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目次
【朝】基本から身につくイタリア語の挨拶3選!
①Buongiorno
1つ目は「Buongiorno」です。「ボンジョルノ」と発音し、意味は「おはよう」となっています。イタリア語の挨拶のなかでも、定番のフレーズであり「おはよう」と「こんにちは」の2つの挨拶を兼ねている点が魅力的です。日常会話や旅行などでも簡単に実践できる、便利で身近なイタリア語といえます。
- ・Buongiorno Posso avere il suo biglietto per favore?(おはようございます。チケットをお願いします。)
- ・Buongiorno,il mio nome e Victoria Winters.(こんにちは、私はビクトリア・ウィンターです。)
「Buongiorno」を使った例文
②Come stai?
2つ目は「Come stai?」です。発音は「コーメ スタイ」であり、「元気?」という意味を持っています。朝の挨拶はもちろん、友人同士の挨拶にもぴったりなフランクな表現です。より表現を丁寧にしたい時には「Come sta?」というように、少し変形させることで、ビジネスシーン向けになりますよ。
- ・Salve,reverendo,come sta oggi?(やぁ牧師さん、今日の調子はどうですか?)
- ・Come sta venendo il suo progetto?(プロジェクトのすすみ具合はどうですか?)
「Come stai?」を使った例文
③Fa caldo oggi!
3つ目は「Fa caldo oggi!」です。「フェ カルド オッジ」と発音し「今日は暑いですね」という意味を持っています。ここでは、「暑い」を意味する「caldo」を使っていますが、寒い季節で使う場合は「freddo」を使いましょう。天気に関するフレーズは、朝一番の会話にぴったりですよ。
- ・Fa caldo oggi!(今日は暑いですね!)
- ・Fa freddo oggi!(今日は寒いですね!)
「Fa caldo oggi!」を使った例文
【昼】基本から身につくイタリア語の挨拶3選!
①Ciao
1つ目は「Ciao」です。発音は「チャオ」であり、「こんにちは」という意味を持っています。イタリア語の挨拶のなかでは、最もポピュラーでフランクな表現です。時間帯関係なく使えるうえ、別れの時に使えば「じゃあね」という挨拶にもなります。
また、この「Ciao」という挨拶は、イタリアだけでなく、フランスやスペインの日常会話でも定着しているため、知っておいて損はない表現といえます。
- ・Ciao,Paul.(こんにちは、ポール。)
- ・Ciao,mi chiamo Cynthia Rose.(こんにちは、私の名前はシンシア・ローズです。)
「Ciao」を使った例文
②Buon pomeriggio
2つ目は「Buon pomeriggio」です。「ブォンポメリッジョ」と発音し、意味は「こんにちは」となります。同じく「こんにちは」という意味を持つ「Ciao」よりも丁寧な表現の1つです。
一般的に、お昼の12時~夕方の18時までの間に使う表現とされています。様々なスタイルの「こんにちは」という意味のイタリア語を使い分けられるように、しっかりマスターしておきましょう。
- ・Buon pomeriggio a te,Andy.(こんにちは、アンディー。)
「Buon pomeriggio」を使った例文
③Salve
3つ目は「Salve」です。発音は「サルヴェ」であり、基本的な意味は「こんにちは」となります。「Ciao」と比べてフォーマルな表現であるうえ、時間帯問わず使えることから、「おはよう」や「こんばんは」などの意味でも使える、便利な単語です。
フォーマルな表現とはいっても、固すぎない雰囲気が出せる点も魅力的です。「Salve」と同じく、「おはよう」や「こんばんは」などといった、様々な時間帯の挨拶に活用できる「Ciao」や「Buongiorno」のどちらを使えばいいかで迷った時にもおすすめですよ。
- ・Salve a tutti.(こんにちは、みなさん。)
- ・Salve,Beth e in casa?(やぁ、ベスは中にいるかい?)
「Salve」を使った例文
【夜】基本から身につくイタリア語の挨拶3選!
①Buona sera
1つ目は「Buona sera」です。「ブオーナセーラ」と発音し、「こんばんは」という意味になります。一般的に夕方から就寝時間まで使える挨拶です。
同じく遅い時間に使うことから、「こんにちは」という意味の「Buon pomeriggio」と混同されやすいですが、こちらの方が夜の挨拶としてはポピュラーといえます。
- ・Signore e signori,buona sera!(紳士淑女の皆様、ごきげんよう。)
- ・Buona sera,Donald Buchanan.(こんばんは、ドナルド・ブキャナンさん。)
「Buona sera」を使った例文
②Buona notte
2つ目は「Buona notte」です。「ブォナ ノッテ」と発音し、意味は「おやすみなさい」となります。「こんばんは」という意味の「Buona sera」と同様、夜の挨拶の定番フレーズの1つです。
遅い時間まで遊んだ友人達と別れる時に使えば、かっこいいですよ!「こんにちは」や「おはよう」と同じように、基本的なイタリア語の挨拶として覚えておきましょう。
- ・Diede a sua madre il bacio della buonanotte.(彼女は母親におやすみのキスをした。)
- ・Ok,buonanotte.(わかったよ、おやすみ。)
「Buona notte」を使った例文
③Buona serata
3つ目は「Buona serata」です。「ブォナ セラータ」と発音し、意味は「良い夜を過ごしてね」という意味になります。「こんばんは」を意味する「Buona sera」と同様、夜の挨拶としてはポピュラーなフレーズの1つです。単語が短いため、旅行や普段の会話にも手軽に取り入れられる、挨拶といえます。
- ・Buona serata!(良い夜を!)
