エンドコンテンツの意味は?オワコンとの違いや対義語・使い方も
エンドコンテンツという言葉を知っていますか?ゲーム関連でよく聞くこの言葉は、オワコンとよく混合されがちですが、実際には明確な違いがあります。今回はそんなエンドコンテンツについて紹介します。英語表現や対義語についてもチェックしましょう。
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目次
エンドコンテンツの意味や語源は?
エンドコンテンツの意味とは「終わってからも楽しめるゲーム」のこと
エンドコンテンツの意味とは、その作品に終わりが迎えてもまだ楽しめるゲームを指します。例えば、RPGなどのゲームではラスボスを倒してエンディングを迎えた後に追加要素として様々なものが解放されたり、特定の条件を達成すると隠しルートに行けるといったものが挙げられます。
この言葉の内容以外を知っている人の中には「RPGなどのゲームで終盤に当たる部分」と思う人がいますが、全く違います。「終わりを自分で決められるコンテンツ」と考えるとわかりやすいでしょう。
こちらの記事では、おすすめのゲーミング座椅子についてまとめられています。オンラインゲームなどを長時間遊ぶ際、だんだん疲れてきますが、ゲーミング座椅子を利用すれば普通に遊ぶのとは違い、疲れにくくなります。ゲームをたくさん遊ぶためにもこちらの記事を読んで、自分にあったゲーミング座椅子を探してみましょう。
語源は英語の「End Game Content」から
この言葉の語源は、海外ゲーマーたちが使っていた英語「End Game Content」から来ています。この言葉は日本と同じ意味で使われており、日本に浸透されるにつれて「エンドコンテンツ」と呼ばれるようになりました。
この話から分かる通り、エンドコンテンツは和製英語とされているため、海外で使用しても伝わりません。実際に使用する際は「End Game Content」という英語表記で伝えるようにしましょう。
エンドコンテンツの特徴は「プレイヤーの意思で長時間遊べるもの」
このコンテンツの最大の特徴として、「長時間遊べるもの」と「終わりを自分で決められるもの」が挙げられます。前者はゲームそのものが常に進化を遂げているソーシャルゲームやオンラインゲームを指し、後者はそれらの中で自分で満足したものが挙げられます。
具体的にいうと、長時間遊べるものはキャラクターのレベリング(レベルを上げること)や何度でも同じクエストやミッションを受けられることを、終わりを自分で決められるものは一定のレベルに達したりクエスト報酬で欲しい素材が入手したらそこでやめることを言います。
エンドコンテンツとオワコンとの違いは?
オワコンの意味とは「一時期流行っていたけど現在は廃れたもの」のこと
オワコンの意味とは、昔はそこら中に溢れているため見ない日はないというほど流行っていたけど、現在は全く見なくなって誰も見向きしないコンテンツを指します。これらは、漫画やアニメ、といったカルチャー的なものからファッションや商品といった実用的なものまで多く含まれています。
2011年12月にニュースサイト「ガジェット通信」が主催した「ネット流行語大賞」で5位に認定され、同月には日本の出版社「大修館書店」が主催した「『もっと明鏡』大賞 みんなで作ろう国語辞典!」では、中高生が載せたい日常語の最優秀作品に選ばれています。
この言葉自体がオワコンと言われることもあり、2010年から2016年にかけて新聞やニュースサイトなどでその旨が報じられた過去もあります。
オワコンの語源は「終わったコンテンツ」
オワコンは略称で、正式名称は「終わったコンテンツ」です。元々はアニメを嗜む人々の間で使われていましたが、インターネットが浸透するにつれてアニメ以外のコンテンツにも使われるようになったと言われています。この言葉はネガティブな意味を持つため、広まったと同時に悪口や罵倒として使われるようになりました。
