お打ち合わせは正しい敬語?お礼やお願いのビジネスメールも
お打ち合わせという敬語を知っていますか?お礼やお願いとして使われているこの言葉は、ビジネスメールなどで使われています。中には気持ち悪いと感じている人もいるため、正しい敬語なのかと疑問視する人もいます。そんなお打ち合わせについて紹介します。
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お打ち合わせは正しい敬語?気持ち悪い理由は?
お打ち合わせは「打ち合わせ」を敬語として表現した言葉
お打ち合わせとは、仕事やイベントの進行や料金の見積もりといった、物事を始める前の相談を意味する「打ち合わせ」という言葉に、尊敬の意味を表す「御」をつけた言葉です。近年では、ビジネスシーンや式典といった場所で、敬語として扱う言葉として使用されています。
こちらの記事では、「嬉しく思います」についてまとめられています。嬉しい気持ちを伝える敬語として使われているこの言葉は、一見違和感がありそうですが、実際に使われている通り、正式な敬語表現として浸透しています。こちらの記事を読んで、基本的な使い方を学んで相手に嬉しい気持ちを伝えてみましょう。
打ち合わせの由来は日本古来の文化「雅楽」から
打ち合わせとは、本来は中国・朝鮮半島から伝えられた音楽である雅楽において、楽器のリズムに合わせるための道具「笏拍子(しゃくびょうし)」などを使って拍子を撮る行為を指していました。
この行為が転じて、「物事がうまく合うように調整する」という意味を持つようになり、現在使われているように「事前に合わせること」として使われるようになりました。
こちらの記事では、ご苦労様の意味や語源についてまとめられています。ビジネスシーンにおいて上司によく言われる言葉の一つですが、使い方を間違えて目上の人に使ってしまうと、怒られてしまう可能性があります。マナーがなってない人だと思われないためにも、こちらの記事を読んで、失礼のない使い方を身につけましょう。
主にメールや電話といったビジネスシーンで日程調整などに使われている
ビジネスシーンで多く見られるようになったこの言葉は、メールでお願いしたりお礼を述べる場合や、電話で日程調整や人数設定などを見積もる場合などに使われています。
こちらの記事では、敬語で質問するときのビジネスメールについてまとめられています。近年では、お打ち合わせのように「お聞きしたい」や「お尋ねしたい」といった敬語表現が使われています。受け取った相手を不快にさせないためにも、こちらの記事を読んで、失礼のない質問メールを送るようにしましょう。
お打ち合わせを「気持ち悪い」と感じる人が存在する
メールや電話でやり取りする人の中には、お打ち合わせと表現することに不快感を表している人が存在します。元々「打ち合わせ」は敬語として表現する必要がない言葉なので、近年のビジネスシーンを把握していない人に対して違和感を与える場合があります。
しかし、いくら気持ち悪いからといって「お」を付けずに伝えると、受け取った相手や確認した上司からマナーが身についていないと思われる可能性があります。なので、ビジネスマナーとして覚えるか、「お打ち合わせ」を「会議」等に言いかえるなど、状況に応じて使い分けたり回避するようにしましょう。
こちらの記事では、「なのです・なんです」についてまとめられています。文章を締める話し言葉として使われているこの言葉は、ブログやまとめサイトでよく見かけますが、ビジネスシーンではメールなどで敬語として扱って良いのか悩みがちです。こちらの記事を読んで、敬語として扱っていのかという疑問を解消しましょう。
お打ち合わせの正しい使い方5選!ビジネスメールやお礼の例文は?
