ミニレターの到着にかかる日数は?定形郵便との比較や特徴も分かりやすく解説!
ミニレターは到着までの日数が他の郵便物と違うのではないかと、心配になったことはありませんか?この記事では、ミニレターの到着にかかる日数や特徴、定形郵便との比較をご紹介します。ミニレターへの理解を深めて、有効活用できるようになりましょう!
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目次
ミニレターとは?
切手の要らない封筒兼用の便箋
ミニレターは、封筒兼用の便箋です。封筒部分には既に切手のようなもの(料額印面)が印刷されており、改めて切手を貼る必要はありません。便箋部分にメッセージを書き、元の折り目に沿って封筒の形に組み立てて使います。尚、「ミニレター」は愛称で、正式名称は「郵便書簡」です。
料金は63円
料金は、全国一律63円です。普通はがきと同じように、購入時に料金を支払います。主な販売場所は、郵便局およびゆうゆう窓口です。コンビニでは購入できません。
- ・郵便局
- ・ゆうゆう窓口
- ・Amazon.co.jp:販売者は「日本郵便」で送料無料になっているが、価格は定価より高い
- ・チケットショップ:定価より安い
- ・ヤフオク:時価
- ・ネットフリマ(メルカリ、ラクマなど):時価
ミニレターを購入できる場所
紙片状のものは同封できる
紙片状の薄いものであれば、ミニレターの中に入れて送ることができます。ただ、この「紙片状」の定義はかなりあいまいです。郵便局や局員によって、素材が紙でないと受け付けない場合もあれば、素材に関係なく平らで薄いものなら受け付ける場合もあります。
素材が紙以外のものを同封する際は、ミニレターを使用する前に、同封したいものの実物を持って郵便局へ行きましょう。窓口で現物を見せて、同封可能との確認が取れたら、発送もその郵便局の窓口から行うことをおすすめします。
- ・写真
- ・メモ
- ・チケット
- ・懸賞の応募シール
- ・カード状のもの
ミニレターで送れるものの例
日数|ミニレターは到着まで何日かかるの?定形郵便との違いは?
通常は1~2日
ミニレターは、通常1~2日で宛先に到着します。通常の発送でも、東京近郊から午前中に発送すると、離島などの特別なケースを除けば、ほぼ全国へ翌日に到着します。
ただ、1月1日を除く日曜や祝日には配達が行われません。差出から到着までの間に土日・祝日が入っていると、到着までにはその分の日数がかかります。また、遅い時間に差出した場合は翌日に受付けたものとして扱われ、目安よりも日数がかかる場合もあります。
到着までの目安は、日本郵便の公式サイトで検索して調べることができます。あるいは、発送時に窓口で、どれくらいで届くのかを聞いてみましょう。郵便局の窓口なら、時期や宛先によって遅延が見込まれるような場合には、それを踏まえた日数を教えてくれます。
ミニレターの到着までの目安(東京から発送した場合)
宛先 | 発送時間帯 | 到着日 |
東京 | 午前 | 翌日 |
東京 | 午後 | 翌日 |
愛知 | 午前 | 翌日 |
愛知 | 午後 | 翌日 |
大阪府 | 午前 | 翌日 |
大阪府 | 午後 | 翌々日 |
広島県 | 午前 | 翌日 |
広島県 | 午後 | 翌々日 |
福岡県 | 午前 | 翌日 |
福岡県 | 午後 | 翌々日 |
沖縄県 | 午前 | 翌日 |
沖縄県 | 午後 | 翌々日 |
北海道 | 午前 | 翌日 |
北海道 | 午後 | 翌々日 |
速達は基本的に1日
速達で発送すると、基本的に1日で宛先に到着します。速達は休日にも配達が行われますので、差出から到着までの間に土日・祝日が入っていても、到着までの日数に影響はありません。東京近郊から速達で発送すると、離島などの特別なケースを除けば、配達日が休日に当たろうとも日本全国へほぼ翌日配達となります。
【速達】ミニレターの到着までの目安(東京から発送した場合)
宛先 | 発送時間帯 | 到着日 |
東京 | 午前 | 翌日午前 |
東京 | 午後 | 翌日午前 |
愛知 | 午前 | 翌日午前 |
愛知 | 午後 | 翌日午前 |
大阪府 | 午前 | 翌日午前 |
大阪府 | 午後 | 翌日午後 |
広島県 | 午前 | 翌日午前 |
広島県 | 午後 | 翌日午後 |
福岡県 | 午前 | 翌日午前 |
福岡県 | 午後 | 翌日午後 |
沖縄県 | 午前 | 翌日午前 |
沖縄県 | 午後 | 翌日午後 |
北海道 | 午前 | 翌日午後 |
北海道 | 午後 | 翌々日午前 |
定形郵便では日数の違いはない
到着までの日数は、定形郵便と同じです。定形郵便も1月1日を除く休日には配達が行われないため、差出から到着までの間に土日・祝日が入った場合でも、日数に違いが出ることはありません。
付加できるオプション|ミニレターが到着するまでの日数・加算料金は?
