ヤフオクで入金されない際の対応方法まとめ!催促や取引キャンセルはできる?
ヤフオクの落札者から入金されないと焦りますよね。でも大丈夫、きちんと手順を踏めば落札者と揉めることなく催促やキャンセル手続きができますよ!こちらでは催促とキャンセル手続きの手順だけでなく、入金トラブルを未然に防ぐためのコツを合わせて紹介しています。
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目次
入金されない場合いつまで待てばいい?落札者の入金期限は?
yahooかんたん決済利用時は通常落札から7日間
ヤフオクの一般的な入金期限は最長でも落札から7日間です。これはヤフオクの落札品の支払いが原則、yahooかんたん決済を利用する決まりになっているからです。Yahooかんたん決済は、落札者が選んだ支払い方法によって5日あるいは7日以内の決済が設定されています。
いずれの方法にせよ、支払い期限は7日以内です。このためどんなに遅くとも7日以上落札者から入金されない場合は、入金の催促を行っても大丈夫です。ただし、通常はかんたん決済の適用期間中に入金してもらうために、落札から3~4日程度経過した頃から催促の対応を始めます。
yahooかんたん決済の支払い期限
PayPay | 落札日から7日以内に支払い |
クレジットカード | 落札日から7日以内に支払い |
インターネットバンキング | 落札日から7日以内に支払い |
ジャパンネット銀行支払い | 落札日から7日以内に支払い |
Tポイント | 落札日から7日以内に支払い |
コンビニ支払い | 決済番号発行から5日以内に支払い |
銀行振込 | 振込先口座の発行から5日以内に支払い |
ヤフオクカテゴリの特定商品以外はかんたん決済のみ対応
ヤフオクではほとんどの商品がyahooかんたん決済での取引になりますが、ヤフオクストアの商品や一部カテゴリの商品ではかんたん決済が使えず、落札者とのやり取りで支払い方法を決めるものもあります。かんたん決済が使えない商品は下記の通りです。
下記の商品は落札者との間で個別に支払期限や入金方法を取り決めする必要があるので、何日間まで待てばよいという原則はありません。事前に入金方法だけでなく入金期限を決めておきましょう。
- ・自動車類
- ・オートバイ
- ・ボート類
- ・水上オートバイ
かんたん決済できない特定商品
入金されない時の対応方法の流れは?
①取引ナビで入金されない人へ催促のメッセージを送る
入金されない場合は、まず取引ナビで未入金である旨のメッセージを送ります。文面は丁寧であることを心掛けて、下記の内容をメッセージで送ります。
ポイントは単純に入金を催促するのではなく、具体的な入金期限を伝えておくことです。また、未入金が続く場合の今後の流れも伝えておきます。更には「行き違いで既に入金されてらっしゃいましたらすみません」と付け加えておくとより丁寧です。
- ・連絡をして欲しいこと
- ・具体的に何日までに入金して欲しいという希望
- ・入金されない状態が続くと取引をキャンセルせざるを得ないこと
- ・取引がキャンセルされると落札者に悪い評価が自動でついてしまうこと
取引ナビで送るメッセージ内容
②ヤフオクの連絡掲示板で落札者に連絡をくれるように促す
入金も連絡もない場合は、ヤフオクの連絡掲示板に連絡の催促のメッセージを書き込みます。取引ナビは落札者と出品者のみが閲覧できますが、連絡掲示板は誰でも閲覧することができるので、出品者側は公正な取引を行っていたという履歴を残しておくのに書き込みをします。
連絡掲示板にメッセージを書き込むときには個人情報は書き込まず、連絡を催促する旨だけを記入するようにしましょう。誰でも閲覧することができますから、その点に注意して書き込んでください。
- 1マイ・オークションの「出品終了分」から該当の取引を選びます。
- 2「連絡掲示板」をクリックします。
- 3「新規投稿」からメッセージを入力して、「送信」ボタンを押します。
ヤフオクの連絡掲示板の開き方と使い方
③評価をつけて連絡する
連絡掲示板でも連絡がなければ、取引の評価をつけてコメント欄で連絡をします。いきなり悪い評価をつけるのは相手に対して失礼かと思いがちですが、一切連絡のない相手に対してはyahooで推奨されている方法なので問題ありません。
コメントの内容は至急連絡が欲しい旨を伝えておきましょう。評価自体は後から変更できますが、過去の評価の履歴自体は残ってしまいます。
④取引ナビのメッセージで取引キャンセルの最終通告を行う
催促をしてもなお入金されない場合は、取引をキャンセルする旨を取引ナビのメッセージで送ります。これが最終通告ですが、このメッセージも丁寧に行います。再三の連絡にも関わらず連絡と入金がなかったことを理由に、やむをえず取引をキャンセルする旨をメッセージで送りましょう。
もしこの時点で、落札者から入金期限を待って欲しいなどのメッセージが届いた場合は、相談の上で入金期限を再度設定しても良いでしょう。ただし、yahooかんたん決済は支払期限が過ぎると二度と使えません。このためあなた個人の口座への直接振り込みなどの対応になるので、個人情報保護のために拒否しても構いません。
⑤最後まで入金されないなら取引をキャンセル処理する
取引をキャンセルする旨を伝えても入金されない場合は、取引をキャンセルします。取引のキャンセルのやり方は、落札者をオークションから削除するという手順になります。
設定できるオプションに「削除後、次の落札者を繰り上げ」がありますが、これは次点の入札者と取引をしたい場合にだけ選びます。取引を一旦白紙に戻したい場合は、繰り上げをしないでください。どちらを選んでも出品者の評価には影響はありません。これで入金トラブルの対処は終了です。
- 1マイオークションから該当の出品を選びます。
- 2「落札者の削除」をクリックします。
- 3「落札者都合で削除」にチェックを入れます。
- 4「確認する」ボタンで削除を実行します。
落札者の削除方法
ヤフオクで入金されない時に出品者がやってはいけないことは?
