レターパックプラスとライトの違いは?日数・料金・送り方・箱の作り方も
コンビニなどで購入でき、手軽に荷物を送ることができる「レターパックプラス」。追跡サービスがあることから多く用いられているこちらの配送方法ですが、なかには「ライトとの違いは?」「日数・厚さ制限はあるのか?」などの疑問を持つ人も多いことでしょう。今回は、レターパックプラスの違い・料金について解説します。
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目次
レターパックプラス・レターパックライトの違いとは?
レターパックプラス・レターパックライトの違い①配達方法
レターパックプラス・レターパックライトの違い1つ目は「配達方法」です。プラス・ライト問わず、「レターパック」と呼ばれる郵便物は通常の郵便物と比べると手軽に投函・郵送できることでも人気の郵送方法の1つです。
かつては「レターパック510」と呼ばれていた「レターパックプラス」は、配達先へ対面で届けることができ、受領印や署名をもらうことができるため、確実に相手の手元に届けられるのが魅力的です。それに対して「レターパック500」と呼ばれた「レターパックライト」は、配達時には荷物が郵便受けに投函されます。
レターパックプラス・レターパックライトの違い②荷物の厚さ制限の違い
レターパックプラス・レターパックライトの違い2つ目は「荷物の厚さ制限の違い」にあります。レターパックは見た目がコンパクトなため「入る物が限られそう…」というイメージを持っている方も少なくありません。レターパックはコンパクトな見た目に反して、4kg以内であれば郵送することができます。
しかし、レターパックプラスとレターパックライトには郵送できる物の厚さ制限に違いがあり、対面での配達となっているレターパックプラスは郵便ポストに入れる必要がないため、厚さ制限が設けられていません。
それに対して、レターパックライトは郵便受け・ポストに投函することで配達するため、ポストの投函口の大きさなどを考慮して「厚さ3cm以内」という厚さ制限が設けられています。レターパックプラスのみ、A4サイズ・重量4kg以内という条件をクリアすることで3cmの厚さをオーバーしても配送することができます。
レターパックプラスの取り扱い品の条件・配達日数・料金は?
レターパックプラスの取り扱い品には厚さ・種類についての条件がある
レターパックプラスの取り扱い品には、先ほど述べた通り「厚さは3cm以下」という条件が設けられていますが、その他にも詐欺被害防止のために「レターパックで現金を送ることができない」などといった、取り扱い品・送りについての条件も設けられています。
基本的にレターパックで郵送できるものは信書・CD・DVD・衣類・業務用サンプル・オークション商品などといった物が対象となっていますが、物によっては一部の郵便ポストには投函できない場合もあります。また、海外宛ての郵便物は取り扱うことができないうえ、荷物トラブル時の損害賠償はできないので注意しましょう。
レターパックプラス・ライトの配達日数は速達と同じくらい早い!
他の郵送方法と比べてリーズナブルに郵送できるのが魅力的なレターパックですが、リーズナブルでありながらレターパックプラスやレターパックライトの配達日数は有料オプションである「速達」と同じくらいの早さで配達することができるのです。
理由としては、レターパックプラス・ライトは平日だけでなく、土日祝も配達されるという点です。地域や状況によって多少の時間差はありますが、例えば東京赤坂エリアから北海道札幌エリアにレターパックで郵送した場合、午前中に差し出した時には「翌日の午前」、午後に差し出した時には「翌日午後」には到着しています。
自分の荷物がどれくらいの時間で配達されるかの目安を知りたい時には、郵便局の公式ホームページ「お届け日数検索」から検索することができるため、郵送する前にチェックしておくと良いでしょう。
レターパックプラスを使用した時の料金は510円
レターパックプラス・ライトは何と言っても「料金の安さ」が魅力的な郵送方法であり、対面配達が付いているためにレターパックのなかで最も料金が高いレターパックプラスでも510円という料金設定となっています。レターパックライトの場合は360円、少量の荷物を送りたい時に便利な「スマートレター」は180円です。
レターパックプラスの送り方は?