- ・Vi auguro una buona serata.(お邪魔しました。)
「Buona serata」を使った例文
【ビジネス向け】基本から身につくイタリア語の挨拶3選!
①Piacere
1つ目は「Piacere」です。「ピアチェーレ」と発音し「○○が好き」という意味が有名ですが、他の単語と組み合わせることで「よろしく」という、挨拶の意味になります。旅行や普段の会話はもちろん、ビジネスシーンなどにも使える点が魅力的です。
ビジネスシーンで使う場合は、前に「Buongiorno」を付けることで、より丁寧なニュアンスになります。また「Ciao」を前に付けることで、友人とのフランクな会話にぴったりな、くだけた表現になりますよ。「こんにちは」という意味の単語と合わせて覚えておきましょう。
- ・A:Piacere.(はじめまして、よろしく。) B:Piacere mio.(こちらこそ、お会いできてうれしいです。)
- ・Ti sei piaciuta la partita di ieri?(昨日の試合は良かったと思う?)
「Piacere」を使った例文
②salutami
2つ目は「salutami」です。「サルータミ」と発音し、「○○さんによろしくね」という意味になります。ビジネスシーンや日常会話でも使える、基本的なイタリア語の1つです。人名は単語の後ろに置いて使います。
ビジネスシーンでは、頭に「mi」を付けることで「○○さんによろしくお伝えください」というように、より丁寧な返事ができるようになりますよ!「おはよう」や「こんにちは」と同様、ぜひ覚えておきたい単語といえます。
- ・Ehi,salutami tuo padre.(お父さんによろしくね。)
- ・Salutami Nancy se la vedi alla festa.(パーティーでナンシーに会ったら、よろしく言ってください。)
「salutami」を使った例文
③Cordiali saluti
3つ目は「Cordiali saluti」です。発音は「コルディアーリ・サルーティ」となっています。意味は「どうぞよろしくお願い致します」であり、主にビジネスメールの文末で使われる、基本のイタリア語です。丁寧な表現であるため、特に初対面の人とのビジネスシーンでの会話には必須ですよ。
しかし、ビジネスシーンであっても、気心が知れる間柄の人に送るメールの場合は、よそよそしい雰囲気を出してしまうため、注意しましょう。
- ・Cordiali saluti.(どうぞよろしくお願い致します。)
- ・Un cordiale saluto.(心をこめて)
「Cordiali saluti」を使った例文
【旅行向け】基本から身につくイタリア語の挨拶3選!
①Mi scusi
1つ目は「Mi scusi」です。発音は「ミスクージ」であり、「すみません」という意味になります。「mi(=私を)」と「scusare(=許す)」という、2つの単語が合体したイタリア語です。ビジネスシーンや旅行先で、誰かに何かを訪ねたい時、少し呼び止めたい時に使えますよ。
また、「Mi」を付けずに「scusi」と単独で使った場合には、誰かに謝る時の「すみません」の意味になります。以下の例文を参考にしながら、おはよう、こんばんはなどの挨拶と合わせて覚えておきましょう。
- ・Mi scusi!(ちょっとすみません)
- ・Mi scusi,noi cerchiamo Ermete.(失礼、僕たちヘルメスを探しているんですが…)
「Mi scusi」を使った例文
②Prego
2つ目は「Prego」です。発音は「プレーゴ」であり、「どういたしまして」という意味で知られています。語尾を上げて発音すれば「何だって?」と、相手に聞き返す意味に変化する点が特徴です。さらには、相手に対して何か許可を出したい時に使えば「どうぞ」という意味にもなりますよ!
発音の仕方を変えるだけで、様々な意味に変化するため、大変便利な基本単語といえます。「おはよう」や「こんばんは」を意味する単語と同様、スペルが短めであるため、以下の例文や会話例なども併せて、ぜひ覚えておきましょう。
- ・Prego? Come ha detto?(何とおっしゃいましたか?)
- ・A:Grazie!(ありがとう) B:Prego.(どういたしまして)
- ・A:Posso prendere questo?(これ頂いても良いですか?) B:Prego.(どうぞ)
「Prego」を使った例文
③Per favore
3つ目は「Per favore」です。発音は「ペルファヴォーレ」となっています。意味は「~ください」というように、誰かに何かを頼みたい時に使える、便利な基本単語の1つです。
以下の例文のように、頼みたいものを単語の前に付けるだけで応用できるため、旅行やビジネスシーンでの会話などでも便利な単語といえます。「おはよう」や「こんにちは」などの挨拶と合わせて、基本的な会話のテクニックとして覚えておきましょう。
- ・Un caffe per favore.(コーヒーを1杯ください。)
- ・Un cappuccino per favore.(カプチーノを1つください。)
「Per favore」を使った例文
基本的なイタリア語の挨拶を使ってみよう!
「こんにちは」や「こんばんは」などの基本的な挨拶以外にも、様々なシーンで活用できる、簡単でユニークなイタリア語はたくさん存在しています。「もっと気軽にイタリア語を話してみたい」という方は、ぜひ今回ご紹介した、「おはよう」や「こんばんは」などの基本的なイタリア語の挨拶を使ってみましょう!
基本的な挨拶に使える表現だけでなく、イタリア語には、響きや意味がかっこいい単語もたくさん存在しているのです。関連記事では、イタリア語のかっこいい単語をまとめた記事を掲載しています。カタカナで発音が記載されているため、ぜひこちらもチェックしてみてください。
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