35歳の平均年収は？男性と女性の平均月収や中小企業のボーナスも

この記事では35歳の男性・女性別の平均年収・月収・手取りについて紹介します。基本給やボーナスを知ることは現在の自身の給料が安いか高いかを知る目安になります。「大卒か高卒か」「大企業か中小企業か」を気にするよりも能力を磨いて信頼できるサラリーマンになることが年収アップにつながるという内容を紹介します。

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1 35歳男性の平均年収と月収・手取り
2 35歳女性の平均年収と月収・手取り
3 35歳で年収の高い職種は？
4 35歳で平均年収以上稼ぐコツやポイントは？
5 35歳の平均年収を把握して手取りを増やしていきましょう

35歳男性の平均年収と月収・手取り

35歳男性の平均年収はボーナスを含めて約500万円

35歳男性の平均年収は約500万円です。この平均年収はボーナスも含まれた金額です。35歳の男性は会社の中で中堅のポジションを担うケースが多いと言われています。35歳になると後輩の数が増え、新人の研修などを任される立場になったり、係長・課長などの役職に就く人も出始めます。

大卒で社会人となり、1つの会社に継続して勤めている場合、35歳男性の勤続年数は10年を超えます。そのため会社の中で信頼を積み重ねてきた人ほど、責任のある役割を任されます。反対に日々の業務の中でしっかりと仕事に取り組んでこなかったり、人間としての信頼感がない人の場合は平均年収が伸び悩む傾向にあります。

しかしその一方で、会社の中で責任のあるポジションを任された人の中には、多すぎる業務量からサービス残業や休日出勤が増える人も少なくありません。そういった無理を重ねると体調を崩してしまうことから注意が必要であると言われています。

35歳男性の月収・基本給は約42万円

35歳男性の月収・基本給は約42万円です。この月収は平均年収を12カ月で割ったおおよその基本給になります。基本給が約42万円になると、20代の生活よりもはるかに豊かになると言われています。ちなみに25歳男性の平均月収は約25万円です。

社会人になって最初の頃の基本給は約20万円ほどですので、35歳男性の約42万円という基本給は20代の頃に比べるとかなり余裕のある基本給になります。

ちなみに以下の記事では25歳の男性・女性の平均年収・ボーナス・手取りなどについて詳しくお伝えしているのでぜひご覧ください。高卒・大卒別の月収の違いや25歳の理想の貯金額なども紹介しています。実家暮らし・一人暮らしの場合についてもお伝えしているので参考になさってください。

35歳男性の手取りは1年間で約400万円

35歳男性の手取りは1年間で約400万円です。35歳男性の平均年収は約500万円ですので、そこから所得税・住民税・保険料などが控除されることになります。そういったことをふまえると35歳男性の1年間の手取り金額は約400万円となります。

ちなみに年収500万円の場合、所得税は約21万円、住民税は31万5千円と言われています。こういった手取りをふまえて毎月のやりくりを計算していく必要があります。35歳男性は平均年収・月収が増えてきて豊かな生活が送れると思われがちですが、結婚して子供が生まれている人も少なくありません。

配偶者が専業主婦の場合、1人で家計を支えなければならないので自由に使えるお金はが無いという人も少なくありません。堅実だと言われている公務員でも生活に余裕がないと言われています。以下のサイトには公務員の給料では子供を私立小学校に通わせることができないという内容が書かれていたので参考になさってください。

子供を私立小学校に通わせたいなら、公務員の年収は少なすぎる

35歳女性の平均年収と月収・手取り

35歳女性の平均年収はボーナスを含めて約387万円

35歳女性の平均年収は約387万円です。この平均年収はボーナスも含まれた金額です。35歳の女性は社会人としての基本を確実にマスターし、当然のことを確実にこなせることが求められます。それだけではなく仕事に前向きに取り組み、責任感を持って仕事を進めていく人が評価されます。

こういった勤務態度を示せる女性は順調に平均年収を上げていくことができますが、仕事に対する意欲が低く、受け身な態度で仕事に取り組む人は平均年収が伸び悩むと言われています。勤続年数が長くなるにつれて、後輩と上司の間で板ばさみになって人間関係に悩む35歳女性も少なくありません。