レターパックプラス・ライトの送り方・手順①コンビニや郵便局で購入する
レターパックプラス・ライトの送り方・手順1つ目は「コンビニや郵便局で購入する」です。レターパックは、郵便局だけでなくコンビニエンスストアなどの郵便切手類販売所で1枚単位で購入することができます。コンビニのなかには一部のレターパックを取り扱っていない場合もありますので、あらかじめ調べておきましょう。
また「郵送先が多い、送る荷物が多くてコンビニで買った1枚じゃ足りない…」という方はオンラインストアで20枚単位で販売されているため、一度に多くの荷物を多数の郵送先に郵送したい時にもおすすめです。
レターパックプラス・ライトの送り方・手順②箱・封筒に必要事項を記入する
レターパックプラス・ライトの送り方・手順の2つ目は「箱・封筒に必要事項を記入する」ことです。レターパックプラス・ライトは色の違いはありますが、基本的な記入事項は同じです。最も上の郵便番号欄には送り先の郵便番号を記入し「From」の部分には差出人の住所・氏名・電話番号を記入します。
また「To」の部分には送り先の住所・氏名・電話番号を記入し、最後に「品名」の欄には、例えば手紙や請求書の場合は「書類」などといったように郵送する物の品名を記入しましょう。「品名」の記載がされていない場合や内容品によっては配達が遅れてしまう場合がありますので、記入を忘れないようにしましょう。
また、宛名書きや差出人の住所・氏名の記入について「記入が面倒…」という方はパソコンで入力・印刷したシール用紙を貼ったものを使用しても配送することができます。シール用紙はコンビニや100均などでも販売されているため、より配送の手間を省きたい方にはおすすめの方法です。
レターパックプラス・ライトの送り方・手順③荷物を梱包・封筒に入れる
レターパックプラス・ライトの送り方・手順3つ目は「荷物を梱包・封筒に入れる」ことです。宛先・差出人の記入が終わったら、実際に荷物を入れる作業を行っていきます。レターパックプラスの場合は、ライトと違って厚さ制限はありませんが、A4サイズの封筒になっているため、分厚すぎる荷物は入らない場合もあります。
レターパック自体は厚紙のような作りをしているため、角のある荷物を入れた時には角が立ってボコボコになってしまう場合もあります。そのため、薄いスポンジやプチプチなどといった梱包材に包んでから入れると、配送時に荷物に傷が付くのを防ぐことができるので、荷物に余裕がある場合はおすすめです。
レターパックプラス・ライト送り方・手順④シール・問い合わせ番号をはがす
レターパックプラス・ライト送り方・手順4つ目は「シール・問い合わせ番号をはがす」ことです。レターパックプラス・ライトには、荷物を入れた後に封をする部分に粘着テープが貼られており、シール台紙をはがして軽く押さえるだけで簡単にのり付け・封をすることができます。
封をする時にはガイドラインとなる点線がついていますので「封筒の蓋を貼り付けるのが苦手」という方にも安心して使うことができます。しっかり封ができたら、最後に表面に記載されている「問い合わせ番号」のシールをはがしておきます。
レターパックプラス・ライトには追跡サービスが付いており、封筒に記載されている「問い合わせ番号」のシールは、荷物の追跡・日数確認をする時に必要なため、郵送前には忘れずにシールをはがしておき、荷物が送り先に届くまでしっかり保管しておきましょう。荷物の用意が終わったら、郵便局やポストに直接投函しましょう。
レターパックプラスの追跡方法は?
レターパックプラス・ライトの追跡方法①郵便追跡サービス
レターパックプラス・ライトの追跡方法として1つ目にご紹介するのは「郵便追跡サービス」です。こちらのサービスは日本郵便の公式ホームページに掲載されているサービスの1つであり、差し出した郵便物・荷物・国際郵便物が配送先に配達されているかをリアルタイムな情報をもとに調べることができます。
使い方は「郵便追跡サービス」のページ下部にある「番号検索欄」から、レターパックプラス・ライトを投函する前にはがした「問い合わせ番号」のシールに記載されている番号を入力するだけで簡単に検索することができます。個別・連続番号のどちらにも対応しており、日数・通過した郵便局などの情報も一目で確認できます。
レターパックプラス・ライトの追跡方法②公式LINE「郵便局ぽすくま」
レターパックプラス・ライトの追跡方法として2つ目にご紹介するのが「郵便局ぽすくま」です。「郵便局ぽすくま」は、日本郵便の公式LINEアカウントであり、友達登録後にLINEのトーク画面でレターパックプラス・ライトの問い合わせ番号を送信することで、日時・状況・通過郵便局などの情報を調べることができます。
また「郵便局ぽすくま」は、レターパックの追跡をするだけでなく、郵便・荷物の再配達申し込みや集荷申し込みなどといった様々な申し込み手続きについてもトーク画面から簡単に行うことができます。トーク画面にて、申し込みたい内容のカテゴリをタップし、希望日時・電話番号・必要事項などを送信するだけで完了します。
日本郵便ホームページ内の便利なサービスをより手軽に使用できる「ゆうびんID」があれば、配達の事前お知らせやレターパックプラスなどの荷物が無事に送り先に届いたことのお知らせ・連絡事項などの通知がLINEに届くようになるため「ゆうびんID」をお持ちの方は連携しておくとさらに便利になるためおすすめです。
レターパックプラスの裏技!箱型にする方法は?