①速達の場合
速達は、ミニレターに付加できます。速達は、250g以内・1kg以内・4kg以内と、郵便物の重量によって料金設定が3段階に分かれています。ミニレターは25g以内なので、250g以内の料金の290円が加算されます。
速達を付加すると、休日でも配達が行われるようになり、基本的に発送から1日で宛先に到着します。但し、必ず翌日に配達することを保証しているわけではありません。差出した場所と宛先の離れ具合や差出したタイミング、双方の郵便事情によってはもっと日数がかかる場合もあります。
②書留の場合
書留は、ミニレターに付加できます。書留には、一般書留・簡易書留・現金書留の3種類があります。この内、ミニレターに付加できるのは、一般書留と簡易書留の2種類です。書留を付加すると、郵便物の追跡が可能となり、万一の際の補償も付きます。また、配達は手渡しで行われるので、安全性が高まります。
簡易書留の補償上限は5万円で、付加時に加算される料金は320円です。一般書留の補償上限は500万円で、補償額10万円までの料金は435円です。一般書留の料金は、補償額が10万円と超えると更に5万円ごとに21円が加算されます。
書留は、到着までの日数に影響を与えませんが、速達と同じく、休日にも配達されます。配達日が休日になった場合には、通常よりも到着が早くなることはあります。こちらの記事で、簡易書留にかかる日数や利用方法が紹介されていますので、参考にしてみてくださいね。
③特定記録の場合
特定記録は、ミニレターに付加できます。到着までの日数は1~2日で、加算される料金は160円です。特定記録は、郵便物を差出したことを記録するサービスです。差出した際の受領書に記載された引受番号を使って、「郵便追跡サービス」で配達状況を確認することができます。
簡易書留と比較すると、単に配達状況を確認したいだけならば特定記録の方が安価に利用できます。ただ、万一の際の補償はなく、配達も手渡しではなくポストへの投函となります。また、休日の配達も行われません。
郵便追跡サービス|日本郵便③配達日指定の場合
配達日指定は、ミニレターに付加できます。配達日指定は、差出日の2日後から10日以内の範囲で指定した日に配達するサービスです。指定できるのは2日後の日を含めての10日間なので、到着までの日数は2~11日となります。加算される料金は、配達日が平日の場合は32円で、休日の場合は210円です。
④年賀特別郵便の場合
年賀特別郵便は、ミニレターに付加できます。追加料金は不要です。年賀特別郵便は、年内に差出された郵便物を、翌年の元日から配達し始めるサービスです。年賀はがきが一般的ですが、他の郵便物でも一目で判別できる位置に「年賀」の文字が記載されていれば、年賀特別郵便として扱われます。
年賀特別郵便の引受期間は、12月の15日~31日です。1月1日~12月14日の間に差出した場合は、「年賀」の文字が記載されていても通常の郵便物として扱われます。
ミニレターの特徴は?
