「ご活躍」の類語10選!更なる・益々・今後のご活躍などの使い方も
この記事では「ご活躍」の正しい使い方をご紹介します。「更なるご活躍」「益々のご活躍」などの文章を耳にしたことはあるので花でしょうか?相手の活躍を祈る類語もご紹介しているので、参考にしながらメールや手紙の文章を考えてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
「ご活躍」の意味は?
「ご活躍」の意味は著しい進歩・目覚ましい活動
「ご活躍」という言葉は著しい進歩・目覚ましい活動を意味します。「活躍」という言葉は大いに活動するという意味や、結果を出すというニュアンスでも使われます。「大活躍」や「目覚ましい活躍」といった使い方もされるので、耳にした経験もあるのではないでしょうか?
「ご活躍」はビジネスシーンのあいさつでも良く使われる言葉なので、正しい意味と使い方を確認しておきましょう。また、ビジネスシーンではちょっとした言葉遣いやマナーが印象を左右します。手土産などを渡す際にもマナーがあるので、下の関連記事をチェックしてください。
「ご活躍」は相手によって使い分ける言葉
「ご活躍」という言葉は相手によって使い分ける必要があります。「ご活躍」という言葉自体は「活躍」に「ご」を付けているので丁寧な言い回しです。しかし、文章によっては「頑張って」というニュアンスに受け取られることもあり、目上の人には使わない方が良いこともあります。
「ご活躍」の類語10選
「ご活躍」の類語①奮闘
「ご活躍」の類語1つ目は「奮闘」です。「奮闘」は「ふんとう」と読み、物事に対して一生懸命取り組んだり力いっぱいに努力することを意味します。「奮闘」を使った四字熟語に「孤軍奮闘」という言葉がありますが、これは支援者がおらず孤独の中でも力いっぱい戦うことを意味します。
「ご活躍」の類語②奔走
「ご活躍」の類語2つ目は「奔走」です。「奔走」は「ほんそう」と読み、駆け回ってする努力を意味します。特に物事の成功や事態の解決に向かうための行動をさします。物事を順調に進めるために尽力する行動は、活躍といえるでしょう。
「ご活躍」の類語③ご発展
「ご活躍」の類語3つ目は「ご発展」です。「発展」は物事の勢いがよくなったり、次の段階へとステップアップすることを意味します。何らかの活躍や努力があってこその発展なので、類語として使用できるでしょう。
「ご活躍」の類語④ご健勝
「ご活躍」の類語4つ目は「ご健勝」です。「健勝」は「けんしょう」と読み、健康で元気なことを意味します。文章では「ますますご健勝のこととお喜び申し上げます」や「ご健勝をお祈り申し上げます。」となります。
「勝」という字には優れるという意味があるのです。「ご活躍」とは少々ニュアンスが異なりますが、体調が優れているのは喜ばしいことなので目上の人との会話でも使っても良いでしょう。
「ご活躍」の類語⑤ご多幸
「ご活躍」の類語5つ目は「ご多幸」です。「ご多幸」は「ごたこう」と読み、とても幸せであることを意味します。「皆様のご多幸をお祈りいたしております。」といえば、その場の皆さんに幸せなことがありますようにという気持ちを伝えることができます。
また、「ご多幸」は「ご活躍」と合わせて使用することもできます。「皆様のご活躍とご多幸をお祈りいたしております」といえば、幸せだけではなく活躍も願う言葉になるのです。
「ご活躍」の類語⑥ご隆盛
「ご活躍」の類語6つ目は「ご隆盛」です。「ご隆盛」は「ごりゅうせい」と読み、勢いよく栄えることを意味します。「隆」という字は隆起などに使われるように、盛り上がりを表している字です。栄えるということは活躍するのと同じようなニュアンスで解釈できるでしょう。
「ご隆盛」は個人に使うことはあまりなく、基本的には会社などのグループの活躍や発展を意味します。そのため、ビジネスシーンでの手紙やメールにも使用できる言葉です。
「ご活躍」の類語⑦ご隆昌
「ご活躍」の類語7つ目は「ご隆昌」です。「ご隆昌」は「ごりゅうしょう」と読み、非常に栄えることを意味します。「ご隆盛」と同じ意味合いの言葉です。
「隆」は同じように盛り上がりという意味で解釈し、「昌」という字は「日」が2つ並んでいることから明るい様子や栄えているものだと解釈します。「ご隆昌」も勢いよく栄えるという意味の言葉なので「ご活躍」の類語として使用できます。
「ご活躍」の類語⑧ご盛栄