レターパックプラスの裏技!箱型にする方法①配達証に折り目ができない箱
レターパックプラスの裏技!箱型にする方法1つ目は「配達証に折り目ができない箱」です。こちらの箱の作り方では、コンビニで販売されているレターパックプラスの上下左右に4cmの折り目を付けることで、縦26cm・横17cm・マチ8cmの小包を作ることができます。
通常レターパックを箱型にした時には、配達証ラベルが剥がれやすくなることが多いですが、こちらの方法であれば箱型にする時にできる折り目が配達証ラベルにかからないため、ラベルがはがれてしまう・荷物の破損などのリスクが少なくなるため、オークション商品などを送る時などに大変便利な方法といえます。
- ・レターパックプラス…1枚
- ・5cm幅の定規…1本
- ・消せるボールペン…1本
配達証に折り目ができない箱の材料
- 1レターパックプラスの周りに4cmの折り目を消せるボールペンで付けていきます。
- 2裏面も同様に、4cmの折り目を付けていきます。封をする蓋の部分は折り曲げたすぐ下部に折り目を付けます。
- 3先ほど付けた4cmの折り目が交差した部分から、角に向かって斜めに折り目を付けます。
- 4軽く手で折って折り目を付けます。
- 5レターパックプラスの中に手を入れて、折り目に沿って組み立てていきます。角は固いため、ゆっくり押し込むように立ち上げましょう。
- 6底にあたる2つの角は外側に出っ張らせるようにし、上部のガイドライン・蓋の部分は内側に軽く曲げます。
- 7形を整え、荷物が入るかどうかを確認したら完成です。
配達証に折り目ができない箱の作り方・ポイント
レターパックプラスの裏技!箱型にする方法②ライトでも作れるスマートな箱
レターパックプラスの裏技!箱型にする方法2つ目は「レターパックライトでも作れるスマートな箱」です。こちらの作り方では厚さ制限のないレターパックプラスはもちろん、厚さ制限があるレターパックライトでも作ることができるのが魅力的です。
コンビニ・郵便局で購入した時から付いている折り目を活用した作り方のため、不器用な方や初めてレターパックプラス・ライトの裏技に挑戦する方におすすめの方法です。
- ・レターパックライト…1枚
レターパックライトでも作れるスマートな箱の材料
- 1封をする蓋の部分を下へ折り、ガイドライン部分にも折り目を付けて直角になるようにします。
- 2底面にする部分の両側の角の先を内側に折り、ものさしを当てながら底面を角より少し前の辺りまで谷折りにしていきます。
- 3横面(レターパックライトでは青色になっている部分)は既にある折り目に沿って谷折りにしていきます。
- 4角をしっかり立たせるように折り目を付け、組み立てたら完成です。
レターパックライトでも作れるスマートな箱の作り方
レターパックプラス・ライト以外にお得な配送方法は?
レターパックプラス・ライト以外にお得な配送方法①ネコポス
レターパックプラス・ライト以外にお得な配送方法の1つ目にご紹介するのは「ネコポス」です。こちらの配送サービスはヤマト運輸が提供している配送サービスであり、レターパックプラス・ライトとはまた違ったコンパクトな小包が特徴的です。配送時の荷物はレターパックライトと同じく、郵便ポストに投函されます。
厚さ制限は「2.5cm以内」とレターパックライトよりも小さい分、料金は税込で205円とレターパックプラス・ライトよりも安いのが魅力的です。配送にかかる日数は基本的に翌日到着となっていますが、差し出した時間帯や配送状況などによっては翌々日になることもあります。
レターパックプラス・ライト以外にお得な配送方法②クリックポスト
レターパックプラス・ライト以外にお得な配送方法2つ目にご紹介するのが「クリックポスト」です。レターパックプラス・ライトと同じく、日本郵便が提供しているこちらの配送サービスは、自宅で運賃決済・宛名ラベル作成ができるものであり、追跡サービスが付いて全国一律185円という魅力的なサービスです。
サービス使用時には「Yahoo!JAPAN」のID等が必要となりますが、配送方法のなかでも特にリーズナブルなうえ、配達日数目安は差出日の翌日から翌々日という、レターパックプラス・ライトにも負けない早さ・日数での配達が可能ですので、配送準備が大変なオークション商品を送る時にも便利です。
レターパックプラスを使って実際に荷物を送ってみよう!
いかがでしたでしょうか?リーズナブルな価格で手軽に荷物を送ることができるレターパックプラス・ライトには、他の配送方法とはまた一味違った魅力がたくさんあるのです。オークション商品やハンドメイドグッズの販売などといった、配送手続きが面倒な場面では是非レターパックプラス・ライトを使ってみてくださいね!
レターパックプラス・ライトと同様、多くの人に利用されている配送方法の1つに「ゆうパケット」があります。手頃な値段で利用できる「ゆうパケット」ですが、サービス内容を知らないという人も多いです。関連記事では、ゆうパケットの配達日数や「コンビニ受取が可能なのか?」についてまとめた記事を掲載しています。
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