こちらの記事では、つらたんの意味や語源についてまとめられています。オワコンと同じくネット上で使われているつらたんは、辛い状況にいることを指しており、一緒に使うと「〇〇がオワコンになってつらたん(´・ω・`)」という風になります。こちらの記事を読んで、つらたんの使い方を学びましょう。
オワコンは「終わりそうな」コンテンツにも使われている
元々の使われ方では、終わったものに対して使われていましたが、現在は「終わりそうなもの」や「終わって欲しいもの」に対して使われる場合があります。
例えば、明確に終わりを告げていないコンテンツに対して、終了と断定してからかうために使われています。このようにして使う人は大抵の場合、元ファンやアンチ達です。彼らはコンテンツの劣化や自分に好ましくない変化を見て、「ブームが終了したな」と考えて発言してると言われています。
エンドコンテンツとオワコンの違い①ポジティブかネガティブ
エンドコンテンツとオワコンの違い1つ目は、ポジティブかネガティブです。エンドコンテンツとはいつまでも楽しめるものを指しますが、オワコンは人気の回復が見込めないものを指します。このように、ポジティブな印象とネガティブな印象に分かれているため、全く違うニュアンスを持っているのがわかります。
エンドコンテンツとオワコンの違い②対象の範囲
エンドコンテンツとオワコンの違い2つ目は、対象の範囲です。エンドコンテンツはソーシャルゲームやオンラインゲームといった、日々更新されているゲームを指すのに対し、オワコンはゲーム以外にもアニメや映画にも使われています。
エンドコンテンツの類義語や対義語は?
エンドコンテンツの類義語は制限・縛りプレイ
エンドコンテンツの類義語は、制限・縛りプレイです。ゲームで遊ぶ際、本来設定されていない制限・縛りをプレイヤー自らが科すことによって難易度を高める行為を指します。
制限の内容を例えるなら、エンディングまでの道のりが緩いゲームの場合、敵を倒すコマンドは通常攻撃のみにしたり、アイテムの使用は店売りではなく宝箱から拾った物のみ可能といった内容が挙げられます。
どちらもゲームを楽しみ尽くすという意味を持っているので、お互いに類義語関係にあると言えます。ちなみに、制限・縛りプレイは製作者が想定していない遊び方をするので、驚かれる場合もあります。
エンドコンテンツの対義語①オワコン
エンドコンテンツの対義語1つ目は、オワコンです。先ほども紹介した通り、昔は流行っていたけれど現在は廃れているものを指します。エンドコンテンツが今でも楽しいものを指すのに対し、オワコンは楽しめないものを指すので、お互いに対義語関係にあると言えます。
エンドコンテンツの対義語②攻略
エンドコンテンツの対義語2つ目は、攻略です。攻略とは、様々な手段を使って進めていくことを指します。エンドコンテンツには楽しみ方に終わりがありませんが、現状のそれを攻略すると終わりに近づいてしまいます。
そのため、エンドコンテンツの現状を壊してしまう攻略は、対義語関係にあると言えます。しかし、エンドコンテンツは日々追加していくので、攻略する楽しみが尽きることはないでしょう。
エンドコンテンツの使い方や例文7選
エンドコンテンツの使い方や例文①ゲーム内にあるものを紹介する場合
エンドコンテンツの使い方や例文1つ目は、ゲーム内にあるものを紹介する場合です。現在存在しているソーシャルゲームやオンラインゲームに当然搭載されていますが、それがなんなのか公式サイトなどで表記する必要があります。そのゲームによって内容も異なるので、遊ぶ際は確認しましょう。
- ・事前登録募集中であるこのゲームは、エンドコンテンツとして様々なクエストが実施される。
- ・話題のシリーズの最新作にはエンドコンテンツを採用している。
- ・今遊んでいるオンラインゲームに新しいエンドコンテンツが追加された。
ゲーム内にあるものを紹介する場合の使い方や例文
エンドコンテンツの使い方や例文②開放される場合
エンドコンテンツの使い方や例文2つ目は、開放される場合です。これらの中には特定の開放条件を達成しないと楽しめないものがあるため、自ら行動して開放していかなければなりません。条件はゲームによって異なりますが、大抵の場合はキャラクターのレベルやクエスト達成が条件であることが殆どです。