「ご活躍」の類語8つ目は「ご盛栄」です。「ご盛栄」と書いて「ごせいえい」と読み、主に商売繁盛に対して使う言葉です。相手の商売がうまくいっていることを祝う言葉なので、上手くいっていない相手には使用できません。
また、先ほど会社などのグループに対しては「ご隆盛」を使うことが多いとご紹介しましたが、個人的な手紙をしたためるのなら「ご盛栄」を使用すると良いでしょう。
「ご活躍」の類語⑨ご清栄
「ご活躍」の類語9つ目は「ご清栄」です。「ご清栄」と書いて「ごせいえい」と読みます。「ご盛栄」と同じ読み方で酢が、使い分ける必要がある言葉です。「ご清栄」は健康や繁栄に対して使う言葉なので、病院関係者や葬儀関係者に対しては「ご盛栄」ではなく「ご清栄」を使用しましょう。
「ご活躍」の類語⑩ご健闘
「ご活躍」の類語10個目は「ご健闘」です。「ご健闘」と書いて「ごけんとう」と読みます。「健闘」とは不利な状況にも負けずに戦うことを意味しますが、「ご健闘をお祈りします。」という一文は相手が弱い、不利であることを意味するので場合によっては不適切になります。
目上の人に対して使うと失礼になるので、あまり使わない言葉です。相手の立場や関係性によっては、別の言葉を選んだほうが良いでしょう。
「ご活躍」の使い方は?
「ご活躍」の使い方|これからの更なる活躍を祈る
「ご活躍」の使い方1つ目は「これからの更なる活躍を祈る」です。この文章は自分の気持ちの動きを表している文章なので、相手に伝えるときはもう少し丁寧な言い回しにしなければなりません。次からご紹介する使い方は目上の方にも使える言い回しなので、ビジネスシーンでも役立つでしょう。
相手が後輩であったとしても乱暴で高圧的な言い回しは避けたいものです。仕事は職場の上司だけではなく部下との関係も良好に保つ必要があります。たまには部下にも労いの言葉をかけて揚げましょう。下の関連記事では労いの言葉について詳しくご紹介しています。
「ご活躍」の使い方|今後の更なるご活躍を心より祈る・お祈り申し上げます
「ご活躍」の使い方2つ目は「今後の更なるご活躍を心よりお祈り申し上げます。」です。「祈る」はそのままでは言い回しが乱暴な印象になり、目上の人やお客様に対しては適していません。「お祈り申し上げます。」という丁寧な言葉にしましょう。
また、「更なる」という言葉が入ることで、現在もすでにある程度活躍しているというニュアンスになります。「更なるご活躍を心よりお祈り申し上げます。」は新年のあいさつにも使えるので、年賀状のメッセージにもおすすめです。
年賀状のメッセージには「お体に気を付けて」という相手を気遣う文章も添えると、あなたを気にかけていますという気持ちも伝わります。下の関連記事では敬語で使用するときの使い方のほかに、メールでの使い方もご紹介しています。参考にしながら相手の心に寄り添えるようなメッセージを考えてください。
「ご活躍」の使い方|益々ご活躍のことと存じ上げます
「ご活躍」の使い方3つ目は「益々ご活躍のことと存じます。」です。この文章には「益々」という言葉が入っています。「益々」は「増す」を重ねている言葉なので、さらに、より一層という意味があります。相手が活躍していることを言っている、その活躍の知らせを耳にしているというニュアンスになるのです。
「ご活躍」の使い方|益々のご活躍を祈念しております
「ご活躍」の使い方4つ目は「益々のご活躍を祈念しております。」です。「祈念」とは神様や仏様に祈ることを意味するのですが、このような文章で使うとより厳格な雰囲気になります。
直接的な支援などはできなくても応援しているという気持ちを伝えたい場合は「影ながら応援」という言葉を使用します。詳しい情報や使い方については下の関連記事で詳しくご紹介しているので、チェックしておきましょう。
「ご活躍」を正しく使ってコミュニケーションを
「ご活躍をお祈りします」というニュアンスの言葉はどのような言い回しであれ、相手の繁栄や成功を祈るというポジティブな気持ちです。コミュニケーションをとって人間関係を築いていくうえで、言葉は重要なツールとなります。ビジネスでは直接会話するだけではなく、メールや書面でのやり取りも行うでしょう。
顔が見えないぶん、正しく気持ちや情報を伝えられる言葉をチョイスしたいものです。同じ内容の手紙であっても、更なる・益々の活躍を祈るという一文があるだけで印象はグッと良くなるでしょう。「ご活躍」を正しく使って良好な関係を築いてください。
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。