高卒の警察官の平均年収はどれくらい?年代・階級別や採用試験の難易度も!

高卒の警察官の平均年収について紹介していきます。高卒の警察官については年代や階級によって年収が大きく変わってきます。高卒で警察官になれば生涯年収がどのくらいになるのか、また採用試験受験における難易度も紹介していきます。警察官を目指す人必見の内容です!

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高卒の警察官の年代別平均年収

高卒の警察官の年代別平均年収①初任給は月額17万5000円

パトカーの写真

高卒の警察官の年代別平均年収の1つ目ですが、初任給について紹介します。高卒の警察官の初任給は月額17万5000円となります。これにボーナスや残業代、夜勤手当が入ってきますので、年収としては300万円を超えてきます。

高卒警察官については初任給は恵まれている部類に入りますし、また残業や夜勤もあるので手当も入ってきます。楽な仕事とは言えない職業ではあるものの、苦労した分の見返りが給料にしっかり反映される傾向が強く、待遇としては非常に恵まれている部類に入ります。

高卒の警察官の年代別平均年収②20代では350万円

警察官が腕を組む

高卒の警察官の年代別平均年収の2つ目ですが、20代の平均年収について紹介します。高卒の警察官の20代の平均年収は350万円となります。20代になると入社時よりも基本給は上がっています。警察官は公務員であり、勤務年数を重ねれば基本給は徐々にですが上がっていきますので、20代で350万円を稼げます。

高卒の警察官の年代別平均年収③30代では450万円

防護服を着る

高卒の警察官の年代別平均年収の3つ目ですが、30代の平均年収について紹介します。高卒の警察官の30代の平均年収は450万円となります。30代になると定期昇給の他に昇進をする人も増えてきますので、給与テーブルが変わってきます。そのため昇給の幅も20代の時よりも大きくなる傾向にあります。

高卒の警察官の年代別平均年収④40代では600万円

笑顔の男性

高卒の警察官の年代別平均年収の4つ目ですが、40代の平均年収について紹介します。高卒の警察官の40代の平均年収は600万円となります。40代になると順調に昇進や昇給している人との格差が大きくなってきますが、平均すると600万円になります。他の職業に比べても恵まれた年収であると言えます。


下記の関連記事は社労士の年収について紹介されている関連記事になります。社労士の働き方が合っていて社労士の方が優遇されていると思う人もいるかもしれませんが、警察官の方が公務員で安定していて高収入であることが比較すると分かる記事になっていますので、是非参考にしてみてください。

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高卒の警察官の階級別平均年収

高卒の警察官の階級別平均年収①巡査で320万円以上

手錠とトランシーバー

高卒の警察官の階級別平均年収の1つ目は、巡査の平均年収を紹介します。巡査の平均年収は320万円以上になります。勤続年数によって役職でも年収のレンジがあるので「以上」という表記になりますが、役職が上がるごとに最低ラインの平均年収は上がっていきます。

巡査は交番などに勤務している警察官であり、一般市民に馴染みのある役職になります。「おまわりさん」と呼ばれる人は巡査という役職であることが多いのです。巡査でも頑張って成果を出して、経験年数を重ねていくと昇進や昇給のチャンスが巡ってくるのです。

高卒の警察官の階級別平均年収②巡査長で400万円以上

交番の写真

高卒の警察官の階級別平均年収の2つ目は、巡査長の平均年収を紹介します。巡査長の平均年収は400万円以上になります。巡査長は巡査を指導し管理する立場の役職になります。交番にも勤務しますが、実務的な仕事よりも管理職としての仕事が色濃くなってきます。

ちなみに「刑事」と呼ばれる警察官は巡査や巡査長にあたります。巡査長でも現場色が強い場合もあります。また、巡査長の上には巡査部長という役職があり、巡査部長になると管理職としての働きがさらに色濃くなります。

高卒の警察官の階級別平均年収③警部補で450万円以上

警官が並ぶ

高卒の警察官の階級別平均年収の3つ目は、警部補の平均年収を紹介します。警部補の平均年収は450万円以上になります。高卒で警察官になり、昇進や昇給を重ねてこのクラスまでくると、年収も期待できる状況になります。キャリアを重ねていけば、500万円台、600万円台も夢ではありません。

高卒の警察官の階級別平均年収④警部で600万円以上

笑顔の男性

高卒の警察官の階級別平均年収の4つ目は、警部補の平均年収を紹介します。警部補の平均年収は600万円以上になります。高卒の警察官でこの役職まで昇進・昇給できれば非常に優秀な部類に入ります。年収も退職金も期待できるクラスの役職であり、高卒就職組の年収としてもすべての職業を含め上位に入ります。

ちなみにキャリア組といって、警察官の幹部候補になるトップ層はこの役職からスタートします。キャリア組みの採用が年間で10人ほどに対して、ノンキャリアと呼ばれる一般の警察官は1万5千人ですので、いかにキャリア組が狭き門か分かります。警部になるということは、一旦キャリア組と肩を並べることにもなるのです。