特に女性が多い職場は、派閥ができたり会話の内容に気を付けなければならなかったりと、色々と煩わしいと感じる人が多いと言われています。以下のサイトでは女性が多い職場での人間関係・トラブルなどについて詳しく紹介されていたので参考になさってください。

【リアル体験談】女性が多い職場は働きづらい？　人間関係の悩みと気を付けること

35歳女性の月収・基本給は約32万円

35歳女性の月収・基本給は約32万円です。この月収は平均年収を12カ月で割ったおおよその金額になります。大卒の女性の場合、25歳の基本給が約23万円と言われていることから、10年で約9万円ほど給料が上がるという計算になります。

35歳の女性の中には主婦としてパート勤務をする人もいることが、35歳の男性の給料との差がある一因になっていると言われています。また近年は男女共に晩婚化している傾向があることから、35歳女性の中には実家で暮らしている人もいると言われています。

実家で暮らしている35歳女性は、親に生活費などのお金を支払っている人が多い傾向にありますが、中には親に甘えて生活費を支払っていない女性もいます。そういった女性の場合は月収が約32万円であっても自由に使えるお金が多いので、充足した生活を送っていると言われています。

35歳女性の手取りは1年間で約325万円

35歳女性の手取りは1年間で約325万円です。35歳女性の平均年収は約387万円ですので、そこから所得税・住民税・保険料などが控除されることになります。そういったことをふまえると35歳女性の1年間の手取り金額は約325万円となります。

ちなみに年収387万円の場合、所得税は約6万円、住民税は約4万円と言われています。35歳女性はこういったことをふまえて毎月のやりくりを計算していく必要があります。35歳女性の中には一人暮らしをしている人も少なくありません。35歳という年齢は結婚するかどうかを真剣に考える時期でもあります。

このようなことから平均年収の約387万円という金額や手取り金額の約325万円という収入をしっかりと見つめて将来のプランを練るという人は少なくありません。結婚をしないという選択は女性にとって勇気のいる決断になることから、金銭面での不安を解消できるようキャリアアップに貪欲になる人も多いと言われています。

35歳で年収の高い職種は？

35歳で年収の高い職種①証券会社（約800万円）

35歳で年収の高い職種の1番目は証券会社の約800万円です。約800万円の年収の場合、月給にすると約50万円ほどになり、ボーナスが約200万円ほどになると言われています。もちろん証券会社によって給料は異なりますが、仕事量が多く、難易度が高いという点は共通していると言われています。

証券会社は株式・債権などを扱っている会社であることから投資家・企業などとのやりとりが多い職種であると言われています。企業が発行した株式を投資家に売るといった仲介業をすることで手数料を稼ぐブローカーと呼ばれる職種が有名です。他にも証券会社が自ら市場で売買することもあり、ディーラー業務と呼ばれています。

また証券会社は国や株式会社が発行する株式を引き受けて、代わりに株式を売るというアンダーライター業務も行っております。いずれにしても専門知識が不可欠であり、責任の重い仕事であることから激務と言われています。以下のサイトでは証券会社の仕事について詳しく紹介されていたので参考になさってください。

証券会社の仕事、業務内容

35歳で年収の高い職種②MR（約700万円）

35歳で年収の高い職種の2番目はMRの約700万円です。約700万円の年収の場合、月給にすると約45万円ほどになり、ボーナスが約150万円ほどになると言われています。MRはMedical Representativeの略です。

MRは医療情報担当者という意味合いであることから、医薬品の効果・安全性・特性などの情報を病院などに提供するという職種です。医薬品の情報を正しく伝えて患者さんに合った薬を選んでいただくことで薬の販売利益を上げていくといった仕事内容になります。

そのためMRは患者さんの命に関わる仕事であり、間違った情報などを伝えてしまうと非常に危険であると言われています。こういったことからMRは医薬品や医療に関する専門的な知識が求められます。以下のサイトではMRの仕事について詳しく紹介されていたので参考になさってください。

MRの大変なこと、苦労

35歳で年収の高い職種③IT会社（約630万円）

35歳で年収の高い職種の3番目はIT会社の約630万円です。約630万円の年収の場合、月給にすると約42万円ほどになり、ボーナスが約120万円ほどになると言われています。IT会社の中にはベンチャー企業や中小企業も少なくありません。しかし会社が小さいからといって年収が低くなるとは限りません。