お打ち合わせの正しい使い方①日程調整などを相手にお願いする場合
お打ち合わせの正しい使い方その1は、日程調整などを相手にお願いする場合です。取引先などにメールで打ち合わせしたいと依頼をするとき、あらかじめ時間や日にちの余裕を持たせなければなりません。日程を決める場合は、相手のスケジュール調整が効く1〜2週間先まで聞くようにしましょう。例文は以下の通りです。
「来月に開催される催事について、一度お打ち合わせをお願いしたくご連絡します。つきましては、下記の日程で行いたいと考えていますが、ご都合はいかがでしょうか?いずれもご都合が悪い場合は、連絡いただけると幸いです。お時間を撮らせてしまい、申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いします。」
上記のように、相手先の都合を聞くと同時に、自分の都合が良い日程の候補も記載することでお互いに予定が調整しやすくなります。この他にも、内容の詳細や終わる時間も表記できると話す内容もまとめやすくなります。
お打ち合わせの正しい使い方②お礼を伝える場合
お打ち合わせの正しい使い方2つめは、お礼を伝える場合です。実際に行って終了した後、メールや電話を使って相手にお礼を伝えなければなりません。その際に、現状を報告できると良いでしょう。例文は以下の通りです。
「先日はお打ち合わせに参加していただきありがとうございます。現在、〇〇様の要望通り弊社の商品を300個用意する運びとなっております。また、お気付きの点がございましたら、ご連絡ください。今後ともよろしくお願いします。」
上記のように、相手に時間と対話の機会を作ってもらったことのお礼をすると同時に、その時に話したことについて報告することで、感謝の気持ちを伝えながらも現状を理解してもらえます。
お打ち合わせの正しい使い方③相手に準備して欲しい場合
お打ち合わせの正しい使い方3つ目は、相手に準備して欲しい場合です。会議などに参加する際、事前に相談したり意見を統一したいときにも使われています。このように、事前にして欲しいことを頼む場合は、「お打ち合わせの上」と表記して依頼します。例文は以下の通りです。
「6月に行われる催事に向けて、企画会議をする予定です。つきましては、各部署でお打ち合わせの上で、会議に参加お願いいたします。」
上記のように、参加する前に部署内で意見をまとめてから出席して欲しいと頼むことで、今後の進行をスムーズに行われるようになります。また、このような文章を書くときは、読み手に何を求めているのかわかりやすいように表記しましょう。
お打ち合わせの正しい使い方④メールの件名で表記していることの場合
お打ち合わせの正しい使い方4つめは、メールの件名で表記していることの場合です。この言葉は、件名について指していることについて聞く場合にも使われています。日程調整のお願いや、実際にやった後のお礼など、時期を選ばずに使えるので、件名としては便利な言葉と言えるでしょう。例文は以下の通りです。
「件名:新商品企画に関するお打ち合わせの件について」「株式会社○○_××様_いつもお世話になっております。株式会社□の△△です。さて、新商品企画の件についてお打ち合わせをお願いしたく連絡させていただきました。つきましては、8月末までで都合が良い日を教えていただけると幸いです。よろしくお願いします。」
上記のように、件名に何についてのお打ち合わせかを表記しつつ、本文に詳細を書くことで、メールを確認する側は要件が把握しやすくなります。1つ目で紹介した時と同じように、まずはこちらの都合が良い日程を書くと良いでしょう。
お打ち合わせの正しい使い方⑤電話で依頼する場合
お打ち合わせの正しい使い方その5は、電話で依頼する場合です。すぐに連絡を取りたい場合、メールで聞かずに直接聞かなければなりません。なぜなら、メールはいつ相手が確認するのか分からず、遅くて1日ほど時間が空く可能性があるからです。急用で頼みたい場合は、電話で聞くようにしましょう。例文は以下の通りです。
「いつもお世話になっております。株式会社〇〇の××です。△様はいらっしゃいますか?(本人に変わる)お世話になっております。××です。お忙しいところ申し訳ございません。現在進行中の企画について話したいことがあるので、一度お打ち合わせをしたいと考えております。ご都合の良い時間帯はございますでしょうか?」
上記のように、繋がったらまず名乗り、用がある人を呼んでもらいましょう。電話の際に重要なのは、手短に話すのを意識することです。電話はメールとは違い強制的に相手の時間を奪う行為なので、長々と喋るとそれだけで無駄になります。また、用件が終わって電話を終了する場合は、自分から辞めるようにしましょう。
お打ち合わせの使い方には気をつけよう!
間違った日本語だから止めるべきだという人もいれば、現代では重要な言葉だと唱える人もいます。どちらの言い分も正当性がありますが、両者がいがみ合っては貴重な時間が失われるだけです。どうしても使いたく無い場合は言葉を変えて伝えたり、気持ち悪いと感じる人には使わないといった、対処を取るようにしましょう。
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