高卒の警察官の地域別平均年収

高収入の大阪府警は平均年収が630万円

警備の風景

全国の中でも高収入の大阪府警は、平均年収が630万円になります。これは地域の物価が高いこともありベースとなる給料が東京と並び高くなっていることもありますし、また東京や大阪ではキャリア組が勤務していることもあります。さらに大阪は犯罪率が高く残業や休日出勤が多いことも影響しています。

東京も給料が高くなっている傾向にあります。基本的に都市部については給料が高くなる傾向にあり、田舎に行くほどに給料は安くなり、また昇進や昇給のチャンスも少なくなっています。

収入が低い傾向にある長野県警は平均年収が500万円

アルプスの風景

全国の中でも年収が低い傾向にある長野県警は平均年収が500万円になります。大阪府警とは対照的にキャリア組の勤務がなく、残業がない警察官も多い傾向にあるので平均年収が安くなっています。ちなみに長野県警は沖縄県警よりも平均年収が安くなっています。


高卒の警察官は大卒警察官よりも条件面で不利なのか

高卒の警察官は大卒警察官よりも条件面での不利はある

しかめっ面の女性

高卒の警察官は、大卒警察官よりも昇給等の条件面での不利はあります。何故なら、大学卒業の警官と高卒の警官では初任給も違ってきますし、最終的に就任できる最高役職も変わってきます。大卒の試験の方が難易度が高く、合格は難しいと言われています。

高卒の警察官は大卒警察官よりも条件面で有利になる場合もある

笑顔の女性

ただし、一概に高卒よりも大卒の方が不利だとは言い切れず、高卒の警察官は大卒警察官よりも条件面で有利になる場合もあります。何故なら高卒の警察官の方が大卒の警察官よりも勤務年数が長くなる傾向にあり、役職や勤務年数により同じ年齢でも高卒の警察官の方が年収が高くなることもあるからです。

大卒の警察官の方が全体で見ると高い役職に就いているケースは多いものの、高卒の警察官でも努力や勤務態度次第では大卒の警察官に給料面で負けないことも可能になります。そういった意味では高卒の警察官は非常に頑張り甲斐のある職業であると言えます。

高卒で警察官になる難易度は?

高卒で警察官になる難易度①倍率は地域差があるものの5~10倍

腕を組む女性

高卒で警察官になる難易度について紹介していきます。まず難易度についてのトピックの1つ目ですが、倍率は地域差があるものの5~10倍になる点を紹介していきます。

警察官は公務員であり試験に合格して警察官になれば生活は安定します。もちろん警察官という仕事は命を落とす危険も含む仕事であるため、生活まで安泰というわけではありませんし、市民の生活を守るために休日出勤や残業も厭わずに頑張らなければならないという側面もあり、非常に大変な職業であることは間違いありません。

ちなみに倍率が高い場合には、税理士や公認会計士といった難しめの国家資格の試験と同じくらいの合格倍率になる場合もあります。そのため、高卒で警察官になるためには、高校在学中からしっかり準備しておかないと、試験浪人をすることになってしまいます。高い志を持ち、試験対策や勉強をする必要があります。

高卒で警察官になる難易度②地方公務員試験受験が必須で種別で難易度が違う

真面目な男性

警察官試験の難易度についてのトピックの2つ目ですが、地方公務員試験受験が必須で種別で難易度が違うことを紹介します。基本的にどの都道府県でも大卒向けのⅠ種試験と高卒向けのⅢ種試験に分けれています。もちろん大卒向けのⅠ種試験の方が難易度が高くなっており、勉強量もⅠ種試験の方が多くなる傾向にあります。

ちなみに都道府県により条件は変わってきますが、高卒でもⅠ種試験を受ける方法があります。しかし、高卒の学力でⅠ種試験に対応するのは非常に難しいため、無理をせずⅢ種を受けた方がいいでしょう。Ⅲ種もⅠ種に比べれば簡単だというだけで、合格率10倍前後の狭き門となっているのです。

高卒で警察官になる難易度③目安になる勉強量は1年間毎日8時間の勉強

寝る女性

警察官試験の難易度についてのトピックの最後は、目安になる勉強量は1年間毎日8時間の勉強であることを紹介します。高卒で一回就職して警察官を目指す場合の目安になる勉強量は毎日仕事をせず、警察官の勉強に丸々一年を費やすことが必要になります。倍率が高いため、勉強に専念する必要があると言われています。

ちなみに他の国家試験を受ける場合も難関の試験だと2000~3000時間の勉強が必要と言われていますので、高卒で警察官になる場合も、覚悟を決めて絶対に合格すると決めてやる勉強量は難関の国家試験に匹敵するのだという認識を持ち、気合を入れて勉強する必要があります。

高卒で就職を目指す場合には警察官も検討してみよう!

高卒で目指す職業の中でも警察官は非常に優遇されている職業であると言えます。ここで確認したように、昇給の条件も他の会社員に比べて有利になっています。ここで紹介した内容が、高卒で警察官を目指すモチベーションに繋がればとてもうれしいです!

また、以下の記事では警察官の平均年収について、年代・階級・学歴別に紹介しています。より警察官の年収について詳しく知りたい方は、ぜひ合わせて参照してみてくださいね!

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