フルチャンの意味・由来は?ノーチャン・ワンチャン・ツーチャンも
フルチャンの意味を知っているでしょうか。ネット用語としても知られているワンチャンスから派生した言葉で、ほかにもツーチャン・ノーチャンなどの類語が若者の間で多数生まれています。この記事では、フルチャンやその由来・類語についてまとめています。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
フルチャンの意味・由来とは?
フルチャン(ふるちゃん)の意味は成功の可能性がすごく高いチャンスのこと

フルチャン(ふるちゃん)の意味は成功の可能性がすごく高いチャンスのことです。例えば、上手くいくかはわからないけども、まあ大丈夫だろうというときに使います。「~子ちゃんなら、フルチャン大丈夫だよ」「フルチャン無理だと思う」「なんかフルチャンいける気がしてきた」といった使い方をします。
また、全然オッケーといった全面的な肯定を表現したいときもフルチャンと言います。例えば「帰りに本屋に寄ってもいい?」「フルチャン」という風に、良いよという返事として使うこともできます。
フルチャンの由来①ワンチャン

フルチャンの由来はワンチャンです。もともとはワンチャンという言葉から枝分かれして、フルチャンができました。ワンチャンとは、ワンチャンスに略語で、もしかしたら・ひょっとしたらいけるというときに使います。知らない人が聞くと犬のことと勘違いしそうですね。
ワンチャンは例えば「~ならワンチャンいける」「~だと思ったら~実はワンチャンなかった」という言い回しでよく使われます。例文を挙げると「あの子に彼氏がいなくてワンチャン行ける、と思ったら実は彼氏がいた」「もしくじ引きで一等が出たら、海外旅行にワンチャンいける」などです。
ちなみにワンチャンの由来は麻雀からきています。麻雀のある特定の状況をワンチャンスと呼んでいましたが、そのうちさまざまな場所で言われるようになりました。また、麻雀におけるワンチャンスとは、安全牌を指します。
フルチャンの由来②ワンチャンが広まったのは格闘ゲームから

フルチャンの由来2つ目は、ワンチャンが広まったのは格闘ゲームからです。フルチャンの由来であるワンチャンは麻雀でよく使われる言葉でしたが、格闘ゲームのプレイヤー選手の間でもよく使われるようになりました。そして、そこからゲーム実況者にも広まり、世間に大きく知られるようになったようです。
ゲーム実況など動画投稿者の間でよく使われる言葉になり、動画サイトをよく見るネットの若者世代に定着するようになりました。若者世代には現代の女子高生も含まれており、独自に言葉が発展して~チャンといった似た言葉が多く誕生しました。しかし、知名度が高いのはワンチャンで、それ以外はあまり使われません。
フルチャンの使い方・例文は?
フルチャンの使い方・例文①フルチャンでいける

フルチャンの使い方・例文1つ目は、フルチャンでいけるです。意味は成功する可能性が大きいから大丈夫なことを指しています。細かなニュアンスとしては、まあ大丈夫でしょ・絶対いける・成功の可能性大という意味合いがあります。
フルチャンで行けるの例文を挙げてみましょう。例えば「テストのために勉強したから、フルチャンでいける」「フルチャンでいけると考えていた物事が進んでないこと知った」「フルチャンでいけるはずだった旅行が中止になった」などです。
フルチャンの使い方・例文②フルチャンで無理

フルチャンの使い方・例文2つ目は、フルチャンで無理です。無理な可能性が大なことを指しています。細かいニュアンスとしては、無理っぽい・成功の可能性が低い・絶対無理という意味合いがあります。
フルチャンで無理の例文を挙げてみましょう。例えば「テスト勉強してないから点数を取るのはフルチャンで無理」「フルチャンで無理だと思ってたら、奇跡的に大丈夫だった」「フルチャンで無理だと友人に止められた」「徹夜明けでこれ以上起きているのは、フルチャンで無理だと思う」などです。
フルチャンの使い方・例文③フルチャン大丈夫

フルチャンの使い方・例文3つ目は、フルチャン大丈夫です。絶対に大丈夫な可能性が高いことを指しています。細かいニュアンスとしては、絶対に大丈夫だからいける・絶対成功するから大丈夫・だいたい大丈夫でしょという意味合いがあります。
フルチャン大丈夫の例文を挙げてみましょう。例えば「昨日死ぬほど寝たから元気だしフルチャン大丈夫」「フルチャン大丈夫だと思ってやったのに全然そんなことはなかった」「フルチャン大丈夫なように対策を事前に考えてきた」「思ったよりもフルチャン大丈夫で拍子抜けする」などです。
フルチャンの使い方・例文④フルチャンはない

フルチャンの使い方・例文4つ目は、フルチャンはないです。絶対大丈夫なわけがないということを指しています。細かいニュアンスとしては、成功する可能性が十分でないからやめておけ・確実ではない・過度な期待はしていないという意味合いがあります。
フルチャンはないの例文を挙げてみましょう。例えば「成功しそうな気配はあるが、さすがにフルチャンはないだろうと思った」「私は自信満々だったが、友人にフルチャンはないと意見が割れた」「フルチャンはないが、得意な科目のテストだったので点数はとれそうだった」などです。
フルチャンの使い方・例文⑤フルチャンほしい