①ヤフオクで入金期限を過ぎたらすぐに取引をキャンセルする行為
入金されないからといって、何の催促もなしにすぐに取引をキャンセルしてはいけません。落札者を削除して取引がキャンセルになると、落札者には自動的に「非常に悪い」評価がついてしまいます。
このため、前触れなく悪い評価をつけられた落札者が逆恨みして悪い評価をつけ返してくるという可能性や、yahooに不適切な行為として通報される可能性もあります。面倒でも丁寧に手順を踏んでキャンセル処理しましょう。
②yahooかんたん決済の入金期限を過ぎるまで放置すること
yahooかんたん決済の入金期限を過ぎるまで入金されない状態を放置すると、入金の手続きが面倒になります。かんたん決済の支払い期限を過ぎると、同一の取引においてはかんたん決済を使って入金することができなくなります。
つまり、出品者の口座番号を開示して直接振り込みなどを落札者との対応で決める必要があるのです。このため、かんたん決済を使って入金をして欲しい場合は、支払い期限が切れる前に入金催促の対応をしたほうが無難です。
③未入金を放置して42日間経過させてしまうこと
落札から42日間取引を放置するのはやめましょう。42日間経過すると、入金や発送処理がなくても落札者の削除や取引のキャンセルができなくなります。実はヤフオクでは取引がキャンセルされないと、実際に商品の発送や入金がなくても、ヤフオクに支払う落札手数料がかかってしまいます。
取引がないのに手数料だけ取られるということがないように、どんなに入金されない状態が続いたとしても、落札者の削除と取引の削除の対応を42日以内に済ませましょう。
④入金されないのに商品を発送してしまうこと
入金がなかなかされないからといって、商品を先に発送しては絶対にいけません。もし使用期限のあるチケットなどの発送が間に合わないとしても、入金をしないのは落札者の都合です。出品者には非がないので、入金がされない限り商品の発送はやめてください。
万が一、発送したのに全く落札者と連絡が取れず入金もされなかった場合には、発送した商品代金とヤフオクの落札手数料がまるまる損になってしまいますよ。システム上入金確認後に発送を促されますが、その手順通りに対応することがトラブル回避の一番の道です。
事前にヤフオクの未入金トラブルを避けるためのコツは?
①商品説明欄に入金期限を明記しておく
出品する時に、落札からの入金期限を明記しておきましょう。事前に期限を明確に提示しておくことで、入金されないことや入金が遅れることがぐっと減ります。
②入金されない時は落札者が不利になることを明記しておく
出品の際の商品情報に、入金されない場合は取引がキャンセルされる旨や、落札者都合でのキャンセルは「非常に悪い」評価がついてしまうことを明記しておきます。脅しのようですが、評価の良い落札者しか入札を受け入れない出品者も多いので、入金トラブルの良い予防線になりますよ。
入金トラブルに並んで出品時の設定として悩むのが、ヤフオクの開催期間や終了時間の設定ですが、期間設定のコツについてはこちらの記事をご覧ください。
ヤフオクで入金されない時は落ち着いてメッセージを送ろう
ヤフオクでなかなか入金されないと焦ってしまいますが、まずは落ち着いて取引ナビで催促のメッセージを送るところから始めましょう。いきなり落札者を削除するのは出品者自身も不利になってしまいます。面倒な手順ではありますが、順序を踏めばトラブルも解決できます。
落ち着いて丁寧な対応を心掛けること、また出品前に入金トラブルを防ぐ文言を盛り込んでおくことで、入金されないトラブルを最小限にできるといいですね。
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