- ・このエンドコンテンツを楽しむには特殊クエストをクリアしないといけない。
- ・特定のエンドコンテンツを楽しむにはレベル80以上必要です。
- ・特殊ミッションを達成したのでエンドコンテンツが解放された。
開放される場合の使い方や例文
エンドコンテンツの使い方や例文③参加する場合
エンドコンテンツの使い方や例文3つ目は、参加する場合です。特殊なものの中には、一人で参加できないものが含まれています。それらの参加条件は、2人以上や10人以上といったものや、特定のアイテムを持っているといったものまで幅広くあります。実際に参加する際は、それの説明を見て参加条件を満たしましょう。
- ・大幅にレベルアップできるエンドコンテンツに参加するにはグループ人数が6人必要です。
- ・このエンドコンテンツに参加するにはとある装備品を身につけないといけない。
- ・参加するには仲間に特定のジョブが存在している必要がある。
参加する場合の使い方や例文
エンドコンテンツの使い方や例文④完全攻略した場合
エンドコンテンツの使い方や例文4つ目は、完全攻略した場合です。現状あるものを攻略するというのはゲーマーにとって達成感のあるものです。一度攻略したためにやることがないと嘆く人もいますが、ゲーム自体に終わりはないのでアップデートまで気長に待ちましょう。
- ・現在存在するエンドコンテンツを全て攻略した。
- ・長時間の末、エンドコンテンツを制覇した。
- ・50万課金してエンドコンテンツを制覇するつもりだ。
完全攻略した場合の使い方や例文
エンドコンテンツの使い方や例文⑤条件を伝える場合
エンドコンテンツの使い方や例文5つ目は、条件を伝える場合です。攻略サイトに乗せたり友人に伝える場合、正確に情報を伝える必要があります。もし誤った情報を伝えてしまうと信頼を失い可能性があるので注意しましょう。
- ・参加するには〇〇が出すクエストを全て達成しなければならない。
- ・エンドコンテンツに進むには装備を整えないといけない。
- ・開放条件は深海のダンジョンの最深部にいる敵を倒すことだ。
条件を伝える場合使い方や例文
エンドコンテンツの使い方や例文⑥楽しんでいる場合
エンドコンテンツの使い方や例文6つ目は、楽しんでいる場合です。現存のゲームには楽しめる要素がたくさん詰め込まれているため、老若男女問わず夢中になっている傾向があります。自由度が高いのも夢中になれる原因の一つでしょう。
- ・最近追加されたエンドコンテンツが楽しい。
- ・このエンドコンテンツのおかげでレベリングが楽になっている。
- ・何度も参加したおかげでレアアイテムが入手できたので嬉しい。
楽しんでいる場合の使い方や例文
エンドコンテンツの使い方や例文⑦英語で使う場合
エンドコンテンツの使い方や例文⑦つ目は、英語で使う場合です。元々は「End Game Content」と表現するため、海外のゲーマーとやりとりする際はこの英語を使う必要があります。「End Contents」などと表記しないようにしましょう。
- ・There is End Game Content in this game.(このゲームにはエンドコンテンツが存在する)
- ・The open condition of End Game Content is related to the level.(エンドコンテンツの開放条件はレベルに関係ある。)
- ・We won the End Game Content yesterday.(昨日エンドコンテンツを制覇した。)
英語で使う場合の使い方や例文
エンドコンテンツを楽しみましょう!
オワコンの対義語関係であるエンドコンテンツは、オワコンとは違い現在十分に楽しめているものを指します。これらは日々追加されたり進化を遂げているので、ソーシャルゲームなどを遊ぶ際はそれらに注目しながら楽しんで見ましょう。
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