①専用資材でのみ利用可能
特徴の1つめは、専用資材でのみ利用が可能となることです。紙片状のものを同封することはできますが、日本郵便もしくはその前身である郵政公社などが発行した「郵便書簡」の専用資材でしか発送できません。同じサイズの封筒であっても、私製品は定形郵便扱いとなります。
②信書を送付できる
特徴の2つめは、信書を送付できることです。信書を送れるサービスや事業者は、法律によって規制されています。その中で、ミニレターは信書を送れるサービスに含まれています。どのようなものが信書に当たるかは、日本郵便の公式サイトで具体例が示されていますので、そちらでご確認ください。
信書に該当するもの及び該当しないもの|日本郵便③様々なオプションの併用が可能
特徴の3つめは、様々なオプションを併用できることです。前述したオプションの他に、一般書留とすることで内容証明など様々なオプションが利用可能となります。オプション同士の組み合わせの可否については、日本郵便の公式サイトでご確認ください。
- ・引受時刻証明:+320円
- ・配達証明:+320円
- ・内容証明:+440円(1ページ追加ごとに+21円)
- ・特別送達:+570円
- ・本人限定受取:+105円
【ミニレター】一般書留とすることで利用可能なオプション
④郵便ポストから発送可能
特徴の4つめは、郵便ポストから発送できることです。ミニレターは、郵便局の窓口に持ち込まなくても、郵便ポストへの投函によって簡単に発送できます。
⑤追跡番号・補償はない
特徴の5つめは、追跡番号や補償がないことです。配達状況の確認や万一の補償を要する場合は、オプションの付加で対応しましょう。チケットなどのような金銭的に価値のあるものを同封する際には、簡易書留オプションを付加しておくことをおすすめします。
ミニレターのメリットは?
①料金が安い
メリットの1つめは、定形郵便と比較すると料金が安いことです。定形郵便の84円に対して、ミニレターは63円で、比較すると一通に付き21円安くなります。定形郵便3通分の料金で、ミニレターは4通送れてお得ですね。この安さがミニレターの特徴であり、最大のメリットです。
②切手・封筒・便箋を別々に用意する必要がない
メリットの2つめは、切手・封筒・便箋を別々に用意する必要がないことです。ミニレターは、この3つが一体化しています。この事実だけを見ると、大したメリットとは感じないかも知れませんが、定形郵便と比較すると、実はここにも僅かな金額の差が生まれています。
定形郵便では基本的に、郵便料金の84円の他に封筒や便箋の代金がかかります。対して、ミニレターは63円で全てが揃うという特徴があります。封筒1枚あたりの金額はほんの数円ですが、定形郵便と比較して、ミニレターは郵便料金の差額以外でも僅かにお得になるというメリットがあります。
ミニレターのデメリットは?
①送れるものが限られている
デメリットの1つめは、送れるものが限られていることです。ミニレターに同封できるのは、紙片状のものだけです。サイズや重さの規定を満たしていても、鍵や化粧品などは同封できません。定形郵便と比較して、送れるものの自由度が低いところがミニレターのデメリットです。
②重量制限が厳しい
デメリットの2つめは、重量制限が厳しいことです。定形郵便と比較すると、ミニレターで送れる重量は半分しかありません。そして、僅かにでも規定の重量を超過すると定形外郵便扱いとなり、定形郵便と比較して料金が高くなるというデメリットがあります。
ミニレターと定形郵便の重量・料金の比較
ミニレター | 定形郵便 | |
重量 | 25g以内 | 50g以内 |
料金(25g以内) | 63円 | 84円 |
料金(50g以内) | 120円(定形外郵便) | 94円 |
③サイズが小さい
デメリットの3つめは、サイズが小さいことです。ミニレターは、その名の通りミニサイズで、長辺がA4の短辺よりも短いという特徴があります。A4は六つ折にしないと入りません。長辺側を半分に折ってA5サイズにしてから、短辺側を三つ折りにします。定形郵便では、A4は長型3号に三つ折りで入ります。
ミニレターに書類や他の便箋などを同封することはできますが、定番サイズとなっているA4用紙を同封すると、定形郵便の2倍の厚さとなります。厚さの上限は同じなので、ミニレターでは定形郵便の半分の枚数しか送れないというデメリットがあります。
ミニレターと定形郵便のサイズの比較
ミニレター | 定形郵便 | |
長さ | 16.4cm | 14~23.5cm |
幅 | 9.2cm | 9~12cm |
厚さ | 1cm以内 | 1cm以内 |
④私製品が使えない
デメリットの4つめは、私製品が使えないことです。定形郵便は、サイズや重量が規格内であれば、私製の封筒や便箋の利用が可能です。対して、ミニレターは専用資材でのみ利用できるサービスです。可愛い封筒が使いたくても、使えないというデメリットがあります。
ミニレターの特徴を踏まえてお得に郵便物を送ろう
ミニレターは、定形郵便と比較すると少し自由度が減少するとは言え、手軽で安価に手紙を送れる優れものです。到着までの日数も、定形郵便と変わりません。紹介した特徴やメリット・デメリットを踏まえて、使える時には積極的にミニレターを使い、お得に郵便物を送りましょう。
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