ベンチャー企業や中小企業の場合、若手にチャンスを与える会社が少なくないと言われています。特にIT会社はチャレンジ精神を大切にする企業が多く、積極的に仕事に取り組む社員を評価・応援する社風を持っている企業も少なくありません。こういったことから前向きに仕事に取り組む人の中には管理職を任される人もいます。

35歳でWEBディレクターを任される人もいることや、収益をあげやすいビジネスモデルを持っている会社が少なくないことがIT会社の年収を底上げしていると言われています。ちなみに以下の記事ではそんなIT会社の魅力や志望動機の書き方について紹介しているので参考になさってください。

35歳で平均年収以上稼ぐコツやポイントは？

35歳で平均年収以上稼ぐコツやポイント①大卒であっても自己研鑽に励む

35歳で平均年収以上稼ぐコツやポイントの1番目は、大卒であっても自己研鑽に励むということです。大卒であることや有名大学を出ているということに自信を持っていて自己研鑽に励まなくなってしまう人は少なくありません。

そういった人は能力が伸び悩むことから会社から評価されず、年収が伸び悩むサラリーマンになる傾向があると言われています。逆に高卒であっても日々の仕事に一生懸命取り組んで自らの能力を伸ばすために精進することでキャリアが開ける可能性は十分あります。

学歴にこだわることは実社会にそぐわない考え方だと主張する人もいます。以下のサイトでは年収を決めるのは学歴ではなく能力であるという内容が紹介されていたので参考になさってください。著名人がこのような主張をするような時代になったことから、大卒であっても自己研鑽が必要な時代になっていると考えられています。

東大卒でも他でも結局収入は同じ？TV「林先生が驚く初耳学」で放送の衝撃の事実とは！

35歳で平均年収以上稼ぐコツやポイント②信頼されるサラリーマンになる

35歳で平均年収以上稼ぐコツやポイントの2番目は信頼されるサラリーマンになるということです。仕事は信頼によって成り立っていることから、信頼できないサラリーマンは出世から遠ざかってしまうと言われています。

サラリーマンは組織の中で求められたことをしっかりとこなす必要がありますが、仕事だけこなせば良いというわけではありません。仕事を評価してくれる人は上司であり人間です。そういったことから信頼されるサラリーマンになることがキャリアを開くためのポイントであると言われています。

信頼されるサラリーマンになるためには人間として大切な誠実さ・コミュニケーション能力を育むことが大切です。仕事ができるサラリーマンであると同時に、同僚から愛されるサラリーマンになることが大切です。

35歳で平均年収以上稼ぐポイント③中小企業の場合は役職・ボーナスを狙う

35歳で平均年収以上稼ぐコツやポイントの3番目は、中小企業の場合は役職・ボーナスを狙うということです。中小企業の場合、大企業ほどの社員数がいないことから比較的役職に就きやすいと言われています。

もちろん役職につくことは簡単ではありませんが、中小企業は大企業よりも多くの裁量を持たせてもらえるケースがあるという魅力があります。

係長・課長などの役職は選ばれた人しか就くことはできませんが、役職に就ければ給料・ボーナスが上がるうえにやりがいも出ます。そういったことからどんどんと役職が上がるように努力することが大切です。

35歳の平均年収を把握して手取りを増やしていきましょう

35歳の平均年収は20代よりも増えることからやりがいを感じる人が多いと言われています。その一方で家庭を築いた人は自由に使えるお金が減ってしまうということも珍しくありません。

そのためプライベートを充実させるために手取り額を増やすための努力を積み重ねましょう。そうした積み重ねが仕事のやりがいにつながり、公私ともに良い状況を作り出せると言われています。そのようなことをふまえ、35歳の平均年収を把握して手取りを増やしていきましょう。

最後に年収を増やすことにつながるビジネス用語についての記事を紹介します。近年、横文字のビジネス用語が増えてきています。よく耳にするけど明確な意味は答えられないという人が多いシェア・イノベーションという用語についての記事です。これらの意味を押さえておくことで仕事に役立つのでぜひ参考になさってください。