フルチャンの使い方・例文5つ目は、フルチャンほしいです。意味は絶対に欲しい気持ちのことを指しています。細かなニュアンスとしては、何があっても欲しい・手に入れる以外の選択肢がないという意味合いがあります。
フルチャンほしいの例文を挙げてみましょう。例えば「新作のゲームが面白そうだからフルチャンほしい」「新しく発売した化粧品がフルチャンほしい」「この夏こそは彼氏がフルチャンほしい」「フルチャンほしいという気持ちが抑えられない」などです。
フルチャンの使い方・例文⑥フルチャンあり

フルチャンの使い方・例文6つ目は、フルチャンありです。成功する可能性が大きくあることを指しています。細かいニュアンスとしては望み薄いと思ってたけど、一転して上手くいきそうなのではないか、という意味合いがあります。
フルチャンありの例文を挙げてみましょう。例えば「あまり期待してなかったけど、フルチャンありな気がしてきた」「フルチャンありの流れだったのに全然そんな気配がなくなった」「テストは全然できる気がしなかったが、手ごたえを感じフルチャンありだと思った」などです。
ワンチャンの派生|フルチャンの類語は?
フルチャンの類語①ノーチャン

フルチャンの類語1つ目は、ノーチャンです。ノーチャンスの略語で全くチャンスの見込みがないことを指します。ニュアンスとしては、その願望や期待が叶う可能性はゼロに近いという感じです。また、否定を表現したいときにもノーチャンを使うことができます。
ノーチャンの例文を挙げてみましょう。例えば「好きな人に対して脈ありか探ってみたが、ノーチャンそうなことが分かった」「人気料理店の数量限定メニューを食べに訪れたが、すでに行列ができておりノーチャンなことを悟った」などです。否定の意味なら「昼食に焼き肉はノーチャンだ」などになります。
フルチャンの類語②ツーチャン

フルチャンの類語2つ目は、ツーチャンです。少し可能性があること・期待できることを指しています。ワンチャンが1なのに対しツーチャン2で数字が増えていることから、可能性も増えているという意味を含んでいます。
ツーチャンの例文を挙げてみましょう。例えば「ワンチャンどころかツーチャンぐらいのレベルでうまくいきそうな感じがした」「勉強によりテストの成果はツーチャンぐらいありそうな気がした」「友達にカラオケに誘われてツーチャンと答えた」などです。
フルチャンの類語③カクチャン(かくちゃん)

フルチャンの類語3つ目は、カクチャン(かくちゃん)です。確定的なチャンスを指しています。ほとんど上手くいくというニュアンスがある言葉です。ワンチャンから枝分かれした言葉で、似た言葉のフルチャンと同等か、それ以上に確実性が高い意味を持ちます。
カクチャンの例文を挙げてみましょう。例えば「勉強の予習復習の甲斐あって、テストはカクチャンで解けそうだった」「台風のおかげで学校が休校になるのはカクチャンのようだった」「友達は告白がカクチャンだと言うが、私はそうは思わない」などです。
フルチャンの類語④バーチャン

フルチャンの類語4つ目は、バーチャンです。お年寄りのおばあちゃんをどうしてもイメージしてしまいますが、万が一チャンスあるという意味です。語源が実はあり、英語で万が一はBy any chance(バイ・エニー・チャンス)と言うため、そこからバーチャンが来ています。
バーチャンの例文を挙げてみましょう。例えば「バーチャンの可能性もあるので、最後まであきらめずに課題に取り組んだ」「勝負はほとんど負けのようなものだったが、バーチャンの可能性にすがった」「バーチャンの可能性に賭けたらまさかの結末が起きた」などです。
フルチャンの類語⑤アブチャン

フルチャンの類語5つ目はアブチャンです。虫の名前なのかと思ってしまいますが、絶対チャンスあるという意味です。語源は絶対を英語するとabsolutely(アブソリュートリー)なので、そこからアブチャンが来ています。
アブチャンの例文を挙げてみましょう。例えば「アブチャンの可能性を確信したため、大きな勝負に打って出た」「アブチャンの予想をしていたが、全く想定外の展開が起きた」「アブチャンの期待を裏切られる事態に遭遇した」などです。
フルチャンは成功の期待が大きいチャンスのこと
以上がフルチャンの意味・由来、例文などでした。もともと麻雀用語のワンチャンを由来に誕生した言葉で、ネットに親しむ若者世代の間で使われています。知名度はワンチャンの方が高いですが、学生の女子高生の間では、~チャンという類語がたくさん口にされているようです。チャンスがあれば使って見てはどうでしょうか。
ほかにも若者言葉やネット用語のやばみ、よろしくニキーの意味や使い方についてまとめた記事があります。よろしければ、そちらも併せてご覧ください。
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。